藤村シシンぶろぐ


 

2009. 4. 1
      エイプリルフールの余談 +拍手のお返事

エイプリルフールにサイトのインデックスでやった悪ふざけ。 
今年は
「黒川オマージュバージョン」でした。こんな感じでした!↓ 
 
 
 
――この世の中には、右から読んでも左から読んでも 
 
まったく同じ文字列になる特殊な文…すなわち「回文」が存在する。 
 
 
「Roma tibi subito motibus ibit amoR」  
(お前が愛するローマは、突然の動乱の中で滅びるであろう)  
 
ΝΙΨΟΝ ΑΝΟΜΗΜΑ ΜΗ ΜΟΝΑΝ ΟΨΙΝ  
 (顔だけでなく、その罪も洗い清めよ)  
 
上から読んでも山本山、下から読んでも山本山。 
 
ここはそんな回文を収集・分析し、愛でまくる狂気のサイト…… 
下の
神聖なる回文の画像から入室するがよい。 
 
 
こねこ 
 
 
 
――本当に恐ろしいのは、これとほぼ同じような内容の黒川のサイトがこの世のどこかにあるってことだよ。 
 
黒川さんはサイト持ちなのですが、 
アドレス教えてよー!と言っても 
 
黒川「藤村さんもサイト持ってるんでしょ!?じゃあそれ教えて下さいよ!その司法取引なきゃ絶対教えません!!」 
 
の一点張りで…!! 
 
 
…次の私の復讐の方針決まったな。 
黒川のサイト探り当てて、アイツのWEB拍手にコメントを残す!! 
 
「ご機嫌麗しゅう、藤村です。素敵なサイトですね、黒川さん…」 
 
――これ絶対死ぬほどビビるだろ。 
でも実は何のサイトかも全然わからないという…。 
なんか小説書いてそうな匂いはするんですが…何書いてるんだよー! 
 
でも、私があげたチョコを「サイトにアップしてもいいですか?」と聞いてくるところをみると、これまでの一連の流れを向こうも書いているみたいです! 
 
あー!それはすっごい面白そうだな!! 
ホワイトデーの戦いとか、黒川サイドの視点からの日記があるなら超読みたい!!
私の日記とじゃ立場が逆だし、本当に面白そう!! 
 
…と、向こうも思っていることでしょう(笑)。 
でも私は、私の日記を黒川さんに読まれたくないな〜恥ずかしいし…。…と、これも向こうも思ってそう。 
だからよっぽどのことがない限り、お互いのサイト不可侵条約は続きそうです。 
でもこの世の終わりには見たいね!! 
 
 
拍手とコメント、どうもありがとうございました!! 
お返事、遅くなって申し訳ありません!! 
以下、拍手のお返事です。
(3月22日〜25日) 
 
→続きを読む
  
 

 

2009. 4. 2
      【まだ終わってなかった】ホワイトデーに死す!黒川の本当の狙い
〜糸杉を愛した神〜

※三月のホワイトデーの日記の続きです! 
黒川がすごすぎてもはやホラーの域なので注意…!
 
 
 
もうコレ訴えたら勝てるって―ッ!! 
先日、黒川に最も屈辱的な方法でハーデス様の糸杉を送られた私…! 
片腕をもがれ! 
脇腹をえぐられ! 
パンストは伝線!!
 
 
――そんな状態の私によ!?…いったい誰が予想する!?まさか、あれで終わりじゃなかったなんて…!!500キロ離れた愛媛の空から…私の心臓めがけて矢が飛んでくるなんて…!! 
本当の恐怖はこれからだったぁああ――っ!!
 
 
………… 
 
山田先輩「藤村、久しぶりー!この前はバレンタインにチョコありがと〜!レオニダスのチョコ、すげー美味かったよ!!」 
 
私「ああ!『レオニダス』、スパルタの王の名前ですから、先輩にぴったりだったでしょ!?」 
 
…久々に会ったギリシャ史の先輩・山田。 
何の警戒心も無しに無邪気に会話する私。 
しかし、
まさかこの山田が… 
 
山田「そうそう、お前にホワイトデーのお返しがあるんだ。 
    それでな、藤村。今から俺とゲームをしないか…?
 
 
 
…黒川が私に止めを刺すために差し向けた刺客だったとは。 
 
 
 
「…い、今、何と…?」 
 
山田「…
『ホワイトデーのお返しがあるんだが、今から俺とゲームをしよう。』…フフン、聞き覚えがある言葉か?藤村。」 
 
…聞き覚えも何も…!! 
二週間前に、まったく同じ言葉を私に言った男がいた…!!
 
忘れるはずがない!! 
そのゲームに負けて私は…!!あああ黒川…!! 
 
私「…ど、どういうことです?!」 
 
山田「黒川に聞いたぞ。
『”アポロンが愛した人”は?』…この質問で、お前は『キュパリッソス(糸杉)』を当てられなかったんだろ?」 
 
私「……」 
 
山田「…だから、サービス問題で俺がゲームをしてやろう。 
 
  俺は
『糸杉を愛した神』を今からお前に贈る。 
  さて、問題です。『糸杉を愛した神』とは一体誰でしょう?」
 
 
 
「…先輩、私だって学習しますよ。同じ手は二度食いません!それがハーデスただ一人ではなく、アポロンもだ、ということを忘れるはずがありません!」 
 
…これを忘れていて一週間前に黒川にやられたんだから!! 
 
 
山田「だったら、このヒントで1回で当ててみせろよ!!…『俺が贈ろうとしているのは、冥界の王ではない。』さあ、『糸杉を愛した神』とは誰でしょう!?」 
 
「冥界の王ではない」、ってことはハーデス様の方じゃない、 
それで「糸杉を愛した神」って言ったら、 
 
「当然アポロンの方でしょう!」 
 
山田「いいのか?今からでも答え変えられるぞ!」 
 
バカ言え!ハーデスとアポロンの二者択一、 
それでハーデスじゃなかったらアポロンに決まってる!!
 
 
 
「アポロンです!!」 
 
 
 
<そして、山田に手渡された『糸杉を愛した神』> 
 
 
 
……マリアージュの紅茶の、… 
 
 
 
『アルテミス』
 
 
 
………瞬間、私の全身に見たことのないレベルの鳥肌が立った。 
どういうことなの…?! 
アポロンでしょ!?アポロンのはずでしょ!? 
どうして…!?どうしてアポロンの姉貴の方が来るの!!?? 
どうして――!!!??
 
 
 
山田「黒川からの伝言だ。 
 
   『アポロンだと思ったでしょう?でも藤村さん、 
    僕が同じ手を二度も使うはずがないではありませんか。 
  
    確かに糸杉はアポロンが愛した少年で、 
    ハーデスのご神木です。 
  
    ですが、お忘れですか? 
    
糸杉はアルテミスのご神木でもあることを。 
 
    今度こそ完膚なきまでに僕の勝利ですね。 
 
    僕は4月に東京に戻ります。 
    お目にかかるのが楽しみでなりません。 
    往生際の悪いあなたが、どんな言い訳と泣き言で 
    僕を迎えてくださるのかと。』」 
 
 
 
 
………4月、なんてのんきな事は言わせねぇよ… 
 
貴ッ様 今どこにいる!?愛媛か!!?愛媛のどこだ!?
どのミカンの木の下にいる黒川ァアア!?!? 
 
糞野郎ー!!許さん!!貴様だけは絶っ対に許さん―ッ!! 
 
