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2009. 5. 5 カッパドキアさ!+拍手のお返事
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このGWに、久しぶりにアポロンの矢に打たれちゃった…もとい風邪を引いてしまったのですが、熱がある時に絵を描くと、ふだん理性で抑えつけられてるリビドー的なものが出てくる出てくる!! あー!ディオニュソスになりたい!! ディオニュソスになってアポロンに好き勝手にイタズラしたい!! アポロンの裸体をキャンパスに見立て!そこに想像上のカッパドキアの絵を描きたい! 何の資料も何の知識もないのに、ただ「カッパドキアってこんな感じなんじゃねーか?」っていう!! それで、カッパドキアの巨石群って、どう見ても巨大な男根じゃん!無数の男根じゃん!!アポロン怒るよね! 「わ、私の体に何てものを描いてるんだ…!?」 でも!そこで私が不敵な笑みで言うの! 私「男根?いいや!…カッパドキアさ!!」 「カッパドキアだか何だか知らねーけど!!貴っ様よくも私の股間のカッパドキアをカッパドキアに…!!」 …寝よう!!もう寝るんだ!!もういいからお前は疫病の神アポロンの怒りが鎮まるのを大人しく待つんだ!! そんなわけで、右上の絵は、ディオニュソスがアポロンに「カッパドキアさ!」って言ってるところです。 …みなさんもアポロンの矢に打たれないように…もとい、風邪を召されませんようご自愛下さい!! 拍手どうもありがとうございます!! 以下、頂いたコメントのお返事です(4月16日〜24日8時)
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分かりやすいように、コメントを載せさせてもらっています。こういうのが苦手な方いらっしゃったら申し訳ありません! ●16日 22:09 こんばんは、黒猫です。家系図の制作、ご苦労様です。家系図というと、私の所持している高津春繁先生の「ギリシア・ローマ神話辞典」(岩波書店)の末尾に主だった神々、英雄達の家系図が載っていて、神話スキーとしてはかなり重宝しているのですが、ギリシャ神話に登場する英雄たち、年齢や世代を軽く無視してますよね…。私も「えーと、トロイア戦争の世代が第二次テーバイ戦争だから、第一次テーバイ戦争がその父親世代でヘラクレスがこの世代で、その前がオイディプスで、テセウスがヘラクレスと十五歳ほどの年齢差があるとして…あれ?」「ヘレネとディスクーロイって一緒に生まれたから同年齢だよね。なのにディオスクーロイが、何でテセウスに誘拐された十歳のヘレネ奪還&アテナイ攻略が出来るわけ〜?」な目にあいますよね。ゼウスなんか、自分の息子(ペルセウス)の孫(アルクメーネー)に平気で手を出してますし…。ちなみに私が、二次創作上の問題として一番困ったのは、ミーノースの妃パーシパエーが、父親が太陽神ヘリオス、母親がオケアニデスの一人ペルセーイスという、「血統的には人間ではなく女神じゃないの?」という出自であるにもかかわらず、どういう馴れ初めでミーノースの妃になったのかさっぱり分からないことでした(その分、想像、想像…) …高津先生のご本はマジで参考にさせていただきました…!!高津先生は本当にスゴイお方ですよね。もうあの本になんど救われたことか…!!実は、家系図そのものは高津先生や、呉先生といった神話の世界の先人達の素晴らしいものがあるので、あまり問題はなかったんです。 今回、私がした作業は、「その家系図そのものができたのは何世紀ごろのことか?」というものです。たとえば、アキレウスがアイアコスの孫に位置づけられたのは、ホメロスよりも後のことです。また、アイアコスがアイギナの英雄に位置付けられられたり…というのも、紀元前6世紀ごろのことです。こういう風に、「この英雄とこの英雄の血のつながりは、いつ出来上がったものか?」ということを調べる作業でした。まじでしんどかったです!マジで…!(笑) ギリシャ神話の家系図自体は、いろいろな時代のパッチワークなので、矛盾が生まれてしまうのは仕方のないことかもしれませんね。ミーノスの奥さんは本当に気になります。ミーノス様、尻にひかれてそう!というか(笑)。 ●18日11:40 藤村さんの話がおもしろかったのでアレスについて検索してみたんです、まずはwikiから。するとこんな記述が…【ローマ神話のマルスに相当し、また火星と同一視される。このため火星と同様に赤く輝く天体であるさそり座のα星はアンタレス(アンチ・アレス、アレスに対抗する者の意)と呼ばれている。】…アンタレスのところでΣ( ̄口 ̄)ハッと重大な事実に気づきました!そういえば最近藤村さんのミロとかカミュとかサガとか、サガとか(笑)…星矢に関する寝ても冷めてもといった雄叫びを久しく聴いてないな〜〜と(笑)元は星矢の二次創作が目的で閲覧していたはずでしたが、いつのまにかギリシャ神話と黒川さんの人物データに詳しくなっている自分に驚愕しました。(それはそれで楽しんでるし、だからこそ星矢をすっかり忘れていたわけですが…笑)そろそろ藤村さん専用の黒川wikiとか、作成できるんじゃないですか?読んでみたいですね、ぜひ(笑) …アレスはギリシャではハエのごとく嫌われていたハズなのに、ローマに入った瞬間、突如として大人気になった男です。あの男の大出世は本当に不思議です。アンタレスは確かにラテン語でそういう意味ですね!!最近サガ様がおろそかになっていてすみません(笑)。黒川wiki!いいですね〜!でも私も黒川さんについてあんまり知らないぞ(笑)。誕生日ぐらいしか…。今度好きなAV女優だれ?とか聞いてみます(笑)。 ●19日17:41 上野のルーブル美術館展のサイトの作品解説に、アンドロメダを救うペルセウスの絵の解説がありましたよ! …知ってます!真っ先に見ましたぜ。 ●20日14:23 こんにちは、藤村様!アレス好きの塚崎智と申します!突然日記にメインで登場したアレスに、心臓止まりました!はい!彼は馬鹿です!天帝天后の愛すべき馬鹿息子!顔良し地位良し血筋良し!も一つオマケに財力良し!だけど頭はからっきし!そんな彼だからこそ、愛おしい!その駄目っぷりが良いのです!…すみません、少しアクセルを踏み込み過ぎました…。藤村様のアレスの性格についての『発見』、嬉しくて跳び上がるかと…! アレスの家族への情…!私も深そうだと思います!絵画で(マルス含み)アプロディテやエロスとの団欒が多く描かれているのも、一因と思いますが。私も以前から、アレスは家族を大事にしそうだと思ってました!誰もが忌み嫌う諍いの女神、妹エリスも、彼は受け入れて隣に置きますし!良いですよね!家族想いなアレス!自分の感情ばかり叫んですみません…。でも、本当にありがとうございました!季節の変わり目、どうぞお身体に気をつけて頑張って下さい! …塚崎さん、こんにちは!私もまさかこんなにアレスにときめく日が来るとは全く思ってなかったので、自分でもびっくりです!でも、そう!アレスはイイ!!ですよね。あまりアレスに興味がなかった(スミマセン)今までは、見えてこなかった彼のカッコ良さに、やっと気づけるようになりました。そういえば、他人嫌いのハーデス様と唯一仲良くやっていけてるし、きっとハーデス様も認めるほどの人の好さ?というか、愛すべきバカというか…な面があるんでしょうね。 そして、絵画でアフロディーテたちと一緒にいる時は、なんだかすごい幸せそう…というか、優しそうですよね。優しそうかつ、男らしいというか!でもバカそう…というのが魅力なんでしょうね、やっぱり!(笑)。こちらこそ喜んでいただけて嬉しかったです!コメントどうもありがとうございます!! ●21:36 絵がすごく綺麗ですね。初めまして。よく遊びに来させていただいております 非常に勉強になる話や、笑い話。何度読んでも飽きません(私個人は双子最愛)今日、NHKですね!?私も観ます!楽しみですねユーモアいっぱいのこのサイトと貴方にたくさんの神々の幸あれかし! …はじめまして、よく遊びにいらして下さっているとのこと、どうもありがとうございます。そして、絵を褒めて頂けてとても嬉しいです!文章の方も…「何度読んでも飽きない」とは、本当にうれしいお言葉です!!NHK、ご覧になりました?アポロンかっこよかったですよね。あなたにも神々の神慮があらんことを!! ●22:02 そして更にシシンさんから、お零れ情報を頂く私…!わ〜い、NHK録画録画!紅でっす。言葉にするのは遅ればせながら、改装&ギ・リ・神・コー・ナー・設・置!お疲れ様でしたアンドありがとうございますーっ!ひゃーもう、コーナー化の形でまとめてシシンさんのギリ神がドバッと拝見できると、改めて幸せ過多で動悸息切れ求心×100ってなります…!(でも、絵の縮小勿体Neeee!ってなります(笑)。いえ、日記でバッチリ原寸拝見できる訳ですがv)人物紹介も、なんか文字色とか配置とか合わせて改めてオイシイ美しい…v別の形でも堪能し直せるって、素敵な事なのですねぇ…!(しみじみ) …紅さぁんーー!こんにちは〜〜ッ!!(←もう紅さんからというだけでテンションMAX/笑)ああ〜ギリ神コーナーにたくさんのお言葉どうもありがとうございます!!縮小もったいないとか…!いや、もう原寸だと荒が目立ちまくりなので…「ギリ神コーナーでは元のサイズの奴を隠滅しよう」と(笑)。むしろ、「日記で画像クリックすると原寸大になることを誰も気づくな!!」って思ってたので(笑)…縮小もったいないなんて仰って下さると本当に光栄&嬉しいです…!! そんでもって、トップ絵にもなってる新作絵ですよね!!!!!(←興奮度合い)あーもー!光と影(地上と地下)のコントラストと季節の移り変わりのドラマチックさを1枚に収めて表現なさるとか…!どんだけ素晴らしいんですかッ…!水仙が二人&二つの世界を繋ぐ役割を果たしているところとか、心憎すぎます…!そんでもう、繋がりまくり、心を残しまくりの二人の視線が!表情が〜ッ!!!冥界の青も、地上の春の緑も、そして間の光線もホンットウにドラマチックで、シシンさんの色彩ほんっとう美しすぎて目に染み入ります…!リボンの赤の入り方のフォルムも鮮烈すぎる…!特にやっぱり、新緑がとっても清清しく眩くて好きです!そしてペルセフォネーの衣装の美しさよ…!(お花も超絶美麗ッ)スカートの!透かしが…ッ!(それにしても、これで描き途中でいらっしゃるとか…完成版も是非楽しみにお待ちしております…!)イラストとして展示されているページの、ギリシャ人にとっての不毛の時期は夏。のお話も興味深く拝読しました! …うわー!もう、私、絵に対してこんな嬉しい感想もらったことないです…!紅さんは本当に「私、ここがんばったんだ!」