浅草浅草寺の羽子板市は外国人観光客で賑わっていました。でも中国語はあまり聞こえませんでした。やはり習近平の「日本は中国人に対する危害を加える事件が起きているので、日本への観光は禁止する」という宣言の影響は大きく、以前は上野や御徒町のアメ横では中国人観光客ばかりだったのですが、まったく様変わりです。その代わり目立つのはスカーフをしたアラブ系の女性達や、そして聞こえてくる東南アジア系の人達の言葉で、そういう人達を含めての仲見世は結構混んでいて、昔来た時は歩くのに苦労した仲見世は、今は混んではいても何とか歩ける程度の混雑で、今オーバーツーリズムで観光地が困っているというけれど、中国人が減ることでちょうどいい混雑のようです。以前、星野リゾートの社長が「インバウンドの観光客ばかりに頼るのは良くない。ツーリズムと言っても観光客全体からするとせいぜい2〜3割なので、やはり日本人のお客様を大切にしないといけない」と言っていましたが、今まさに中国人が減って大騒ぎをしている旅館やお土産店があるが、宿泊代が高くなりすぎて日本人が旅行できなくなっことを考えると、この星野リゾートの社長の言葉が響きます。
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