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  夫への許し方

[32487] はな
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[32489] はな
[32490] 通りすがり
[32494] 在家

Name: はな
Date: 2021/12/02(木) 08:55   No:32487
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Title: 夫への許し方    
夫が許せません。
普段は、温厚で人当たりがよい性格ですが、
決め事などで、譲れないジャンルになると
我が強くて自己中で絶対に意見を通します。
どんなに「反対している。もう少し話し合って、家族が納得する形を見つけましょう」言っても聞く耳を持たずに貫きます。
今回、許せなくなった原因は、家族の人生を大きく左右する決事でしたので、離婚届を突き付けて、私はここまで考えてるから、一回考え直してと言ったのですが、貫きました。
夫への愛情は冷めてて、一気にどうでもよくなりました。
私か説得中から今まで、この事が原因で不眠症になりました。それくらい辛くてすごくストレスに感じています。もう2ヶ月経ちます。
私の精神衛生の為にも、良い考え方や許し方など、よい方向に考えられるアドバイス頂けたら幸いです。





Name: 通りすがり
Date: 2021/12/02(木) 14:18   No:32488
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Title: Re:夫への許し方    
まず、人間万事塞翁が馬、という諺のとおり、今回の事件含め、先々は実はよい結果に繋がるのだと考える方法があります。

仏教的には、執着は苦しみを生むので(現状がまさにそうです)、それを手放すことを学ぶための機会なのだと考えることもできます。
また、まさに「一切行苦」、思うようにならないということを学ぶ機会と捉えることもできます。

さらに言えば、今のコミュニケーションの取り方がうまくいっていないのでしょうから、コミュニケーションの仕方を考える必要があるという気づきにもなります。

家族の人生を大きく左右する内容というのがどういうものか理解しかねますが、物事を大きく捉えすぎない方が、違った解決策もみつかるものです。

いずれにしても、先は分からないのですから、「この方がよかったのだ」と思っておくのがいいのではと思います。

あと、「人」という考え方をするのではなくて、「状況」「状態」と考えた方がいいですよ。「人」は条件や状態でいくらでも変わる生き物です。思い通りにいかなかったという「結果」は、色々な条件や状態があって初めて成り立っているのです。
「こういった状態になってしまったことが失敗だった」と考え、相手(人)が悪いという捉え方をしないことです。相手が悪いと考える限り、コミュニケーションはうまくいきません。

ちなみに、「家族が納得する形を見つけましょう」という表現にも引っ掛かりを覚えました。夫 vs 家族(夫除く) になっていませんか。
「家族」には夫も含まれますので、「あなたも私も、家族みんなが納得する形を見つけましょう」があるべき姿では?と思いますね。vs.(バーサス)になってしまったら、交渉はうまくいきません。



Name: はな
Date: 2021/12/03(金) 00:05   No:32489
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Title: Re:夫への許し方    
通りすがり様

ご回答ありがとうございます。
とても勉強になります。
ご回答のように捉えられて、
生きられれば本当に楽でいいなと思いますが、実際のところは難しいです。(頑張ります)
とくに執着を手放すことが難しいです。
ノートに気持ちをかいて整理して、手放すようにしてますが、
気づくとすぐに執着だらけです。
自分でも疲れます。
通りすがり様は、執着はありますか?
どのように手放していますか?


Name: 通りすがり
Date: 2021/12/03(金) 09:19   No:32490
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Title: Re:夫への許し方    
そうですね、身体に対する執着はなかなか難しいですね。食べるものが無くなる(飢餓)、眼が見えなくなる、手足が動かなくなるとか、そういうのはイメージするとやや恐怖心感じます。

執着を手放せないのは、タバコと一緒で、その害をちゃんと分かっていないからだと思いますよ。火が熱いのを知っていれば火に触りませんよね。それと一緒です。

執着によって
・思考の整理に時間を必要とする
・眠れなくなる
・一日中、気分が優れない
・そういった状態が続くと健康や美容を害する
など、現実問題、害がありますよね。
こういったことを避けようと本当に思っているか、認識できているかだと思いますね。

「これこれが好き」といったのは嗜好、好みの問題なのでそんなに大きな問題はありませんが、「これでなければならない」「これがないと私はダメ」となると、それは執着になります。

「これ」と「私」が一体になってしまっているので、「これ」によって「私」が破壊されるわけです。
「これ」は単なるモノかもしれません。しかし「私」は、人間関係や社会など、より色々なものと影響しあってようやく成立しています。
「これ」ひとつで、「私」の大切な時間、精神といった全体が壊されてしまう。これが執着の怖さです。

もちろん、私も心ひかれるものはありますよ。でも、「執着してしまいそうだなぁ」と思うと、その面倒くささと厄介さに辟易しますので、対象から離れます(それについて考えるのを止める、関わらないと決める)。
ローソクの火が美しいと思っても、倒してしまったり引っ掛けたりすれば大ごとになるので、眺めて鑑賞することはせず消すのと一緒ですね。




Name: 在家
Date: 2021/12/05(日) 07:41   No:32494
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Title: Re:夫への許し方    
「話し合い」と言いながら、自分の我を通したいだけではありませんか?
夫の我が強くて、さらに妻の我が強いと衝突が起きます。
一方に譲る気持ちがあれば衝突することはありません。
我(エゴ)には自分が見えないという特性があって、実は「相手は自分を映す鏡」なのです。
つまり「奥さんはご主人の中に自分の姿を見ている」ということですね。
だから奥さんの自己主張が収まって譲る気持ちが大きくなれば、ご主人の自己主張も収まって、聞く耳を持つようになるでしょう。

我の自己主張が起きるのはその人の「うつわ」が小さいからで、それは否定的な思考習慣によって自分の中で常にジャッジメントが行われているからです。
ですから肯定的な思考習慣を身に付けてゆけば、寛容で許しのある人になりますよ。
「ポジティブ思考」とか「自己肯定感」で検索すれば自己啓発書がたくさんありますからよい参考書を探してください。
それだけ人間には根深い問題だということですね。

そのようにあなたの夫は大切な鏡ですから、努々離婚など考えずに仲良く喧嘩しながら日々自分の姿を振り返ってください。
夫婦の縁は奇跡的に組み合わされていて、一生かけて夫婦円満になれば、それだけで人生大成功です。


> 夫が許せません。
> 普段は、温厚で人当たりがよい性格ですが、
> 決め事などで、譲れないジャンルになると
> 我が強くて自己中で絶対に意見を通します。
> どんなに「反対している。もう少し話し合って、家族が納得する形を見つけましょう」言っても聞く耳を持たずに貫きます。
> 今回、許せなくなった原因は、家族の人生を大きく左右する決事でしたので、離婚届を突き付けて、私はここまで考えてるから、一回考え直してと言ったのですが、貫きました。
> 夫への愛情は冷めてて、一気にどうでもよくなりました。
> 私か説得中から今まで、この事が原因で不眠症になりました。それくらい辛くてすごくストレスに感じています。もう2ヶ月経ちます。
> 私の精神衛生の為にも、良い考え方や許し方など、よい方向に考えられるアドバイス頂けたら幸いです。
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