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十月のお香は、あの有名な源氏香としぐれ香でした。
今月の源氏香は
一、白楽天(はくらくてん) 花二 (スモンダラ) 二、柏葉(かしわば) 三 (マナバン) 三、虎月(こげつ) 一 (伽羅) 四、しのぶ月 花三 (新キャラ) 五、慕情(ぼじょう) 花一 (サソラ・白檀)
・・・で、それぞれ五つの香りをそれぞれ五つづつ用意して(計25ケ)、その中から五つをランダムに選び出し、それらの香りを試みなしで聴き分けるという、いつもとはちがうお香です。 そして、それぞれのお香の出てくる順番・種類から、それを源氏文字も変えるというもので、とても大変でした〜。
今回、ランダムに選ばれたお香の順番は
一、白楽天(花二) 二、慕情 (花一) 三、柏葉 (三) 四、虎月 (一) 五、柏葉 (三)
・・・と出たので、説明しにくいのですが、その順番ですと、それは源氏文字の”乙女”となります。
思い出(づ)や 乙女の姿 神代(よ)とも 言ふばかりなる 雲の通い路
・・・ということです。
でも、私は三と一が聴き分けられなくて、”葵”としてしまったのでした。。。(泣) 言い訳すると、今回の伽羅はとても香りがうすく、とてもわかりにくかったのです〜。
もう一つの”しぐれ香”は
短かき日 落ち葉 三 (マナバン) 幾度くらす 雨のなごり 二 (ラコク) 時雨 しぐれ 一 (キャラ)
・・・の三つの種類のお香で、それぞれの上二つのお香の試み二つ、本香五つを聴き分けるというものです。 こちらは、香りも特徴があるのですが、香木の色も筋目も違いがはっきりとしていたので(^^;)、私も大丈夫でしたよ。(^^)
..2008/10/23(木) 00:07 No.218
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