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Name: 貧乏人
Date: 2011/11/13(日) 14:59
No:4495
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Title: 檀家一軒当り60万円!
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横須賀にあるお寺から「寺院建物老朽化に伴なう建替え費用として、檀家一軒当り60万円以上払え」という案内がきました。 私は檀家の一人ですが、そんな大金はとても払えません。 先日は住職と世話人2名が自宅まで支払い催促に来ました。怖いです。 檀家の会みたいなものも無く、誰に相談すればよいか困っています。 どなたかアドバイスを頂けたらと思います。 12月3日(土)午後2時から説明会があるのですが大荒れしそうです。
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Name: 天台沙門
Date: 2011/11/14(月) 12:56
No:4498
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Title: Re:檀家一軒当り60万円!
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そもそも建替そのものには賛成なさっても、寄付金額や金額決定過程に疑念をおもちなのでしょうか? それとも建替そのものに反対なのでしょうか? それによって回答の内容は変わってきます。
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さて。 私は寄付を求める(寄付をいただけるよう説得する)立場の側ですから、その観点で「こうやって説得する」というシナリオを書いてみます。
(1)建替計画の必要性を説明する。例えば、耐震検査の結果を提示して補強工事よりも建替工事のほうが合理的であることを示す、など。 (2)建替後の仕様の必要性を説明する。例えば、本堂や客殿までを一体化したバリアフリー計画に基づき、かつ本堂そのものの荘厳さを維持するなど必要充分の計画であることを示す。 (3)費用総額の合理性を説明する。ゼネコンから地元の業者まで、複数の業者から見積の提示を受け、かつ専門家の視点からの助言を受け入れて設計しての価格であることを示す。 (4)檀家それぞれの分担額の決定過程を説明する。例えば、宗教法人が25%・住職個人が25%・大口の寄付(確定額)が25%、よって残りの25%相当を檀家の皆様で負担して欲しい、などの基準を明らかにする。 (5)以上の計画の策定にあたった住職以外の人物(世話人)や設計コンサルタントが建設会社とは独立していることを明らかにしたり、住職がそれらの助言者を選任した理由を述べる。
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これに対して、寄付を必要とする建替計画そのものを放棄させる、という立場での反論を考えてみました。
(1)建替よりも安価かつ効果的に補強が可能ならば、檀家に負担を求めてまで費用を投下する必要はない。 (2)バリアフリー化も同様で、必要充分ではなく必要最小限の工事で済ませることが適当である。 (3)建替計画そのものが合理的でないから、建替を前提とした費用算定は意味がない。 (4)そもそも予算の75%が確保されているなら、計画そのものが75%金額で見積もられるべきである。 (5)この説明会そのものを檀信徒が全体で意思決定できる機会としてとらえ、この場で建設委員会を公募すべきである。あくまでも、その委員会において建替の是非から議論されねばならなず、かつ議論はすべて公開されねばならない。
再反論も可能ですが、ご参考までに。
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Name: 貧乏人
Date: 2011/11/14(月) 19:12
No:4502
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Title: Re:檀家一軒当り60万円!
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大変貴重なアドバイスを頂きまして有難うございました。 是非参考にさせて頂きます。
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