「はぁあ…!はぁぁああ〜〜!!山田先輩ィイイ!!!あなたが黒川の走狗になり下がるなんてっ!見損ないましたよ!!」 
 
山田「…ちょ、聞け!違うんだって!!俺は黒川に言われたわけじゃなく、最初からホワイトデーのお返しに『アルテミス』を送るつもりだった!ほら、前回は『アポロン』の紅茶をやっただろ?そのつながりで…」 
 
←前にもらった「アポロン」の紅茶。 
 
山田「…でも、二月の終りにそのことを黒川に話したんだ。そしたら、黒川がこの作戦をもちかけて来て…!
『こういう風に贈れば、藤村さんはよだれ垂らして喜びますよ』って黒川が…!…あれ!?違ったのか!?黒川のウソだったのか!?」 
 
 
バカモ〜〜ンっそいつがルパンだ!!!! 
 
ああ、ああああ―ッ!!!!全部!全部、ここまで貴様の計算だったんだな!! 
ホワイトデーに糸杉を送ってくれた時も! 
貴様は
「糸杉はハーデスだけじゃない。アポロンも関わりがありますよ」と笑って私に言った! 
 
 
だが腹の底では…! 
「お前はもう一人忘れている…処女神アルテミスをな。アルテミスを使ってもう一撃貴様に加えてやるわ」 
 
そう思っていたんだな…!!
 
糸杉を送られて感動して私が泣いていた時…お前は言った!
「喜んでもらえてうれしい」と!! 
だがあのはにかみも、あの無邪気な笑い声も…
全部全部演技だったんだな黒川ぁあああ!! 
 
あいつ…人間じゃない…!!人間技じゃない!! 
すごすぎる…!! 
やばい…私、とんでもない男を敵に回した…!!
 
 
 
心の中でオシッコをジョバジョバ漏らしつつ、 
尻尾を巻いて命からがら家に逃げかえった私。 
 
 
アポローンの君!アポローンの君っ!!助けて…!! 
あの男まともじゃありません! 
頼むから、私にあの男を滅ぼす知恵を授けてくれ!! 
 
 
なんとか…なんとかしてアイツの攻撃を防がなければ…! 
なんとかしてこれ以上の被害を食い止めなければ…本当に死ぬ!!あと一撃でも食らったら、私絶命する!! 
 
ここまでのところ、黒川は月桂樹とか、糸杉とか…とにかく「木」を送ってきてる!! 
よし!ならば、
これ以上木を送る余地のないようにこっちが守りを固めるしかない!! 
 
 
……そんなわけで、今急いで買ってきました。 
 
 
 
アテナのご神木・オリーブ!(しかもリース仕立て!)そして、ハーデス様の水仙の花束。 
 
そしてブルブル震える手で、黒川にメール+写真添付!! 
 
 
 
「左から、アテナのオリーブ、ハーデス様の水仙、アポロンの月桂樹、 
ハーデス様とアルテミスの糸杉、ハーデス様のミント。 
 
そして庭にはディオニュソスのキヅタがあります。 
 
神話関係の木はコンプリートしました!! 
もはやあなたに送って頂く余地はありません!!」
 
 
 
――これに対する黒川の返信。 
 
 
黒川
一番重要なものが無いではありませんか。藤村さん、ゼウスをお忘れです。 
 
 
…ああっ!そっか…! 
え!?でも、ゼウスの木って確か…… 
 
 
 
  樫(カシ)。
 
 
 
黒川
『なるほど、あなたの現在の状況はよくわかりました。では、今年のご自分の誕生日までに、庭を10平米ほど広くしておいて下さい。それでは。』 
 
 
ちょちょちょちょっと待てーーー!!! 
やばい、私とんでもねえ墓穴ほった!! 
 
黒川!!お前が偉大な男だということはもう十分わかった!! 
だからお願いだ、それだけは勘弁してくれ!! 
 
樫は要らない!!絶対やめろよ!!そんな大木、絶対送ってくるなよぉおおお!!
 
 
 
 
そしてもうひとつ、これだけは言っておく黒川。 
 
 
ありがとう。 
 
 
もう、今すぐ愛媛に戦闘機飛ばして飛行機雲で書きたい! 
「ありがとう」と!! 
 
 
愛媛の空にギリシャ語でズバーーーッと!! 
 
”ΧΑΠΙΝ ΕΧΩ!!” 
カーリン・エコー!! 
 
ありがとおぉおおおおお!!!! 
 
 
”ΔΕ, ΤΗΣ ΔΡΥΟΣ ΟΥΚ ΔΕΟΜΑΙ!” 
 
  でも、   樫は       要らない!!
 
 
 
 
…そして、山田先輩も「アルテミス」ありがとうございました! 
っつーかアルテミスは黒川じゃなくて山田先輩にもらったモンだっつーの!! 
「黒川ありがとう」じゃねーよ私!!
 
 
で、せっかくだから前に頂いた「アポロン」と飲み比べ。 
 
左・アルテミス、右・アポロン。 
茶葉の見た目は瓜二つです。すごい!さすが双子!! 
 
だけど味は… 
 
 
 
正反対だ…!! 
アポロンは甘く華やかな味。 
一方のアルテミスは、清涼感のあるスッキリした味でした。処女神ってかんじ!!(笑) 
見た目同じで中身正反対、って本当に神話のアポロンとアルテミスみたいだなー!スゴイ…! 
 
 
…なんだか飲みながら腹が立ってきたんですが… 
糸杉は確かにアルテミスのご神木でもあるけどさ! 
どっちかっていうと
アルテミスのご神木は「針葉樹林全般」だ!! 
だったら糸杉くらいハーデス様にくれてやれ!!
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
…そんなわけで、黒川さん、本当にどうもありがとうございました…。 
私が、バレンタインデーに
二重底のパンドラの箱作戦(※チョコの箱の底の文字のこと。2月28日の日記参照)をとったので、それのお返しということで、アポロン&アルテミスのダブル復讐作戦を計画してきたようです。 
 
 
ほんと、思い返すたびにブルブル震えるほど恐ろしい出来事でした。 
だって、最初の…
「バレンタインの復讐をしてやる」、って電話を私に掛けてきた時から、 
ここまで全部折込み済みだったってことでしょ…? 
最初のゲームの
「アポロンが愛した人」から、 
今回の
「糸杉を愛した神」まで全部!! 
 
しかも、「アルテミス」は山田が用意したもので、 
黒川が用意したギミックじゃない…。 
 
あああ…深く考えるほど恐ろしい…!! 
 
黒川
『というか、最初にアポロンから矢を射られた時点で予測しなければ。アルテミスの弓からも矢が放たれていると。 
アポロンとアルテミスは一心同体。片方が復讐をする時は必ずもう片方も同じことをします。ギリシャ神話にそう書いてあるでしょ。』 
 
――という黒川の言葉が強く印象に残っている。 
本当にその通りだわ…。 
 
ちなみに、この事件が起きたのは、3月の最後の日曜日です。 
なんかもうあまりにも衝撃的すぎてしばらく呆然としてたらこの時期になってしまいました…!! 
 
 
 
拍手どうもありがとうございました! 
ホワイトデーの日記の時と、エイプリルフールの時に、今まで頂いたことのないたくさんの拍手を頂きました…超嬉しかったっす。ありがとうございます。そして黒川さんもありがとう。黒川の人気に嫉妬!(笑) 
次は己の力のみで、同じくらいたくさんの拍手をもらえるようないい更新ができるよう頑張ります! 
 
そして、お返事が遅くなって本当にすみません!! 
2月26日〜3月21日分のコメントは3月20日の日記に、 
3月22日〜25日のは4月1日の日記にあります!!
 