ってポイントを目にとめて下さいますよね…!超絶嬉しいです!!コントラストとか水仙とか…「これを描きたい!」と思って描き出したので…!!そうそう、赤いリボンは最後に入れたんです!「なんか色が足りないなぁ〜どうしようかな」と悩んだ末に、「…赤、いっちゃう?」と思いついて入れた赤いリボンなので、そこを気にとめて下さるとか!あぁーよかった!入れてよかったんだ!!という感じで本当に嬉しかったです! 完成版もがんばります!!「もうこれ終わりでよくね?」「いやいや!もっと描くんだ!この苦しさを乗り越えてこそ味わえる完成の喜びだろ…!」―という心の葛藤に負けてしまいましたが(笑)、また挑戦する気概がわいてきたらもう一度挑むつもりです!! 家系図ラスト・スパートでしょうか?頑張って下さい〜!あのトンデモナイまたぎ方したNG作の例筆頭のように、ギリ神家系図ってホント、そりゃもうカオスだよな。と、考えてはニヤニヤしてしまいます(笑)。ゼウス様を放射状に囲む二重線(婚姻・関係アリ笑 線)が見える、見えるぞ…!アレス様も、シシンさんが見直される過程で一緒に(とか言っちゃう…っ)色々捉えなおす事ができたりして、タナボタ嬉しいですvではでは、雑然と思いの丈を(いつもの事ですが/笑)失礼しました〜っ! …家系図、もうほんとにそうです!ゼウスまみれでしたよ!(笑)どんだけお前出てくるつもりなんだ!?と何度ツッコんだことか…。もちろん、一か所じゃ書ききれなかったので、「ゼウス(1)」、「ゼウス(2)」、「ゼウス(3)」…で、最終的に「ゼウス(30)」くらいまでありました(笑)。アレス話も一緒に楽しんで下さって嬉しいです!!!もぉー毎回嬉しすぎるコメントをどうもありがとうございます!!! ●24日17:08 はじめまして、藤村さま!!いつも美しい絵と楽しいブログを拝見させていただいております、ナルミと申します。前から見てはいたのですが、勇気が出ずに今回はじめてコメントです。私は今年から高校一年なのですが、なんと入った高校の図書室に「まんがギリシャ神話」の一巻から八巻までがあったんですよ!!ほかにも、ギリシャ神話関係の本などがたくさんあって、この学校にはいってよかったー!!と感じる毎日です!あと、今度のゴールデンウィークには上野のハーデス様を見に行きます(笑)きっととても素敵なんだろうな・・・!!私事なのですが、高校をちゃんと卒業できたらギリシャに行かせてもらえるんです。もし時期があったら藤村さまと行きたいなあ、なんて!すいません!こんな私は、聖闘士星矢世代の父よりも聖闘士星矢好きです。中学生のときから大好きです!サガ様すごく素敵です!たとえ裸でも愛せます(笑)では、長々と乱文失礼しました! …ナルミさん、はじめまして!コメントどうもありがとうございます。いつもサイトを見て下さっているとのこと、とても嬉しいです!!「まんがギリシャ神話」がある高校なんて珍しいですね!これから神話にたくさん触れられる機会のある高校生活を送られることを願っています。上野のハーデス様、もう見に行かれました??どうでしたか?上野のハーデス様、けっこう野性味あふれる感じですよね…(笑)。私は見たとき、めちゃくちゃ感動しましたが、同時に「ハーデス様、もじゃもじゃ…」と思いました(笑)。 「高校を卒業したらギリシャ」…!なんて素敵な取り決めなんでしょうか!!いいですね。本当に、神話好きみんなでギリシャ行きたいですよね!時期が合えばぜひご一緒しましょう!サガ様はもちろん裸でも愛おしいですよね。コメントどうもありがとうございました!! ●19:57 神話のコーナーが出来てて嬉しいです。そしてハーデスが可哀想です…せめて奥さんには見られてない事を祈ります(笑)後、石膏デッサン入門2は本当にアポロンありました、が、何か黒いのが出ましたよ。後前のは200円だった気がしたのですが、100円高くなってるようです。 …ハーデス様がかわいそうですみません。あれもゼウスやポセイドンなりの兄弟愛だと思っていただければ…。石膏デッサン入門、まだやれてないんですよー!というか近場になくて…どこにあるのか探し中です。 ●20:41 こんばんは。いつも熱く楽しい日記を楽しませて頂いております。 樫はちょっと思いつかないのですが、松はとりあえず黒川さんに贈ってよこされないうちに、その辺の松ぼっくりを飾っておくのはいかがでしょう?(扱いひどっ!)それか、盆栽とか…とりあえず庭に侵食されるのを避ける手段にいかがですか?(笑) …こんばんは、いつも楽しんで下さっているとのこと、嬉しいです!松ぼっくりはですね〜…ポセイドンというよりディオニュソスの管轄なんです。やはり盆栽でいくしかありません(笑)。松のミニ盆栽がけっこう安価で売っているので、それを買おうと思っています!「黒川さんに贈ってよこされないうちに」という表現に笑いました…本当にその通りですよね!!(笑) ●20:56 IEはバージョンは7ですか?IE7 問題が多いブラウザなので、いっそ、mojiraの軽いブラウザに変更してみてはどうでしょう?IEも簡易版見れます。余計かもしれませんが、アドレスのせておきます。(略)あとは、アクセサリー→システムツール→ディスククリーンとデフラグで、パソコン内の整理するとか、もし、お使いのパソコンが、メーカー製品で不要な常駐ソフトが入っていたら、コントールパネルから、プログラムの追加と削除でアンインストールしてください。もし、ウィルスソフトでノートンをお使いでなかったら、アンインストールしてください。優秀なんですが、動作が重いです(^^;) …情報どうもありがとうございます。IE7を使っているのですが、たぶん、あとからインストールした常駐ソフトに問題があるんだと思われます。最初はもうちょっと早かった気がするんで…。というか、システム評価:5.1で、結構性能いいハズなのに、この動作の遅さはなんなんだ…という感じです。
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今日アップした絵の下書き段階のヤツです。 あーやっぱりこれトリミングしない方が良かったかな…。 画面を正方形にカットするかどうかで一晩なやんだ挙句、やっぱりカットしてしまった…。 なんだか、黒川さんが大学でとんでもないことになってるらしいぞ。よーし、一度寝て起きたら残りの拍手のお返事も含めてそのことについて纏めるわ!そうそう、先日からひいてる風邪ですが、お陰様で、アポロンの矢はもう少しで抜けそう…もとい、熱はけっこう下がって来ました!やったー! ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 拍手どうもありがとうございます!!とても励みになります!!以下、頂いたコメントのお返事です。4月16日〜24日8時までの分は昨日の日記に、24日9時〜30日分はこの下にあります!それ以降のお方はもう少々お待ち下さい!
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分かりやすいように、コメントを載せさせてもらっています。こういうのが苦手な方いらっしゃったら申し訳ありません! ●24日21:34 こんばんは、黒猫です。神話関係植物のコンプリート作戦、着々と進めておられるのですね。こうして花々をそろえて見ると、また一段と綺麗ですね。ポセイドンの松は盆栽があるとして、ゼウスの樫はハードルが高いですよね…(汗)気がついたのですが、神話に出てくる花々って、みんな開花期は春なんですね。ペルセフォネーが「春の女神」と呼ばれた理由が分かったような気がします。春が来てペルセフォネーが冥界から帰ってくると、いっせいに花々が咲いて野原が花畑になるんだ…!世界遺産への招待状、シシン様の感想を読んで再放送を見ました。多分これがBBSかディスカバリー・チャンネルなら、ペルセフォネーの神話やディオニュソスの男根像も出てきたのではないかと思いました。こういう所が甘いというか薄いんですよね、NHKって…。パルテノン神殿の床のゆがみやエンタシスなんて「いまさら…」感がありすぎ。まあ、視聴対象が一般人だから仕方ないですけど…。個人的にはゼウス誕生の地、クレタ島のディクティ洞窟が一番ツボでした。ゼウスはこんな場所で生まれて育ったのですね!ここだけはGJ、NHK! …こんばんは。神話植物コンプリート計画は順調に進んでいます。いや、きっと今は春なので、春の花しか手に入らないのですが、秋や冬になったらまたいろいろな花が加えられると思いますよ。NHK、確かにあの時間帯にディオニュソスの男根はムリですよね(笑)。パルテノン神殿の床のゆがみ、確かに…。しかも「普通の観光客が見ないところをご紹介します」というフリだったので、「何だろう!?」ものすごく期待していただけに、それかよ!という感じでした。ディクテー洞窟はまさか映像を出してくれると思ってなかったので、本当に感動しました。 …にしてもパルテノン神殿の修復工事って、いつ終わるんでしょうね。私が子供のころからずーっと神殿に足場が組まれているような気がするのですが…。これが日本ならさくさくと進んでとうの昔に終わってるんじゃねって感じが…(汗)。ギリシャが英国にエルギン・マーブルを返せと言ってますが、私はギリシャ人の遺跡の管理、修復、保存能力が今一つ信じられないので反対派です(笑)。大英博物館にあるとアッシリアの浮き彫りも同時に見られるから、という理由もありますが。エルギン・マーブルも英国に持って行かれなかったら、今頃は酸性雨でひどいことになっていたのではないかと思ってしまいます…。 …いや、ちょっと待って!!私は絶っ対に忘れない、「ギリシャの神殿は白亜であるべきだ」という理由で、大英博物館がパルテノン神殿のレリーフに残っていた色彩をそぎ落としたことを…!!そんなの博物館のすることか!?天下の大英博物館がすることなのか!?わずかに残っていた色彩をわざわざそぎ落とすなんてさ!!しかも、「ギリシャの神殿は白亜であるべき」とか!!そんな…そんなのひどすぎるだろ!もう!!もうさー!!もういい加減近代人の勝手な理想からギリシャを、ギリシャ神話を解放してくれ!!! …ってすみません、もう私この話題については本当に熱いんです!!(笑)もう本当に…最初に聞いた時、本当に悲しかった…どんな色がそこについてたのか、もう二度と実際に見ることはできないのかと思うと…ああっあああーー!!もう、西洋人、本当に頼む!頼むよ!! そんなわけで、私は「エルギン・マーブルはギリシャに返してあげてくれ派」です。どうせ人為的にそぎ落とされるなら、まだ自然の雨にでも打たれていた方がいいんじゃないだろうか…。でも、確かに今なら英国の方が安全かもしれませんね。でも、私は美術品はそれが作られた場所で見たい、と思う派です。