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「但馬の紺屋を学ぶ会」の代表幹事・瀬崎彊(つとむ)さまから、嬉しいメールが届きました。仲良く交流を続けている「三木の染形紙の保存と活用を考える会」の地道な活動が神戸新聞紙面に新春の連載として5回にわたってとり上げられたとのことです。 藍染の型紙といえば伊勢型紙が有名なんですけれども、三木のものも見事なもの。型紙の模様はそのまま絵物語にもなるときめきをもっています。 江戸時代の有名なオランダ商館医、シーボルトがヨーロッパに持ち帰った多くの型紙の中にも入っているとか・・・ 画像は、連載の最終回に紹介された「但馬の紺屋を学ぶ会」のみなさんです。
三木でつくられた型紙は広く流通し、但馬の紺屋でも盛んに使われました。瀬崎彊さんのご先祖も紺屋を営んでおられ、ご自宅から730枚の型紙が見つかりました。また副代表幹事の飯田洋己(ひろみ)さんは470枚の型紙をお持ちです。
ちなみに、瀬崎彊さんのご先祖さまは「下紺屋」(しもごうや)、スウェーデンに永住した瀬崎晴夫さんのご先祖さまは「上紺屋」(かみごうや)という屋号だったそうです。 |