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ピーナッツの使い方 エネルギーを筋肉の中に蓄えるのは炭水化物です それを効率よく燃焼させるのは良質の植物性脂肪です 1000kmですと4,5日前からトウモロコシの量を増やします 多少のビタミンを与えると仕上がり状態になってきます その仕上がりを効率よく燃焼させるための補助ですがほんの少しでも大丈夫です 3日前からピーナッツを与えていきます どのような状態が仕上がりかは掴んでも分かります 体の羽毛が立ってきますので少し大きく感じ軽く感じます 人の手は敏感で体調が悪いと羽毛が寝てしまうので同じ重さでも小さく感じ重く感じます 舎外の飛びにも変化が出てきます 仕上がり前は30分以上の遠征に行き長い時間飛びますが 仕上がってくると上空でふらふら旋回していたと思ったら突然ダッシュします それも電線すれすれまで落ちていくような横一線のダッシュです 3,4回繰り返すと鳩舎に入ってしまい自分の止まり木でじっとしています まるで鳩がいないような感じで静かにしています そんな鳩を掴んでみると軽く感じるだけではなく体中温かになっています 注意することは300kmや400kmでこんなコンディションを作ってしまったら 1000kmまで保つのは困難です ベルギーでは4か月もレースをしますので仕上げの波は小さく 管理者の腕前よりは鳩の能力の勝負をしています 持ち寄り前に訓練をすると勢いよく上がっていきジグザグに飛んだと思ってら 鳩舎の方に向かって落ちていくように消えていきます 私は訓練の放鳩場所に着いたら2,3分で放していますが 勝負の前にはいつもこのような飛びをするコンディションを作っています 中距離レースは8割が管理者の腕で鳩の差はほんの少しです 長距離レースでは3,4割は鳩の差もありますが まずは仕上がりのコンディションを作らないと鳩に失礼になります 餌で大切なのはトウモロコシ(炭水化物)大豆(たんぱく質)が基本ですが レースで勝つにはそれらをうまく操り疲れないで飛び続けさせることです 補助としてベルギーではシードを使いますが日本では勝負が短いのでピーナッツが良いと思います 麻の実も悪くはないのですが側に興奮させる成分があり何度もは使えません ジョイの炒りピーナッツは名古屋のお菓子材料の問屋から入れていますのでもちろん食べられます北野 ..2/27 22:05(木)
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