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Name: バファリン
Date: 2014/05/23(金) 01:15
No:5083
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Title: 無題
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お坊さんが合掌して真言(?)を1回唱えるたびに中指を開いてそれを3回やったり、真言1回唱える間に中指を3回開くのは何をやってるのでしょうか? なんか気になってしまいます。
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Name: 天台沙門
Date: 2014/05/23(金) 23:00
No:5084
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Title: Re:無題
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某政令指定都市に所在する寺を預かる天台を宗とする者の立場から。
「護身法」とよばれる一連の所作事のうち、「浄三業印明」を示すものとおもわれます。この印明について私は、比叡山の行院で「印の形は蓮の花が開く様子をかたどっているのだから、自分の仏性が花開くことを念じるよう」教わりました。
真言密教や修験の方々には、また別の解釈・説明があるとおもわれますが、天台密教の初行者としてお伝えできることは以上です。 ご参考までに。
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Name: バファリン
Date: 2014/05/24(土) 23:56
No:5085
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Title: Re:無題
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どうもありがとうございます。 お坊さんのしぐさは観察していると興味深いものがあります。
今、仏教について教えてくださる菩提寺を探してまして、これはどうやって檀家になることができますでしょうか? 例えば、天台宗のお寺に行って「檀家になりたいのですが・・・」と言えば快諾してもらえるのでしょうか?
というか、お坊さんにいろいろと仏教について教えてもらいたいという願望のほうが大きいのかもしれません。
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Name: 天台沙門
Date: 2014/05/27(火) 13:10
No:5088
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Title: Re:無題
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コメント[5083]の天台沙門でございます。
寺の檀家になることについては、個別具体的な問題がありますのでご回答ができません。「墓所分譲中」のお寺でしたら、所定の手続きを踏んだうえで檀家になることは快諾されるでしょう。しかし仏教について知るという目的が果たせるかどうかは別の問題です。
檀家になる(=菩提寺を持つ)ということは、特定の寺に先祖と自身の回向を依頼することで、具体的にはある寺に墓所を置くことです。もっとも公営墓地に墓を持ち、儀礼一般を依頼するという立場で檀家になることも可能ですが。 私が預かる寺の檀家さんは、本家の分家・分家の分家・檀家の婚家・檀家のお隣さん、という血縁地縁で檀家になってくださってきています。ですから「近所に住んでいる者だが墓地が欲しい」とお申し出いただいた場合は「まずは寺の行事にご参列ください。そのうえで檀家さんのご紹介をいただきます」との2点をお願いしています。まず、ご案内しても寺の行事に参列してくださいませんし、そもそも墓地が少ないので新しい檀家さんを積極的に募集することができませんし。
まあ、ご近所(でなくても好いですが)のお寺に散歩がてら通われて気配や雰囲気が気に入ったなら、檀家とまでは行かずとも信者という形式で本尊さんや住職さんと縁を結ばれればよろしいかとおもいます。
「仏教」について知りたいのであれば、まずは各宗派の本山クラスの寺院や仏教系の大学が開講している講座に通われることをお勧めします。次いでのお勧めは、ご親戚の菩提寺のご住職さんです。 私は、仏教を知るために菩提寺を探すことはお進めしません。なぜなら、菩提寺(=回向寺)の住職では意識的無意識的に(私で言えば天台宗という)寺の宗旨という立脚点から眺めることが当然となるからです。寺の宗旨の教学だけでなく、釈尊に始まる仏教史や他の宗旨との共通点と相違点やら、さらには比較宗教論や東西の哲学という思想ツールを以て仏教を教授できる僧侶の存在はまれでしょう。
以上、ご参考までに。
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