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   塔婆へ何と書けばよい ....   
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Name: 増田
Date: 2018/10/17(水) 13:49   No:5626
  返信  引用  編集 
Title: 塔婆へ何と書けばよいか    
お世話になります。
高野山へお参りの際、水向けの先祖供養をお願いしたいのですが、
当家の親戚すべての供養をお願いするのに、○○家と一つづつ書いていただいては数もかなりあり、金額も莫大になりますため、
「親戚一同の霊」に代わる適切な書き文句はあるのでしょうか?



Name: 一求道者五十四歳
Date: 2018/10/26(金) 02:34   No:5627
  引用  編集 
Title: Re:塔婆へ何と書けばよいか    
自分の先祖というのは父方か母方の二つだけですから、
普通に父方だけという場合には「○○家先祖代々精霊」とするだけで、
“この中に父方の先祖がすべて含まれる”という意味合いだと思います。
だから、先祖の位牌も一つで済むわけです。
(詳しい方からの補足があれば、宜しくお願いします)




Name: taka
Date: 2018/07/17(火) 19:35   No:5609
  返信  引用  編集 
Title: お寺を変えたいです。    
私の実家で最近不幸が続き、入っているお寺さんに
葬儀、四十九日、お盆の法要をお願いしました。

まず気になったのは、葬儀の際にお布施をお渡しした際に
中身を目の前で確認された際に露骨に不満を述べられました。
「金額はどのように決めたのか」「私に相談してほしかった」
といわれました。
翌年、祖母が亡くなり同じ住職の方に御願いし、お布施をお渡し
した際は、中身を見る前に「中身を見ますが、金額は大丈夫ですか」
というようなことを言われました。

数年前に私の妻の祖父が亡くなられ、別のお寺に入っているので
そこの住職さんにお世話になった時、お経を読まれた後に
とてもありがたいお話しをしてくださったりとても素晴らしい
対応をしてくださり、私の入っているお寺の住職さんは一切
そのような事は無く、こうも違うものかと正直幻滅しております。

ここ数年でお寺を建て替えられどんどん豪華になっていくお寺を
見ると本当にこのお寺でこの先が心配になります。

このような事をどこに相談していいかわからず場違いでしたら
すみません。

今後お寺を変えることが出来たらと思うのですが
私の考えは間違っているでしょうか。



Name: 大観
Date: 2018/07/18(水) 09:59   No:5610
  引用  編集 
Title: Re:お寺を変えたいです。    
お寺を変えることは可能です。
まずは菩提寺の住職に檀家から抜けたいことを話すことになります。
そこで住職から言われるのは、離壇料を請求されると思います。
今までの経緯から察するに、高額な離壇料を請求されるかもしれません。
お墓が境内にある場合は、お骨を取り出し墓石を撤去し、更地にすることなります。


Name: ちょう
Date: 2018/09/01(土) 13:46   No:5617
  引用  編集 
Title: Re:お寺を変えたいです。    
お寺とは本来お檀家様皆様のものですので、
護持するお寺を変えたいということは、悪いことではないでしょう。


Name: 在家
Date: 2018/09/08(土) 07:58   No:5621
  引用  編集 
Title: Re:お寺を変えたいです。    
あなたの実家は何代そのお寺に関わってきましたか?
それは百何十年ですか?
あなたが気分を害したのは葬式の一時ではありませんか?
あなたは一時の気分で先祖が積み上げてきた気持ちを全部変えるつもりですか?それはまあいいとしましょう。

標準的に墓地が境内にあるとして、お寺を変えるのにどれくらい費用がかかると思いますか?
主なものは離檀料、墓撤去費用、新たな墓地の永代使用料、墓石設置費用。普通に考えても百万円単位ですよ。
それがあなたの一時の感情に支払う代金です。
それがあなたが一生に何度あるかわからない葬式をケチる代償です。

