[905] 彩遊紀の紀 .. 2023/06/24(土) 22:10
◆ インパチェンスから思うこと
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皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。 梅雨の中休みの先週の日曜日に庭の花を冬のビオラから、夏のインパチェンスに植え替えました。我が家は庭の水はけがあまりよくなく、また庭の前の木も茂って日照も良くないので、そういう条件に合う花を植えています。去年の夏はインパチェンスの価格が高騰し、花屋が仕入れられず、結局インパチェンスを植えられませんでした。最近いろいろなものの値段が高騰していますが、すでに去年の段階で花の値段は高騰していました。それにしても最近のモノの値段の高騰には驚かされますね。でも考えてみると30年前にバブルが崩壊して以来、企業はいわゆるバランスシートをよくするために資産の蓄積につとめ、設備投資もせず従業員の賃金も上げずに、商品の値段を抑えてきました。それは消費者もマスコミも「値上げ反対」を叫び、商品の値上げはおさえれられてきました。それが30年も続いてしまい、「値上げ反対」が定着してしまいました。本来は少しづつ値上げをしたくてもできなかったのが限界にきて、たまたまウクライナ戦争の結果として電気代やガソリン代とが値上げせざるを得なくなって「値上げ」が実質的に解禁され、それが食料品の値上げに波及すると、いままで我慢してきた企業は一斉に「赤信号みんなで渡れば怖くない」のように、われもわれもになってしまっています。他の国ではこの30年間に少しづつ値上げされ、賃金もあがってきたので、急な値上げにはなっていませんでした。それを思うと消費者もマスコミも悪かったのだと思います。電気代が月10円値上げりしたと言ってはマスコミは街頭インタビューで、月10円も値上がりして不安ですよね」と誘導尋問し、消費者も「はい困ります」と答え、それでいながら、毎日200円のコーヒーを飲み、月2万円の携帯電話の費用を払っているのですから、おかしいです。商品の価格が少し上がり、賃金も少し上がるというのが正常な世の中だと思うのですが。
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