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  法要について教えてください

[3702] 匿名
[3703] 水波坊
[3704] 天台沙門
[3706] 匿名
[3711] 天台沙門

Name: 匿名
Date: 2010/08/01(日) 14:59   No:3702
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Title: 法要について教えてください    
先月父親を亡くしましたもう家族もなくお金もなくなんとかお寺にお願いして納骨していただきました
百ヶ日までの追善供養をしていただいたのですが49日法要はまた別にしなければならないのでしょうか?これ以上お布施が用意できないのです
どうぞ教えて下さい



Name: 水波坊 [URL]
Date: 2010/08/01(日) 16:54   No:3703
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Title: Re:法要について教えてください    
百か日法要が終わったんですか? 先月ならまだ百日は経っていないと思いますが…。
供養はできれば当り日かその前後に、四十九日にせよ百か日にせよ、きちんとされたほうがいいと思います。
問題はお布施ということですが、ぞれぞれ経済事情があるわけですから、出来る範囲でいいと思いますよ。千円でも、二千円でも。
もちろん「相場」ではないですが、地域的なある程度の目安みたいなものがあるのも事実ですけれど、布施はあくまでも任意の喜捨ですから、基本は「出来る範囲で精一杯」ということです。
それを理解していただけないお寺さんもいるかも知れないですけれど…でも、修行徳目のひとつである布施行(財施)を、分割だの借金だのをして「支払う」のもおかしなことですしね。
法外な布施を要求される等で、どうしても進退窮る場合には、お寺さんを呼ばずに、身内で読経・供養しても良いとは思います。あまりカネカネ煩いお寺さんには、大した法施も期待できないですし(もちろん、本来は期待すべきものでもないですが)。


Name: 天台沙門
Date: 2010/08/01(日) 17:07   No:3704
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Title: Re:法要について教えてください    
葬儀または納骨の際に、繰り上げの百カ日までを済ませているというのであれば、あわせて四十九日法要も済んでいるという理解になりますので、法要は不要ということになります。

私の預かる寺では、通夜・葬儀・葬儀当日に繰り上げ初七日(亡くなってから初めの七日目)・四十九日(亡くなってから7回目の七日目)に埋葬、という流れで進みます。その後、亡くなってから約3ヶ月が経ってから百カ日法要となるわけです。
よって、百カ日法要までが終わっているということは、文章上では四十九日法要も終わっていると理解できますが、実際はいかがでしょうか?


そもそも、葬儀(お弔い)の本旨は宗教儀礼を行うことではなく、故人を喪った悲しみや寂しさをもつ人々が集うことで、そのネガティヴな感情を互いに和らげあうことにあります。そういった冠婚葬祭という人生の節目の行為は、文化的・習俗的なシステムに則ったほうが安心感がもて、なおかつ多くの場合に宗教儀礼が伴ってきているというだけのことです。
ともあれ、儀式の有無はともかくとして四十九日(約2ヶ月)を機に有縁の方々が集まって墓参をなさり、故人を偲ぶということをなさることはお勧めします。


Name: 匿名
Date: 2010/08/01(日) 18:18   No:3706
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Title: Re:法要について教えてください    
お忙しい中お返事下さりましてありがとうございます、初七日、49日、百ヶ日ととうばをあげてきました
49日にまでにはお位牌に護身を入れて貰う予定ですがお布施が最低額二万からと言われてしまいましたお位牌作るだけでもやっとでしたのでその額の半分で勘弁して頂こうと考えております
49日はお墓に参りたいと思っております
お布施の相場も教えて頂けたらありがたいです
よろしくお願いいたします


Name: 天台沙門
Date: 2010/08/03(火) 09:15   No:3711
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Title: Re:法要について教えてください    
四十九日をめどにお位牌の開眼法要(魂入れのご供養)をなさる予定で、その場合の布施料についての「相場」ということと理解しました。
お寺の所在地をはじめとして、葬儀の布施料や百カ日までの卒塔婆供養料の額や、その際のお寺さんの説明の内容が不明なので、1万円が位牌開眼供養の布施料として妥当かどうかは判断しかねますが、私見ながら菩提寺の住職にとって檀徒の法務は義務でありますから「これでお願いします」という布施料(それがゼロ円であっても)をいただければ法務を行うことが当然と考えます。


私の預かる寺は某政令指定都市に所在する駅のそばにあり、つまりは都市部に存在しています。「相場」については、都市部の布施料は高額になり、西日本よりは東日本のほうが高額になるといわれていますが、これにあわせて寺院規模や宗旨によっても変わるようです。
とはいえ、本質的に布施料の適正金額は「相場」で決まるものではなく、寺院と檀信徒との関係によって決まるものです。ですから、盆彼岸やご命日の墓参を欠かさない方であれば「熱心な方だから安くてもいいか」という意識になりますが、墓参も年回法要もなさらない家の方が突然に「葬儀も火葬も済ませたから、納骨の法事をしてくれ」という話であれば「他の壇家さんに失礼になるから、こちらの言い値をお納めください」となります。

もっとも、比喩的にですが「正札」を掲げている寺院もあります。ご祈祷を主たる収入源としている御寺院や各宗派の本山格の御寺院がそうですし、檀信徒さんの経済的負担を「公正」にするために「値引き無し正札販売」をする寺院もあります。逆に、伝統的地縁社会が残っている地域の寺院では「あの家がいくらなら、ウチはいくらだ」という感覚が優先されて、「家柄」ベースで布施料が決まる寺院も少なくありませんので、念のために。





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