昨日の中日新聞の朝刊にフランスの歌手のテテに関する記事が掲載されていた。日本でも注目されてきた証拠かもしれない。ここでは、移民子弟である黒人歌手・テテにスポットが当てられていた。移民大国であるフランスに象徴されるかのように…。テテは、1975年セネガル生まれで父親がセネガル人、母親がカリブ海の出身のアフリカ系ではあるが、2歳以降はフランスに住みほとんどフランス人だ。テテは「移民文化が持つ繊細だったりデリケートだったりする部分にも、もう少し注目してほしい」と語っている。実際、去年発売された3rdアルバム「le sacre des Lemmings」では、その部分が作風に出ていると記事では指摘している。また、これもフランスでは多くの人々の共感を呼び、人気がある一つの要素かもしれない。