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Name: anika
Date: 2014/01/02(木) 10:35
No:5047
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Title: 位牌の院号について
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院号についてお尋ねします。 菩提寺は、真言宗です。 実父が他界し、今年3月に三回忌を迎えます。先祖代々亡くなった人の位牌には院号が刻まれています。父の戒名には、院号がついていません。お寺、お墓に行く度に父にだけ院号がついていないことに母も姉も胸を痛めています。 菩提寺で永代供養をするという取決めをした折に、お寺と同じ地区の檀家には院号をつけるという約束事があったと、後になって母から聞かされました。菩提寺の住職はまだ修行中の大学生だった時に先代が急死し、いろんな引継ぎができなかったと思われます。 今から戒名に院号を付けてもらうことは可能でしょうか?
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Name: 尊明 [URL]
Date: 2014/01/08(水) 07:28
No:5049
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Title: Re:位牌の院号について
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引継ぎでバタバタしていたから・・・という理由だけでしょうか。
戒名は、通常葬儀の時に授与されることが多いのですが、 その時に、お話しされなかったのでしょうか?
最終的に、院号は、追贈することは可能ですが、御住職の判断によります。 どうぞ、率直にご相談されることをお勧めします。
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Name: 天台沙門
Date: 2014/01/08(水) 10:08
No:5051
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Title: Re:位牌の院号について
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某政令指定都市に所在する天台を宗とするものの立場から
>菩提寺で永代供養をするという取決めをした折に、お寺と同じ地区の檀家には院号をつけるという約束事があったと、後になって母から聞かされました。
尊明師も記されておられますが、一般的には戒名(法名・法号)の授与は葬儀前に行われるものですから、その時点でのご事情はいかがだったのでしょう? 院号をお望みなら、ご住職に率直にご依頼することから始めるべきです。
あとは「永代供養をするという取り決め」という件ですね。文脈(や寺院側の慣例)からすると「永代供養料として一定以上の金額を納めた家は、以降、永代に院号格の家として扱う」という約束が寺と近所の檀家さんとの間でできていたと理解できます。そのことを、ご尊父が亡くなられた時点ではご家族も当代住職さんもご存知でなく、後からご近所さんに教えられたということでしょうか? この「永代供養料」の意味も寺院側の考える一般的な意味と貴殿の使われている意味とで異なっているような気もします。
※
当山の例では (1)いわゆる家格が院号格の場合、葬儀それ以降の布施料が高額になるため、あえて院号を辞退される (2)院号格の家ではないが、寄進をいただいたり寺院行儀など熱心に参列されていたので、当方の義務として院号をお授けする (3)あらためて院号を授けて欲しい、とのご依頼に応じて相応のご寄進をお願いして院号をお授けする ということがあります。
以上、ご参考までに
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