それ以降に送ってくださった方はもう少々お待ちを!!
  
 

 

2009. 4. 15
      空前のアレスブーム到来!〜家系図でみるギリシャ神話

(※アレス好きの人注意) 
 
正直に言う。 
 
今まで私は
「軍神アレスについてどう思う?」と聞かれても、 
 
「ただのバカ」 
「ギリシャ神話・好きな人ランキングで言ったら、まあ、
ミノタウロスよりは上」 
「そんな事より、焼きそばと かた焼きそば、どっちが好き?」 
 
――くらいの感想しか持っていなかった。 
 
だが今夜!その考えを全面撤回する!!アレス最高!! 
 
 
またお前は一体どうしたんだ!?って話ですが、まあ聞いてほしい! 
実は今、
ギリシャ神話の登場人物の家系図を作るというまったくもって不毛な作業に追われているのですが…! 
 
その中で、アイオロス王家の系譜を引いてるうちに、 
私、初めて気づいたことがあるのよ!! 
 
 
 
アポロンの恋人のコロニス!アレスの孫だったんだ…!! 
ええーー!!全く気付かなかった!! 
そっか…!!コロニスの父親の
プレギュアスってアレスの息子だったんだ!! 
 
と、同時に私は二つの神話を思い出した! 
 
一つめ。 
浮気を疑われたコロニスが、アポロンに射殺された、 
という神話は有名ですが…この神話はここで終わらない。 
 
コロニスを殺されて、父の
プレギュアスはアポロンを憎んだ。 
しかし人間の身である彼が、一人でアポロンをどうにかできるはずがない。 
 
そこで彼は、何年もかけて自分に賛同する人間を集め… 
…そしてある日ついに、
デルフォイのアポロン神殿を襲撃した。 
 
…まあ、当然後でひどい目にあっちゃうんですが、 
これだけだったら、
「プレギュアスはアポロンを敬わない凶暴な男」で終わる。 
実際、古代ギリシャ人の感想もそんなカンジだった。 
 
 
だけど、二つ目。 
今度は
彼の父のアレスの話。 
 
ある時、アレスの娘
アルキッペが、 
ポセイドンの息子に犯されそうになった。 
どうしても逃げられないと悟った彼女は、父の名を叫んだ。 
 
アルキッペ「アレスお父様!助けて!!」 
 
したら、ソッコーでアレスがオリンポスから駆けてきて、乱暴されてる自分の娘を見て…… 
カッとなって、ポセイドンの息子を殺してしまう。 
 
当然、今度はポセイドン激怒。 
アレスはオリンポス十二神の法廷でこの時の罪を問われ、 
1年間の追放、人間界での奴隷生活を言い渡されたのだった。 
 
今日までの私は、
アレスが敗訴したのは罪があったからじゃない。バカだったからだ。 
 
…くらいしか感想なかったけど!! 
 
でもさ、2つの神話を合わせてみて… 
アレスも息子のプレギュアスも、確かに乱暴者だけど、必死に娘を助けようとしてる!! 
「自分はどうなってもいい、娘を助けたい!!」ってことじゃないか!? 
アポロンやポセイドンを敵に回しても、それでも娘を…!! 
っていう!ものすごい父性の塊!! 
そしてそれは
アレスの性質、息子のプレギュアスにも受け継がれた、愛すべき性質のような気がしてきた…!! 
 
うん、アレスいい!アレスいいよ!! 
しかも孫のコロニスも、アポロンに射られた時、 
 
「今さら言い訳はいたしません。ですがアポローンの君…!
おなかの子供だけはどうかお助け下さい…!」 
 
…って言ってるし!本当にアレスの家系はいい!!アポロンが恋するのもわかる!! 
 
だけど、まさかアポロンも、そのコロニスの父プリギュアスに神殿を焼き討ちされるとは思ってもみなかっただろう… 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 
 
ディオニュソス
「お、おいーっ!!アポロン〜〜!大変だぁーっ!お前んち燃えてんぞぉーー!!」 
 
アポロン「ま〜た貴様はそんなウソを……って
げえーっ!!?私の家が火の海にーー!!どういうことだディオニュソス!!お前に留守を任せたハズだろ!!?」(←デルフォイはディオニュソスの住居でもある。) 
 
ディオニュソス
「お前こそ留守がちにするならセコムくらいしとけよ!!」 
 
アポロン「と、とにかくディオニュソス!水だ!水で火を消せ!!」 
 
ディオニュソス「オッケー!!えーい!これでもくらえー!!」 
 
アポロン「ちょっ、
お前それは水じゃなくて酒…!!」 
 
 
 
ボワ!! 
 
アポロン
「げええーー!!アルコールで火の勢いが倍にーー!!ふざけるなよお前ーーー!!酔ってるのかーーッ!?」 
 
ディオニュソス「お前こそふざけるなよ。
俺が酔ってない時があるとでも思うのか!?テメーも予言神ならこうなることを予測して119番回しとけよ!!」 
 
アポロン「私は自分の未来のことは予期できぬ!!予期できたら…予期できたら…こんなに失恋ばっかりしてない…!私だって…好いた女と一緒になって今頃……今頃……あああ…!!」 
 
ディオニュソス「…ご、ごめん…そんなつもりじゃ…。…それじゃあ、お前の神殿をこんな風にした奴に心当たりはあるのか?」 
 
アポロン「うん。こんな残虐非道なマネができるのは…
アレスの息子プレギュアスしかおらん。」 
 
ディオニュソス「じゃあそのプレギュアスはさっさと片付けるとして…あとすべきことは…」 
 
アポロン「ああ…
アレスに八つ当たりだ…!!」 
 
 
そして次の日。 
アレスの神殿のドアを勢いよく蹴破るアポロン&ディオニュソス。 
 
 
ッバァアアアーーーン!!!←ドア大破。 
 
 
アレス「ん!?なんだ!?どうした!?アポロンにディオニュソス…!?俺に何か用…」 
 
アポロン
「…アレス。このアポロン、予言の神として貴様に呪いの言葉をかける。貴様の家の座イスは未来永劫、二度とリクライニングしない。」 
 
アレス「なんだその地味にイヤな嫌がらせは!?いったい何なん…」 
 
ディオニュソス
「あの世の語り草によく見ておけ。このディオニュソスの渾身の裸踊りをな…!!」 
 
アレス「ちょ…っ
俺は貴様の裸を見て喜ぶシュミは無い!!なあ、ほんと何なんだ!?俺が何かしたか!?」 
 
 
…一通りアレスを大混乱に陥れた後、 
満足げに帰っていく二人。 
 
 
アポロン「はぁースッキリした!せっかくだから祝杯でもあげるか、ディオニュソス。」 
 
ディオニュソス「『祝杯』!?お前、酒は飲まないんじゃなかったのか!?」 
 
アポロン「…ハイ、これお前のグラス。この私の酌だ。飲めぬとは言わせぬぞ。」 
 
ディオニュソス
「…って、ちょっと待て、これ…!!酒じゃないじゃん!!」 
 
アポロン「私は酒は飲まん。
だが、カンパイしよう!水だがな。」 
 
ディオニュソス「…俺はお前が水を求める場面で酒を出したけど、お前は俺に逆のことをするんだな…。」 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 
 
…あれ!?アレスを書くつもりが 
アポロンたちの話になってしまった…!! 
 
