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Name: 彩
Date: 2019/02/21(木) 20:28
No:31137
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Title: ネガティブな性格について
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頭では分かっているのに、自分で良い方向に考えさせても心が反発する事があります。
昔から、私は普通以上に良い環境や境遇にも関わらず、私の視点はそこを喜ぶよりも小さな引っかかりや不安に気持ちをフォーカスさせてしまい、自分からいつも小さな悩みを持ってしまいます。
それは恋人に対しての事が多くあり 不安を自分で大きくして(妄想して) 簡単に気持ちがコロコロ変わってしまいます。
例:実際すごく大切にされ、素敵な旦那さんなのに、 旦那の過去の派手な恋愛を彷彿させる出来事があると、気持ちがパッと冷め 好きか分からなくなり不安でイライラする、など。
世の中にはポジティブな人がいます。 私はそうなろうと本を読んだり心に毎日習慣づけるように心がけてきましたが、 中々根本の性格である 皮肉屋でネガティブ(よく言えば冷静で仕事や自分一人の事に関しては強いです) な性格は治りません。
自分でも凄く嫌で、変えたくて 毎回小さな事にじっとり引っ付き回される自分に疲れるし嫌になります。
性格って心がけても変わらないのでしょうか。よくある宗教の仕組みのように自分を洗脳させるしかないかと思います。
何か良い方法はないでしょうか? ご回答お待ちしています。
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Name: 在家
Date: 2019/02/22(金) 08:24
No:31138
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Title: Re:ネガティブな性格について
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ネガティブ思考(マイナス思考)は、自己啓発では無意識をポジティブ思考(プラス思考)に書き換えるという方法を取ります。(写真をクリックすると拡大します) それにはポジティブな言葉をあちこちに貼りだして、視覚をポジティブにする方法や、マントラ(アファメーション)でポジティブな言葉を繰り返すなどの方法があります。
それも効果はありますが、仏教ではネガティブをポジティブには変えません。 それはポジティブがあるからネガティブもある、磁石のN極とS極のようなものだからです。 仏教ではどちらもない状態を理想として、それを「南無」とか「あるがまま」と言っています。
つまりネガティブもポジティブもどちらも肯定して良い悪いのジャッジメントをしないのです。 そもそもネガティブを生ずるのは人間のエゴが自分に都合の悪いものを否定することに始まっているので、その根源にある善と悪のジャッジメントを断ってしまいます。
その方法としてまず自分が無意識にジャッジメントしていることに気づいている必要があります。 気づいていながらそれを止めようとする葛藤がなければ、自然にジャッジメントはなくなって、その人は寛容で許しのある人になってゆきます。 それがあるがまま、仏教による方法はそのようなものです。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 〇お願い:男女の区別と年齢を記入してください。 〇メールで相談されたい方はこちら:NPO法人かけこみ相談センター http://kakekomi.or.jp/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
> 頭では分かっているのに、自分で良い方向に考えさせても心が反発する事があります。 > > 昔から、私は普通以上に良い環境や境遇にも関わらず、私の視点はそこを喜ぶよりも小さな引っかかりや不安に気持ちをフォーカスさせてしまい、自分からいつも小さな悩みを持ってしまいます。 > > それは恋人に対しての事が多くあり > 不安を自分で大きくして(妄想して) > 簡単に気持ちがコロコロ変わってしまいます。 > > 例:実際すごく大切にされ、素敵な旦那さんなのに、 > 旦那の過去の派手な恋愛を彷彿させる出来事があると、気持ちがパッと冷め > 好きか分からなくなり不安でイライラする、など。 > > 世の中にはポジティブな人がいます。 > 私はそうなろうと本を読んだり心に毎日習慣づけるように心がけてきましたが、 > 中々根本の性格である > 皮肉屋でネガティブ(よく言えば冷静で仕事や自分一人の事に関しては強いです) > な性格は治りません。 > > 自分でも凄く嫌で、変えたくて > 毎回小さな事にじっとり引っ付き回される自分に疲れるし嫌になります。 > > 性格って心がけても変わらないのでしょうか。よくある宗教の仕組みのように自分を洗脳させるしかないかと思います。 > > 何か良い方法はないでしょうか? > ご回答お待ちしています。