お寺さんの生活収入は檀家から入るお金だけです。
昔は土地収入がありましたけどね。
表立って請求はしませんが相場がありますから、気分を害したくなければ最寄りの葬儀場とか葬儀社に聞いて、妥当な金額を包むことです。
お寺を変えるなどお坊さんに聞いてまともな返事があるわけないですよ。ほくそ笑んで「どうぞどうぞ」というだけです。


Name: 一求道者五十四歳
Date: 2018/09/09(日) 07:59   No:5622
  引用  編集 
Title: Re:お寺を変えたいです。    
そんな愚かで失礼な馬鹿僧侶になんか律儀を感じる必要はない。
墓撤去費用などの必要分は当然かかりますが、「離檀料」なども法的に支払いの義務などいうのは完全にゼロですから。
ただ人間の心情として、これまでのお付き合いの御礼などを含めて“お気持ち程度”
(せいぜい数万〜十万程度で十分)を包めばそれでいいことです。
中には、何十万〜数百万を請求してくる寺院もあるらしいが、
そんなことはトンデモない悪質金取り生臭坊主らのすることです。
もしも、それらの問題が生じた場合には、遠慮なく宗派の本山へと事態を通報して、弁護士にも相談すべきです。
日本仏教の改善のためにも、絶対に泣き寝入りなどしてはダメです。


Name: taka
Date: 2018/09/09(日) 08:26   No:5623
  引用  編集 
Title: Re:お寺を変えたいです。    
皆様回答いただきありがとうございます。私の祖母からお世話になっているお寺なのですが、息子先生に代替えしてから相談した内容のことがどうやら多々あるようで他にも檀家を抜けられた方が多いようでした。
私も書いたように大事にされていないと感じておりますが、正直諦めておりました。住職様も人間です。生活していき家族を養わなければいけないのはわかっておりますか、子のような方々がいると仏教とはずいぶん都合のいいものなんだなと思っております。
皆様有難うございます。


Name: 一求道者五十四歳
Date: 2018/09/09(日) 08:41   No:5624
  引用  編集 
Title: Re:No:5623    
>住職様も人間です。生活していき家族を養わなければいけないのはわかっておりますか、
>子のような方々がいると仏教とはずいぶん都合のいいものなんだなと思っております。

日本の檀家制度としては確かに実情は、
僧侶の家族ごとを檀家総手で分担して養うような形になるわけですが、
しかし、そもそも僧侶の家族を養う目的で檀家になる人などはまずいないでしょう。
そこは心からの布施と助け合いということで、その互いの理解の上で成り立っている筈です。
“布施をいくら以上は頂く”などということを当たり前のものと思っている勘違い僧侶なんかの言いなりになることはない。
布施の金額はこちらが決めるものですから。僧侶が当然の顔をして自ら決めるようなものではない。
そういう僧侶をそのままにしてては、決して日本仏教のためにはならない。


Name: 在家
Date: 2018/09/10(月) 13:33   No:5625
  引用  編集 
Title: Re:No:5623    
ものごとを判断するときは、今刹那、自分さえではなく、長い目で、いろんな人の立場で考えると正しい判断ができます。
刹那の感情でお寺を変えて、変えたお寺で気分を害したらまたお寺を変えますか?
あなたの代で何回?次の代で何回?それも「ほかに抜けた檀家があるから自分も」という理由で。

ご先祖様が何代も守ってきた墓ですよ。
ご先祖様のこともお寺さんのことも、いろんな人の立場で考えれば妥当な答えが出てくるというものです。
世の中にはいろんな人がいて、いろんなお寺さんもいて、代が変われば人も変わります。
ここであなたの器が試されているとは思いませんか?