うーん!慣れてない!アレスを中心に据えることに慣れてない!!(笑) 
今までアレスの良さに気付かなかったのが悔やまれる…。 
そして、アレス好きの人すみません…「アレスの良さなどとっくの昔に気付いておるわ」という感じですよね!私も今まで
「やられ役でかわいいなあ」とは思ってたんですが、あんまり「男らしくてカッコイイなあ」とは思うシーンはなかったんで…。 
あ、でもそうか、 
 
 『いと力強き神アレース、 
  黄金のかぶと戴き、戦車駆る神、  
  
  疲れ知らざる比類なき槍の使い手にして、  
  オリンポスの護りの胸壁。』 
 
…って言われてるんだから、男らしくてカッコイイんだろうね!「アレース讃歌」より抜粋!!それにあのアフロディーテがゾッコンになるくらいなんだからそりゃあ物凄い男前なんでしょう! 
 
いつもアテナにやられてるけどさ、たまにはアテナを追い詰めるシーンとかあったらいいなあ〜!! 
こう、アテナを追い詰めるんだけど、 
そういう展開になるとは思ったことが無かったので、 
 
「あれ!?でもオレよく考えたら女は殴れないぞ…これからどうしよう…」 
 
なんて思ってるうちにアテナの盾でガッツーン!ガッツーン!!って鼻っ柱折られちゃう…! 
 
 
アフロディーテ「もう…傷だらけじゃない。またアテナにやられたの?もういい加減あきらめたら?」 
 
アレス「イヤだ!絶対に俺は勝つ!!」 
 
アフロディーテ「本当に、救いようのないバカだわ、あんたは。」 
 
アレス
「…でも、そんな俺がいいんだろ?」 
 
 
うーん…もうちょっとバカかな?アレスは… 
とにかく今夜、私の中でアレスの位置がミノタウロスの上から、ヘルメスと同じ位置くらいにまで急上昇しました。 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 
…そうだ、せっかくなので、 
いくつか
描くのを失敗した家系図をご紹介したいと思います。 
 
まずはコレ。 
ミノスとラダマンティスがらみの家系図。 
 
 
 
失敗の理由:
通常ではありえない画面を横断するナナメの結婚線が。 
 
…これは私が悪いんじゃない。
ラダマンティスはマジで自分の父親の女と結婚している。…それを忘れていて、こんな不格好な家系図に! 
ラダマンティスよ…お前、よく父ゼウスとセックスした女を奥さんにできたな…!! 
 
私、ラダマンのことは
「クソ真面目でお堅い、地味でパッとしない男」って位置づけだったけど、この家系図見る限りはラダマン、パネェ!! 
 
 
しかもこの家系図、もう一つの失敗原因はコレ!! 
ミーノスの部分、 
 
 
 
 
 
これを見た先生の言葉:
「『牛』とかは入れなくても良いです。」 
 
そんなこと言ったってしょうがないじゃん!! 
ミーノスの奥さん牛と獣姦してるんだから!!
 
 
しかし、 
奥さんは牛と獣姦、しかも弟は父親の女と結婚… 
ミーノスも苦労してるんだな…!!
 
 
しかし、さらなる苦労を強いられた男がここにいた… 
アイアコスの家系図。 
 
 
 
一見、
2人の奥さんに囲まれてウハウハ、しかも息子や孫たちはギリシャきっての名だたる英雄たちですごく幸せな男に見えるアイアコスの系譜。 
 
でも実のところは
二人の奥さんには捨てられ、息子たちには裏切られ、最後は家族は誰一人そばに残らなかった悲しい男の系譜なのよ。 
 
 
…ハーデス様さあ、 
 
「冥界の裁判官は、
人間のうちで最も正義に厚い者を上から3人選んだ。ミノス、ラダマンティス、アイアコスだ。」 
 
とか言ってるけどさあ、 
絶対ウソだろ。 
 
ハーデス「奥さんが牛と獣姦した男に、父親の女を寝取った男、そして奥さんに2回も棄てられた男か… 
 
…私も、妻とはほぼ別居状態、冬しか会えなくてもう死んじゃおうかと思ったが…お前たちを見てると、生きてく勇気が湧いてきた。3人とも、採用だ…!」 
 
 
――こんな採用基準だったろ絶対!! 
 
 
 
ちなみに、もうひとつ面白いものが。 
アイアコスのこの系譜、一番右下のところに
「フィライオス」という人がいます。 
 
 
 
 
このフィライオスを下にずーっとたどって行くと、
「ミルティアデス」という人に行き着きます。 
 
そう!マラトンの戦いで軍を率いて、ペルシャ軍を破ったあの人!!高校の世界史の教科書にも出てくる、
歴史上の人物です!! 
ミルティアデスがアテナイで名門貴族でいられたのも、
アイアコスやアイアスから続く英雄の血が流れていると公式に認められていたからでした。 
 
こういう神話と歴史の繋がりは本当に面白い!! 
そしてアイアコスの子孫は身震いするくらいの英雄ばっかりでやっていても本当に楽しい…! 
 
(ちなみに、このアイアコスの家系図の失敗箇所は、「パトロクロス」を入れ忘れたのと、「テクメッサ」じゃなくて、「テクメーッサ」だったことかな…。あ、あとミノスの方の家系図も、彼のアリアドネ以外の残りの10人の子どもたちを書くスペースが無かったので書いてない。) 
 
そんなわけで、家系図から神話を見ると新しい側面が見えてきて面白いですね! 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 
拍手どうもありがとうございます!! 
コメントも!とても励みになりました!! 
 
お返事少々お待ち下さい! 
あと間違えたとこ直して、この下に歴史上の人物の家系図くっつけて終わりなんだ…! 
 
まあ、「ギリシャ神話の家系図?そんなもん2日あればできる!」っつって、この2週間サイトに戻ってこれなかったわけですが…!! 
しかもこれのせいで私がめちゃくちゃ楽しみしていた
先輩たちとのお花見に参加できなかった…!本当に悲しい!!すごく楽しみにしてたのに…。 
 
 
ああーもうこれさ、
完成したら全部コピーして、部屋の床一面にバーッと並べたい!!そして、その上にゴロゴロー!!ダイブして転がりたいね!! 
「私もこの輝かしい家系図の中に入れてくれー!!」 
 
…そんなわけで、お返事少々お待ちを!
  
 

アレスがミノタウロスより上っていうのは、ミノタウロスが嫌いということですか、興味がないだけですか。なぜそこでミノタウロスを基準にしたのかわかりません。
..7/1 15:19(Sun)

 

2009. 4. 20
     

本日夜10時からNHKで!! 
 
 
世界遺産への招待状「ギリシャ 白亜の神殿 発 エーゲ海 神々の島巡り」!!! 
 
ttp://www.nhk.or.jp/sekaiisan/ 
(番組HP) 
 
きったぁあああああ〜〜!!!! 
もう私!この段階ですでに興奮してどうにかなりそうだよ!!!
 
 
だって、
「エーゲ海 神々の島めぐり」でしょ!? 
これは期待していいんじゃないのっ!?来るんじゃないの!? 
 
アポロンの生まれた場所・デロス島が…!!! 
 
絶対出てくるって!これ出てこなかったらウソ!! 
全然「神々の島めぐり」じゃねぇもん!! 
 
ああっ、そして私の大好きなエギナ(アイギナ)島…!! 
 
前回ギリシャに行った時、間違ってタコをムシャムシャ食べてしまいタイムオーバーで行けなかったアポロンとポセイドンの共同神殿を…!! 
 
エギナ島のあのアポロンとポセイドンの合祀神殿を私に見せてくれ…!! 
 
