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Name: 蒼珠
Date: 2015/08/13(木) 03:50
No:5245
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Title: 先祖供養について、基本を教えて下さい。
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どうぞよろしくお願いします。 私共は知識がないためか、供養は心でするもの・・・と考える者です。 興味がないわけではなく、宗派や宗旨、それに伴う決まり事についてこだわりがなく(ある意味こだわるのが不自然な気がして)、例えば私の慈しんだペット達の御霊には般若心経を、唱えることもあり唱えず語りかけるだけのこともあり、という風です。 私の幼馴染みの中に不思議な能力(霊視のような)を持っている友人がおります。 普段する電話での会話中に、ある日、ご先祖供養の話になりました時、 その友人は私共の実家の仏壇の様子をうかがい見て(霊視して)言いました。 「・・・空っぽなんだけど・・・魂入れされてなくて、お仏壇は形だけ、箱だけがある感じよ?」 「その”箱”に向かってご供養しても、あちらに届いてないよ」 そう言われてじゃあどうすればいいの?と尋ねる時に、私の母・祖母が行ったという宗旨替えなどについて彼女に話しましたところ、 「それは最悪な状態だわ・・・」と教えてくれました。 亡き祖父は、瀬戸内海の小さな島を出て私共の実家のある場所で生を終えました。 姓の長男ですが、元々の本家とは連絡をとっていなかったと思われ、次男もまた島を出たようだという話まで聞くことができましたが、それだけしか解りません。 亡き祖父が、ご先祖供養をどのようにして行っていたかも解っていませんが、 実家からほど近い大きなお寺(宗派を問わずに供養してくれるお寺)に出向いていたようです。 一人っ子である父は祖父のやり方を踏襲しておりました。 ですが、母の記憶によりますと、元々の宗派(宗旨?)から1度、祖母の手によって宗派(宗旨)替えが行われ、新しいお仏壇が運ばれてきたことを覚えていると言います。その宗派(宗旨)の名称も父母は知りません。 祖父母は私が生まれるずっと以前に他界しました。 私が幼い頃、月命日にお坊さんが読経に来て下さっていました。家計が傾きかけた頃、それが途絶えたように思います。 その後家族が色々な苦労を抱えていた時代、母の姉妹から宗旨替えの話が入り、 母はそうした方がいいかも、と本門仏立宗に入ることを決めました。 母の姉妹が父に強く薦め、気の弱い父は否とは答えられなかったのか、 父に異存なしということでその話は成立し、魂入れやその他の事々の変更が行われたそうです。 しかし異存無しであった筈の父は、それまでのやりかた(祖父から受け継いだ方法)を続けました。お盆になると大きなお寺に行ってお参りをする、それだけです。 (自宅のお仏壇のお供えなどもお盆だけであったと思います、本門仏立宗に変わってから母が毎日お水とご飯をお供えしております。) そう言った話を幼馴染みに聞いてもらったところ、まず宗旨替えがお嫁さんの手によること、それを2世代で2回もやってしまっているということ、本来のもともとの形も解っていないこと、 要するに「しっちゃかめっちゃか」になってしまっているので、 「長男の弟さん(私共の)がちゃんとしなくてはならない」と教えてくれました。 また「貴女(私)ではダメよ、ご先祖様のことは長男でないといけない」とも。 因みにその私の幼馴染みはその能力を、生業とはしておりません。 主婦として生活する中で、彼女自身の家族や私共など近しい友達に、 必要な時、なんらかのアドバイスができるかできないか、という程度に活用しているだけです。 認知症が酷くなった父は現在施設に住まい、今年の冬に心筋梗塞で倒れた母は89歳となりましたが、なんとか頑張って生きてくれております。 私共子供は3人姉弟で、姉は嫁ぎ先の遠方から月に1回両親に会いにきており、独身の私次女は実家から15分のところに住んでおります。 長男である弟は、心の病から両親や家のことから遠ざかったままで、その克服が来る日に間に合うかどうか、祈ることしかできません。(家族を一切拒否しております) お墓はありません。父母の希望(葬祭の)を聞く段階に入っていますが、それが叶えられるかどうか。 そもそもの供養とは? 現状をどのようにするのが良いのか? 我が家におけるご先祖供養の在り方は、友人が指摘するように乱れていてなんとかしなければならないのか? 長男でなく次女の私が段取りをつけてはいけないのか? それら全てが解りません。 私個人のことで1度、お寺で霊視をして頂いたことがございます。 生きていくのにあまりに苦しかった時代、お示し頂いた考え方から救われ始めました。 もう1度お尋ねしたいとお願いした時、「貴女様のことは私共の手に負えない」と、面談も電話をも拒まれたことがありました。 その方と私共の間の人間関係のこじれは何らございませんでしたので(2度お会いさせて頂いた各1時間のみで、非礼は無かったと思います) それはひょっとしたらご先祖供養の乱れ方に起因していたのでは、とも考えたりもします。 長くなりましたが、毎年この季節になると「なんとかしなくてはならないのでは」とよぎります。 また同時に今年は特に、年初から母が倒れ、1週間後に父も倒れたことから、 その思いが強くなってもおります。 友人には「魂不在のお仏壇」と見える我が家のご先祖供養の現状を、 どうすれば良いのか、できるだけ具体的にご指導仰ぎたく投稿させて頂きました。 何卒よろしくお願い申し上げます。
