藤村シシンぶろぐ


 

2010. 2. 9
      ご報告の後日談 + 黒川さんの反応

まずは、1月23日付の日記にお言葉を下さった方々、 
本当にどうもありがとうございました。 
 
こんなに温かいお言葉を頂けるとは思っていなかったので、 
本当に本当にうれしかったです。 
 
 
…あの日記を書いた時点では、
これはどういう風に泣き寝入るのが一番カッコイイのかなァと考えていたのですが、あれから一悶着あって、ある程度この問題は一区切りできました。 
 
ですが、その内容は私の納得できるものでは到底ありませんでした。 
もうこれを題材に人間の不条理に切り込んだ随筆書いたら芥川賞とれんじゃないかというレベルの不条理さでした。 
 
本当に怒りに震えて、それを洗いざらいここに書きたい、 
と一度は私も思いました。 
 
しかしながら、ご心配下さった方々、 
この日記を楽しみにしていると仰って下さった方々、 
コメントを下さった方々に、 
今、私ができる最高の恩返しは芥川賞をとることではない 
そして私自身も、この日記に本当に書きたいことはそんな話ではない、と思い至りました。 
 
黒川さんとの戦いだとか、ギリシャ神話のこととか、あるいは日常の出来事とか、本当に書きたいのはそういう話だ、と! 
普通の状況でも、時間の制約があって書くのを先延ばしにしてる話が多いのに、その上不条理で芥川賞なんて狙ってたら、全部書ききる前に人生が終わっちまうよ!! 
 
…そんなわけで、
芥川賞の随筆は、ここですっぱり止めることにします。 
 
 
くしくも2月9日でこのサイトも6周年を迎えました。 
6年間を振り返って、楽しいことしか思い浮かびませんが、 
また6年後に振り返っても、そう言えるような、 
この事件も、まあそんな事もあったよね、と笑い話にできるよう努力したいと思います。 
 
 
改めまして、励ましのお言葉を下さった方、 
温かいコメントを下さった方、 
種々のご助言を下さった方、 
本当にどうもありがとうございました!!
 
 
 
 
…さて、余談ですが、この件については、黒川さんたちにも言っておくのが礼儀だと思って、かいつまんだ内容と一緒に謝罪をしました。 
イヤな顔をされるかな、とかサイト教えろと言われるかな、と正直ビビってたのですが、山田先輩は笑って許してくれました。 
 
山田「なんだ、そんな事かよ!いいっていいって。
むしろ全てのカッコイイ物は俺が元ネタだから。ブラピは俺のパクリ」 
 
 
――で、一方の黒川さんはと言うと、 
ものすごーく怪訝そうな顔をして、 
 
黒川「…僕、盗作されるようなカッコイイ言葉を言った覚えが全く無いんですけど…。 
 
  …あの、藤村さん、前から言おうと思ってたんですが…」 
 
私「はい。」 
 
黒川「…藤村さんのサイトに来る方は、
僕に好意的な印象を持って下さってる、んですよ、ね…?」 
 
私「ええ、そうだと思います。」 
 
黒川
「それが全く解せない。僕、リアルではどこに行ってもバケモノ扱いですよ!?」 
 
そんなことないよ!! 
黒川さんは確かに化け物だけど、いい化け物だよ!!
 
 
 
黒川「いや、絶対おかしい。ちゃんと僕の事正確に書いてますか?
『「二人組作って〜!」って時は、人数は偶数なのに、必ず黒川一人があまる。あいつは数の法則を乱すバケモノ』って呼ばれてる事とか?いっつも気持ち悪いTシャツ来てる事とか?ちゃんと書いてます?」 
 
私「ちゃんと書いてますよ!(っていうか気持ち悪いTシャツっていう自覚はあったんだ…)」 
 
 
黒川
「じゃ、あれは?僕がいつも風呂場でしてる事! 
 
…『風呂の天井にシャワーを浴びせて、したたってくる水滴の中で踊る。外で雨の中全裸で踊っている疑似体験ができるという、僕考案の新感覚バスタイム』については?」
 
 
 
「それは書いてない。」 
 
そんな変態バスタイムについては 
書けない、さすがに。
 
 
 
…確かに、日記に書けることと書けないことはあるが! 
変態バスタイムとか、気持ち悪いTシャツとか、 
そんな表面的なことは問題じゃないと思うよ、私は! 
 
もう少し本質的な部分で、黒川さんのことを好意的に 
思ってくれてる方はいるのではないか、と私は思うよ! 
 
黒川「…そんな話は到底信じられません。
僕の部屋の窓辺にある月桂樹くらいですよ!僕を好きでいてくれるのは!」 
 
「そんな失恋したてのアポロンみたいなこと言われても…。少なくとも、私は、黒川さんの窓辺の月桂樹じゃあないのですが…。」 
 
 
…とにもかくにも、黒川さんが言いたかったのは、 
こういう事らしい。 
私が書いたものは私のものなので、 
別に僕に謝る必要はない。 
(それは違う、と私は思うんだけど…) 
 
私「…でも、ありがとうございます。黒川さんに借りができてしまいました。」 
 
黒川「僕はあなたに貸しをつくった気はありませんが…。でも、あなたに貸しなどめったにできないので、素直に
『じゃあ貸し1だ』と言うことにいたします。」 
 
「――安心して下さい、」 
 
 
この借りはすぐに返してやるよ。 
 
2月14日に!100倍にしてな!!!
 
 
 
 
――そんなわけで、実はお互い1月は忙しく、年末に言っていた
「ディオニュソスの精液」もまだ渡せてないので、 
バレンタインにまとめて黒川さんにお返ししようと考えています。 
ので、あれから勝負にあまり進展はありません。 
 
で、本当は黒川さんに今週会う予定だったのですが、 
 
黒川「す゛み゛ま゛せ゛ん゛〜!!
僕、新型インフルエンザにかかっちゃいました〜っズビ〜ッ!!」 
 
「ええええぇえええーーーッ!!?」 
 
黒川「本当に申し訳ないのですが、今週は無理そうなんです…!もし、いつもみたいに何か日付が関係する謎かけだったら…本当になんとお詫びしてよいか…すみません…大丈夫ですか…?」 
 
大丈夫ですかはこっちの台詞だよ!! 
 
私「黒川さんこそ大丈夫なの!?謎かけのことなんか心配しなくていい!!日付も全然関係ないですから!!」 
 
黒川「…良かった…!僕は大丈夫です〜グス〜ッ!!来週には必ず…必ず馳せ参じます……!」 
 
 
…これが私が聞いた黒川さんの最後の声でした(電話的な意味で) 
 
 
 
ということで、黒川さんとの戦いは2月後半までお預けです。 
それまではこの一カ月に溜まりに溜まった書きたい事を 
書いていこうと思います!!
 
 
そんなわけで、まだまだ未熟な私とこのサイトではありますが、 
これからも改めましてどうぞよろしくお願いいたします!! 
  
 



藤村シシン
古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家。
高校で出会ったアニメ『聖闘士星矢』がきっかけでこの道へ。東京女子大学大学院(西洋史学専攻)修了。

◆著書『古代ギリシャのリアル』(実業之日本社)。◆ NHKカルチャー講座講師。◆2020年オリンピック採火式NHK生中継内、古代ギリシャ語同時翻訳。 ◆平成28年 東京国立博物館『特別展・古代ギリシャ』公式応援サポーター。 ◆UBIソフト『アサシンクリード・オデッセイ』公式コラボ ◆古代ギリシャナイト主催。 など。

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