それと!それと…!! 
ああ〜〜ダメだ!もう本当に楽しみすぎて言葉が出ねえ…! 
 
 
そんなわけで、お時間がある人はぜひぜひ!! 
私も終わったら何か感想書きます!! 
 
 
 
そして、最後に!教えて下さったエレニさん!もう本当にありがとうございましたっ!!教えて下さらなかったら絶対見逃してました…見逃して家系図書いてました(笑)。 
さっすがエレニさんのギリシャレーダーは感度がハンパないですね…!!ありがとうございます!! 
 
..20:56
  
 

 

2009. 4. 21
      ギリシャ特番の感想+アポロンとsing a song

ばんっざーーーいいっ!!ぶわんっざぁあああ〜〜〜〜いっ!!l 
ああああ〜〜まさか!本当に…本当にデロス島が見れるなんて!!
デロス島のアポロン神殿が見れるなんて…!! 
 
♪エーイエ、ダーリ・アポロン!! 
 (デロス島のアポローンよ) 
 
♪ここへ来てくれ 私を迎えに!金の髪のアポロンよ♪ 
歌ってくれ はちみつ色の歌声で、 
 
はるか彼方まで響き渡る、名高きあの歌を…!
 
 
 
一緒に見ていた家族
「「わけのわからんこと言ってないで着席してくれないか。画面がまるで見えん。」」 
 
 
…いやーもうー!もう、そりゃあ、アポロン讃歌の一節でも歌いだしたくなるよ!!さすがNHK!高い受信料払ってるだけのことはある!!いいジョブしてますね〜〜ッ!! 
 
そんなわけで、前の日記で言ってたNHKの 
『世界遺産への招待状
「ギリシャ 白亜の神殿 発 エーゲ海 神々の島巡り」』見ました!! 
 
 
まず、今回の番組は、最初からずっと 
「春の」ギリシャを前面に推し出していて… 
 
ナレーション『古代ギリシャ人にとっても、春は重要な季節だったんですよ』 
 
 
…あれ?もしかしてこれは…
ハーデス様出てくる…!? 
春と言えばハーデス様とペルセポネー様の神話だろ!? 
 
もう、この時点で私の頭の中では、
神殿の柱の陰からハーデス様がチラチラしてる映像一色!! 
 
『また神話の中でも、春という季節は重要でした…』 
 
 
そう、そうよ!!柱の後ろでチラチラしてないで出てきてっ!ハーデス様!!もう一歩前に出てきて!!ハーデス様ぁあ!! 
 
 
『…そんなわけで、今のギリシャ人も春が好きです。』 
 
 
うおおおおいーー!!そこはハーデス様だろーっ!?せっかく今いいかんじにハーデス様の流れだったのにーーっ!何まとめに入ってんだーーっ!?? 
あああハーデス様、一歩前に踏み出そうとしたところで、ドブに肩までハマったぁああああーーーー!!ちくしょーー!!さっすがハーデス様!! 
 
 
 
そして、蓋を開けてみれば…
主役はアポロンだった…!! 
デロス島に残っているアポロン像、初めて見たよーっ! 
 
ガイドさん『…まあ、アポロン像の胸から腹にかけての部分しか残ってないんですけどね』 
 
でも、
そのアポロンの胴体がとんでもねえエロい体してたぞ!! 
こう、肩口にかかっている髪の毛が…もう髪フェチの私にはたまらんエロスで… 
 
”金髪巻き毛の”アポロン!ああ、ああ!本当に!!かぁっこいいー!! 
 
 
肩口にかかる長い金色の髪! 
そして、口元から発せられる金色の声! 
 
しかも、アポロンが口にする言葉は、全部歌うような
ヘクサメトロス(六歩格)になっていた。 
(日本語の五・七・五・七・七、みたいに、「長・短・短、長・短・短…」のこのヘクサメトロスこそが、ギリシャの一番美しいリズム。) 
 
あ〜きっと、アポロンが口にする言葉なら、 
 
「あれっ?金曜日って何曜日だっけ?」から、
「しまったー!!今日尿検査の日だっけ!?のがしたー!!」まで、どんなマヌケな言葉でも、 
とろけるように綺麗なんだろうなぁー! 
 
 
”♪ここへ来てくれ 私を迎えに!金の髪のアポロンよ! 
歌ってくれ!はちみつ色の歌声で、 
はるか彼方まで響き渡る、名高きあの歌を”
 
 
…ああ、本当に!! 
映像を見ていたら、本当に聞こえてきそうだった、アポロンの歌声が…!!
 
 
デロス島!アポロンが生まれた島!!いいわー!!本当にいい! 
いつか行きたい!! 
行って、あの丘の頂上で歌いたい、アポロン讃歌を!! 
 
 
したら、アポロンが、 
「え!?ちょっと待って、お前音痴すぎるぞ!発音もめちゃくちゃ!!」
 
つって、急いで出てきて、 
 
アポロン「私の琴で伴奏してやる、いいか、これがドの音だ!」 
 
「ド〜♪」 
 
アポロン
「それはラだ!ふざけるなよ!そんな歌唱力で私を讃える歌を歌うつもりか!?」 
 
つって、
そのままミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」のドレミの歌のシーンが始まるのよ!! 
 
アポロン「♪ソードーラーファーミードーレ〜♪ソードーラーシードーレード〜♪はいっ!」 
 
 
私    「♪ソー ・ドー ・ ラー ・ ファー ・ ミー ・ ドー ・ レ〜♪」 
アポロン「♪When ・ you・ know・   the ・ notes・ to ・  sing,」 
      (ちゃんと音符を知れば) 
 
私    「ソー ・ドー ・ ラー ・ シー ・ドーレー・  ド〜♪」 
アポロン「You ・ can・ sing ・  most ・ any ・   thing ! 、一緒に!!」 
      (どんな歌でもほとんど歌うことができるぞ!)
 
 
 
アポロン&私
「「♪When〜 you〜 know〜 the〜 notes〜 to〜 sing〜♪, Youー canー singー most any〜thing!!」」   
          (音符を知れば どんな歌でも歌うことができる!) 
  
 
――ってあれ!?これいつもの私の妄想だ!!私の妄想の十八番「アポロンとsing a song」じゃんこれ!! 
やっべ恥ずかしい…すみません! 
アポロンは英語じゃないだろ…って話ですが、私は「サウンド・オブ・ミュージック」が好きなんだ…!あと、アポロンはどんな言葉もペラペラかな…とか…。 
ああーこれは本当に夢!!アポロンとシング・ア・ソング!!
「私がアルト歌うから、お前ソプラノ歌え!」とか言われてみたいとか…本当に夢だなーっ!! 
でも、きっと恐れ多すぎて全然声でないね…。 
 
 
そんなわけで、後半はほぼ私の妄想で申し訳ありませんが、番組、本当に面白かったです!! 
教えて下さったエレニさん、本当にありがとうございましたーッ!! 
 
以下、ちょっと思ったことを箇条書き! 
 
・欲を言うなら…あれ?なんかむしろアポロンが前面に押し出されすぎじゃねー?っていう…?デロス島の、アポロン神域の中にあったポセイドン神殿とアルテミス神殿はどれとどれなんだ? 
多分映ってたんだろうけど、キャプション出てなかったから分からなかったよ!くそーキャプション出してくれよ!! 
・ゼウスが生まれたクレタ島のディクテー洞窟!初めて見た!! 
・っつーか
アポロンの胸部はそこに野ざらしなの?それともそれはレプリカで、本物は博物館…?だよな…? 
「古代ギリシャの人々はね、みんなアポロンに憧れたんですよ。」…このまとめ最高。 
 
 
 
拍手ありがとうございます!! 
お返事遅くなっててすみません!! 
もう少々お待ちを…!! 
 
