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Name: 原
Date: 2020/05/07(木) 16:24
No:31635
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Title: 仕事での鬱、同性愛、今後の人生
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30代前半公務員男性です。1ヶ月前に職場でのストレスが原因となり、出勤できなくなりました。夜12時に床についても午前2時には動悸の高まりで目が覚めて、何故か涙がポロポロと流れて止まらずそのまま朝まで寝付けずに時間を過ごし、昼間はボーっとする日が続きました。職場の産業医に処方してもらった睡眠導入剤と抗うつ薬を飲みつつ休養を取るうちに症状が緩和し、今では夜眠れるようになりました。ただ、職場のことを思い返すと胸騒ぎがして手に力が入らなくなります。
職場では特定分野の専門職として勤務しています。大学時代に専攻した技術であり、人生の半分近くを捧げてきました。それ自体は好きでやってきたのですが、実際の業務ではそれにプラスして人間力、高度な思考力と豊富な知識、社会性を求められるのを苦しく感じてきました。その場しのぎの馬力と言いますか、ごまかしで乗り切ってきましたが、心から関心のある業務内容ではないためかいまいち成長が感じられません。華やかなイメージと専門分野を生かして仕事をしたいとの思いから就職しましたが、職場から求められるイメージと自分が人生に求める現実のギャップが日に日に大きくなっています。SNSで自分が仕事で活躍する姿を披露する一方で、現実には「何の実力もない自分を隠して虚勢を張っているだけ」との思いが虚しさを増幅させます。虚勢を張って生きてきたからか、次第に心を開いて話せる友人はいなくなりました。本当の自分を知られるのが怖いのかもしれません。
それに加え、同性愛者であることも心にわだかまりを生じさせています。堅い職場ということもあり、自らが同性愛ということは隠していますし、ごく限られた友人を除き、両親を含む家族・親戚にも打ち明けていません。最近はスマホアプリの発達により、簡単に同じ性的指向を持つ人間と会うことができるようになりました。過去2回、真面目に付き合ったことがありますが、男女のように結婚や出産の喜びを誰にも報告できない辛さ、虚しさは常に抱えています。
これは、今後の人生をどう歩むかにも関わってきます。自分は幸いにも両親にも姉妹にもめぐまれ、安心して帰れる実家があります。年齢を重ねるにつれ、親の死後を想像することが増えてきました。自分自身が家族又はそれに類似した人間関係を構築しておかなければ、中年、老後、最期を迎えたときに独りかもしれないとの思いがよぎります。腰を落ち着けて恋愛に向き合いたいと思いますが、現在の職場は定年まで転勤を2〜3年毎に繰り返すため、法の下で結婚して配偶者として相手を連れ回すこともできない現状、難しいです。過去2回別れのも遠距離が大きな障害になったと考えます。
仕事上の悩みと性的指向の悩みを解決する方法の一つは、仕事を変えることではないかと思います。まるで他人のために生きているような、周りからの評判や視線を気にする人生をかなぐり捨てて、自らの幸せと感じることを優先して新たな一歩を踏み出せればどんなにいいだろうと思います。ただ、これまで自分が投資してきたもの、積み上げてきた努力をを捨てるのは大きなリスクだとも感じています。どうしたらいいでしょうか。
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Name: 在家
Date: 2020/05/08(金) 08:10
No:31637
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Title: Re:仕事での鬱、同性愛、今後の人生
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人生は本来とてもシンプルで悩みなどないものです。 それを複雑で悩み多いものにしているのは「思考/考えること」です。 思考の葛藤が苦しみ(悩み)を生み、その蓄積がストレスとなって生命力を削ってゆきます。 その結果鬱になります。
思考は必要なものですが、問題になるのは習慣化した思考パターンが無意識化して、自分で制御できなくなることです。 無意識が勝手に暴走して人を苦しめるのです。 心のウィルスのようなものですね。
あなたの苦しみは第一に関係の中で起きています。 人に自分をどう見せるかといった、自分ではコントロールできない自分の周りに膨大な思考エネルギーを使っていて、これは「依存性」と呼ばれるウィルスです。 もう一つは時間の先を思い煩う「妄想」と呼ばれるウィルスです。 そんなウィルスが猛威を奮っています。
そのウィルスに打ち勝つには、まずは無意識の思考に気づかなければなりません。 気づく力は「瞑想」で養うことができます。 そして無意識の習慣として、「いまここ」と「あるがまま」の2つを身に付けることです。
「いまここ」は過去や未来や周りのことに思いを馳せるのではなく、今自分がやっていることだけに意識を集中することです。 「あるがまま」は自分の周りに起きていることに一切無抵抗でいることです。 自分の周りに起きていることは、私たちの心が投影されているだけで、それを変えることはできないのです。 この2つの習慣で思考の暴走を抑えることができるようになるので、これらのキーワードで、ネットや本を検索して、自己啓発に励まれてください。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 〇お願い:男女の区別と年齢を記入してください。 〇メールで相談されたい方はこちら:NPO法人かけこみ相談センター http://kakekomi.or.jp/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