なんだか熱弁してすみません…でも、私の心の中の、ギリシャ神話の一番大切な部分に触れていただいたコメントだったので、あーやっぱり私、ギリシャの事となるとアツいなーと再確認できました(笑)。どうもありがとうございます。 パルテノンの修復工事は、柱一本直すのに1年かかってるらしいですよ。もう逆算するのも怖いですよね(笑)。 さて、ピュロスでの対ヘラクレス戦線、冥界からめったに出てこないハーデス様まで加わっての豪華メンバーで神々勢が勝利したようですが、ハーデス様はヘラクレスの矢を肩に受けて矢ガモになったんですよね、確か…(汗)。どこまで迂闊なんだ、ハーデス様。それでは、いつも楽しい日記を読ませていただき、ありがとうございます。 …あ…ハーデス様が矢ガモになったのって、これと同じ時なのでしょうかね?だとしたら、 ポセイドン+アポロン+ハーデス 対 ヘラクレス+アテナ だったのでしょうか…でも、向こうにアテナがいるならこの三人でも勝てなそうだ…(笑)。コメントどうもありがとうございました!! ●22:20 どうもはじめまして。198*年シュラたん生まれのぷぷぷりんという者です。先月から聖闘士星矢にだだはまりで、いろんなサイトさんを見てるんですが、このサイトはいいですね!!!!めっちゃ面白いです!!わたしは和菓子に毎日もだえ死にます ハァハァ漫画も文章もすごく面白いので、これからも妹と笑いころげたいと思います。それと、岡田あーみんは天才ですよねー!!!!!!笑 …はじめまして、サイト、楽しんで下さって嬉しいです!しかも妹さんと(笑)。これからも楽しんで頂けたら嬉しいです!!あーみんは神です!!!!(笑) ●15:49 お久しぶりです、蘇芳です。去年の9月24日の日記にトリプトレモスのカバンを見て黒川さんが驚いていましたね。去年のワールドフェスタのギリシャコーナーにトリプトレモスのコースターか何か(うろ覚えで済みません)が売ってました。 ワールドフェスタは横浜の山下公園で10月上旬に行われる「世界各国を色々と味わおうぜ!」という趣旨の祭りです。一昨年去年とギリシャコーナーはあったので、今年もギリシャは出展するかと思います。ちなみに、コースターのほか色々と雑多なものが売ってました。黒川さんの誕生日には間に合いませんが、反撃という名の手札の一助になれば幸いです。そう、手数は多く用意しておいて選びに選んだ一手を打つ、それが黒川さんを打倒する一歩かと思われます。同じ時期にすぐ近くの赤レンガ倉庫でオクトーバーフェストという名のドイツのビール祭りが行われているので、昼間から酒盛りできます。 山下公園、赤レンガ倉庫共に中華街に近いので食事も遊びも心配いりません。ギリシャ料理屋もあります。ここは近くに3店舗あるのですが、どれか忘れましたが、週末が休みの店があるので、出かける時は気を付けてください。ギリシャ神話を学ぶものとして、行くのはやっぱりアテネですか(笑)? …蘇芳さん、こんにちは。トリプトレモスはですね〜…実は、黒川さんが好きな人物というわけじゃないんです。私がトリプトレモスを好きなんです。あの日記の時は話を端折ってしまったのですが、「私はトリプトレモスが大好き→その私が、トリプトレモスのカバンを持っている→黒川はギリシャ語好きでギリシャ語のTシャツを着てるけど、私のカバンのレベルにはかなわない」という流れだったんです(笑)。ちょっと回りくどいですが…つまり、「自分の好きなマニアックものを身につけられるなんてズルイ!」ということだったんです。なので、おそらく黒川自身にトリプトレモスを送ってもあんまり喜んでもらえないと思うんです。 しかしながら、山下公園でそんな催しが開かれていたなんて知りませんでした!超近所なのに(笑)。いろいろ情報どうもありがとうございます!次は行ってみます! ●16:05 連続で失礼します、蘇芳です。以下は個人的に面白いと思ったサイトなので、ご存知でしたらスルーしてください。(略)Sound Horizonはギリシャ神話を元にした曲を出していますよ。6th Story CD『Moira』は、タイトルからしてもう……。志方あきこさんも『Istoria 〜Musa〜』というアルバムで、ムーサたちの名前を冠した曲を発表しています。サンホラも志方さんもWikiに載ってます …情報どうもありがとうございます。なんというか、ギリシャ神話関係の情報をネットで探そうと思ったことがあまりないので、そういうことには大変疎い私です。サンホラは名前聞いたことあります! ●26日4:00 ズレた食いつき方しつつ叫び逃げしてイイですか!(紅です!/笑)ヒッ…ヒッ…ヒィィ〜〜〜ッ!!!シシンさんのゼウス様、美形すぎるゥ〜〜〜ッッッ!なっ…なにあの眩さ…!流石アポロン様の父上だぜ…!(←えーっ!/笑) …もう本当に紅さんのコメントは私の心にピンポイントだぜ!!!!まさに「こいつはアポロンのパパ…」と思いながらゼウス描いてました!!!(笑)なので、本当にそういう感想が頂けてもうビックリこいてます!我ながら、「アポロンのパパである前に最高神だった」とツッコミを入れていました(笑)。眩しいと仰って下さって嬉しいです!ありがとうございます! ●27日17:54 藤村さん!私の家には、薔薇、クロッカス、スミレ、アヤメ、ヒヤシンス、水仙の花、あります!! …いいですね!ハーデス様出てくるかもですね(笑)。 ●19:13 こんにちは!いつも楽しみに拝見させていただいてます。4/27の日記を拝見して、ギリシャ旅行でエピダウロスに行った時に友人と「おばさん(アルテミス)の神殿は結構大きいのがあるのに、とーちゃん(アポロン)の神殿がすみっこの方でちっちゃくなってんのなんでだろうね?」と首をひねってたんですが、そうなのか……追い出されてたのか……!謎がやっと解けました。ありがとうございます!あとアレスのエピソードもありがとうございます……!!!おまえはやっぱりただの馬鹿じゃなかったんだなアレス!!対黒川リベンジ戦の成功を心より祈っております! …こんにちは。ええーエピダウロス行かれたんですか!!超うらやましいです!!その隅っこに追いやられてるアポロン神殿とやらを見てみたいです!(笑)もしや神話詳しいお方ですか?なかなかエピダウロスに行ってアポロン神殿チェックする方いないと思うので…。 そうです、アポロン追い出されました…エピダウロスは医術の聖域だったので、さすがのアポロンもアスクレピオスには敵わなかったか…!という感じです。アレスの話にも感想ありがとうございます!対黒川戦、がんばります!! ●23:27 こんばんわシシン様。ふと気がつけば何とも恐ろしい犯行声明が出されてますねwそういえば以前にアポロンの誕生日に復讐をすると言っていた気がしたので、気になって探してみたのですが、確かに去年の10月9日にそう日記に書いてありました。有言実行ですね!陰ながら応援してます。頑張ってください。それはそうと、パソコンの調子は大丈夫でしょうかか? …こんばんは!そうです、アポロンの誕生日に必ず復讐するとかつて誓いました(笑)。願わくば、黒川がその私の発言をきれいさっぱり忘れていなさることです。身構えられたらやりにくいですからね…。ありがとうございます、がんばります!!パソコンは相変わらず不調です…。 ●28日22:35 はじめましてクルス†といいます。ギリシャ神話も星矢も大好きで、藤村様の美麗絵と爆笑トークをこっそりと覗かせていただいています。実は私の誕生日が5月27日で、アポロンと誕生日が同じと聞いてパニック状態です!!人生の始まりが同じでも輝かしくない私ですが、今年の誕生日は月桂樹をかぶってアポロンと黒川さんも一緒に祝おうと思います(笑)ちなみに「黒川さんの下駄箱の住所知っていたらバレンタインチョコ贈りますよ」ってぐらい黒川さんファンなので、一ヵ月後どうなるのか楽しみです!ぎゃふんと言わせられるように陰ながら応援しています!乱文失礼しました。 …はじめまして、コメントをどうもありがとうございます!!誕生日5月27日ですか!!いいですね!めちゃくちゃ輝かしいですよ。今年のご自分のお誕生日には、ぜひアポロンのことも祝ってあげてください!(ついでに黒川さんも。笑)一ヶ月後、どうなるかぜひ楽しみになさっていて下さい!アイツがヒーヒー泣きわめく様をごらんに入れますよ。 応援どうもありがとうございます! ●1:34 ってかゼウスの外見があまりにも好みでビックラこきました!もじゃもじゃおじさんなイメージが強かったので、不意打ちなあまり恋におちそうですvv …私のゼウスのイメージももじゃもじゃおじさんですが、でもそんなもん描いても誰も喜ばないと思ってあんな感じになりました(笑)。恋に落ちそう、なんて仰ってくださってとても嬉しいです!! ●3:11 今晩はー!tukiこと星彦です!先日はまた妙なメールを送ってすみませんでした…。プラトンって誕生日26か27日なんですか!どういう計算でわかるんでしょう?知りたいなあ。26.27は双子の聖数が入ってるからバッチリですね!22日も捨てがたいですが(笑)それまでは「どうせ正確な日にちはわからないから今の暦だろうが6.7日にお祝いしようかな」と考えていました。そうすると6月…?でも何となく双子って5月のイメージなんですよね…。若芽のイメージというか(?)6月はヘラ様の月だし(笑)あ、でもそれもヘラ様の影響下で生まれたって感じでアリだったかも…。―というのが今までの考えだったので、今回真実に近づけて良かったです!ヘルメスがいまだにわからないので、もうヘルメスもお母さんの月(MAY)にしたろうかと思ってます(笑)毎月4日が誕生日なんて「仰々しいのはいいから小分けに祝っといて」という感じでヘルメスらしいとは思いますけど…(笑) …星彦さん、こんばんは。メールありがとうございました。星彦さんのイラストが見れてとても嬉しかったです!そしてアポロン超かっこよかったです…!! 誕生日、ある程度正確な日付を割り出す計算法があるみたいなのですが、私は独学でテキトーにやってたので5日もズレてしまいました(笑)。ヘルメス…あのタイプは絶対に自分の誕生日を明かさないタイプですよね。確かに、「仰仰しいの苦手」と思ってそうですね。加えて「プレゼントとかもらうとお返しめんどくさいし」とも思ってそう(笑)。 でも、アポロンはヘルメスの誕生日を知っているでしょうね!!アポロンはヘルメスが生まれてすぐに会った(というか、ケンカした)んですもんね…!!なんかそういうのすごくいいですよね…アポロンしかヘルメスの本当の誕生日知らない…っていう…!「まあ、アポローンの君は僕の親友だから」的な…!ヘルメスの本当の誕生日はアポロンだけの秘密でしょうから、私はおとなしく毎月4日で彼の誕生日を祝おうと思います(笑)。コメントありがとうございました!!
