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 [814]   彩遊紀の紀   .. 2021/09/11(土) 19:26 
◆ 9.11の惨事はアメリカだけの問題か
皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
20年前の今日9月11日、ニューヨークの貿易センタービルがテロで崩壊しました。今日その惨事を扱った映画がいくつかテレビで放映されていました。ハイジャックされた機内での乗客のテロとの格闘、崩壊したセンタービルに助けに行き閉じ込められたニューヨーク警察官の話や政府の対応状況などいくつかの異なる視点からの映画に改めてこの惨事の大きさをみました。これを受けてアメリカはアフガニスタンやイラクの政府の転覆をはかるために、20年戦争と言われる戦争をしてきました。先日アフガニスタンから米軍は撤退し、アメリカは目的を達したようですが、結局アフガニスタンの国民のためには何だったのでしょうか。結局あのニューヨークのセンタービルの惨劇はアメリカにとっては「一時的な惨劇」にすぎませんでしたが、相手のアフガニスタンやイラクにとっては20年間に及び戦乱になってしまいました。昔テレビで、内戦が一時停戦になったアフガニスタンの映像で、がれきを背景に停戦になったことを市民の女性の一人が「停戦になって今日から夜の空襲警報がなくなり、ゆっくり眠れます」と言っていました。私も昭和20年には毎晩の空襲警報におびえていました。でもアメリカ人は「毎晩空襲警報で眠れない」という経験をしていません。あのニューヨークの惨劇はアフガニスタン、イラク、イスラエルなどの人々にとっては20年前の一時的なことではなく、今現在の進行形なのです。こういう視点のマスコミ報道がないですね。
 
 

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