Name: ラッキー
Date: 2018/08/31(金) 10:42   No:5612
  返信  引用  編集 
Title: 先祖追善回向    
先祖追善回向について教えて下さい。
仰ぎ冀わくは、三宝、俯して昭鑑を垂れたまえ。
上来(経名)をふじゅす。集むる所の功徳は、(法名)霊位の為に・・・
とありますが、「経名・法名」の所は何と言えば良いのでしょうか?
本当は実家のお寺さんに聞けば良いのでしょうが、若いころに悪さばかりしていて実家が遠くて行けません。
宗派は臨済宗妙心寺派です。
経本を買いお経は全て読めるようになりました。
よろしくお願いします。

場違いなら削除して下さい!



Name: ちょう
Date: 2018/09/01(土) 11:55   No:5615
  引用  編集 
Title: Re:先祖追善回向    
ご相談拝見いたしました。
(経名)のところは、その時にお唱えしたお経の題名、(法名)のところは、ご供養する方の戒名、もし、戒名がない場合は、お名前でもよろしいです。


Name: ラッキー
Date: 2018/09/02(日) 21:19   No:5618
  引用  編集 
Title: Re:先祖追善回向    
開経偈・懺悔門・三帰戒・般若心経・消災呪・妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈 第25偈・舎利礼文・大悲心陀羅尼・延命十句観音経・四弘誓願文・回向文と読みます。
覚えたのを読経しています。
「経名」の所は全てのお経を言う、または上記の一つで良いでしょうか?

何度も申し訳ありません。


Name: ちょう
Date: 2018/09/05(水) 09:44   No:5619
  引用  編集 
Title: Re:先祖追善回向    
ラッキー様

この中で狭義では、お経は「般若心経」と「普門品偈」です。他は、仏の功徳を称えたり仏弟子としての心構えを宣言している部分ですので、

「摩訶般若波羅蜜多心経」並びに「妙法蓮華経]でよろしいのではないかと思います。


Name: ラッキー
Date: 2018/09/05(水) 16:13   No:5620
解決   引用  編集 
Title: Re:先祖追善回向    
ちょう様

これでスッキリしました。
ありがとうございます。




Name: 小梅
Date: 2018/08/13(月) 23:36   No:5611
  返信  引用  編集 
Title: 水子さんと御先祖さま    
お世話になります
水子さんのご供養に関して、教えてください

長男夫婦、
昨年末、3か月で流産してしまいました。
二人の気持ちも落ち着いた頃、
近くのお寺さんで、水子さんのご供養をしていただき、その時いただいた戒名は、今は我が家の御先祖様と一緒に仏壇にあります。

さて、今日からのお盆
水子さんもお盆あるのかな?と言いながらも、長男夫婦は、とりあえずご供養していただいたお寺さんに迎えに行き、
我が家はいつも通り、お墓へ行き
御先祖さんをお迎えしています。

そこで、
来年は、御先祖のお墓から、水子さんも一緒にお迎えできると良いねとの話がでたのですが、
遺骨があるとかではなく、目に見えないことなので
何か家族としての気持ちの持ちようや、
仏事としての常識的な考え方、
あるいは、物質的に、やる事がありましたら
お教えください。

また、水子さんに対しての
思いや考え方が、間違っておりましとら、ご指導ください。




Name: ちょう
Date: 2018/09/01(土) 13:44   No:5616
  引用  編集 
Title: Re:水子さんと御先祖さま    
ご相談拝見いたしました。

ご遺骨があるないに関わらず、水子の霊もお迎え頂くと思ってもらってよろしいと思います。

昔は正月もそうであったようですが、最近はそういう感覚も薄れてい来てしまっていますね。

お盆の風習は地域やお寺によって違いますので、それに倣ってして頂ければ良いと思います。






Name: 吉田 祐司
Date: 2018/08/31(金) 21:06   No:5613
  返信  引用  編集 
Title: 仏壇について    
先日父が他界しました。

父と母は母の実家に私の兄(未婚)と
3人で暮らしておりました。(姓はA)