明日が例の家系図の締切なんだぜ…やべぇ……。 
しかし、 
 
♪When you know the notes to sing, 
You can sing most anything!
 
(音符を知れば、ほとんどなんでも歌えるぞ!) 
 
これは本当にアポロンに歌ってほしい一節だ…! 
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ…音符は7つ。 
7弦の竪琴と、7色の声を持つアポロンにはぴったりじゃないか! 
..3:10
  
 

NHKの世界遺産への招待、残念ながら見逃してしまいました。とても楽しかったようですね。見たかったです・・・。話は変わりますが、「サウンド・オブ・ミュージック」は私も好きです!ひとりぼっちの羊飼いとか歌いたいのですが、音痴なのでまったくもって音階を掴めません。何十回も見ているのに・・・。
ちなみに、お気づきでしょうか?映画「サウンド・オブ・ミュージック」のドレミの歌を歌うシーンの途中で、ペガサスの銅像が出ています。私の蔵書に「名作映画完全セリフ集サウンド・オブ・ミュージック」というのがあるのですが、その場面のト書きに『Pegasus ギリシャ神話に登場する詩神ミューズが乗る翼のある馬』と書かれていました。
..4/22 23:47(Wed)

 

2009. 4. 23
      神話植物コンプリート計画に進展 +拍手お返事

『…コレー(ペルセポネー)は穀物をゆたかに実らせる母デメテルのもとを離れて、 
やわらかな草しげる牧の原で花を摘んでいた。 
 
摘む花は、 
 
 
 
薔薇、(クロッカス)、 
 
 
美しく咲く
スミレ、さてまた(アヤメ)に、ヒヤシンス、 
 
それに 
 
 
水仙。 
 
だがこの水仙こそは、ゼウスが多くの者迎えるハーデスの心喜ばそうとして、 
大地に命じて咲かせた花。 
蕾にも似た顔のコレーを欺くために咲かせた花だった。』
 
 
 
――よぉおおおおっし!!! 
あとクロッカスとあやめが揃えば、ハーデス様がペルセポネーさらうシーンの花はコンプリートだぜーー!!!
 
 
…もうほんとアホすぎるけど、神話に出てくる植物はあれからも集めてて、 
けっこうそろってきました!! 
最近追加したものは、 
 
 
トネリコ。 
これはアキレウスの槍の材料です。 
 
それと、忘れちゃいけない、アポロン。アポロンはこの木の下で生まれたんだった!! 
 
 
 
ヤシ!
 
 
…まあ、正確に言うとアポロンが生まれたのはヤシというより
シュロの木の下で、これはテーブルヤシなんですが…。アポロンってこういう細かいトコ気にする男だからな…うーん。 
 
 
けっこう揃ってきましたよね!! 
あと、重要なところでぬけているものと言えば、やっぱり、 
 
ゼウスの樫とポセイドンの松…!! 
 
カシとマツとか…さすが天と海とを支配する男たちのご神木は一味違う!! 
 
 
 
拍手ありがとうございます!! 
以下、頂いたコメントのお返事です!!(3月26日〜4月4日) 
 
→続きを読む
  
 

 

2009. 4. 24
      ディオニュソスの男根〜対ヘラクレス共同戦線!ポセイドン、アポロン with ハーデス 
+拍手お返事

…あれっ?アポロンの生まれたデロス島って、 
ポセイドン神殿は無かったっけ…? 
 
21日の日記の続きなのですが、1月に実際にデロス島に行ったことのある山田先輩に、
「ポセイドン神殿って、アポロン神域のどのあたりにあるの?」と聞いてみたところ、 
 
山田「アポロン神域には、アルテミス神殿と、
ディオニュソスのデッカい男根しかなかった。」 
 
ウソウソ!そんなはず無い!! 
よく思い出してくれよ!! 
 
山田「えーとえーと…アポロン神殿のド正面に、ディオニュソスの屹立した男根がドッカーンって立ってるんだ。その男根の脈打ち具合…浮き出る血管の一つ一つは鮮明に思い出せるが…、 
 
すまん、デロス島といえば男根のイメージしか残っていない。正直、アポロン神殿自体よりもディオニュソスのチンコの方が大きかった気がする。」 
 
そんなわけあるかよ!! 
ちょっと、
アポロンが短小包茎みたいな言い方 
やめてくれない!?
 
 
 
山田「ほんとそんなカンジなんだって!!こう、
見渡す限りの廃墟、がれきの山の中… 
 
ただ一つ天に向かってそびえたつ巨大なチンコ…!! 
 
もう、『この島に降りしきる雨は全部ディオニュソスのカウパーだ』…そのくらいの神話があってもいい!」
 
 
私「…そのチンコって、アポロン神殿のド正面に立ってるんですよね?昨日のNHKの番組では一切映ってませんでしたが…」 
 
 
山田「バカっあたりまえだ!!あれは国営放送の電波にお乗せできるようなシロモノじゃない!!あれこそがチンコ界の王であると言っていい!!そのくらい立派なチンコだ!!」 
 
…だとしたら、番組スタッフのカメラワーク、 
編集技術のなんという見事さよ! 
アポロン神殿はバッチリ映ってたけど、 
ディオニュソスのチンコは一切映ってなかったもんね…。 
(ちなみに、 
http://en.wikipedia.org/wiki/File:Italy_and_Greece_306.jpg 
↑ここでそのチンコの実物みれるぞ!!) 
 
 
山田「…アポロン神殿と、そのチンコがあった場所にディオニュソス神殿、それとその近くにアルテミス神殿。それだけしかなかったぞ。あと、奥の方にヘラの神殿とかもあったけど…ポセイドン神殿はなかった。」 
 
 
私「…おかしいなあ…デロス島の博物館にも、ポセイドン関係のものはありませんでしたか?」 
 
山田「あのな…
博物館こそはチンコの巣窟だったぞ。無数のグロテスクなチンコの石像!翼のはえたチンコが大空を舞うレリーフ!!そして…」 
 
私「いや先輩、もうチンコの話はお腹いっぱいですので結構です。それで、ポセイドンは?」 
 
山田「うーん、あの中に、ポセイドンの男根があったかどうかは分からない。俺はお前みたいに、
チンコやチン毛の生え方だけを見て、これはあの神だ、みたいな判別はできないんだ。すまん。」 
 
そんなの私だってできないわよ!!何言ってんの!!? 
ちょっと!私がチンコの専門家みたいな言い方やめてくれない!? 
短小包茎でチン毛ナシなら、アポロンかな?くらいしか分からないわよ!!
 
 
 
 
…と、本当にチンコの話はここまでにして、 
 
えー私今まで、デロス島にポセイドン神殿があるとばかり思ってた…! 
勘違いしてたのかな…? 
なんでだろう…。 
なんか、
アポロンとポセイドンってすごく仲がいいイメージがある!! 
 
まず、二人で一緒にゼウスに反逆して失敗ね。 
それで二人で楽しそうにトロイの城壁作ったりもしてるし! 
あと二人でかまどの女神ヘスティアにプロポーズして一緒にフラれてるし! 
アイギナに二人が一緒に祭られてる神殿もある!! 
 
それに何といっても
、ピュロスでヘラクレスに対して一緒に戦った!! 
しかも、その時はなぜか
ハーデス様も一緒だったぞ…! 
 