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Name: 彩(女)
Date: 2019/02/23(土) 13:30
No:31139
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Title: Re:ネガティブな性格について
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ご返信ありがとうございます。 なるほどです。 物事をジャッジしない。善悪の判断をしない事が、問題を解決させる方法なのですね。 毎日の中で 感情を思い返すような過去を考えない 自分のしている善悪や感情の動きを意識し、それを無くしてゆく という心がけだけをシンプルに繰り返してみます。 素敵なアドバイスありがとうございます。
もう一つ、私は悩みがあるのですが、このまま良いでしょうか。 私はAB型だからか性格だからか分かりませんが、 先程の悩みにも通じる点がありますが、私の人生の大きな悩みです。 ↓↓ 私は気持ちの切り替わりの多い人です。 恋人に対し すっごく好き!もう一生大事にしたい。 と思っていたのに、勝手に妄想して信用できなくなったら 「この人がいつか早く亡くなっても一人で生きてくのも楽しいしいっか」 みたいな自己防衛のような自分でも恐ろしい考えになります。
恋愛以外でも、恩を忘れやすかったりします。 なので自分では、その時の忘れたくない気持ちをノートに書いて 自分の心変わりに備えて、ノートを読んで思い出させたりします。おかしいですよね。 例:〇〇さんはこんなに素敵で必ず結婚する。←結局遠距離になったらノートも見返さず、突然相手を忘れたように気持ちがなくなる 例:高校時代の私の生活は凄く楽しかった。←忘れたくないから、楽しかった という事実だけ覚えておく
こういったように自分でも怖いくらい心変わりがあり、長期的な感情の流れとして見れない自分がいます。
こういった性格は変える事が出来るでしょうか。
先程頂いたアドバイスと共に 忙しい心に振り回される事のない、 地に足の着いた性格の人間になりたいです。
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Name: 在家
Date: 2019/02/24(日) 07:50
No:31140
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Title: Re:ネガティブな性格について
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好き嫌いも苦楽もどちらも前に出てきた善悪と同じ一対(双極)です。 それを二元性といって好きがあれば必ず嫌いがあり、楽があれば必ず苦があります。 そのように一方を求めればもう一方も必ずついてきます。 ですからそれは善悪のジャッジメントをしないと同じように、好き嫌いや苦楽の分別をしないことが幸せにつながります。
そのような二元性を超えたものに「愛」があって、愛は一方的に与えるものなので、相手がどうであろうと変わることがありません。 例えば親の子に対する思いや長年連れ添った夫婦に見られるものが愛で、相手を全面的に受け容れて自分を犠牲にして相手を守ろうとします。 あなたの場合二元性が強いので好き嫌いが豹変するのですね。
愛を育んだ人は相手が誰であろうと何をしようと無条件で相手を思いやります。 仏教では「無財の七施」という教えがあって、愛を育むトレーニング法です。 http://www.hokkeshu.jp/houwa/031.html 自分を犠牲にして人のために尽くすことを積み重ねてください。 不思議なことに、それで自分が救われ自分が幸せになります。
> ご返信ありがとうございます。 > なるほどです。 > 物事をジャッジしない。善悪の判断をしない事が、問題を解決させる方法なのですね。 > 毎日の中で > 感情を思い返すような過去を考えない > 自分のしている善悪や感情の動きを意識し、それを無くしてゆく > という心がけだけをシンプルに繰り返してみます。 > 素敵なアドバイスありがとうございます。 > > もう一つ、私は悩みがあるのですが、このまま良いでしょうか。 > 私はAB型だからか性格だからか分かりませんが、 > 先程の悩みにも通じる点がありますが、私の人生の大きな悩みです。 > ↓↓ > 私は気持ちの切り替わりの多い人です。 > 恋人に対し すっごく好き!もう一生大事にしたい。 > と思っていたのに、勝手に妄想して信用できなくなったら > 「この人がいつか早く亡くなっても一人で生きてくのも楽しいしいっか」 > みたいな自己防衛のような自分でも恐ろしい考えになります。 > > 恋愛以外でも、恩を忘れやすかったりします。 > なので自分では、その時の忘れたくない気持ちをノートに書いて > 自分の心変わりに備えて、ノートを読んで思い出させたりします。おかしいですよね。 > 例:〇〇さんはこんなに素敵で必ず結婚する。←結局遠距離になったらノートも見返さず、突然相手を忘れたように気持ちがなくなる > 例:高校時代の私の生活は凄く楽しかった。←忘れたくないから、楽しかった という事実だけ覚えておく > > こういったように自分でも怖いくらい心変わりがあり、長期的な感情の流れとして見れない自分がいます。 > > こういった性格は変える事が出来るでしょうか。 > > 先程頂いたアドバイスと共に > 忙しい心に振り回される事のない、 > 地に足の着いた性格の人間になりたいです。
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Name: 彩
Date: 2019/02/28(木) 20:50
No:31151
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Title: Re:ネガティブな性格について
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なるほどです。ありがとうございます。 自分の中であれから日々シンプルに以下を心がけています。
今まで仏教関連の本を読み、あれこれたくさん知識を入れては結局どうするかというものをあまり覚えていない自分でした。 何だか今回スっときました。 きっと変わらないか忘れるだろうとどこかで思っていた自分でしたが、以下のシンプルな実践は、毎日少しづつ私を変えているみたいです。 つまんない妄想が減りました。 これからも続けて心がけてゆきます。 ありがとうございます。
@全てにおいて善悪を判断している自分に気づく→何かについて善悪・幸不幸・苦楽の判断を辞める(自分の心の状態においても) 〜その一つとして過去の思い出しや妄想をするのは辞める〜
A相手と自分の不完全さを愛し、全てを受け入れる
B充分足りている事に感謝する 夫や家族、身の回りの人に感謝する
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Name: 在家
Date: 2019/03/01(金) 08:29
No:31153
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Title: Re:ネガティブな性格について
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仏教を勉強されていたのですね。 仏教はさとりを目指すものですが、それは即ち苦しみをなくすことであり、幸せになることです。 そのために心掛けるべき大切なことは「あるがまま」と「いまここ」の2つで、それ以外は付録のようなものです。
二元性を超えるのは「あるがまま」で、分別をしないことです。 分別をしないためには自分の分別に気付いていること、そしてそれを止めようとする葛藤がないこと。ですから > 〜その一つとして過去の思い出しや妄想をするのは辞める〜 ではなくてそのことに気付きながら、やめようとしないことが大切です。
やめようとするのはそれを否定しているからで、そこには善悪分別があるからです。 目的は思考(煩悩)が静まって止まること。 「止まる」であって「止める」ではありません。 煩悩の停止が苦しみの終了であり至福の始まりです。
日本に残っている仏典は長い年月と様々な地域を経たもので、それを学んでもただの古典の勉強に過ぎなくて、仏教の智慧はほとんど残っていません。 インドにも現役の仏教はなくて、ただヒンズー教が神仏名称を除いて仏教そのものですから、なるべく最近のヒンズー教の教えをひも解くことをお勧めします。 ラマナ・マハルシやその弟子たちの書籍、和尚ラジニーシやJ.クリシュナムルティーの書籍がたくさん翻訳されています。
> なるほどです。ありがとうございます。 > 自分の中であれから日々シンプルに以下を心がけています。 > > 今まで仏教関連の本を読み、あれこれたくさん知識を入れては結局どうするかというものをあまり覚えていない自分でした。 > 何だか今回スっときました。 > きっと変わらないか忘れるだろうとどこかで思っていた自分でしたが、以下のシンプルな実践は、毎日少しづつ私を変えているみたいです。 > つまんない妄想が減りました。 > これからも続けて心がけてゆきます。 > ありがとうございます。 > > @全てにおいて善悪を判断している自分に気づく→何かについて善悪・幸不幸・苦楽の判断を辞める(自分の心の状態においても) > 〜その一つとして過去の思い出しや妄想をするのは辞める〜 > > A相手と自分の不完全さを愛し、全てを受け入れる > > B充分足りている事に感謝する > 夫や家族、身の回りの人に感謝する > >
