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  どうなんでしょうか?

[2837] すず
[2839] 勝運寺山主
[2840] すず

Name: すず
Date: 2009/07/07(火) 12:38   No:2837
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Title: どうなんでしょうか?    
こんにちは。 誰に相談することも聞くこともできず こちらにたどり着きました。
先月 彼氏が交通事故で亡くなりました。 私は家族(身内)ではないので 毎日お仏壇に手を合わせることできません。
そこで、私は自分の部屋に写真を置き、仏具置き、ろうそくと線香、お花をあげています。 まだ49日も来てませんが 他人が
家族に知らせずに このようなことをしていてもかまわないんでしょうか?? 全くの無知で申し訳ないのですが ご返答お願いします。 亡くなられた家族の宗教もわからないのでお経をあげることすらできていません。 よろしくお願いします。 49日は今月の中旬らしいです。 



Name: 勝運寺山主 [URL]
Date: 2009/07/08(水) 09:39   No:2839
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Title: Re:どうなんでしょうか?    
すず様
実はこの様な相談を2年前に受けた事があります。
すずさんの気持ちは拙僧も痛いほど判ります。
拙僧も若かりし頃(その時はまだ独身でした)付き合っていた彼女を突然の病で無くした事があります。
この事は10年間引きずりました。
しかし今思うとほろ苦く楽しい思い出として心の中に今でも残っています。わたくしごとですが当時の事を書いてみます。
参考になさってください。

彼女が急性骨髄腫が発病したとわかり亡くなるまでわずか3ヶ月でした。担当医の話ではすでに末期であり抗ガン剤治療を施しても無意味に近い事や、残りの寿命が1ヶ月弱で有るだろう事、年齢が若い為進行の速度も速いこと等を両親はしらされたそうです。
担当医は拙僧の叔父にあたりこの事は後で拙僧にも知らされその時に叔父の口から今すぐに彼女とは別れなさいときつい口調で言われたのを今でも鮮明に覚えています。理由は是からの彼女の変化は常識では考えられない状況が多々起こるからその状況を直視して彼女が亡くなるまで平然と嘘をつき通す事が出来るか?出来なければ今後は彼女の前に顔を出すな。見舞いも行くな。と叔父に言われました。彼女は1週間入院の後自宅での療養と通院でよいと言われ自宅に帰って行きました。・・・・・・・・途中は書き出したら限がありませので省略します。
臨終に付き合い葬儀に参列し荼毘が終わってから彼女のご両親から拙僧に言われた言葉は今後は娘のお参りには来ないでほしい私たち家族にはもうかかわってほしくない。
私たちがあなたを見るとつらくなるから。と言われ彼女の遺書を見せられました。その中には[本当はもっとあなたと供に生きたかった事や拙僧への感謝の気持ちそして最後に自分の事はすべて忘れてほしい両親の為、自分の墓参りはしないでほしい」と言う事が書かれていました。人前で声を出して泣いたのはこの時が最初で最後の様な気がします。その時彼女の父親が「男だろ泣くな!、たのむから娘の遺言を聞き入れてください。娘の最後のあなたへのお願いです。」よろしくお願いします。彼女の父親も泣きながら話してくれました。
それ以来一度も彼女のお参りは行っていません。
彼女が拙僧の為にあの様なことを書いたと信じています。

すずさま亡くなられた方はもうあなたの元には帰ってきません記憶の中でのみ生き続けますが、すず様が幸せになるとは考えられません彼氏の事は忘れなさい。
そして前向きに生きてください。
本来手を合わせる事は大変良い事なのですが、今回のすず様の件に関しましては即座におやめなさいと言わせていただきます。
あまりにもつら過ぎます。
仏壇はそのままでもかまいませんがお位牌はお寺にて御焚き上げのご供養をしてもらってください。
本当は今でも彼女の臨終の時に握った手のぬくもりは忘れた事が有りません。
そして妻と結婚する時に彼女の想い出はすべて焼き捨てて新しく生きようとしたのですが、いまだに思い出す事があります。
忘れるのは難しいと思いますが前向きに生きるため忘れる努力をしてください。
最初はつらく、苦しいでしょうがどうか乗り越えて下さい。
                           合掌





Name: すず
Date: 2009/07/08(水) 18:19   No:2840
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Title: 無題    
ご返答ありがとうございました。 お上人様の身の上話までお聞かせいただき大変ありがとうございます。
まだ日が浅いためか(お上人様でも10年引きずられたくらいですから)私自身の心が弱いためかお仏壇(っといっても簡単なものですので御位牌はありません。)に手を合わせるとこで少しですが心が落ち着くのです。 毎日の「おはよう」から「おやすみ」まで手を合わせると落ち着くのです。
「即座におやめなさい」とご忠告くださったのですが 今の私にはやめることができません。わたしのためを思っておっしゃってくださっていることは重々承知しております。 徐々に家にある彼の物を捨て、ゆっくり前に進んで行こうと思います。どれくらいの期間がかかるかはわかりませんが・・・ 今は辛さと悲しさ苦しさでいっぱいですが 前向きに生きようと思います。
お上人様の彼女がそうだったように 彼も私が前向きに明るく楽しく生きていくことを望んでくれていると思います。忘れることは難しいです。楽しいことばかり思い出されてしまいます。 でも乗り越えてゆける自分になろうと思いました。 
お上人様の御言葉で救われました。 本当にありがとうございました。 また、失礼なこともしてしまい申し訳ありませんでした。





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