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Name: sumire
Date: 2015/06/10(水) 13:43
No:5212
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Title: 改装許可について
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両親が亡くなった後も、両親が入信していたお寺の納骨堂に納骨料を納めてお骨を預かって貰っていましたが、諸事情により、このたび改葬を希望することとしました。 手続きは改葬許可証を今預かってもらっているお寺の確認印をもらって地方自治体に提出すれば良いそうですが、 信徒を減らしたくないお寺に改葬の話をした場合、快諾がもらえるのか、また、改葬手続きに関わる費用はどれくらいなのか見当がつかず、不安を覚えています。 アドバイス宜しくお願いします。
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Name: 天台沙門
Date: 2015/06/15(月) 13:07
No:5216
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Title: Re:改装許可について
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某政令指定都市に所在する寺を預かる天台を宗とする者の立場から。
Q1:信徒を減らしたくないお寺に改葬の話をした場合、快諾がもらえるのか? A1:「離檀料」として一定の金額を請求される可能性がありますが、その場合は支払えば承諾が得られるということです。一般的には、墓所から遺骨を取りだす際の法要の布施料で必要充分と考えます。金額の多寡に関する論評はいたしません。 宗教者の立場でいえば「もうしわけないが、両親はこちらの宗旨を信心していたが、私は信心していないので自分の信仰をもって弔いたい」と言われれば、寺院側と施主側との「信仰の自由」が相反することが明らかです。寺院側の「信仰の自由」を強制した場合は、故人の祭祀が行なわれなくなる、すなわち無縁仏になる可能性が高まります。ならば良識的に考えて、異なる宗旨であっても故人の祭祀が行なわれ続けられることが望ましいのですから、檀信徒が減ったとしても故人の祭祀の継続のための「信仰の自由」が優先すると判断されるべきでしょう。
Q2:改葬手続きに関わる費用はどれくらいなのか? A2:墓地管理者に支払う「手数料」は前述の通りですが、あわせて墓所の撤去費用(石材店に支払う作業費と石材処理費)が発生します。ただし納骨堂の場合には(ほぼ)発生しないとみてよいでしょう。あとは、新しい墓地を入手するための永代使用料などとなります。
以上、ご参考までに。
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