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Name: たかこ
Date: 2012/10/07(日) 13:07
No:4850
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Title: 元来の宗教
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私は仏教徒で育ってきたのですが 結婚後、婚家の宗教が金光教という新興宗教でした。 何代かまえの曾祖母が、改宗をしたそうで 主人の祖母も熱心に通ってたようです。 主人の父は全く興味がなく、もちろんのこと主人も 金光教には関わったことはありません、 祖母が亡くなったときは、金光教での葬儀をしたようですが・・・ 長男の嫁なのでいつか、義父が何かあった時には 葬儀をしなければなりません そのタイミングで元来の宗教に戻したいと思っていますが、元来の宗教が何だったのかわからなく困っています。 違う宗教にしては意味がないと思いますし たぶん仏教のどこかの宗派だっただろうと思っていますが・・・ この場合どうしたらよいのでしょうか? 全く信仰していない宗教との関わりはもちたくありません。 義母は、祖父母の供養のことで、金光教にはその都度 お参りしているようですが、義父の代で改宗することには、賛成してくださっています。
またお墓は、主人の祖母が祖父(次男)が亡くなった時に とくふうかい?という墓相学にのっとったお墓をたてたようで、 縁も由もない場所に、当時住んでいた場所から 方角がいいと言う墓相学にのっとり 建てたようです。 そのお墓に祖父母が眠っています。 改宗もそうですが、このお墓に対しても疑問をもっています もしできることなら、改宗と同じタイミングで お墓も先祖代々のお墓として、立て直すことができたら イイなあと思っています
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Name: 奇瑞
Date: 2012/10/08(月) 18:11
No:4851
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Title: Re:元来の宗教
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初めまして。こんにちは。どなたからも返事がないので、あくまでもひとつの考え方として簡単にお答えします。
まず、現在のご宗旨に既に、何かしらの拒否感があるのではないでしょうか。 例を挙げればこんな事があります。鎌倉時代から続いている宗教であるから正道、最近の新興宗教だから胡散臭い、人によっては邪教と間違った捉え方をされている方がとても多いのです。 日本で鎌倉時代に出来た宗教宗派でも、その当時は新興宗教に過ぎないわけです。何百年も続いていても、同じ宗教間でも、宗派間でも、一宗教施設間でも、教義自体異なったり、企業等の優良企業もあれば、そうでない企業が有ったりと同じ事なんです。別の例も挙げれば要するにブランドで中身をしっかり理解せずに、有名、無名だからと価値を決める事と同じです。
でも、宗旨替えそのものには問題はありません。お調べしてもともとのご宗旨がどうしても不明で、ただ宗旨変えはどうしてもと言われるならそれこそピンとくるところとしかここでは答えられません。仏教各宗派の寺院の方もご事情は汲み取ってくれると思います。たしかにスッキリしない気持ちも分かりますが、何代か前ということですので、当時のことをご存知の方もなかなかいらっしゃらないかもしれませんが。
この機会に今のご宗旨の宗教がどのようなものなのか、他にある宗教についても基本的なところで構いませんからどのような教義のものなのかお調べいただくのが良いかと思いますよ。元のご宗旨に戻すことにこだわるのにそんなに意味はもたないと思います。勿論、先祖代々の供養にも一切支障はありません。
あとは葬儀のため、各法要のためにだけ宗教があるわけではないですからね。もともとは一宗教の信仰と、死者の供養は全く分かれていたのです。お仏壇も信仰する仏様をお祀りするお寺のミニチュア版といったところです。死者の供養のためだけにあるのではありません。
良いご縁がありますように。
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Name: 天台沙門
Date: 2012/10/09(火) 17:52
No:4852
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Title: Re:元来の宗教
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まず実務的な点から。
>元来の宗教が何だったのかわからなく困っています。 ご婚家のご親戚にお訊ねになるのが最善かと考えます。「祖父(次男)」とのことですから、ご分家さんと想像できます。したがって、義父さんの伯父(=祖父さんの長兄)方のご家系が菩提寺さんとおつきあいをなさっているのではありませんか?
>墓相学にのっとり建てたようです。 もし、金光教入信以前のご先祖のご遺骨も併せて納められているならば、改葬許可証から元の墓所が判明しますが、どうもご分家のようですからこの筋は難しいかもしれません。
※
以下、余談として。
>全く信仰していない宗教との関わりはもちたくありません。 これは、とても大切な観点です。
私は、某政令指定都市にある寺を預かっておりますが、私が寺に入ってしばらくしてから檀家さんにいわれた言葉があります。 「俺の親父はあんたのお父さんに世話になったから、あんたはちゃんと俺の面倒を見てくれよ」 私は僧侶の世襲制に(いま現在も)疑問をもっているうえに先代の実子ではありません。ですが、この言葉によって、日本の伝統における仏教(というか先祖供養=祖霊信仰)と僧侶の世襲の合理性を教えられました。普通の人々は、仏教の教義を信じているのではなく、仏式祭祀の継続性を信じているのです。強いて「教義」的に表現をすると、「自分が先祖を供養してきているから、自分も子孫によって供養されていくに違いない」という「信仰」によって「安心を得ることができる」のでしょう。 すなわち、自分が記憶しているように記憶されていくという保証が大切なのですから、非宗教的な儀礼に基づく死者の記憶という選択肢もありえますし、教義ではなく美しい儀礼をもつ宗旨によって死者を弔うという選択肢もありえるわけです。
はっきり申し上げて、仏教そのもの(=釈尊その人の思想と思考)には「先祖供養」という概念はありません。ですから、死者を弔うための宗旨宗教を選択する際の基準は、式典を主催する人物が信頼できるかどうかの一点に絞ってしまってかまわないと考えます。
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Name: たかこ
Date: 2012/10/11(木) 22:21
No:4853
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Title: Re:元来の宗教
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奇瑞 様 ご返信ありがとうございます。
天台沙門 様 ご返信ありがとうございます。 本家のお墓があるお寺は義母が知っているようなので 一度見に行ってみようと思っています。 ただ、本家(祖父の長兄の家)も、同じように 金光教に改宗していますので 昔のお墓がどうなっているのか? わかりません。
元来の宗教を調べるのはなかなか難しいことですね それにこだわるのではなく、信じられる方(お寺)を 見つけて、将来的に弔ってもらうことができるように 宗教を決めるというのも手だなあと思っています。 私自身、浄土真宗と真言宗の両親の家を見てきていますので 仏教はイイなあと思います。 いいお経を聞くと清々しい気持ちにもなりますし・・・ これから義母と主人と3人で どう弔ってもらいたいのか これから、息子にどう受け継いでもらいたいのか 相談していきたいと思います
元来の宗教に拘る必要はないということを このページで知ることができて、本当に安心いたしました
お返事をいただき本当に感謝しております。
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