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昼間は暑くても、夜はひやっとするくらい肌寒い六甲山の麓です。 「今週の金曜日は塾を休んで、パパと一緒に和歌山に皆既日食を見に行く!」と仕事場の塾で小学生の男の子が嬉しそうに話していました。ワクワク体験、こどもも大人もいっぱい楽しみたいですね。 私の周りでは、個展やコンサートが途切れずに続いていて、心が華やいでいます。
まずはこの方、京都在住の松村光秀さんの自選展です。5月5日〜5月16日、今日が最終日だったんですが、神戸の「ギャラリー島田」で開催されました。売り絵を描かないで画家として生きて暮らしていくことの困難さと、それを超えたところにある飄々とした作品。毎回松村さんの仕事を見せていただいて、ああ、いい仕事を続けておられる・・・と励まされます。 |
| ..2012/05/17(木) 01:11 No.410 |
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つづいては神戸の舞子ビラでのフルートとハープのコンサート。3月にも紹介させてもらった上田賢一さんの企画による二回目のコンサートです。前回のコンサートでまず感じたのは、居心地の良さ。2歳くらいの子も会場で一緒に楽しんでいて、寛げる雰囲気なんですね。まさに、音を楽しむ場、でした。 |
| ..2012/05/17(木) 01:39 No.411 |
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ちょっと先なんですけれども、北イタリアのファエンツァ在住の作家、岡井美穂さんの個展です。
2012年6月15日(金)-7月1日(日) 福をよぶ〜岡井美穂 絵画・陶造形 個展 WebSite: http://www.acfa.net/miho 12時-19時 会 場: 芦屋画廊 芦屋市大原町8−2 ラフォーネ芦屋2F TEL 0797-25-2587 http://www.ashiya-garo.com/company/index.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ たくさんの福の神はいつしか、わたしのイタリアにあるアトリエで、さまざまな、カタチになって、生まれてきた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 絵・陶造形、新作25点の展示です。
6/15,17,24, 7/1 岡井さんが画廊にいらっしゃいます。
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| ..2012/05/21(月) 10:09 No.412 |
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時間が前後しますが・・・
≪ドビュッシー生誕150周年シリーズ 青柳いずみこ with クリストフ・ジョヴァニネッティ≫
5月26日(土)15:00 神戸新聞松方ホール
を楽しませていただきました。
お二人はともにマルセイユ音楽院で学ばれ、息のあったデュオで演奏会を重ねておいでます。ドビュッシーを、いずみこさんの興味深い解説もまじえてたっぷり聞かせてもらい、最後にラヴェルの「ツィガーヌ」をクリストフさんの渾身の演奏で酔わせてもらいました。 いずみこさんは文筆家でもいらして、『翼のはえた指 評伝安川加壽子』(白水社)、『六本指のゴルトベルク』(岩波書店)、『グレン・グードル 未来のピアニスト』(筑摩書房)など多くの著書を出版、絶賛されています。
実はこの「いずみこ」さんを紹介してくださったのは、郷里の但馬で「よい悪巧みの会」で一緒に学ばせて(遊ばせて)いただいている瀬崎彊さんなんです。いずみこさんは、瀬崎さんの親類なんですね。いずみこさんは幼い頃から郷里の但馬で夏休みを過ごされていたそうです。但馬のおいしい空気や水が音楽の栄養になったのかもしれませんね・・・ |
| ..2012/05/28(月) 10:42 No.413 |
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敬愛するお方に教えていただいていて、ようやく最終日の昨日、出かけてきました。
≪小さな画面に無限の世界 熊谷守一展≫伊丹市立美術館[4月14日(土)ー5月27日(日)]
1960年代以降の作品にはなじみ深かったのですが、初期から戦前、戦中、戦後の作品を通して見るのは初めてだったんです。で、すごいなと思ったのは、自分の感情が制作の基に、つねにあったお方なんですね。かわいがっていた馬を自分の知らぬ間に売られてしまい、男泣きに泣いたのが30歳の頃。 戦中の動員に疲れ果て肺病に倒れた長女の萬さんの表情を板に油彩で無念の筆を走らせた「萬の像」。 樺太の調査隊に同行したときにスケッチした「土饅頭」を、50年後に作品にした、その間の時間は、どういうものだったんだろう、としばらく佇んで、そして今も、「土饅頭」は私の中にしんと居座っています。 |
| ..2012/05/28(月) 11:11 No.414 |
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