そこには母方の先祖、祖母、兄弟(いずれも姓はB)の
位牌がございます。

姓Aの父が他界し、仏壇をどうすればよいのか
分からないもので質問させていただきました。

父は親戚等の身寄りはないため、父方の仏壇はありません。

この場合、仏壇のもう一つおくのか、
母方の位牌のある仏壇にはいるのか教えてください。

一般的な話でも構いません。
よろしくお願いします。



Name: ちょう
Date: 2018/09/01(土) 11:48   No:5614
  引用  編集 
Title: Re:仏壇について    
こんにちは。

ご愁傷様です。

お父様のお位牌ですが、母方のお仏壇でご供養されてもらって
問題ないと思います。

あるいは、ご自身のご自宅で供養されていきたい場合は、
新しく仏壇をお造りすることもよいと思います。




Name: クッキー
Date: 2018/06/05(火) 18:56   No:5605
  返信  引用  編集 
Title: 手元供養している場合の供養    
去年、妊娠中期で赤ちゃんを亡くしました。
お骨を手放すことが出来ず、現在まで手元供養しています。
主人が長男なので、お墓に納骨するなら主人の実家近くのお寺さんになりますが、
実際どうするかは未定で、当分は手元供養という形を取るつもりです。

まだ一度もお経を読んでもらった事が無く、
もうすぐ一周忌になるのでこのタイミングでお経を読んではもらえないか…
と考えていました。

主人の実家は遠方のため気軽には行けず、
また納骨はまだしないのにお経だけ読んで欲しい、という事も義両親には言えず…

家の近くの水子供養をしているお寺さんに、
こういう場合でもお経を読んでもらえるのか?
と問い合わせをした所、やはり「納骨をするお寺でお経を読んでもらうのが筋」という事でした。

このまま一度もお経を読んでもらう事無く手元供養をして良いのか?
と不安に感じます。

手元供養をしている間は、お寺さんに供養をして頂かなくて問題無いのでしょうか。

宜しくお願い致します。



Name: 天台沙門
Date: 2018/06/07(木) 21:50   No:5606
  引用  編集 
Title: Re:手元供養している場合の供養    
某政令指定都市に所在する寺を預かる天台を宗とする者の立場から。

Q:手元供養をしている間は、お寺さんに供養をして頂かなくて問題無いのでしょうか。
A:このように貴方がお感じであるということは問題があるということです。儀式を行なわないことで「不安に感じます」ということですから、一周忌法要を行なって不安な感情をとりはらうべきとお勧めします。



はっきり申し上げますが「納骨をするお寺でお経を読んでもらうのが筋」であれば「納骨されていない本山での先祖供養御は筋ではない」ということになります。そんなご宗旨はありません。

さて。

他の稿でも繰り返し述べていますが、生者が死者に対して「なにごとかをしたい」という気分をもつのは、生者が死者に対するもうしわけなさをもっているからです。

具体的にいいますと水子供養というものは、母親が産むことができなかった子に対する「もうしわけなさをもっている」感情を逆手にとったものです。しかし、産まれてから百日以内に亡くなった方に対しては「そもそも産まれていない」と考えることによって幼い子を亡くした哀しみをおさめようとする習俗もありますから、供養をしない/供養をする必要もない、という考え方も合理的といえます。

納骨をするかしないか、と一周忌(亡くなった方にとっては冥界での最初の誕生日)をするかしないか、は別次元の問題です。ですから、私はお子さまに対して、それなりの儀式をなさることをお勧めします。産まれなかったにせよ人として存在していた以上は記憶にとどめるべきから。



以上、ご参考までに、


Name: クッキー
Date: 2018/06/10(日) 00:25   No:5607
  引用  編集 
Title: Re:手元供養している場合の供養    
天台沙門様