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2009. 5. 7 【スパイからの報告】黒川プラトン誕生計画!〜アポロンの誕生日に黒川を祝う〜
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(→「だーれだ?」「私にこんなことするのはお前しかいないぞ、ヘルメス!」って言ってる親友二人(笑)。こんな青春してみてぇー!) 『藤村センパイーーッ!!大変ですーーーッ!!黒川センパイが…!黒川先輩のTシャツが…大変なことになってるんですーー…っ!!』 …先日、アポロンの誕生日に合わせて、黒川に復讐することを誓った私。 黒川の弱点を探り出すため、彼の周辺にスパイを放った…もとい、黒川さんの大学の後輩・後藤(仮)をお菓子で買収。黒川の生態について何か分かったら連絡を、とお願いしたのですが… その彼が、鬼気迫る声で電話をよこてきました。 私「ど、どうしたの、急に!?黒川さんのTシャツがどうしたのっ!?」 後藤『く、黒川先輩って、いつもキッモチ悪い文字が入ったTシャツ着てるじゃないスか?!』 私「うん!」 後藤『それって…いつも違う文字だったじゃないですか!?毎日違うTシャツだったでしょ!?』 私「うん…!」 後藤『それが… 同じなんです…!!ここ二週間くらい、毎日同じ文字が入った同じTシャツを着て来てるんです…!!』 …うん? いや…私は黒川さんと連日で会うことはめったに無いから分からないんですが… 黒川さんだって同じTシャツを二日連続とかで着まわすことはあるんじゃないの? 後藤『バカな!!あり得ません!!Tシャツの文字は黒川先輩の命です!!あれをテキトーに連続で着まわすなんて…絶対に黒川先輩のプライドが許さないハズですッッ!!』 私「はぁ…そうなんだ」 後藤『それで、ここからが一番恐ろしいところなんです!…なんて書いてあると思います?そのTシャツに?なんという文字がここ二週間の黒川先輩の胸に刻まれていると思います…!?』 私「さ、さあ…?」 後藤『「ホムンクルス」です!!ラテン語で、ホムンクルス(人造人間)という文字が掲げられているんです―――!!!』 …もうコイツ受話器の向こうで失禁したんじゃねえか? ってくらいにぶるぶる震える声で、 後藤『人造人間(ホムンクルス)ですよ!?あの黒川先輩が!しかも毎日毎日!!恐ろしすぎるじゃないですか!?』 私「…いやあのね、後藤君は中世神学だから知らないと思うんだけど、古代史では『ホムンクルス』っていうのは…」 後藤『それで俺、あまりにも気になってホムンクルスについて調べてみたんですよ!そしたら、その製造法に行き当たりましてね…先輩、ホムンクルスの製造法知ってます?』 知るわけねえだろ!! と答えると、後藤君が 中世の錬金術におけるホムンクルスの精製方法について レクチャーしてくれました。 <ホムンクルスの精製方法> ・童貞の精液、特定のハーブ数種、馬糞をまぜる。 ・「メルクリウス(ヘルメス?)の器」の中で40日間密閉する。 ・すると、容器の中に人間の形をしたものが現れる(という) 後藤『…「”40日間”密閉する」…!そして毎日「ホンムクルス」を着てくる黒川先輩…!この二つで俺、ピンと来ました。 …黒川先輩は今、自宅でホムンクルスを造っています!!』 なんでそうなるの!!? 黒川がちょっと同じTシャツ着まわしてるってだけっしょ!!? 後藤『絶対そうです!黒川先輩は40日間、ホムンクルスが完成するまであのTシャツを着るつもりなんですよ!!』 私「後藤君、ちょっと落ち着いて…」 後藤『でも俺はそこから見えてくるもう一つの事実にも気づいたんです…そしてそれこそが最も恐ろしい事実なのです!!』 私「エエっ…?」 後藤『つまりね…どうして今の時期なのか、ということです。どうしてあえて黒川先輩は今の時期にホムンクルスを作り始めたのか…?』 ゴクッ… 後藤『…先輩があのTシャツを着始めたのは4月中旬。そこから40日たすと…5月の末。藤村先輩、この時期に心当たりがあるでしょう…?』 私「あ…」 アポロンの誕生日…!!?? 5月27日のアポロンの誕生日…!!? 私「で、でもどうして…?!どうしてその日に完成の日を合わせて来てるの…!?」 後藤『答えは簡単です!!藤村先輩は、アポロンの誕生日に黒川先輩にプレゼントを渡すつもりなんでしょ!? 向こうもまったく同じ事を考えて来ているってことですよ!! 俺の結論はこうです!黒川先輩は、完成したホムンクルスを藤村先輩にプレゼントするつもりですっ!!』 えぇええええええ〜〜ーーーー!!??? ちょっ…ちょっと待ってよ!おまえ… さっき自分で言ったホムンクルスの材料思い出してみろ!! ・童貞の精液 ・ハーブ ・馬糞 私、要らない!! このラインナップで作られたモノなんか一切欲しくない!! 私「…ていうか!そうじゃなくて!!後藤君は中世神学だから知らないかもしれないけど!古代においては「ホムンクルス」は「人造人間」っていう意味じゃない!!ただ「ろくでなし」とかそういう意味しかないよ!!」 だから、黒川的にはそっちの意味で使ってるんじゃないの!!? 後藤『いいえ!黒川先輩は古代哲学にも中世神学にも精通した人です!!黒川先輩の趣味的にいえばこれは絶対「人造人間」です!』 ええぇえ〜…なんかだんだんそんな気がしてきた… で、でもさ、100歩譲って!100歩譲ってよ!! もし黒川が本当に自宅でホムンクルスを作っているとしてよ!! 私「私にそれを送りつける意味が全く分からない!!私は人造人間に全く興味がない!!だからそれは絶対私とは関係ないよ!!」 後藤『いや、先輩、確かにそうかもしれませんが…仮に、よ?仮に、そのホムンクルスの外見が、アポロンにそっくりだったらどうします?』 …お前は本当に中世神学の人間か? なんという神をも恐れぬことを言うのだ、お前は…!! 私「…いや、私は…アポロンの外見は、そりゃあ好きだけど…でもそういうことじゃないだろ。私は偽物には興味がないしさ…」 …あのさあ、後藤君さあ、 一応心配だから、黒川にさりげなく 「藤村センパイは偽物には興味がないそうです」 って伝えといてくれない? それでね、もしもの場合は、 黒川の自宅に踏み込んでアイツを一発ぶん殴って正気に戻してくれ。 私「ごめん、後藤君…いろいろ情報ありがとう。というか聞かなければ良かった情報ばっかりだったよ。…私、今ちょっと熱が38度あるんだ。むしろ今の話の流れで体感温度的には48度くらいに上がった。そんなわけで、熱が下がるまでいろいろ人生について問いなおしてみるわ。じゃあ…」 …そう言って私は電話を切りました。 で、あのさあ、熱が下がった今、冷静に考えてみたら… 黒川がただ同じTシャツ着てるってだけじゃね?! あとの人造人間とか全部妄想じゃね?そうだよね!? ただ同じTシャツを着ているだけで、「ホムンクルスを作ってる」とまで想像させる黒川のすごさ…というか日頃の行いの悪さというか…。 なんかさ、神話ってこういう風にして出来てくんじゃねぇの?と思った。 最初は「海に潜って魚を獲ろうとしたら、サンゴ礁で足すりむいちゃったよ〜」 程度の出来事が、100年後ぐらいに「ポセイドンの怒りにふれて、全員サンゴになった。」くらいのデカい話になっちゃってるんじゃないか? いや、本当にホムンクルス作ってるのかもしれないですけどね!黒川さん!(笑) しかし、本当になんでずっと同じTシャツ着てるんだろうね? しかも、「ホムンクルス」か… ←想像図:代理ハーデス様 …ヤバイ、コレじわじわ来る(笑)。 次会ったときもコレだったら絶対私爆笑する…!! 本当になんでずっとこれ着てるんだろ?気になるなー!! 一応、後藤君が聞いてくれたんですが、黒川の答えは「別に」とか「ちょっと」とかだけで、教えてくれないそうです。 うーん。 あっ、ちなみに、私はホムンクルスとか錬金術とかはちょっと苦手な部類なので(ハガレンは好きだけど。笑)、上の記述も、後藤がこの100倍くらい調べた知識を披露してくれたんですが、全部はしょってうろ覚えてるところだけ書きました。なので間違ってたらごめんなさい。 拍手ありがとうございます!! コメントのお返事、少々お待ちを!
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ペンテウス「ディオニュソスなど、たかが葡萄の葉冠をいただき、 香油のしたたる髪を持つ軟弱者! 鉄の鎧のかわりに、紫と金の服を身にまとい、 馬ものりこなせず、武器も闘争も嫌いだという奴ではないか! あんな酔いしれた馬鹿な男女に打ち負かされるとは! テーバイ人たちよ、お前たちは自分がどんな英雄の末裔かを忘れてしまったのか? 素手の子供ごときに、テーバイの街を征服されてもかまわないというのか? ディオニュソスはどこだ!!この乱痴気騒ぎの張本人を捕らえよ! 鎖で縛ってここへ引き立てこい!!」 ――え〜しょっぱなから半裸で緊縛されてるディオニュソスですみません。 このシーンがどうしても描きたかった!! ディオニュソスが笑いながら「さあ俺を縛って引き立てるがいい」って言うシーンです。 こんなん私だったら職権濫用でディオニュソスをものすごいエロい縛り方すんね!!団鬼六も真っ青な!! なんというか、ディオニュソスは本当に描きやすい!! ギリシャ人がアイツの容姿や性格に対して かなり攻撃してくれてるからだと思うんですが… 「バカな男女」とか「香油のしたたる髪を持つ軟弱者」とか、 「馬も乗りこなせない」とかすっごいイメージ湧きやすいですよね! こう、女性的なかんじで、ちょっと運動オンチそうな… 跳び箱5段は飛べなそうな感じ。 この他にも、ギリシャ人って何かとディオニュソスの容姿を執拗に描写してくれている気がする。 「黒い瞳に艶然と笑みをたたえて…」とか、「黒髪が渦をなして肩にかかり、肩からかかる紫色(ししょく)の衣は、麝香の匂いを漂わせ」とか、「長い黒髪が、真白な顎にかかり、いかにも艶っぽい」とか、「薔薇色のほほは色気たっぷりで…」とか、 ギリシャ人よ、その変態的な描写力をどうしてアポロンに発揮してくれないんだ!!? どうして「アポロンは金髪巻き毛で…」程度で流して、 後はみなさんのご想像でお楽しみください。って感じなの!!? アポロンの瞳の色は何色で、どんな風に笑うんだ!?アポロンの欠点は? アポロンは彼女と一緒にお風呂に入る時は横に並んで入る派?それとも縦向きに入る派?じゃなくてまさか膝の上に抱っこ派か!? そういう重要な情報が全く入ってこないんですよね!! それとも何か!?アポロンの姿なんて(当然だけど)誰も見たことが無かったか!? ディオニュソスはそこらへんの林でフラフラしてるんですけど… アポロンは神殿の奥から出てこないんで…って感じか!!? …いや、そんなことないだろ? 詩人ピンダロスは、伝説では、デルフォイのアポロンの寝所に毎晩はべった。 そして、アポロン本人に(!)こう言われたという。 アポロン「私はお前の歌が一番好きだ。私はこれから寝るが、お前は朝までここで私をほめる歌を歌っていてくれ。おやすみ。」 ――っていうことはよ? 少なくともアイツが寝てる8時間分くらいはアポロンの容姿や性格に褒めるポイントがあったって事だろ!? なのにピンダロスの現存するアポロン讃歌は「アポロンは金髪」だけ!! どういう事!?金髪だけで8時間持たせたのか!?ウソだろ!? もっとあるだろ!? こう、黄金色の巻き毛が渦を巻いて流れ、金の糸のごときまつ毛が薄く色づいた頬に影をつくる。まっすぐ通った鼻筋、その下に蜂蜜色の歌声を奏でる唇。完璧なラインの顎から、白磁のような鎖骨、そして肩にかけての調和のとれた男性美… そして伸びやかに続く胸の線をたどると、引き締まった腰が、そしてその先に… …ってイメージ出来てんじゃん私!!!! そうだ、イメージが出来ないわけじゃないんだ…それを表現できないだけなのよ!! ピンダロスがアポロンの褒め歌を歌い続けられたのも…きっと何時間かかっても、何日かけてもアポロンの魅力を表現しきれなかったからだよな!! 「金髪のアポロン」。 もうこの先に延々とアポロンの特徴は続くんだけど、 それは割愛で最初に目についた「金髪」だけ!! そんな気がしてきた…。 だけど私が最も尊敬するピンダロス先生、お願いだよ。 せめてアポロンの瞳が何色で、跳び箱は何段まで飛べるのかくらいは書き残して置いてくれよ。 「アポロンの眼なんて!そんなもん自分がこの世で最も美しいと思う色を当てはめろ。」 …なんて言われちゃいそうだけど…。 でも、そうか…別にアポロンに限らず、神様の容姿を執拗に描写することってそんなに無いか…やっぱりディオニュソスが特別だったのかな。 「ディオニュソス様、一緒に立ちションどうですかー!?」 …くらいの事はフランクに言えちゃいそうな親しみやすさがあるもんなー!! ディオニュソスも「立ちション!?行く行くー!!」くらいのトーンで返してくれそうだ!! …全然関係ないのですが、 私のパソコンに古代ギリシャ語が入っていることが発覚しました。 これ他のパソコンでは文字化けするのかな… 後で大学行った時確認してみよう… Ἀπόλλων アポローン εἰμὶ δ᾽ ἐγὼ Διόνυσος. ἐρίβρομος, 我が名はディオニュソス。響動(どよめき)起こす神。 …あーハーデス様は流石に文字が無い…。ちょっと代用だけど、 Ἅιδης ハーデス …後で確認してみて、ありえないくらい文字化けしていたらそっと消します。 この時点でなんだか分からないキモチ悪い文字列が表示されてる方はすみません(笑)。 拍手ありがとうございます!!! お返事、この下に書きますね!!
