Toru's Diary
日記も含め、個人的に思った事など
メモ書き風になんとなく書いていきます。

あくまでもプライベートな日記なので、
お気楽そうなネタばかりに見受けられそうですが、
仕事は懇切丁寧をモットーに
真面目に行っていますので、
誤解のないようにお願いします。

印章は「渡辺大雅堂」まで。
よろしくお願いします。

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10/31(Sun) シルビアのいる街で Dans la Ville de S....
8/15(Fri) 赤い風船/白い馬
5/28(Wed) ノートに眠った願いごと
7/23(Fri) イルマーレ

 

2010/10/31(Sun)
      シルビアのいる街で Dans la Ville de Sylvia 
 
 
 
 
 
 
 
 
心地よい秋の午後、久しぶりに映画を観に行った。シネマテーク。名古屋で有名なミニシアターです。 
観た映画は2007年ホセ・ルイス・ゲリン監督・脚本のスペイン作品「シルビアのいる街で Dans la Ville de Sylvia」。 
フランスの古都ストラスブールのカフェ。スケッチブックを開いた青年が、他の客の様子を熱心にデッサンしている。時折書き込まれる言葉が、彼の内なる声と響き合う。混み合ったテラスで、談笑する人びとの間を縫うように視線を投げ掛ける。どうやら彼は誰かを捜しているようだ。さまよう視線が、ひとりの女性に釘付けになる。立ち去る彼女の後ろ姿に引き寄せられ、あたかもストーカーのように、彼もまた、カフェをあとにするのだが……。 
街頭でつま弾かれるバイオリンの調べや歌声、路面電車の駆動音や、石畳に響く靴音まで、どこからか聞こえる様々なノイズが美しく反響し、セリフらしいセリフもないままの物語世界に溺れる。古い街並みを共に歩んでいるかのような目眩に似た錯覚を起こし、秘められた過去と深い慕情が、さわやかなストラスブールの空気とゆるやかに溶け合い、ざわめく。 
過去の記憶を心に秘め、ストラスブールを訪れて6年前に出会った美しい女の面影求めて、さまよい探し歩く男。どこか女々しいような、でもやはりそういうものかと思う。そこで出会う女性は、どこか凛々しく、今を生きている。スケッチブックのページが風で舞い、めくられてゆく。風のように過去は流れ、時は過ぎてゆくようだ。 
ストラスブールの街の空気感が映像に上手く表現され、そこに訪れた感覚になる。僕は、以前にその街に訪れた事もあり、懐かしくもある。まるでひとり旅をしている感覚にもなる。
| 映画 |
  
 

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2008/8/15(Fri)
      赤い風船/白い馬
 
 
 
 
 
 
 
 
5日間のお盆休みでしたが、中では多少仕事もしていたりしてプライベートな時間があまりない休みです。ちょっとした時間の合間に久しぶりに映画館に行ってきました。いつものようにミニシアターです。 
「赤い風船/白い馬」という50年ほど前に製作されたフランスの短編映画の2本立て。デジタル・リマスターが施され、映像も美しく、おとぎ話のような内容でした。2本との内容には共通点があり、風船や馬が擬人化されて描かれて、相手に対する愛がテーマのように感じられました。パンフレットの中に監督の息子であり、実権利者のコメントが的を得ていました。「(アマベール・モラリス監督は)人間性が尊重されない状況には、断固として異を唱えました。(赤い風船で)たとえば子供たちが風船に群がるシーンがありますが、風船とコミュニケーションを取ることができません。風船を自分のものとして操作しようとするだけで、風船と何かを分かち合うことをしません。あるいは愛したいけど愛し方を知らないといえるでしょうか。だから支配しようとするのですが、そこには大きな違いがあります。」と。今の世でも共感しえる真実があるように思います。
| 映画 |
  
 

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2008/5/28(Wed)
      ノートに眠った願いごと
久しぶりにレンタルDVDで映画を観ました。韓国映画「ノートに眠った願いごと」。この映画は彼が薦めたデパートで待ち合わせた婚約者がデパートの崩壊事件に巻き込まれ突然に亡くなり、自責の念を持ちながら彼女を思う彼が10年後、彼女が残した新婚旅行計画のイメージ・ノートに従い、その道を辿りながら旅をする話です。1995年6月29日に実際に起きた三豊百貨店の崩壊事故の悲劇をストーリーに組み込み、韓国の自然の美しさと共にその彼の心が浄化されと再生してゆくの物語になっています。そして、印象的なのがラスト・シーン。彼女は新しく舗装された並木道を歩きながら、「道の下には昔の思い出が全部詰まってるんだわ。そして、人はその思い出を胸に抱えながら新しい道を走って行く。いい道になるといいわね。」と語り去ってゆく。そして、その彼がその道を歩んでゆく。その旅で出会った人と…美しい自然と時の流れと明日への希望。とてもいい映画です。
| 映画 |
  
 

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2004/7/23(Fri)
      イルマーレ
韓国ドラマがブームだったりしますが、韓国映画もなかなかいいもんです。 
「イルマーレ」(2000年)という97年に存在する男性と99年にいる女性の文通を通してのファンタジーな、でも大人のラブ ストーリー。おしゃれな演出でBGMのセンスもいいです。ここでの海(イルマーレ)は、自由だが、どこか寂しさを感じてしまうところもあり、この映画を観て、相手に対する思いやりとか、言葉と心のキャッチボールの大切さを感じました。韓流に興味のある方はきっと気に入るのではないかと思います。 
ところで、この映画、最初、大阪で観たのですが、たまたま映画館の近くでメキシコのイベントがやっていて、上映まで時間があったので、メキシコ音楽を聴きながら、屋台で買ったメキシコ産ビールを飲んだり、タコスを食べたりして、ほろ酔い気分で映画を観た記憶があります。
| 映画 |
  
 

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