ご回答いただきありがとうございます。
仰る通り、私は一周忌に儀式を行う事で安心したいのだと思います。


>「納骨されていない本山での先祖供養御は筋ではない」ということになります。そんなご宗旨はありません。


安心しました。
供養を行って頂けるお寺さんを探してみようと思います。






Name: なでしこ
Date: 2018/05/28(月) 03:44   No:5603
  返信  引用  編集 
Title: 成仏できているのでしょうか?    
はじめまして。

ぜひ、ご相談したいことがありメールさせて頂きます。

今から5年ほど前に、私の実父が火災事故でなくなりました。当時、両親は別居中でして、夫婦仲も非常に悪く葬儀も行わずに、火葬場での直葬を選択し、遺骨も火葬場の合同墓地?のようなところに引き取って頂いたそうです。

私は30年ほど前から海外に住んでおり、家族もおりますので日本への帰国はしておらず、火葬にも火災現場にも立ち会っておりません。

亡くなってから、火葬場にはお坊さんは呼んでおらず、お経もあげてもらっていないようです。その後の供養ももちろん、一切しておりません。母にすれば、御骨もお墓もないのに供養する必要はないとの考えのようです。

自分自身は命日に、海外の自宅でお線香とお水やお供え物をして、供養のまねごとをしております。お坊様、父はきちんと成仏できているのでしょうか?なにか、やった方が良いことがありましたら、ぜひご教授頂きたくお願い申し上げます。

家族仲は良くなく、姉がおりますが母同様に無関心でノータッチです。よろしくお願い致します。



Name: 天台沙門
Date: 2018/05/30(水) 16:27   No:5604
  引用  編集 
Title: Re:成仏できているのでしょうか?    
某政令指定都市に所在する寺を預かる天台を宗とする者の立場から。

結論から申し上げますと、生者が死者に対して「もうしわけなさ」をもっていなければ、その死者は「成仏している』と考えてよいでしょう。ある生者にとって成仏しているとおもわれる死者も、別の生者にとっては成仏していないとおもわれることもあってしかるべきです。

さて。
成仏ということは仏に成るということです。理論的には、宇宙の真理そのものである大日如来と一体化することをいいます。

ところで、人の死とは肉体からタマシイ(霊魂とは別の概念です)が離れてしまい二度と肉体と一緒になれなくなった状態をさします。この肉体から離れてしまったタマシイが宇宙全体と一体化することをもって成仏ということもできます。
私は手塚治虫『火の鳥・鳳凰編』を例にとるのですが、手塚治虫の描く火の鳥は「宇宙という生命であり、個別具体的な生命が生まれるところであり還っていくところ」です。大日如来という仏格は火の鳥と同様の存在でしょう。または『千の風になって』に歌われる自然というものも大日如来であり火の鳥であると考えることもできます。

ある種の危険性を承知のうえで表現しますが、肉体という束縛を離れたタマシイはすべからく成仏している、といってよいでしょう。したがいまして御父君は成仏なさっておられます。
ご安心ください。



あたりまえですが客観的な「成仏」の証明はできません。したがって生者にできることは、死者が成仏したと信じることだけです。各種の宗教儀礼は信じるために経験的に成立したものであり、これを行なうことで信じることができるシステムです。
たとえ「まねごと」であっても死者を追悼する行為は正しい供養の方法と考えてよいでしょう。ただ、形式が違うだけということです。




Name: 1信者
Date: 2018/05/03(木) 17:46   No:5596
  返信  引用  編集 
Title: 左右の上位    
教えてください。
仏教での左右の上位を教えてください。
家が真言宗ですので、真言宗の左右の上位をお願いします。



Name: 一求道者五十四歳
Date: 2018/05/04(金) 17:01   No:5598
  引用  編集 
Title: Re:左右の上位    
お仏壇の荘厳についてでしたら、
真言宗を含めて全宗派を問わず仏壇に向かって右側が上位です。
従って、御先祖の位牌は上位ですから向かって右側に、左側が新しく亡くなった精霊の位牌となります。
逆を主張するサイトも僅かに見受けられますが、少なくともお仏壇の位牌の並べ方では向かって右側上位で統一されている筈です。
当然、一つの位牌に夫婦の連名書きをされる場合でも向かって右が夫で左が妻となり、その逆というのはありません。