 ヘラクレス 対 ポセイドン+アポロン+ハーデス!!
 
 
人間一匹に対して神3人!! 
やっぱよっぽどヘラクレスは強かったんだな!と思いつつ… 
 
アポロンは弓で遠隔攻撃、 
ポセイドンは三叉の矛で
直接攻撃として、 
ハーデス様は一体全体なんのためにいるの?
死体処理係か?
 
って話だよ! 
 
これ絶対、 
 
ポセイドン「おーい、兄貴(ハーデス)!今からアポロンと一緒にヘラクレスをボコしに行くんだけどさ!!一緒に来いよ!兄貴もヘラクレスには恨みがあるだろ!?」 
 
ハーデス「……。」 
 
ポセイドン「ホラ!一緒に来いって!!」 
 
アポロン「伯父上(ポセイドン)…。失礼ながら、兄上殿はあまり戦闘力にはならないのでは…?それとも、
死体処理班としてお誘いに?」 
 
……あ!ちょっと待って!! 
そうだ!ハーデス様、
「かくれん帽」持ってるじゃん!! 
姿を消して攻撃できる!!
 
ヘラクレスのすぐ横で、いきなりヘラクレスの頸動脈がぶっわぁーっていったと思ったらアイツでしょ!? 
最強じゃんハーデス様!! 
 
 
アポロン「…でも、我々からもお姿を視認できませんからね!!アイドネウスの君(ハーデス)、私の射った矢はご自分の力で避けて下さいますように!!」 
 
…つって遠くから矢を射って、 
「よし、ヘラクレスにあたった手ごたえあり!!」 
と思って駆けつけたら、 
アポロンの矢が全部ハーデス様に突き刺さってたらめちゃくちゃ面白くねえ!? 
 
アポロン
「あれーー!?アイドネウスの君〜〜っ!?お、おのれぇえええへラクレスーー!!よくもォオオーー!!」 
 
ヘラクレス&ポセイドン
「「お前だよ。」」 
 
しかも、ポセイドンがふるった三叉の矛も、 
ハーデス様にサクッと刺さってたりして、 
 
ハーデス「……。」 
 
ポセイドン「…その、なんだ…すまん、兄貴。っつーか兄貴がチョロチョロしてるのが悪い!!」 
 
 
…うーん、でもハーデス様自体、戦いでは「かくれん帽」を使わないか…主に、
「なんか、誰にも気づかれずにのんびりしてたい。」って時にしか使わない神具だからな…本当に宝の持ちぐされ!! 
 
で、結局この三人がヘラクレスに勝てたのかというと、 
 
 
 『(オリンピア祝勝歌第9歌)――ピュロスにおいて、 
  ポセイドンがヘラクレスの眼前に立ちはだかり、彼を攻め立て、 
  同じく、銀の弓で戦うアポロンが彼に射かけ、 
  ハーデスも死すべき人間を冥界へ引き下ろすため、 
  その杖をふるった。 
 
  その時、英雄ヘラクレスに何ができただろう? 
 
  三叉の矛をかいくぐり、 
  手中の棍棒を振り回すことができただろうか? 
  (いや、できるはずがない。)』 
 
 
…と歌われているので、 
おもにポセイドン様のがんばりで圧勝だったんだね! 
しかし、このトリオの戦いっぷりはもっともっと見てみたかった!! 
 
 
――と、いうわけで、なんだか意味が分からないくらい話がそれてしまいましたが、 
デロス島にポセイドンの神殿は無いっぽいが、ポセイドンとアポロンはきっと仲が良い、という話でした(笑。あとハーデスとポセイドンも)。 
 
 
 
全然関係ないんですが、今日の日記は前半書き終わったところで 
IEが強制終了、一から書き直しでした… 
もうチンコチンコ言ってる日記を書きなおす私の身にもなってくれよエクスプローラ!!
 
 
なんだか、パソコン買い替えてから、エクスプローラがものすごく重くなって、強制終了とか応答なしとかが頻繁に入るようになりました。どうしてなんだ…しかも、メーラーとワードも同じ調子…。 
Painter8とか、PhotoShop7とか、FireFoxはすこぶる快調なのに、本当に意味が分からん。 
くそーリカバリか?リカバリしかないのか? 
とにかく、近日中にスイスイ動くように叩きなおしたいと思います! 
 
 
近況 
◆ついに例の家系図を完成させることに成功した私!!
「もーお前は何回出てくる気だ、ゼウス…」と愚痴をこぼした日々も今は昔!しばらくはゆっくりと読書&サイトいじりでもしたい気分です!自由とはすばらしい! 
 
◆そんなわけで、今日ギリシャ神話コーナーにマンガをひとつアップしました。ゼウスは初描きだったのですが…おい、なんかびっくりするくらいゼウス描きやすいぞ!!という感じでした。今まであんまりゼウス好きじゃなかったのですが…ここにきてゼウスの良さに気付きだしました。やっぱりギリシャ神話の面々はみんな魅力的! 
 
 
拍手ありがとうございます!! 
お返事は、
3月26日〜4月4日分は昨日の日記に、 
4日〜8日分はこの下にありますぜ!
 
それ以降の方はもう少々お待ちを〜! 
→続きを読む
  
 

 

2009. 4. 27
      【犯行声明】黒川プラトン誕生計画!〜アポロンの誕生日に黒川を祝う〜

黒川「…藤村さん。ひとつ、まじめな相談をしてもいいですか?」 
 
――この日記でもすっかりおなじみになった、
Tシャツの文字が右から読んでも左から読んでも同じな男こと、黒川さん。 
その彼が、かつて私にこんなことを言ってきた。 
 
私「…まじめな相談?何ですか?」 
 
黒川「…あの〜…、僕、(古代ギリシャの哲学者の)プラトンに憧れてる、って前に言ったじゃないですか。」 
 
私「ええ」 
 
黒川「それで…。
一生童貞でいれば僕もプラトンみたくなれると思いますか!?」 
 
 
「は?童貞?」 
 
黒川「そうです!
プラトンは死ぬまで童貞だったでしょ!?僕思うんですけど、彼の文章って、やっぱり童貞じゃないと書けない文章だと思うんです!それに、あの考え方も!童貞じゃないと考え付かない思想なんですよ!!」 
 
私「……」 
 
黒川「僕もあんな文章が書きたい!あんな考え方がしたい!プラトンになりたい!!…そのためには、やっぱり生涯清い体である必要がある!…そうは思いませんか?」 
 
 
 
………私の考えを言わせてもらう、黒川。 
確かにプラトンは死ぬまで童貞だった。 
 
だが、
彼が生まれた日はタルゲリオンの7日。 
 
そう、
アポロンが生まれた日と同じだ! 
プラトンはアポロンと同じ誕生日を持つ輝かしい男だった!!
 
 
だから黒川さんがいくら人生の終わりまで童貞でいようが 
プラトンにはなれない! 
 
 
「人生の始まりがまるで違う!!黒川さん、あなたの誕生日はアポロンと一緒ではない!!」 
 
 
…これを言ったとき、黒川さんはすごく残念そうにしていた。 
そこで私は思った。 
 
私は友人として、この男をプラトンにする義務があるのでは。 
 
 
黒川さんの誕生日は8月20日。 
だが彼の誕生日を祝うべきはこの日ではないのでは…?! 
 
むしろ
タルゲリオンの7日なんじゃないか!? 
今からちょうど一か月後の
5月27日!!
 
