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Name: むじゅん
Date: 2014/03/13(木) 00:00
No:5067
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Title: 予知能力??
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こんにちは。 職場のお付き合いで、「妙智会」なるものに入会しました 当初は先祖供養で、年間600円といいわれ、まあいいかと入会しました。そのうちに、エスカレートして、喜捨料も高くなり年間10万円以上になりました。 当方が、転職しご縁も遠ざかり月一度の法座にも参加が困難になりました。退会希望を昨年の春先にそれを伝えたました。 幹部から大会は認める返事。ただ 今のあなたがとても気になる。「今までのご修行が・・・」などと メールが来ました。
そこで、このような内容に対しては、どのように対応したらよいのでしょうか? 皆様のお知恵をよろしくお願いします。
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Name: 天台沙門
Date: 2014/03/15(土) 16:30
No:5069
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Title: Re:予知能力??
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某政令指定都市に所在する寺を預かる天台を宗とする者の立場から
まず「今のあなたがとても気になる。今までのご修行が云々」という物言いは、予知能力でも何でもありません。 先物取引などで「ここで損切りの手仕舞をすると今までの投資金額が無駄に云々」という勧誘手法と同様に、行動心理学におけるプロスペクト理論(人は目前の損失を被るリスクを回避する行動をとる)に基づき、相手の意志がリスクをもたらすと認識させて相手の意志の撤回を勧めるための一般的な手法です。 そもそも不安を煽るような物言いに対しては懐疑的になっておいたほうが安全です。 はっきり申し上げますが、ご自身が選んで入会したのではなく職場のお付き合いで入会したのですし、ライフスタイルの変化によって集会に参加しなくとも特段の不都合を感じられていなかったのですから、貴方ご自身にとって妙智会教団さんとの縁は「あってもよいが、なくてもかまわない」ものです。 したがいまして「退会する私を気にかけていただきありがとうございました」とご返事なさるだけでよろしいと考えます。
※
基本的に修行というものは自分が自分のためにするものです。例えば、比叡山の千日回峰では堂入りまでの七百日を「自行」とし、以降の二百余日を「化他行」とします。自行ありき、なのです。 また修行の方法も人それぞれです。仏弟子の周利槃特が掃除の実践で阿羅漢果を得た話にある通りで、釈尊のように修行者に適した修行法を指南することが師匠の役割です。さらにいえば、信仰というものは神仏という偉大な存在と個々人とが一対一で向き合うことで成立するものですから、教団などというものは経験的規範としてのモノサシにすぎません。モノサシも尺貫法・メートル法・ヤード/ポンド法など多様なものです。腑に落ちる使いやすく納得できるモノサシを選ぶことが修行の結果としての幸福と安心につながります。
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Name: むじゅん
Date: 2014/03/16(日) 11:46
No:5071
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Title: Re:予知能力??
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天台沙門様
貴重な時間を使われての、回答、ありがとうございます。 幹部からのメールに関して、幹部が、私を心配しての、誠意でないことが、具体的な事例で、理解できました。
活動している際には、幹部からは、「ここの先祖供養が、一番正しい。」修行に関しても、先祖が喜ばれるのは、 「一番いいものを、他の人にお導きすることである」と何度も集会で言われていました。 修行には、順番をつけるものでなく、各人に適したもの という内容に、私自身が、納得できました。
今思うと、私自身が、「洗脳」されていたんだと思います。
私が、冷静に考えられる内容に関して、感謝しております。
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