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2009. 5. 12 【黒川にバレた】黒川プラトン誕生計画!〜決戦は六本木、そして黒川からの反撃も〜
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”――そもそも二人を争わしめたのは、いかなる神であったのか。” 黒川「…っていうか藤村さん。あなた何か企んでるでしょう。」 突然黒川からかかってきた電話の第一声! 私「え”っ!?な、何ですか、急に!?やだなー!この私がい、一体何を企んでるっていうんですかー!?」 黒川「主にアポロンの誕生日に合わせて僕をコテンパンにしようという計画をです。」 バレテーラ。 な…なぜだ!?この私の潜伏作戦は完璧だったはず…!! なぜバレたんだぁーーっ!? 黒川「後藤を軽い精神的拷問にかけたら簡単にゲロりました。おかしいと思ったんですよね…普段、『黒川先輩、今日ってテキスト何ページからでしたっけ?』『5。』くらいしか僕と会話をしない後藤が、急に『黒川センパイの弱点って何ですか?』とか『先輩はロリコンですか?』とか意味の分からない事を聞いてくるんです。あれで不審に思わない方がどうかしています!」 後藤…アイツ本当に使えねぇ。 黒川「…藤村さん!あんまりです!!後藤を使って僕に探りを入れるなんて!こんなの卑怯です!反則じゃないですか!?」 うるっせえ!! 私「だいたいなあ、お前は回文が好きとか言ってるけど、そんなに好きだったらじゃあお前は田端(たばた)に住めよ!!右から読んでも左から読んでも同じじゃねえかよ!!それで好きなアーティストはABBAって言え!!」 何もかも中途半端なんだよ、お前は!! 黒川「ギャアアアアーーー!!!まさかこの僕が回文のことで人に突っ込まれるなんてぇーっ!!こんな屈辱は生まれて初めてですーーッ!!この卑怯者ーーっ!!」 私「この私が卑怯だって!?じゃあ聞くぞ!アポロンが霧に乗じて背後からパトロクロスを襲った時、一言でも「これからお前をぶん殴っちゃうぞ」つったか!?言ってないだろ!?アポロンがギリシャの軍勢に矢を射かけた時はどうだった!?」 『ボイポス・アポローンは弓とともに 堅固な覆いを施した矢筒を肩に、オリンポスの峰をくだる。 怒れる神の肩の上では、動きにつれて矢がカラカラと鳴り、 くだりゆく神の姿は夜の闇のごとくに見えた。』 私「な?夜陰に紛れてヒット&アウェイ。これがアポロンの戦法だから!!この私を卑怯とののしるのなら、同時にアポロンにも唾をはいていると心得よ!!」 黒川「…くっ、じゃあ何ですか?あなたは、どうあってもアポロンの誕生日に僕をコテンパンにすると。そういう心づもりなのですか!?」 私「…黒川さん。私は今年が2009年なのが残念でならないんですよ。2008年だったら良かったのに、と。」 黒川「…何ですって?どういうことです?」 …古代ギリシャ人は古代オリンピックが始まった年(紀元前776年)を起点として、 4年ひと組の「オリンピアド」という暦を使っていた。 そして各オリンピアドの3年目には、アポロンをまつる大祭が開かれる。 私「…西暦をこのオリンピアドに換算すると、今年は696オリンピアドの第4年目です。去年だったら、696オリンピアドの第3年目。ちょうどアポロンの大祭が開かれる年だった。 …黒川さん、あなたをアポロンで葬り去るにはちょうど良い年だったと思いませんか…?」 黒川「な…!!」 私「…フフフ。この事をご存じなかったんですね。やはりあなたは神話や哲学のアポロンには詳しいが、歴史の中のアポロンには明るくないようだ!!ついに見つけたぞ、黒川の弱点を!!」 黒川「…ちょ…!ちょっと待って下さい、なんだか先ほどから藤村さんのペースじゃないですか!?あ、ありえないこんな事…!!ええっ、ちょっと…;」 わーっはははは!!超きもちいいーーー!! この男をこんな風に狼狽させるのがこれほど気持ちいいなんて!! はははは!!笑いが止まらん!! 黒川「…ちょっと待って下さい。それじゃあ、アポロンの誕生日に合わせて、僕も藤村さんにプレゼントを渡してもいいって事ですよね?」 ………ん?! 黒川「アポロンの誕生日にあなたから一撃が加えられることを分かっていて、何も行動しないなんて僕にはできませんよ!!僕からも何かあなたに…!」 私「ちょちょちょ、ちょっと待って!それはダメ!!」 なぜなら、私は黒川さんにこれまで色々もらいすぎだから! これはこれまでのお返し、っていう体裁なのよ!! 私「…だからこれ以上、黒川さんにお金を使ってもらうのは絶対ダメです。」 黒川「……。だったら、」 私「だからと言って、どっかの山から引っこ抜いてきたカシの木とかもダメ!!とにかく、今回ばっかりはあなたから『物』は受け取りません!!」 黒川「……よく分かりました。つまり、お金のかかった形ある物以外ならば受け取って下さると。」 ………んんっ!? 黒川「要するに、お金が一切かかっていない、形の無いもので、それでいてアポロン関係の何かならばいい、と。そういう事か。とても難しい命題ですが、藤村さん、僕はね、難しい問題ほど燃えるタイプです!!」 私「馬鹿な!そんなの不可能だ!!」 「お金のかかってない、形のないモノで、それでいてアポロン関係の何か」。 そんなものがあるはずがない!! 言っとくけど、材料費が一円でもかかっていたらダメだかんね!? つまり、今お前の身の回りにあるものしか使えない! しかも、アポロンの誕生日は5月27日。 あと2週間しかない!! 私「絶対にそんなものを用意するのは不可能だ!」 黒川「僕を甘く見るな!!必ず用意してあなたに叩きつけてやる!!」 私「そっちこそ!!私だって絶対に手を抜かない!!」 黒川「ティス・タルスポーエ・テオーン・エリディ・クスネエーケ・マケスタイ!? (そもそも二人を争わしめたのは、いかなる神であったのか!?)」 私「レートゥース・カイ・ディオス・ヒュイオス:アポローン!! (それこそはレトとゼウスが息子…アポロン)!! …ふんっ!!じゃあね!バイバイ!!」 …と、そのまま勢いで電話を切った私。 しかし、10秒後に黒川からリダイアルが。 私「…何ですか?先ほどの『イリアス』の掛け合い、もう少し先までやりたかったんですか?」 黒川「いえ、そうじゃなくて…。一番大切なことを伝え忘れていたのですが、藤村さん、僕と六本木に付き合って頂けませんか?」 ……六本木? なんでそんな黒川さんに一番似合わない単語が出てきたんだ? と思ったら、どうやら彼は ttp://www.asahi.com/louvre09/ これに行きたいらしい。 六本木でやっているルーブル美術館展「美の宮殿の子供たち」。 私「…??一人で行けばいいじゃないですか?」 黒川「嫌ですよ!六本木なんて、チャラついた男女がダブルデートなんつって集団でいちゃついて、夜になると器具を使った乱交パーティーが開かれるような町でしょ!?そんな恐ろしい場所、一人じゃ行けません!!」 っつーか六本木をそんな場所と思ってるような奴と一緒に行くのが私は嫌なんだけど!! 絶対そんな所じゃねえよ!!オシャレな場所ではあるけどさ…!! 黒川「…藤村さんも興味あるかと思ってお願いしたんですが…。古代ギリシャの壺とか、彫刻とかも来てるみたいですし。」 私「…分かりました。いくつかあなたに借りもあるし、付き合いましょう。」 黒川「!!ありがとうございます!!」 私「だけど黒川さん、一つお願いがあるのですが、当日はいつもの変な格好じゃなくて、もうちょっとオシャレして来……あっ」 こう言うと、前のディズニーランドの時みたく 軍服で来てしまうかもしれない… 私「…やっぱり、普通の恰好で…」 …って言うと、いつもの気持ちの悪い回文Tシャツだよな!? 難しいな!何て言えばいいんだ!!? 私「…あのー…当日は…フォーマルな格好で来て下さいませんか?」 黒川「もちろんです!美術館ですもんね!」 …よしっ!これで軍服と変なTシャツは回避できるハズ…!! 私「それで?いつ行きます?」 黒川「そうですねぇ…5月の27日なんてどうです?」 ちょ…っお前、殺る気満々じゃねえかよ!!(笑) アポロンの誕生日をブッキングしようとしてくるなんて!! こいつ、本当に無策か!? 私「空いていますが、嫌です。」 そんなわけで、結局、来週の平日に行くことになりました。 そしてアポロンの誕生日としてはちょっと早いですが、その日に黒川さんにプレゼントを渡そうかと思います。 そんなわけで、決戦は六本木!! そうそう、前々回の日記で書いた、黒川が「ホムンクルス」という文字のTシャツ延々と着ていた、という話ですが…あれは本当になんでもない事だったみたい。 黒川は4月まで実家に帰っていたのですが、その時にTシャツをほとんど持って帰ってしまったそうです。で、代わりに実家にあるTシャツのストック(実家にもあの量のTシャツあるのかよ!!笑)を持ってこようとしたが忘れてしまった、と。それで、家族に送ってもらおうとしたんだけど、 黒川「まずな、タンスに入ってる、古代ギリシャ語で『私の墓に貴様の血など一滴もかけるな』って書いてあるTシャツなんけどー。」 って言っても、やっぱり全然伝わらない。 なぜなら古代ギリシャ語なんか家族誰も読めないから。 それでなっかなか送ってもらえなくて、かろうじて手元にある2、3枚のTシャツ着まわしてるみたいよ(笑)。 あいつアホじゃん…! 私「でも良かったー!なんか後藤が黒川さんがホムンクルス作ってるとか言うからさあ!!黒川さんが(さらに)遠い人になっちゃったみたいでさー!!」 黒川「後藤が?そう言ってたんですか?…よく分かりました。あとで8分の9殺しにしておきます。それじゃ。」 そんなわけで、来週が楽しみです!! もう素晴らしいプレゼントでヒーヒー言わせてやるわ!! そして後藤君の無事をそっと祈っています。 補足: ・「オリンピアド」の話はかなりはしょってしまいましたが…今年は696オリンピアドの第4年目。でも、古代ギリシャでは夏から一年が始まるので、今年の夏以降は697オリンピアドの第1年目です。 っていうかあともう少しでちょうど700オリンピアドだ!!!うわー!!今年697だから…あと12年後か!!2021年!?最初に古代ギリシャでオリンピックが開かれてから、700×4(年)で、2800年か!!すごいなー!! オリンピアドだと、700とか100単位の数って400年に一度しか来ない!!超貴重だ!! しかも700…!アポロンの聖数の「7」が入ってる!!絶対このオリンピアドの時のアポロンの大祭は逃せない!! ああ…私、そのころ何してるんだろ?まだギリシャ神話を勉強してるといいな。 拍手ありがとうございます!! お返事…書こうとおもったら拍手がメンテナンス中だ…!残念。 もう少しお待ちください!!
