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 [853]   彩遊紀の紀   .. 2022/05/28(土) 23:15 
◆ KAZU1の行違反
皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
知床遊覧船のKAZU1がやっと引き上げられました。昔私も知床遊覧をしたことがあります。確かもっと大きな遊覧船だったと思います。近づいてくるカモメに餌をやったりと、楽しかったことを思い出します。f今回の観光客も途中までは楽しかっただろうと思い、早く見つかればと思います。それにしても次々と明るみに出る運行違反にはあきれるとともに、国交省の監査のずさんさにも驚きます。波や天候の記録とそれをもとにした出航判断記録、運行時の定期連絡記録、無線通信機の故障改善がないなどの違反と共に、これをチェックする国交省の管理のずさんさにはあきれるばかりです。ただ指摘するだけでなく、改善状況の確認がなされていなかったことには驚きます。私は今の会社で「個人情報保護管理」の仕事をしていますが、2年ごとに行われる現地監査はとても厳しいもので、安全管理のための各種記録簿を徹底的に調べられ、違反があると指摘事項として改善指示が出され、それに対する改善対応を提出しないと個人情報保護管理のお墨付きである「Pマーク」が公布されません。安全管理記録としては、毎日の施錠記録、毎年の教育記録としての参加者の自筆の出席記録、新入社員教育記録と親友社員に対する秘密情報取り扱いの誓約書、自主的な監査記録、会社訪問者1年分の記録カードの確認、サーバー室の入退出記録などなど。これらを社員に徹底するには大変な努力が必要で、それらの蓄積で、社員もよく個人情報の問題の判断を求めてきます。その結果として、2年ごとの更新も、今年で9回目の更新になります。監査が厳しければ、それだけ担当者としての実行もちゃんとやるようになります。多分国交省の監査のずさんさが、船会社の態度のいい加減さにつながったのではないかと思います。自動車の安全も人の命にかかわるので、3年ごとの車検も厳しいものです。個人情報の漏洩では人は死にませんが、人の命に係わるものの安全管理はもっと真剣にやりたいものです。
 
 

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