●仏壇に向かって右が上座です
 (参考サイト:http://www.ma2tani.co.jp/ihainochie/blog/post-585/)
●仏壇の正しいまつり方とは
『なお、仏壇では、向かって右側が上位になるので、古い位牌は右側、新しい位牌は左側に納められるのが正式だ。』
 (参考書籍:『常識として知っておきたい 日本の三大宗教 神道・儒教・日本仏教/歴史の謎を探る会(著)/河出書房新社』)


Name: 天台沙門
Date: 2018/05/04(金) 17:45   No:5599
  引用  編集 
Title: Re:左右の上位    
某政令指定都市に所在する寺を預かる天台を宗とする者の立場から。

仏壇の奉り方からしますと、宗派を問わず向かって右が上座でしょう。

釈迦三尊では [普賢菩薩・釈迦如来・文殊菩薩]
阿弥陀三尊では[勢至菩薩・阿弥陀如来・観音菩薩]
ですし、祖師像をお奉りする際は
豊山派さん =[不動明王・大日如来・弘法大師]
智山派さん =[興教大姉・大日如来・弘法大師]
天台    =[伝教大師・御本尊・天台大師]
ですから。

以上は像の奉り方です。
堂内での人の座次については寺院によって最上座の場所が異なりますので一概には言えません。随喜なさる檀信徒の席は多くの場合で僧籍(および宗教者)の来賓に次ぐ席次となるという点は一致しているのではないでしょうか。

以上、ご参考までに。


Name: 1信者
Date: 2018/05/05(土) 22:58   No:5602
解決   引用  編集 
Title: Re:左右の上位    

一求道者五十四歳様、天台沙門様、丁寧にお教え下さいましてありがとうございます。




Name: 久雄
Date: 2018/05/04(金) 11:03   No:5597
  返信  引用  編集 
Title: 31日の戒名の読み上げについて・・。    
質問させて下さい。
仏壇で勤行する際、過去帳の先祖の戒名を読み上げますが、31日の場合、31日が無い月がありますので、他の日にちの先祖の戒名と比較して読み上げないことがあります。
平等を保つために何とかしたいのですが、31日の先祖を、31日が無い月に読み上げる場合、どの様にしたら宜しいのでしょうか?
宜しく御願い致します。



Name: 天台沙門
Date: 2018/05/04(金) 17:50   No:5600
  引用  編集 
Title: Re:31日の戒名の読み上げについて・・。    
某政令指定都市に所在する寺を預かる天台を宗とする者の立場から。

小の月の末日に読み上げてさしあげればよろしいと考えます。

たしかに年回法要や月参りはご命日に行なうことが本義ですが、年回法要などは当日が土日祝日でなければ、直前の土日に繰り上げてしまうことが一般化していますので、ご命日の読み上げも繰り上げてもよろしいのではないでしょうか。

以上、ご参考までに。


Name: 久雄
Date: 2018/05/05(土) 10:25   No:5601
  引用  編集 
Title: Re:31日の戒名の読み上げについて・・。    
天台沙門様、凄く良い回答を下さいまして、誠に有難うございました。納得し、疑問が解決しました。
今後はご教示の様に実行させて頂きたいと思います。

 感謝合掌九拝




Name: ふるぽん
Date: 2018/04/24(火) 17:42   No:5594
  返信  引用  編集 
Title: お墓問題と実家の問題。    
こんにちは。

父が3年前に他界し、今年の夏が3回忌になります。
私自身は、嫁いでいるので、家を出ているので、実家のお墓に入ることはないですが、今、このお墓のことでもめています。
母も高齢ですし、今は、独り身で、一人くらいしています。

