|
Name: みちよ
Date: 2015/06/23(火) 18:47
No:5218
|
削除 |
Title: 実家の母の供養
|
|
一人娘の私は長男の夫に嫁ぎ 墓と仏壇の供養をしています。 先日 実家の母が亡くなり 葬儀を終え 四十九日までうちで供養してから 母方の墓に納骨します。 しかし その後の事で悩んでいます。 夫の方は曹洞宗で 私の実家は浄土真宗です。 うちの仏壇に 過去帳で供養したら良いと 浄土真宗のご住職が言われたのですが 曹洞宗では問題ないでしょうか。
曹洞宗の寺は遠方の為 月命日は無しで 法要は寺で行っています。 母の供養も 同じように供養を行いたいと 思っているのですが いかがでしょうか。 どうか ご指導おねがいします。
|
|
|
|
Name: 天台沙門
Date: 2015/06/26(金) 06:53
No:5219
|
削除 |
Title: Re:実家の母の供養
|
|
某政令指定都市に所在する寺を預かる天台を宗とする者の立場から。
まずはお悔やみを申し上げます。 さて。 「実家と婚家との宗旨の違い」という問題はよくある話です。結論から申し上げれば、檀家さんの家に異なる宗旨のお位牌があることを問題にするのは菩提寺の住職だけといってよいでしょう。……私は気にしません。
ですから「過去帳で供養したら良いと浄土真宗のご住職が言われた」ということが、 (1)真宗さんが曹洞宗式の仏壇に過去帳を祀ることを気にしない (2)真宗さんが曹洞宗式での回向法要を気にしない を意味しているのであれば、あとは (2)曹洞さんが仏壇に真宗式の過去帳があることを気にしない (4)曹洞さんが真宗式の戒名での回向法要を行なう かどうかが問題になるということになります。
したがいまして、婚家の曹洞宗の住職さんにご相談いただくことが最善ということになります。
以上、ご参考までに。
|
|
|
|
|
Name: 天台沙門
Date: 2015/06/30(火) 04:59
No:5221
|
削除 |
Title: Re:実家の母の供養
|
|
天台沙門でございます。
例えば、よほどの遠距離(公共交通機関で最短3時間以上)にありご実家の菩提寺さんへの季節毎の墓参も大変である、というのであれば永代供養も仕方がないかなとは考えます。 なお、この場合の「永代供養」とは檀家として行なってきた法務一切から手を引き、墓地(=ご遺骨)についても取り扱いを寺院に白紙委任し、その代わりに「永代供養料」というものを一括納入することを示します。
しかし(というか、寺院サイドの立場からすると)、年忌の法要をお務めいただけるのであれば、永代供養という形式で檀家(門徒)さんとのご縁がごく薄くなるよりも、たとえ郵送というかたちであっても寺院の護持会費や墓地の管理費や季節の付届けをお納めいただけるほうがありがたいものです。
以上、ご参考までに。
|
|
|
|
|
Name: みちよ
Date: 2015/07/09(木) 13:37
No:5226
|
削除 |
Title: Re:実家の母の供養
|
|
婚家の曹洞宗の仏壇に繰出し位牌があり 夫の母と姉の戒名が記してあります。
実家の母(真宗)を、うちの仏壇で供養する際 繰出し位牌をお炊き上げして 同じ過去帳に記す事は いけませんか?
ご指導 お願いします。
|
|
|
|
|
Name: 天台沙門
Date: 2015/07/18(土) 13:26
No:5231
|
削除 |
Title: Re:実家の母の供養
|
|
天台沙門でございます。遅くなりました。
最初に「檀家さんの家に異なる宗旨のお位牌があることを問題にするのは菩提寺の住職だけ」と書きました通り、真宗の住職さんが曹洞式の戒名が真宗式の過去帳に記載されていてもお勤めいただけるのでしたら大丈夫でしょう。 ただし、これは私の考えかたですから、ご実家・ご婚家のそれぞれの菩提寺さんにご相談いただいたほうが確実です。
ちなみに、真宗さんでは教学的には「ご先祖さま」を拝みません。拝む対象は阿弥陀さんであり、阿弥陀さんに「往生させていただいたご先祖さんたちをよろしくお願いします」とお祈りし、「私の臨終にはお迎えに来て往生させてください」とお願いをするだけです。ですから、それを拝んでしまいそうな「位牌」を用いないというわけですね。
以上、ご参考までに。
|
|
|
|
|