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Name: チョウ
Date: 2015/09/03(木) 15:33
No:5252
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Title: Re:先祖供養について、基本を教えて下さい。
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供養とは、「自分のもっているものをどなたかに差し上げること。」だと思います。 心だけではなく、実際に、なんでもいいのでどなたかに差し上げることと思います。
お仏壇のことが不安であれば、ご縁のあるお寺様に、開眼の法要を頼んでください。
お礼(お布施)をお寺様にお渡しします。これも供養です。
宗派はこだわらなくてよろしいと思います。また、供養ができたらそれはすばらしいことですが、全くしないからといってなにか悪いことが起こることもないと思います。
なにも義務感でやることは1つもないと思います。 したいと思い、それが喜びと感じるなら、いいことです。
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Name: 蒼珠
Date: 2015/09/18(金) 22:59
No:5255
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Title: チョウ様 ありがとうございました。
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ご回答を頂けて本当に嬉しく思います。ありがとうございます。 私共も、物やお金は、世に言うような汚れたものでないと考えております。 それをどう使うか、だと思っています。 色々なお話を聞いたり学んだりがありますが、 その果てには私の心の中で、ご先祖様のご供養をしたい、と思うようになりました。 義務感でなく、感謝の気持ちからです。
宗派はこだわらなくてもいいんですね。 ただ友人の言います「魂入れはしたつもりでも入っていない」こと、 「長男がいるにも関わらず、次女である私がそれに着手してはいけない」こと、 このことはいかがなのだろうか、と素朴に疑問に思う訳です。 長男がいるのに私がやることでご先祖様が困られる(…というと変な言い方ですが)とか、何か不都合が生じたら申し訳ない、と思う気持ちがどうしても湧き起こるので、 こちらでご相談させて頂いております次第です。 もし次回こちらをお読み頂ければ、その点についてもご享受賜りたいと存じます。
ありがとうございました。
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Name: チョウ
Date: 2015/09/22(火) 10:14
No:5256
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Title: Re:チョウ様 ありがとうございました。
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蒼珠 様
ご返信ありがとうございます。心配することはないと思います。
今、現在、供養をどうしたらよいか、お悩みだということは、 ご縁があるお寺がないということだと思います。
それでも、蒼珠様が「供養したい」というお気持ちでいらっしゃるのであれば、いずれ、よいご縁に導かれるように思います。
お仏壇はこれからご縁のあるお寺様の指導のもと、開眼供養をされてください。
長男がやらなくてはいけない、というのは、兄弟で、ある程度、足並みをそろえた方がいいですよ、程度に思ってください。
長男さんが主導できないようであれば、蒼珠様が主導して、兄弟と、これからの供養をどうしていくか、よくお話されてください。
兄弟といえども、信念、考え方も違うかもしれませんので、その場合はそれぞれのやり方で供養することも、ご先祖様はわかってくださると思います。それでも問題はありません。
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