後、2か月ほどで父の3回忌がきます。
実は、お墓が、昔住んでいた関東にあり、父は長男なのと長男(私の弟です)と祖父母はそこに入ってます。

私たちは、関西にいます。
しかし、父が亡くなった時に、お墓を見てくれているお寺さんから、誰も挨拶に来ないとクレームを受け、それに対しては、母と男兄弟が謝罪に行き、そして、その時に、お墓を将来的に関西に移したらどうかと提案されました。それは、私も含め賛成なのですが、両親は、この話を何十年もうやむやにしてきて(お寺さんのクレームはそのことです)、結果、今、父が亡くなったことで、問題が大きくなり、母は高齢なうえ、元々仏教のことが全く分かっておらず話にもなりません。母は、長男がいるとこに自分は入る。とそれだけははっきりしてます。
母は、お墓を次男に見てもらいたいと思っていますが、次男は独身で、一人暮らしなうえ、遠方で暮らしているので、自分はこのお墓に入る気なしと、あまり真剣に話し合いができません。

先日、3男夫婦のところに母は泊まりに行きました。
そして、この話をしたようですが、3男いわく、母親は何にもわかっていないから、話にならない。と。
そのうえ、3男はお墓は関西に移したほうが良い。自分が入るわけではないから、2男に考えさせろと言いたいようです。

母は自分は、わからないから。と、息子らに丸投げ、
2男は入る気ない。3男は自分たちは入らないから、母と2男で考え、親せきにも話し、解決するのがいい。と言い出しました。

母は、父との親戚付き合いが苦手で、表面上は仲良くしてますが、裏では、被害意識がひどく親せきとの問題を、男兄弟には言わず(いうと、聞いてもらえないため)私に感情むき出しで泣き言とSOSをしてくるのです。
私は、昔から母と合わず、父の一周忌の時も、母の感情に振り回され苦しかったので、今は、メールも電話も遮断してます。

 こういう問題、どうしたら、みんなが上手くいくのでしょうか?




Name: 天台沙門
Date: 2018/04/26(木) 23:04   No:5595
  引用  編集 
Title: Re:お墓問題と実家の問題。    
某政令都市に所在する寺を預かる天台を宗とする者の立場から。

仏教の基本である「世間は苦である」という考え方からしますと「みんなが上手くいく方法」というものはない、という立脚点から始めるほうが楽かもしれません。
しかし「上手くいく」ということが「損害があっても納得して受け容れる」ということをふくむのであれば、皆が100%納得する方法を探すことは可能でしょう。

さて。
ご質問の文を整理してみます。
利害関係者は[1]御母堂[2]ご自身[3]次男さん[4]三男さん[5]菩提寺さん、です。

[1]御母堂のお考えは「長男がいるところに自分は入る」のですから、必ずしも関東の菩提寺さんの墓地である必要はない、と判断できます。つまり「3男はお墓は関西に移したほうが良い」との案は一考に値します。
[2]関西への改葬に賛成されている、
[3]遠方(関西から?)にお住まいだし、次男さんご自身を含め墓所の管理に関心をおもちでない。
[4]三男さんご自身は、祖父母さんと御両親と同じ墓所を使用する予定をおもちでない。
[5]関西への改葬をご提案なさった。

であれば、基本は関西ヘの改葬が第一選択です。
ついで、墓所後継者を誰にするかという問題ですが、寺院が主体として供養を行なう永代供養墓が存在しますから、将来的には御母堂もおやすみいただくという前提で、みなさま方の要望に添う契約条件を満たす永代供養墓を探したうえで関東の菩提寺さんから改葬する、ということがよろしいのではないでしょうか?

問題は、改葬と永代供養墓の入手の費用をどのように案分するか、および、永代供養墓とのおつきあいをどうするか、という件ですが、ここからは私からは(情報が少なく)申し上げられることはございません。
申し訳ありません。

以上、ご参考までに。





 
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