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ぎゃぁああああ!!アレスーーーー!!
・・・すみませんwいきなりコメ残しといて叫んだりなんかしてスミマセンw 絵上手いですね!! 凄いです!! 後ギリシャ神話のこととか読んでて凄く為になります!! 時々見てます! 次の更新も楽しみにしています^^ |
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2009. 5. 14 「ギリシャ神話とは何だ?」
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…なんというか…「ギリシャ神話」を勉強する上での一番の問題点って、 ギリシャ語には「神話」という言葉が無い、ってことだと思うんだ。 そう、私、今までごまかしごまかしやってきたけど!! 古代ギリシャには「神話」にあたる言葉がないし、古代ギリシャ人は一度も「ギリシャ神話」なんて言葉を使わなかった!! 私、気付かないふりをしてたけど、これって大問題っぽくね!? たとえば、今、何かの拍子にばったりアポロンに会ったとしたらよ!? アポロン「で?お前は何を勉強してるんだって?」 私「ギリシャ神話です!」 アポロン「…えっ?『ギリシャ神話』とは何だ?」 …私、アポロン自身にそんなこと言われたら絶対立ち直れない。 「ギリシャ神話とは何だ?そんなものはギリシャにはない。」…そう言われたらさあ…!私、実体のないものを愛してるんじゃないかと…!! やっぱり言葉が存在しないことは、それ自体「ない」ってことなんだろうか? 例えば、「萌え〜!」っていう言葉って最近作られたけど、 それまでは「萌える」って感情自体無かった? うーん!どうなんだろう… でも、古代ギリシャには「冥界」って言葉も無かったけど、冥界は確かにあった。それに、「ハーデスのそば」とか「ハーデスの館」とか「ハーデスの王国」とか「地面の下」とか、遠回り表現で「冥界」を指す言葉はあったしなあ…。 ギリシャ語で、我々がいう「神話」に一番近いものは、 「mythos」(ミュートス/英語の「myth(神話)」の語源)だけど…。 「ミュートス」という単語は、広義の「話し」をさす言葉で、 歴史的事実の話にも、昨日起きた話にも、作り話やほら話にも使われる。 つまり、古代ギリシャ人にとっては、 「ちょっと俺の話(ミュートス)聞いてよ〜!昨日こえだめに落っこっちゃってさー!もう全身クソまみれだよ!!」 って話も、 「輝けるアポローンの君が、かつてこの地を訪れた名高い話(ミュートス)を語ろう。」 って話も、同じレベルの話で区別なんか無かった、ってことじゃねえか!!? すっごいヤバイと思うんだよねこれ!! つまり、古代ギリシャ人にとって、「ギリシャ神話」っていうジャンルなんか無かった、ってことなんだろうか!? アポロン「――神話とは何だ?」 そんなのこっちが聞きたいよ!! ああっアポローンの君、あなたは全てを見通しておられるお方だ。だったら、教えてほしい。どうしてギリシャ人は、あんなにたくさんの神話を作っておきながら、それに名前を与えることはしなかったんですか? 神々の華やかな恋愛譚や、英雄たちの冒険譚!! 「神話」だろ!?「ギリシャ神話」だろ?! …ああ、アポローンの君ならこの質問にどう答える!? アポロン「…我々神や英雄たちのミュートス(話)は、ミュートス(事実)であって、ギリシャ人にとっては歴史や過去のミュートス(逸話)にあたるものだ。まあ、多少人間たちのミュートス(作り話)も含まれているようだが。」 ――くそぉおお〜〜「ミュートス」って言葉が幅広すぎるううう!! でも…考えようによっては便利な言葉なのかもしれない。 「ミュートス」と言われて、それを「事実」でとるのか、「作り話」でとるのかは受け手しだい、ってことだもんな。 ギリシャ神話もそんなカンジだったのかも。 「神話とは何だ?」 …この質問に対する最も簡潔な答えは、 「神話とはミュートスです。」 …これかもしれない。 ある人にとってはミュートス(歴史的事実)であり、ある人にとってはミュートス(作り話)。 総じて広義のミュートス(話された事)を指すもの。 だけどつまんない答えだなー!! 私だったら…うーん、私だったら…夢見すぎと言われるかもしれないけど、私だったらこう答えたい! 「神話とは、文学、歴史、科学、芸術、音楽、哲学…すべての学問の父です。」 「太陽をアポロンが馬車で動かしている」なんて馬鹿馬鹿しい! 科学の人間は、そう言うかもしれない。 「アポロンが戦争に参加した」なんて作り話だ! 歴史の人間はそう言うかもしれない。 だけど私はこう言いたい、 お前たちの父の名を言ってみろよと!! 「神話は、科学や哲学や歴史によって淘汰された」ってよく言われるけど!! そんなの冗談じゃない!! 確かに神話よりも、科学や哲学や歴史の方が優れている!! だけど、そういったすぐれた学問を育てたのは誰だ!? 「太陽はなぜ動くのか?」「人間はなぜ生きるのか?」「我々の祖先は何をしてきたのか?」 こういう問いに最初に答えを見出そうとしたのは、 科学でも、哲学でも、歴史でもない! 神話だ!! ――と、まあありえないくらい熱く語ってしまっているのですが… いやー…何年かギリシャ神話と付き合ってきて、まざまざと感じるのはさ〜… 神話に対する風当たりの強さなんだよぉ!! 特に、歴史学からの神話に対する迫害はすさまじいものだぞ…! 「神話なんか作り話でしょ?」から始まって「歴史は事実をあつかう学問だから、神話は論外。」まで私もいろいろ言われた!! くっそー!! 歴史から神話に父の日のネクタイを送られてもいいハズなのに、侮辱の言葉を投げかけられるなんて! そんないわれは一ミクロンもねえよ!! 歴史よ、お前の父の名前を言ってみろ!! お前を育てたのが誰かを言ってみろ!! 神話だろーッ!! ――神話を真剣に学ぶ意味とか、誇りとかってこれじゃないか!? そして、私にとって「なぜギリシャ神話を愛するのか?」って問いの答えもこれだ! 「神話はすべての学問や芸術の父だから。」…私はそう信じてる! まあ、アポロンがカッコイイから、っていう単純な理由もあるけど!!(笑) うーん、今日はマジメな話ですみません! っていうか私はすごいマジメな人間なのよ!!普段全然チンコとか男根とか言わないよ?! ってミュートス(話)は全然説得力ねえけど!!(笑) …まあ、これから半月くらいは延々黒川さんとのくだらねえ死闘が始まるかな?と思って、小休止に真面目な話でした。 全然関係ないですが、明日から始まる映画、「天使と悪魔」が楽しみでしょうがない!! 前に小説読んだ時は、「こ、こんな面白い小説があったのか!」とすごい感動したので、映画版本当に楽しみです!! 拍手ありがとうございます!! お返事少々お待ちを!!明日発表なんだ…
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2009. 5. 16 デカメロン状態+ギリシャ神話関係の参考文献とか
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リアルではインフルエンザが猛威をふるって、ネット世界ではヤバいコンピュータウイルスが感染拡大…。外出もままならねえ、ネットサーフィンも危険…じゃあもうこの週末に何したらいいんだ?って話だよ…。 こんなのまさに「デカメロン」状態じゃないか?! 中世のペストの流行をのがれて、山奥の屋敷に男女10人が引きこもって、退屈しのぎに面白い話をする、という…! それじゃあ、お前は一体どんな退屈しのぎの話を聞かせてくれるんだ?って話ですが…。 …そうそう、3年くらい前から作ろう作ろう!と思っていたものをついに作ったので、そのアドレスを貼ります! 「ギリシャ神話の参考文献+読書感想」 http://hermes.blog.shinobi.jp/ このサイトで使わせてもらった、ギリシャ神話関係の参考文献とその読書感想のブログです。(ありえないくらい不完全ですが…)まあ、退屈しのぎくらいにはなってほしい! そんなわけで、この週末は読書に勤しもうと思う!! みなさん、ウイルスにお気をつけ下さい。私も気を付ける。なんか感染したサイトを閲覧しただけで感染するらしいぞ。(一応ウイルスまとめサイト(同人用)にリンクを貼っておきます→http://www31.atwiki.jp/doujin_vinfo/)
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2009. 5. 17 【六本木は罠か?】黒川プラトン誕生計画!〜アポロンの誕生日に黒川を祝う〜 +黒川の下ネタが好き