 
そうだ!!このアポロンの誕生日に! 
私は黒川の誕生日を祝う…!!
 
 
 
 
…これは決して
「8月まで待てないし、アポロンの誕生日にかこつけて早いとこアイツをたたんじまおう」とかいうことでは全然ない! 
100パーセント善意!善意です!! 
 
よーし!そうと決まれば問題はどうやってアイツをぶっ転がすかよ! 
正直、アポロンでアイツをぎゃふんと言わせるのは至難の業なのよ!!
 
 
去年の
アポロンのハンカチーフ事件、 
 
 
そして今年に入ってからの
月桂樹と糸杉事件… 
 
 
 
そう、私はアポロンで黒川さんに勝ったことがない!! 
 
当然と言えば当然かもしれない… 
プラトンとピタゴラスが一番好きな黒川さんにとっては、アポロンはもっとも重要な神格だ!! 
 
(プラトンはアポロンと誕生日一緒、そして彼の師のソクラテスも、アポロンの誕生日のおかけで死刑執行が1か月延びた。(アポロンの誕生日の前1か月間は死刑の執行は許されないから。) 
そしてピタゴラスも、その知識量の多さから、「アポロンその人だ」と呼ばれていたのだった。)
 
 
 
アポロンでアイツに一撃食らわす…まさに至難の業よ!! 
黒川さんはいくら
外見は井戸から外に出れない貞子でも、中身はむしろアポロンその人だ!と言っても過言じゃない! 
それくらいの知識量、万能さが黒川にはある!! 
 
「哲学の中のアポロン」、「神話の中のアポロン」 
……それじゃきっとあいつには勝てない!! 
 
 
だから、黒川さん――
私が一番得意なアポロンで勝負しよう。 
 
つまり、「歴史の中のアポロン」で!!
 
 
アポロンは哲学や神話の中では、並ぶもの無く輝かしく人気のある存在だけど、 
歴史の中ではそうともいえないわよ! 
 
紀元前430年。エピダウロスの聖域で、 
何が起こったかをお前は知らないだろう。 
 
 
エピダウロスは今でも
「医神アクスレピオスの聖域」としてギリシャの世界遺産になっている。 
でも、一体誰が覚えている? 
かつてここが
「アポロンの聖域」だったことを! 
 
かつてエピダウロスは、アポロンと、おまけでアスクレピオスの聖域だった。 
それを紀元前430年の神殿改築とともに、アポロンは聖域から追い出されてしまった!! 
 
そう、あのアポロンも、実際の祭儀の場では 
人気において誰かに競り負けることがある!!
 
 
 
 
そこに私はアポロンの弱点を見る。 
 
アポロンの弱点は万能すぎることだ!! 
予言、音楽、芸術、医術、弓術、太陽、理性に、害虫駆除…あまりにも多くの職能を持ちすぎてる! 
だから、
「医神」アスクレピオスや、「楽神」オルフェウスみたいな、一つの職能に特化してる連中と競り合うと簡単に負けてしまう!! 
 
 
 
――まったく同じ方法で、おまえを聖域から追い出してやるわ。 
 
黒川さん、あなたのその万能さが命取りになる日がいつか必ず来る。 
 
 
楽しみですね。一ヶ月後の今日が。
 
 
饗宴(シンポシュオン)を始めましょう。 
お前を血祭りにあげるための饗宴をな…!!
 
 
 
 
 
――そんなわけで、犯行声明だけですみません。 
ちょうど、アポロン関係の課題の合間に思いついたので書いてみました。 
 
でも、いい考えでしょ?! 
本当に、黒川さんを一発ぎゃふんと言わせるためには… 
歴史の中のアポロンのダメっぷりを参考にするしかないと思うんだ! 
なんとか黒川さんのあの万能な知識を逆手にとれるような作戦を立てたいね!! 
 
 
それと、黒川さんにこれだけは言っておきたい。 
 
プラトンって確かに童貞だけど、非処女じゃね? 
 
プラトンって、女の人とのセックス経験がないだけで、男とはわんさかあるよね? 
ていうか、古代ギリシャの男のたしなみとして、
「シンポシュオン」っていう奴隷女との乱交パーティーに参加しないといけない、っていうのがあるんですが…その間、何してんのプラトン?という感じ。 
 
でもすごいよなあ… 
古代ギリシャで童貞でいることがどれだけ難しいか…!! 
それで、広場で若者を捕まえて問答してるソクラテスみたいな醜い男を心底愛しちゃうんだからすごいわ!! 
 
 
 
あと、黒川さんの好きな
ピタゴラス 
(あのピタゴラスの定理とかで有名な彼!)
もすごい人だった!! 
 
というのも、「自分は、生まれ変わる前は、あの
伝令神ヘルメスの息子だった」というのだ。 
 
ピタゴラス「わが父ヘルメスが、不死以外の物なら何でも与えてくれる、というので、私は『じゃあ生まれ変わっても前世の記憶を覚えている、という能力を下さい』と言った。だから私には前世の記憶がある。」 
 
 
――こんなセリフ、今言ったら 
完全に医者の処方箋が必要よ!!
 
 
でも、これを信じさせるだけのカリスマ性がピタゴラスにはあったんだろうなぁ〜! 
周りのみんなに、
「やばい、あいつ知識量ハンパねぇ!マジでアポロンだ!あいつはアポロン本人だ!!」って言わせるだけのカリスマ性が…!! 
 
 
 
それと私、去年アポロンの誕生日を
5月22日くらいじゃないかと計算してたんですが、 
黒川さんに聞いてみたところ、 
 
黒川「プラトンの誕生日が
5月の26日か27日なので、アポロンの誕生日もその日だと思いますよ。」 
 
…ごめん!全然計算できてなかった!!(笑) 
 
 
そんなわけで、決戦は5月27日!! 
 
勝負だ、ヘルメスの息子!! 
アポロンの知識量を持つ男にして、 
清い体をもつ男……黒川よ!!
 
 
 
アポローンの君!!私に力を貸してくれ! 
 
 
(↑アポロンと、彼に恋い焦がれて死んだ女・向日葵。アポロンは彼女の事なんか見向きもしなかったけど…まあ、アポロンはもっと清楚な女がタイプなんだろ?笑。 
でも、花になった後は彼女を愛してくれてるといいなあと思う!だってひまわりこそはアポロンに一番似合う花じゃないか!?)
 
 
 
さて、それでは、黒川とアポロンの誕生日を祝う計画を練りつつ、 
アポロン関係の課題に戻りたいと思います。 
 
拍手どうもありがとうございます!! 
そして、コメントもどうもありがとうございます! 
本当にいつもやる気や元気を頂いております!! 
 
以下、コメントのお返事です。 
4月9日〜12日分です。 
それ以降の方はもう少々お待ちを…いつもお返事が遅くなっていて 
申し訳ありませんぜ…。 
ゴールデンウィーク入ったら、ちゃんとお返事できるかと思うので、ゆっくり待っていただけると嬉しいです! 
 
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藤村シシン
古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家。
高校で出会ったアニメ『聖闘士星矢』がきっかけでこの道へ。東京女子大学大学院(西洋史学専攻)修了。

◆著書『古代ギリシャのリアル』(実業之日本社)。◆ NHKカルチャー講座講師。◆2020年オリンピック採火式NHK生中継内、古代ギリシャ語同時翻訳。 ◆平成28年 東京国立博物館『特別展・古代ギリシャ』公式応援サポーター。 ◆UBIソフト『アサシンクリード・オデッセイ』公式コラボ ◆古代ギリシャナイト主催。 など。

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