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 [864]   彩遊紀の紀   .. 2022/08/13(土) 16:37 
◆ プロに学ぶ
皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
今週、会社の夏休みを取りました。その一日、庭の草むしりをしましたが、ぎっくり腰にならないよう植木屋さんから教わった膝当てをして草むしりをしました。草むしりのプロでもある植木屋さんから教わった膝当てをして、膝をついての草むしりは本当に楽で、プロに学ぶことはすばらしいことと思いました。最近テレビを見ていてもプロに学ぶことが多いです。日曜夜の「関ジャム」という音楽番組では一流の作曲家、作詞家、演奏家が音楽の裏側を話し合ってくれていますが、一流の人が他の一流の作曲、作詞、演奏などについて、プロがプロを評価していますが、それを聞くとプロのすごさに驚きます。私の知人の女性の画家さんの家に行った時も、一枚の絵のために下絵として同じ絵を、百円ショップで買った子供のお絵描き帖に何十枚と描いているのを見て、プロの画家のすごさを感じました。以前東山魁夷さんが唐招提寺の襖絵を描いた時の制作の裏話の番組をテレビで見ましたが、依頼を受けた東山魁夷さんは、鑑真和上の唐招提寺にふさわしい絵とは何か、何を描いたらいいかを熟慮して、鑑真和上が夢見た日本の山と海を描くことに決め、それから日本全国20か所余りを訪ねてスケッチしたそうです。それをもとに下絵を、小下絵、中下絵と進め、原寸の大下絵まで描いてから本絵に取り組んだそうです。依頼から5年経っていたそうです。そんな東山魁夷のすごさを知った時、プロのすごさを感じました。また私が定年になった60歳の時にイタリア旅行で見た、バチカンのシスティーナ礼拝堂のミケランジェロが描いた天井画を見た時、それを描いたのがミケランジェロが60歳から65歳と5年間かけて描いたことを知り、その天井画をみながら涙が止まりませんでした。60歳からでもこんな絵を描けるんだと思いながら、私も個展をもう7回、20年間経ちましたが、個展で絵は売れていますが、いまだに自分がプロになれたという感じがしません。まだまだプロに学ぶことが多いです。
 
 

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