1月31日(月) 名古屋 BLUENOTE 松岡直也のライブの2nd ステージを観に行った。 今回の編成はSUPER 5に良く似た編成(松岡直也(p)、高橋ゲタ夫(b)、赤木りえ(fl)、田中倫明(perc)、大儀見 元(perc))で、ラテン アコースティック ジャズの色彩だ。どことなく、PASSIONATE PIANO COLLECTIONの雰囲気がある(2004年10月6日の日記参照)。いつもは寡黙な松岡さんだが、その日はとても饒舌でMCが多かった。43年前(僕は生まれていない!)に2年間、中部観光の「ミカド」という、おそらくキャバレー?でビッグバンドを演奏していて、名古屋に住んでいたそうだ。また、名古屋のブルーノートのこじんまりとしたナイトクラブ的雰囲気からか「Besame Mucho」(松岡さんは以前、「ミカド」でこの曲を演奏していたそうだ←まさかこれをやるとは…嬉しい!)、「A Woman In Love」(松岡さんは1950年代の映画「野郎どもと女たち」の中でのマンボ ダンス シーンにしびれたそうだ)、「A Night In Tunisia」、「Blue Bossa」などスタンダード曲もあった。特に大好きな曲「Escravo Da Alegria」を聞けたのもラッキーだ。MCで松岡さんが語っていたが直訳すると「喜びの奴隷」となるそうでブラジルの曲はそういうニュアンスの曲も多く意味深いそうだ。それにしても、芸暦53年と思えないほどアグレッシブでグルーヴのある演奏だ。何度行っても思うが、“ラテンは生(ライヴ)が最高!”である。至福のひとときであった。