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Name: 彩
Date: 2019/03/04(月) 17:17
No:31160
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Title: Re:ネガティブな性格について
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ご返信ありがとうございます。
そうなのですね、止めようとするのも、否定していて「あるがまま」でないので良くないのですね。
私は注意していないと、一人になればすぐ 相手の過去にしていた恋愛話を思い出し、それを現在になって関係ないのに嫉妬して嫌な気持ちになります。 正直、こんな自分がしょうもなくて、思い出す度に嫌な気持ちにさせられるのに 分かっているけれど止められません。 止めようとせず、嫌な気持ちになると分かっていながら そういう事を、止めようとせず自然に思う存分思い出す事もあります、が良い気持ちにはなりません。 現夫が私と結婚直前に他の女性の子供が産まれた事や 嘘を堂々とつく事、一緒になる前に散々昔の女性の話を聞かされた事などトラウマがあります。 夫の友人の不倫話ばかり聞かされるので、思い出したり不安になるきっかけもあります。
在家様の教えからすると 過去の事が思い出されたらそのままそれを考え感じる。 しかし、大事なのは「今」に焦点を当てるようにする、という感じでしょうか。 「また、私は昔聞いた不安な話と今を繋げて妄想し嫌な気持ちになってる」という事を自覚する訓練は やがて、それを考えないようになるでしょうか? それとも客観的に見れる事によって他人事のように捉えられるようになるでしょうか? 度々質問すみません。
ヒンドゥー教の面白そうなもの、教えて下さりありがとうございます。
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Name: 在家
Date: 2019/03/05(火) 09:20
No:31162
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Title: Re:ネガティブな性格について
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トラウマや過去の嫌な思い出は、イメージで繰り返し再体験すれば少しづつなくなって、体験し尽くせば思い出すこともなくなります。 そうならないのは、嫌な思い出を否定しているからです。 否定すれば葛藤が起きて逆効果になります。
だからいかなる時も善悪分別せずに、嫌な思い出としてではなくあるがまま積極的にその気持ちを歓迎する必要があります。 瞑想や内観で、気づきの力を高めるのがよいと思います。
記憶は過去のイメージですが、それによる感情は今刹那のものです。 感情を体験し尽くすことは感覚を体験し尽くすことと同じように今を生きることです。
> ご返信ありがとうございます。 > > そうなのですね、止めようとするのも、否定していて「あるがまま」でないので良くないのですね。 > > 私は注意していないと、一人になればすぐ > 相手の過去にしていた恋愛話を思い出し、それを現在になって関係ないのに嫉妬して嫌な気持ちになります。 > 正直、こんな自分がしょうもなくて、思い出す度に嫌な気持ちにさせられるのに > 分かっているけれど止められません。 > 止めようとせず、嫌な気持ちになると分かっていながら > そういう事を、止めようとせず自然に思う存分思い出す事もあります、が良い気持ちにはなりません。 > 現夫が私と結婚直前に他の女性の子供が産まれた事や > 嘘を堂々とつく事、一緒になる前に散々昔の女性の話を聞かされた事などトラウマがあります。 > 夫の友人の不倫話ばかり聞かされるので、思い出したり不安になるきっかけもあります。 > > 在家様の教えからすると > 過去の事が思い出されたらそのままそれを考え感じる。 > しかし、大事なのは「今」に焦点を当てるようにする、という感じでしょうか。 > 「また、私は昔聞いた不安な話と今を繋げて妄想し嫌な気持ちになってる」という事を自覚する訓練は > やがて、それを考えないようになるでしょうか? > それとも客観的に見れる事によって他人事のように捉えられるようになるでしょうか? > 度々質問すみません。 > > ヒンドゥー教の面白そうなもの、教えて下さりありがとうございます。 >
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