> 30代前半公務員男性です。1ヶ月前に職場でのストレスが原因となり、出勤できなくなりました。夜12時に床についても午前2時には動悸の高まりで目が覚めて、何故か涙がポロポロと流れて止まらずそのまま朝まで寝付けずに時間を過ごし、昼間はボーっとする日が続きました。職場の産業医に処方してもらった睡眠導入剤と抗うつ薬を飲みつつ休養を取るうちに症状が緩和し、今では夜眠れるようになりました。ただ、職場のことを思い返すと胸騒ぎがして手に力が入らなくなります。 > > 職場では特定分野の専門職として勤務しています。大学時代に専攻した技術であり、人生の半分近くを捧げてきました。それ自体は好きでやってきたのですが、実際の業務ではそれにプラスして人間力、高度な思考力と豊富な知識、社会性を求められるのを苦しく感じてきました。その場しのぎの馬力と言いますか、ごまかしで乗り切ってきましたが、心から関心のある業務内容ではないためかいまいち成長が感じられません。華やかなイメージと専門分野を生かして仕事をしたいとの思いから就職しましたが、職場から求められるイメージと自分が人生に求める現実のギャップが日に日に大きくなっています。SNSで自分が仕事で活躍する姿を披露する一方で、現実には「何の実力もない自分を隠して虚勢を張っているだけ」との思いが虚しさを増幅させます。虚勢を張って生きてきたからか、次第に心を開いて話せる友人はいなくなりました。本当の自分を知られるのが怖いのかもしれません。 > > それに加え、同性愛者であることも心にわだかまりを生じさせています。堅い職場ということもあり、自らが同性愛ということは隠していますし、ごく限られた友人を除き、両親を含む家族・親戚にも打ち明けていません。最近はスマホアプリの発達により、簡単に同じ性的指向を持つ人間と会うことができるようになりました。過去2回、真面目に付き合ったことがありますが、男女のように結婚や出産の喜びを誰にも報告できない辛さ、虚しさは常に抱えています。 > > これは、今後の人生をどう歩むかにも関わってきます。自分は幸いにも両親にも姉妹にもめぐまれ、安心して帰れる実家があります。年齢を重ねるにつれ、親の死後を想像することが増えてきました。自分自身が家族又はそれに類似した人間関係を構築しておかなければ、中年、老後、最期を迎えたときに独りかもしれないとの思いがよぎります。腰を落ち着けて恋愛に向き合いたいと思いますが、現在の職場は定年まで転勤を2〜3年毎に繰り返すため、法の下で結婚して配偶者として相手を連れ回すこともできない現状、難しいです。過去2回別れのも遠距離が大きな障害になったと考えます。 > > 仕事上の悩みと性的指向の悩みを解決する方法の一つは、仕事を変えることではないかと思います。まるで他人のために生きているような、周りからの評判や視線を気にする人生をかなぐり捨てて、自らの幸せと感じることを優先して新たな一歩を踏み出せればどんなにいいだろうと思います。ただ、これまで自分が投資してきたもの、積み上げてきた努力をを捨てるのは大きなリスクだとも感じています。どうしたらいいでしょうか。
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Name: 原
Date: 2020/05/08(金) 17:10
No:31640
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Title: Re:仕事での鬱、同性愛、今後の人生
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ご返信有難うございます。 森田療法、懐かしく思います。10年前、大学生の頃にバイトで貯めたお金をはたいてメール形式での治療をやってみたものでした。あの頃の私には理解できず、効き目はなかったように思います。それからは、正面から向き合うのではなく多少無理しながらでも社会生活を営み続けるほうが生産的ではないかと思い、就職して日々の仕事を頑張ってきました。 今改めて学び直してみれば、違う景色が見えるのかもしれませんね。
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Name: 在家
Date: 2020/05/09(土) 08:37
No:31643
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Title: Re:仕事での鬱、同性愛、今後の人生
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森田療法は仏教から派生したもので、神経症には効果があっても、あなたの状態にはフィットしません。 仏教は今では「マインドフルネス&アクセプタンス」として知られているので、それで調べたほうがわかりやすいですね。 マインドフルネスが「いまここ」、アクセプタンスが「あるがまま」です。 これは自分の無意識が変わらなければ何の効果もありません。 持続的なトレーニングと自己改革の完遂が問われます。
> ご返信有難うございます。 > 森田療法、懐かしく思います。10年前、大学生の頃にバイトで貯めたお金をはたいてメール形式での治療をやってみたものでした。あの頃の私には理解できず、効き目はなかったように思います。それからは、正面から向き合うのではなく多少無理しながらでも社会生活を営み続けるほうが生産的ではないかと思い、就職して日々の仕事を頑張ってきました。 > 今改めて学び直してみれば、違う景色が見えるのかもしれませんね。
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