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 [918]   彩遊紀の紀   .. 2023/09/30(土) 22:08 
◆ 中秋の名月に考えること
皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
きのうの9月29日は「中秋の名月」でした。東の空に上がった大きなまんまるのお月様を見ましたが、テレビで「次の満月の中秋の名月は7年先です」と言っているのを聞いて、中秋の名月は満月と思っていた自分としては不思議に思いました。でもよく聞いてみると、中秋の名月とは旧暦(陰暦)の8月15日のお月さまのことで、今年はそれが9月29日なのだということを知って、そういうものなのかと理解しました。子供たちが小さい頃は「中秋の名月」には妻がお団子を作り、近所からススキを採ってきて「お月見」をしたものでした。でも今はそう言う行事もやめてしまいました。こういう日本の行事がだんだんとなくなってしまい、なんでも西欧風、アメリカ風になってしまうのを、最近特に寂しく思います。グローバルスタンダードという言い方で、アメリカ風が世界標準であり、日本もそれに従うべきだという昨今の風潮に違和感を感じます。セクハラだLGBTSだと言いますが、確かにいいことではないですが、どんなささいなことでも皆それで非難されるのも考えものだと思うのはよくないでしょうか。日本の風習、やり方にはいいものも沢山あります。経営についても日本では近江商人の「三方よし」が標準で、「買い手よし、売り手よし、世間よし」でした。でも最近のアメリカ流の株主資本主義では、経営は「株主のため」であり、従業員への還元は後回しでしたが、それが行き過ぎたことをウオール街も反省し、一昨年、「ステークホルダー」皆への還元を言い出しました。結局「三方よし」に戻っただけです。日本のやり方、風習こそ世界標準でもいいと思うのですが。
 
 

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