以前、フレンチキーホルダーで1966年のツール・ド・フランスを紹介しましたが、今回は最近のキーホルダーです。ツール・ド・フランスには、数種の賞が設定されており、リーダージャージと呼ばれる各賞に応じた色別のジャージがあります。そのリーダージャージがデザインされたキーホルダーです。 「マイヨ・ブラン・ア・ポア・ルージュ(山岳賞)」(画像:左) 「山岳賞」の着るジャージのキーホルダー。白地に赤の水玉模様で「マイヨ・ブラン・ア・ポア・ルージュ」(maillot blanc à pois rouges)と呼ばれています。 「マイヨ・ジョーヌ」(画像:中) 黄色のジャージ「マイヨ・ジョーヌ」は個人総合成績1位の選手によって着用され、最も名誉あるジャージです。各ステージの所要時間を加算し、合計所要時間が最も少なかった選手がリーダーとして「マイヨ・ジョーヌ」着用の権利を得ます。最終ステージの終了時点で「マイヨ・ジョーヌ」着用の権利をもっている選手がツールの総合優勝者です。この黄色はレースのスポンサーであった新聞、「ロト」紙の黄色のページに由来するもの。 これらのキーホルダーの裏面(画像:右)は、共通でツール・ド・フランスのロゴが刻印されています。