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Name: おとじろう
Date: 2013/01/09(水) 14:37
No:4915
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Title: 納骨の日取りについて
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お世話になります。宗派は浄土真宗です。 12月に父が亡くなりました。四十九日法要の日程のことで家族で意見が分かれております。お寺さんとのお付き合いが無いためどう考えてよいかわかりません。お導きをお願いします。因みにお墓は霊園墓地にあり、霊園より手配してもらったお坊さんにお経をあげてもらうことになっています。 四十九日法要および納骨の日を、当初忙しい兄のスケジュールに合わせ実際よりも1週間前に日程を立てておりました。ところが、兄嫁の実家の宗派ではその日は埋葬には適さない凶の日であることが解り、兄嫁が気になるので日程を四十九日よりも1週間後にずらし吉の日にしてはどうか、と提案してきました。私としては出来れば四十九日に、もしくはそれよりも前倒しで行いたいと考えています。確かに気にはなりますが、よその宗派の考えを鵜呑みにすることは出来ず迷っています。浄土真宗にもそのような納骨に吉凶の日はあるのでしょうか。兄嫁の実家の宗派によると、どうやら後で災いをもたらすような日であるとのこと。どのように考えていったらよいでしょうか、お願いします。
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Name: 盛岡青龍寺
Date: 2013/01/10(木) 13:04
No:4916
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Title: Re:納骨の日取りについて
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結論から申し上げれば、四十九日前後で皆様のご都合のよろしいときでよいということです。
ご質問の中に 「兄嫁の実家の宗派によると、どうやら後で災いをもたらすような日であるとのこと」とあります。 凶と言われた日が、何に基づいておっしゃっているのかが分かりませんが、仮に六曜でいう仏滅などということであれば、 弊寺は真言宗ですが、私の知る限り鎌倉以前から続いている仏教宗派では、そのような 六曜(ろくよう)を取り入れている例は存じません。
また、浄土真宗の開祖であります親鸞聖人は、「愚禿悲歎述懐」のなかで、
「かなしきかなや 道俗の良時・吉日えらばしめ 天神・地祇をあがめつつ 卜占祭祀(ぼくせんさいし)つとめとす」
と、迷信の六曜を信ずるなとおっしゃておられます。
一番良い方法は、お葬式をしてくださったお寺様にご相談されることであると存じますが、霊園で手配してもらう御坊様にお経をあげていただくということのようですから、ご参考までに。
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Name: 天台沙門
Date: 2013/01/10(木) 22:42
No:4917
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Title: Re:納骨の日取りについて
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青龍寺さんのご意見に同感です。
例えば「六曜」というものは、明治に「具注暦」と一緒にそれに記載された諸々の暦注が廃れたにも関わらず、それだけが残ったものですから「迷信」のうちでも新参者といってよいでしょう。おそらくは兄嫁さんのご実家では「六曜」ではなく、「十二直」とか「二十八宿」とか、そういった暦注を基準にした判断をなさっていると推察します。
私見ながら、まあ「迷信」といって切り捨てるものなんだかな、とも考えますが、しかし仏教的な習慣では決まった日に行えないならば前に行うことが普通です。「三月またぎ」の七七日を避けて五七日というのはよく聞きます。ですが日が悪いので一週間後(八七日!)というのは不自然でお勧めできません。どうせ繰り延べするのなら百ヶ日まで延ばしてしまったほうがすっきりするような気もしますが、最善策は葬儀を司ってくださった方に四十九日法要もご依頼し、日程についての判断もお任せするのがよろしいかと考えます。
追伸 「兄嫁の実家の宗派によると、どうやら後で災いをもたらすような日である」とのことですが、「方違え」のように暦注による災厄を避ける手段というものは発明されるもので、そちらの宗派で災厄日とするのならば息災祈願の方法もおもちと考えますが、どうなのでしょうね?
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Name: おとじろう
Date: 2013/01/21(月) 18:02
No:4918
| 解決
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Title: Re:納骨の日取りについて
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盛岡青龍寺様、天台沙門様
ご丁寧にご回答を頂きましてありがとうございました。 お陰様で四十九日法要の日程については不安を捨てることが出来、家族全員の都合の良い日を選びました。
お二方のご意見を尊重し伝えた上で、四十九日の法要も葬儀を司ってくださったお寺さんにお願いしてはどうか(互助会でお世話くださったお坊さんです)、またはこれを機に近くのお寺さんの門徒となってはどうか、と提案してみました。ところが、母や兄はマイナスのイメージしか持っていないようで、兄嫁と私だけが推進派で兄や母は及び腰でした。霊園のお坊さんをキャンセルするのは失礼に当たるので今回はこのまま行きましょう、ということになりました。追々考えるとのことでしたが、どうなるでしょうか。。。。
今回の相談については取り合えず解決しました。またご相談に乗って頂くかもしれません。その節はよろしくお願いします。
インフルエンザが流行り始めているようです。どうぞご自愛ください。
ありがとうございました。
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