[1009] 彩遊紀の紀 .. 2025/06/07(土) 11:34
◆ オーバーツーリズム
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皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。 先日の広島、出雲旅行では観光客、私たちもその一人ですが、の多さに驚きました。特に中国語、韓国語、ドイツ語など外国語の嵐で、インバウンド観光を感じました。特に出雲大社では私が観光客とちょっと離れて空いたベンチに座り、静かに大社の荘厳さに浸っていたら、韓国の女性三人連れが隣に座り、甲高い大声で早口に「オムニー、〇×☆〇▽・・・・、スミダー」とやりだして、私の静寂は破られて、そのベンチを立ち上がって逃げました。韓国人にとっては出雲大社には興味はなく、ただ単に日本観光の通過点の一つに過ぎなかったのでしょう。オーバーツーリズムを感じました。でも私も出雲大社から見れば一観光客でしょう。昔、30年ほど前に海外旅行によく行きましたが、20人くらいの外国人がガイドに連れられて向こうから見ればわけのわからない日本語を話しながら、お土産屋さんで爆買いをしていたので、現地の人から見ればやはりオーバーツーリズムで顰蹙ものだったのではないでしょうか。ペルーではバスが着くとどこからともなく現れる民族衣装の人達にカメラを向け、お土産を次々と買う観光客はいいお客様なのでしょうが、民族衣装の子供達の写真を撮りたくて、1ドルの手製のミサンガを買い、写真を撮ろうとしたら、その子に「写真は別に1ドル」と言われ、そのしたたかさに驚きましたが、現地の人を観光対象としてしか見ていなかった自分を反省しました。またお友達のお母さんがフランスに行った時にお友達から、まだその当時日本では高級品であまり売っていなかったヴィトンのバッグを買ってきてと言われ、現地で「なんでもいからヴィトン三つ!」と言って買ってきたという話を聞いて、今自分たちがオーバーツーリズムと言っていることを30年前の日本人も海外でそうだったのだなと思いました。
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