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後藤「もしもし!?藤村先輩っ!逃げて下さい!!罠です!!六本木に行っちゃだめだーーっ!!」 …先日、私の送り込んだスパイだということが黒川にバレ、 精神的拷問にかけられた後藤。 もう、後藤の変死体はどういう形であがるんだ?と 思っていた私からしたら、彼の元気そうな声が聞けてなによりですが、 私「……う〜ん、何ー?こんな朝っぱら(※昼の11時)から…?私、昨日徹夜だったのよ…寝かせてくれよ…夕方くらいまで……ぐー。」 後藤「寝ないでください!!藤村先輩!寝たら死にます!!来週、黒川先輩と六本木に行くんでしょ!?ダメです!絶対何か企んでますよあの悪魔は!!」 私「…え…?」 後藤「…六本木と指定してきたのは黒川先輩なんでしょう?!何かあるんじゃないですか?六本木の『6』がアポロンに関係する数字とか…」 私「いや…6は…ディオニュソスと、アルテミスの数字だし…アポロンの数字は『7』で…」 後藤「それじゃあ、当日にデッカい月桂樹の木を六本木に突き刺して、『どうだこれで七本木じゃあ!!』とか言うつもりなんじゃないですか!!?」 ―ってかお前の想像力の方がよっぽど怖いよ!! 黒川を「大錬金術師ヘルメス・トリスメギストスの弟子」とか呼んだの 絶対お前が最初だろ!! 私「…後藤よ。私はこれでも一応歴史学の人間なんだぞ…。根拠のない憶測には惑わされないぞ…。」 後藤「根拠ならあります!!最近、黒川先輩、ずっと院生室でギリシャ語の文献を読みながらブツブツ言ってるんスよ!そのギリシャ語の文献っていうのが…!」 私「ぶ、文献って言うのが…?」 ゴク…ッ。 後藤「――まあ、俺はギリシャ語読めないので、何の文献かは全く分からなかったのですが」 …後藤…お前はつくづく使えない男だな。 後藤「でも、どの文献の表紙にも、ある一つの文字列が書かれていたので、それを記憶してきました!!もしかして、藤村先輩は心当たりあるんじゃないかと…」 私「…まあ、一応言ってみて。」 後藤「まず、最初の文字は、円周率のπ(パイ)という文字です。」 最初の文字は Π(パイ)。 後藤「その次は、英語のIみたいな文字、それから、Nみたいな文字です。」 Ι(イオタ)、Ν(ニュー)、 後藤「それから、なんだか三角形みたいな文字です。」 Δ(デルタ)。 後藤「そして、英語のA、P、Oのような文字が続いて、」 A(アルファ)、Ρ(ロー)、Ο(オミクロン)、 後藤「そして最後に煤iシグマ)です。…この文字列の意味が分かりますか?何か心当たりは??」 …Π、Ι、Ν、Δ、Α、Ρ、Ο、煤B ΠΙΝΔΑΡΟ煤B 「ピンダロス」。 …もう一気に眠気が吹き飛んだ!!! 私「心当たりも何も…!!!」 ピンダロス!! アポロンに最も愛されたと言われる古代ギリシャの詩人!! そして何より、 私「私の専門分野だ!!」 …どういうつもり!?まさかこの私の専門分野で勝負を仕掛けてくるつもりなの!!? 「お金のかかっていない、形のないもの、それでいてアポロン関係のもの。」 …それをピンダロス関係で用意するつもりなのか!!? 私「…なんか…すっごい嫌な予感がしてきた…。」 後藤「…そうでしょう!?今からでも逃げた方が…!!」 私「…でも後藤君。さっきも言ったけど、私は歴史学の人間。歴史学の基本は、まず第一に、あたり前だと思っていることを疑うことだ。」 後藤「…えっ?一体どういう…」 私「…後藤。お前は本当に私サイドの人間か?」 後藤「エ…?」 私「お前は黒川にスパイということがバレたんだろ?どうして、まだ私に黒川の情報を流していられるんだ?」 後藤「…えええっ!!??;」 私「…お前、黒川サイドに寝返っただろう?それで、わざと黒川に都合のいい情報を私に流してるんだろ?!そんな小賢しい手にこの私が引っかかるか!このドブネズミめが!!」 後藤「…ちょっと待って下さい!藤村先輩!俺は潔白です!!俺はむしろ黒川先輩がコテンパンに打ちのめされてる所を心から見たいと思っている派で…!信じて下さい!」 私「後藤…いや、二重スパイめ!!黒川に伝えろ!!私は逃げも隠れもしない!六本木を七本木にするのはお前ではない、この私だとな!!」 後藤「…ちょっ、藤村センパ…」 ブチッ!!(←強制的に電話を切る。) …フー。 まあ、なんというか…… …後藤君、…潔白、だったかもな…。 途中で彼の反応をみて、「あれっ?これは…二重スパイとかじゃないかも…ただ後藤がアホなだけかも…」と思ったけど、あれだけ大見栄を切ってしまった以上、引っ込みがつかなかったのよ。一応あとで「後藤めんご」というメール送っておく。後藤まじでごめん。 …黒川が本当にピンダロス関係で来るのかどうかは知らないが、 飛んで火に入る夏の虫とはこのことだ。 黒川に何を送るか…私はもう決めている。 「言葉あそび」が好きな黒川さん。あなたでも絶対に解けない「言葉あそび」を仕掛けてやるよ。 どんな手段でも使ってくるがいい!! お前を血祭りにあげるショーの舞台はとっくに整っている!! …そんなわけで、次回、私が何を送るかをご紹介できると思います。 それと、最近よく「お前さんは、黒川さんとお付き合いしてるのかい?」という旨のコメントを頂くのですが、それは全然違う。全然違うし、これから先も無い。すみません、私の日記の書き方が悪いのだろうか…!なんか黒川さんに申し訳なくなってきたぞ…。 なんというか、私も、男性とお友達になれることはほとんど無いのですが…。じゃあなんで黒川さんとは仲良くなれたのか、と言うと、一つの理由として、黒川の下ネタが大好きだからだ。 これまで私は、 「男の性」は喜劇名詞、「女の性」は悲劇名詞。 という固定観念があったので、後者の下ネタは全然面白くなかったのですが、同じ女の性下ネタでも黒川さんのはまるで違う!! 黒川「『処女膜』って訳を最初につけたのは杉田玄白。でも、玄白先生には申し訳ないですが、僕なら絶対もっといい訳を付けます!だって『膜』は違う!『膜』っていう訳は正確じゃない!」 ――またある時は、 黒川「アイアン・メイデンってあるでしょう?あの中世の拷問具の。あれって、なんでアイアン・メイデン(鋼鉄の処女)っていうか知ってます?」 私「は?」 黒川「蓋をしめると中にいる人間に突起が刺さって、下から血がドバーって出てくるからなんです。…完璧。このネーミング・センス。ああ、どうしたらこんな素晴らしい名前が付けられるのだろう!本当に完璧すぎます!!」 ――なんだろう…たぶんコイツは女にまったく興味がない。女の性をネタにしているのに全然いやらしさ無い。というか、本人はただ単に本気で言っているだけだと思いますが、とにかく「コイツとは友達になれそうだ!」と私は思った。 …読んでいる方は「全然違いがわからん!」って感じかもしれませんが!(笑)。ただ単に私の下ネタの好みの問題か…!? そんなわけで、私にとって黒川さんは「良き学友」。そしてこれは向こうも同じように思っていると思います。本当に、私にはもったいないくらいの良き友だわ〜!来週コテンパンにするけど。 拍手ありがとうございます! お返事、もう少々おまちを…!
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2009. 5. 19 ディオニュソスとヘパイストスの友情が熱すぎる
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→今、古代ギリシャのつぼ絵集を見ていたら… こういうシーンがあってすさまじく興奮した…!! 大親友同士こと、ディオニュソスと鍛冶の神ヘパイストスが、ロバに二人乗りしている…!!゛゛゛゛゛゛←ふるえ こんなの完全にあれでしょ!?学校帰りのチャリンコ2ケツでしょ!? 「乗せていってやるよ、ディオニュソス!」的な!?うわあーー!!こんな青春してみてぇえええーー!!! しかもしかも、ディオニュソスは馬やロバとかには 「乗る技術が無い」から、 ディオニュソス「…俺、乗れないっ。ロ、ロバなんか怖くて絶対乗れねーよ!」 ヘパイストス「大丈夫だ。俺がちゃんと支えててやる。間違ってもお前を落としたりしない。俺を信用してくれ。」 …なんつって、他の誰かだったら絶対「乗らねーっつってんだろ!」って断るディオニュソスでも、 ヘパイストスの愚直なまでに真面目な言葉には逆らえない。 それで、ロバに二人乗りでのんびり移動するんだけど、 ディオニュソス「――あっ!進行方向にこえだめがっ!!…お前、間違っても俺を押すなよ!?俺がよそ見してるうちに、俺の背中をドン!っつって押して、俺が見事な放物線を描きながらこえだめに頭から突き刺さって、周りの連中が大爆笑!…みたいなことは絶対するなよ!?」 ヘパイストス「は?」 ディオニュソス「押すなよ!?絶っっ対押すなよ!!!?俺は今からよそ見をするけど!絶対やめろよ!?絶ッ対押すなよー!!」 ヘパイストス「…当たり前だ。お前は大切な友人だ。誓って言う。絶対に押したりなどしない。」 ディオニュソス「押せよ!!!違うだろ!?今のは押すとこだろ!?俺が最高の前フリを出してるのに!!こんなおいしいパスをスルーってどういうことだお前!!?」 ヘパイストス「…お前の言っていることは全然理解できない。」 …ヘパイストスなんて全然笑いが通じなそうな相手なのに、 どうしてディオニュソスは親友をやっているんだろう。 でも、二人が一緒に描かれているつぼ絵だと、ディオニュソスがヘパイストスを気遣わしげな視線で振り返ってたりと、いつも仲良さげでいいなあ!と思う!! ヘパイストスが、アポロンとヘルメスに嘲笑された時、きっとディオニュソスは真っ先に彼を慰めに行っただろうなあ! しかも、「元気出して」とかの言葉を並べるんじゃなくて、 でっかい酒瓶持ってって、一言。 ディオニュソス「飲もうぜ。」 そんな感じ!この二人は!! ――くっそーヘパイストスのつぼ絵を調べたかったわけじゃないのに!! Heracles を引こうとして、手前のHephaistosでつかまってしまった…。 これだからギリシャ神話はやめられねぇよ! (ところで、ディオニュソスの名誉のために言っておくと、古代ギリシャの馬やロバには鐙(あぶみ)がつけられていなかったので、乗りこなすのはとても難しかったらしい。)
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黒川との決闘話待ってる方がいらしたら、遅くなっていてすみません! とりあえずこれだけ…!!拍手のお返事の場所が日記の末尾から、↑のメニューのclapの右隣の、reというところに変わりました。 私、拍手のお返事1か月分とかまとめてお返事することが多いので、そうすると日記の字数制限で別々の記事にまたがってしまって、探すの大変だし、不便じゃないかと…。そう思ったので、移動してみました(私がお返事遅いのが原因なんですが!すみません!)。 この日記、記事の字数制限が8000字なんですよねー。毎回毎回「文字数オーバーで書きこめないぞ」と言われてしまうんだ。じゃあお前、たまに黒川との死闘が前後篇になったりするのは、16000字くらい書いてるからかよ!?と愕然とするんですけど!! そんな訳で、拍手どうもありがとうございました!!! コメントのお返事は「re」のところです(〜15日。それ以降の方はもう少々お待ちを。) ↑訂正:18日分までです!
