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  日蓮正宗について

[4252] きい
[4253] 天台沙門

Name: きい
Date: 2011/04/15(金) 05:33   No:4252
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Title: 日蓮正宗について    
僕は小さい頃より創価学会を通じて、日蓮正宗の信仰をしていました。学会が宗門から破門されてからは、お寺の信徒になったのですが、学会員を折伏しなければいけないプレッシャーに耐えきれず辞めてしまいました。ですが、現在深刻な悩みがあり、悩みを解決するために再び日蓮正宗を信仰しようと思うのですが、日蓮正宗に戻って大丈夫でしょうか?


Name: 天台沙門
Date: 2011/04/15(金) 10:03   No:4253
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Title: Re:日蓮正宗について    
一般的に、行うことに不安があることは行わないほうが無難といえます。
より正確にいうならば、人は行為の「長所」と「短所」を想定したうえで、行動するかどうかを決定します。この想定が正しいことが確実ならば、短所の少ない行為または長所の多い行為を選択することに不安は覚えません。行為の選択に不安がつきまとうのは、想定つまり将来への見通しが常に不確定だからです。

ご質問の場合、日蓮正宗を信仰し続けるうえで発生するプレッシャーが、その信仰から離れられた理由となっています。ということは、今後は折伏という行為によるプレッシャーを感じずに済むという確信がない以上、また同じ苦しみを得るということが想像できます。同時に、そうでありながらも現在お持ちの悩み事の解決に日蓮正宗の信仰が必要と感じておられます。
つまりは貴方は「長所」と「短所」との比較をせねばならないというわけです。

具体的には、創価学会員に対する折伏をするプレッシャーという短所と、日蓮正宗の信仰によって与えられる安心という長所を比較して、長所が多いという判断ならば日蓮正宗の信仰をお続けになればよろしいでしょう。いうまでもなく、これは一種の賭けです。

釈尊は「犀の角のようただ独り歩め」とおっしゃいました。
ご自身の選択は、ご自身だけのものです。


(付記)
ハンドルの通り、私は天台を宗とする者である。よって私は「天台とは異なる『法華経』信仰体系」という意識を日蓮正宗・創価学会に対してもっているが、一義的には相違そのものは宗教的価値判断と峻別すべきと考えている。





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