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 [999]   彩遊紀の紀   .. 2025/03/29(土) 14:30 
◆ 隈研吾さんの木造建築
皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
日本橋のだしの専門店「茅乃舎」さんに行ってみたら、お店の天井から大きな醤油樽が沢山ぶら下がっていて、木の香りも木の色もいっぱいのその店内に驚きました。後でネットで調べてみたらあの国立競技場の木造建築をした隈研吾さんの設計によるものだそうで、納得でした。隈研吾さんの木の建築にいつも触れているのは、ホームに木が敷き詰められたJRの「高輪ゲートウエイ」駅です。駅ができた時にホームに一度下りてみましたが、踏み心地はコンクリートとはちょっと違った感じで、見た目も木のプラットホームは何か昭和っぽいいい感じでした。私はコンクリート社会よりもこういう昔ながらの木造が好きなのですが、でもネットでは隈研吾さんの建築があちこちでカビが出たり、腐敗が進んで、問題になっているとのことで、国立競技場も長くはもたないのではないかとも言われています。日本の木造建築は、法隆寺に代表されるように千年の歳月にも耐えるはずなのに、どうしてなのかと思うのですが、日本の建築は木を長い間枯らしてから使用するのであり、今の時代のように設計から建築まで、コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスを要求される時代の木造建築は、本来的に長持ちしないのかなとも思います。コスパ、タイパのためにいろいろな分野で日本の伝統的なものや、しきたりが消えていくのは淋しいことです。
 
 

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