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2009. 5. 22 【とりあえずのご報告】黒川プラトン誕生計画!〜アポロンの誕生日に笑い死ぬ〜
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…順序が逆になって申し訳ありませんが… 昨日、黒川さんに会ってきました…。 …………。 ……なんでこんなテンション低いのか、って話でしょ? ひどい目にあった。 …黒川に、「アポロンで殺す」という宣言は受けていたのですが、 まさかそれが「アポロンで笑い殺す」の意だったとは…! もうダメ私、死ぬ…!笑い死ぬ!!! まさか…アポロンでここまで笑わされるなんて…!!! ヒーーッ!!もうダメーっ「アポロン」という単語を見るだけで思い出し笑いで死にそう!!もう本当にダメ!死ぬ!!お腹が痛い!!もう腹筋が痙攣しすぎて痛い…!! だってまさか…!これはたとえ話ですけども!! まさか…私の最も尊敬する男二人を…アポロンとピンダロスをよ!? 黒川がその2人を抱えたまま、こえだめに頭からダイブするなんてまさか思わないじゃん!!! しかも、悪いことに、美術館に行ったあと、 黒川「ついでに『天使と悪魔』観ませんか?藤村さんも好きですよね?」 の言葉に惑わされ、一緒に観にいってしまったのですが… これ、映画のネタバレでもなんでもない一般知識なので言うけど、 もう背景にチラチラ出てくるアポロンが…!! もう死ぬーーーっ!!思い出し笑いで死ぬーー!! くっそぉおおおお!!!ここまでが貴様の作戦か黒川ーーーっ!!?? ヴァチカンのサンピエトロ大聖堂が舞台=もちろんアポロンも映るはず という作戦だったのかぁあああーーーー!!??? こんなマジメな映画なのに もうチラチラ出てくるアポロンに思い出し笑いをこらえるのが精一杯だよーーっ!! うわぁあああ失敗したぁあああ!!!今日観るんじゃなかったーーー!!! 黒川「いやー感動しましたね!」 うるっせえええーーー!!こっちは地図のない砂漠のド真ん中で流砂に腰まで飲まれてんだぁああ!!!! 帰りの電車の中でも思い出し笑いでプルプルしてたし、家に帰ってからもずっと笑ってたし、眠ってる間も笑ってたし、今朝は自分の笑い声で目が覚めた!!枕はヨダレでベットリだし!! 私このまま本当に死ぬんじゃないか…!! 誰か助けてくれ!!私をこの流砂から助け出してくれ!!! でないとこのまま窒息死する!!誰か助けて…!!誰か…!!アポロン…!!!ってダメだって!!今アポロンは!!ブフッ!!ああーーーっダメだーーー!! くッそぉォオオくーろーかーわーー!!! ――そんなわけで、一応のご報告まででした…。 一部始終は私が冷静になってから書きます…!! でも、この面白さは…!きっと私の文章じゃ伝えきれないと思うんだ…!ピンポイントで私に向けられた笑いだった上、黒川は私を笑わせるつもりは全くなく、いたって本気。 しかも、私自身、なんでこんなに面白いのかわからない。 本当に、録っておけばよかった!そしたらきっと一生笑って暮せたのに!! ああーーっ面白かった!! あっ、私のプレゼントはとても喜んでもらえました。でも、その差し上げたプゼレントが…最終的に全部私の上に笑いとして降りかかってくるという最悪の状況に…。 ああーもう!!次回!!ちゃんとお話しするのでマジで聞いてほしいよ!!なんだこれ!?私、大損だよ!!!! …拍手ありがとうございます! コメントもありがとうございました! 前回の日記の通り、拍手のお返事は上のメニューの「re」のところに移動しました。 18日までのお返事があります。それ以降の方、もう少々お待ちを!
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2009. 5. 24 【私が贈るもの】アポロンの誕生日に黒川を祝う〜私のプレゼント、「アポロン最後の謎かけ」〜
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2009. 5. 27 超取り急ぎだけどお誕生日おめでとう、アポロン!アルテミス!!
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六本木の話遅くなっててすみません!!ちょっと実生活が立て込んでいました…!だけど今日はこれだけ!言わせてもらいたい!! 5月26日&27日!アルテミス、アポロン、お誕生日おめでとうーーー!! この双子の神話で一番心に残ってるのは、 ある殺人事件の犯人として嫌疑をかけられたアルテミスを、アポロンがかばう、というシーンです。 アポロン「違う、殺したのはアルテミスではない。我が片割れなら、昨日は一晩中私と一緒にデロス島にいたのだ。だから潔白だ。」 アレっ?アルテミスにとっちゃアポロンと一晩中一緒にいたという証言の方がよっぽどヤバイのでは…? と思って、私はこのアポロンの言葉にすごく引っ掛かりを感じました(笑)。 だけど、この言葉がとっさに出たアポロンの嘘(…じゃあないと思うけど!アポロンは嘘はつけないから)にせよ、本当にせよ、どっちにしてもなんだかすごく仲がいい双子ですよね! だって一晩中一緒になにしてんの?人生相談とか!?それともオセロ!?生まれたころから何千年、何万年も一緒なんだしもうすることないだろ!! ところで、超急いで描いた上の絵ですが、ひとつ、今まで私の夢だったものを入れてみました。 絵にギリシャ語で「お誕生日おめでとう、アルテミス&アポロン!」と入れてあるんですが、これただの「アポロン」じゃないのよ! ギリシャ語だと、アポロンは正式には「アポローン」なのですが、アポローンを直接呼びつける時は「アポロン」という発音をするんだ! 私、一度でいいからアポローンを「アポロン、」で呼んでみたい…!!アポローンを直接呼びつけたい、「アポロン」、と!! ――そう思って、入れてある文字は ΑΠΜΛΛΩΝ アポローン じゃなくて、 ΑΠΟΛΛΟΝ アポロン …にしてあるんだぜ!! ――ってすみません、別にこれだけなんですが(笑)、ちょっと勇気が要ったので…だってすげえ嫌な顔されそうじゃん!! アポローン「お前に『アポロン』なんて呼ばれる筋合いはない!私のことは『様』付けで呼ぶのも失礼と心得て、『輝ける君』、『遠矢射る君』、百歩譲って『アポローンの君』と呼べ」 …くらいに言われそうじゃん!!でも、年に一度の誕生日だしいいだろ!と思って、アポローンをアポロンにしてみました!!イエエーーーイ!!! そんなわけでお誕生日おめでとうっ!レートーの輝かしき子ら、金の矢そそぐアルテミス!銀の弓もつアポローン!! あー色々遅くなっててすみません!! 5月末はどうしてこんなにイベント目白押しなんだ!! (ところで、現在、アポロンのことアポロンアポロン言ってるのって、アポロンにとったらしょっちゅう呼びつけられてるみたいに聞こえるんだろうな…。あっ、なんかギリシャ語複雑!それでも普段はアポローンじゃなくてアポロンって言っちゃうけど!笑)
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2009. 5. 28 【決戦当日:前半】アポロンの誕生日会戦!六本木の攻防 〜私の攻撃:「絶対に解けないなぞなぞ」〜
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2009. 5. 29 【決戦当日:後半】アポロンの誕生日会戦!六本木の攻防 〜黒川の攻撃:「アポロンの童貞喪失」〜
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…ギリシャ神話の中で、ペルセポネーがハーデス様と結婚する時、 彼女の父であるゼウスは、お祝いとしてシチリア島をペルセポネーに贈った。 ――それじゃあ今すぐ私にもくれよ。 サガ様との結婚祝いにシチリア島を!! 5月30日!サガ様のお誕生日の今日!! …全然予期してなかったんだけど!今日、突然!今、突然!7月にギリシャに連れて行ってもらえることになりました!! ――もうこんなの完全にサガ様からのプロポーズでしょ!? 論理的な思考から言ってそうとしか考えられない!5月30日だぞ!? これ新婚旅行のお誘いでしょ!? 私、花嫁衣裳で行っていいんだよね!?ウエディングドレスのすそをチビッ子たちに持たせ!! アテネ空港で「Will you marry me?」の横断幕もって待ってるサガ様の胸に飛び込みながら 「I do!!」言っていいのよね!? あっ…それともまさか…あれか!?5月27日のアポロンの誕生日に、アポロンにお肉とか月桂樹とかお供えしたから、そのご褒美にアポローンの君の方からサガ様に「結婚しろ」と御進言下さったんですか!? アポローンの君ありがとう!!まじでありあとう!! ブーケトスでは絶対アポローンの君の方に向ってブーケ投げるから!!お前も何万年も独身貴族気取ってないで早くいい奥さんもらえよ!! ああっ、なんかもう全然!!嬉しすぎて意味が分からないんだけど!! 要するに、 まあ、たまたま今日、7月にギリシャに連れて行ってもらえる、という話を聞いたと。それだけなんですけど…。 あーーでも、うれしい!すげえ嬉しい!! 7月のギリシャ!!「で?お前はどこに行きたいんだ?好きなトコ連れってやる!」と言われても、 行きたい所がありすぎる!!見たいものがありすぎるぞ!! アポロンの生まれた島デロス島!! スニオン岬のポセイドン神殿に…!! ああっ、あとエレウシスの隠しダンジョン「ハーデスの洞窟」にも行きたい!! それで、私がサガ様の背中に隠れながら、「怖ぁ〜い!サガ様たすけてぇ〜!!」なんつって、 まあ、神聖な洞窟を恋人たちの肝試し会場なんかに使ったらすげえ怒られるけど。ハーデス様に。 ――そんなわけで、今日は急きょ決まった旅行に色々とてんてこ舞いでした。 そうそう、一番大切な言葉を言い忘れていましたが、 サガ様、カノン、お誕生日おめでとう。 そしてサガ様。私と結婚してくれ。 私は料理もそんなに上手くないし、まだ学生だから給料の三か月分の結婚指輪も用意できない。 だけどその代り、一生分の愛情をあなたに渡したい。 サガ様を世界一幸せな男にしてみせる、だからお願いだ、私を世界一幸せな女にしてくれ!私と結婚して下さい、サガ様!! ――まあ、ギリシャに一緒に行くのはサガじゃなくて父なんだけどね…。 (まえにサイトで私と一緒にギリシャ行ってもいいぜ〜と仰って下さった方はすみません…今回はふつうの家族旅行になってしまいました。) 拍手ありがとうございます!! コメントも、どうもありがとうございました!! お返事、もう少々お待ちください!すみません〜!!
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藤村シシン古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家。 高校で出会ったアニメ『聖闘士星矢』がきっかけでこの道へ。東京女子大学大学院(西洋史学専攻)修了。
◆著書『古代ギリシャのリアル』(実業之日本社)。◆ NHKカルチャー講座講師。◆2020年オリンピック採火式NHK生中継内、古代ギリシャ語同時翻訳。 ◆平成28年 東京国立博物館『特別展・古代ギリシャ』公式応援サポーター。 ◆UBIソフト『アサシンクリード・オデッセイ』公式コラボ ◆古代ギリシャナイト主催。 など。
お仕事のご依頼: euermo★gmail.com (*をアットマークに変えて送って下さい)
書籍『古代ギリシャのリアル』発売中。 ★よく出てくる宿敵「黒川君」については →【黒川wiki】をご参照下さい。
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