皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。 歌舞伎座で八代目尾上菊之助の襲名公演を見てきました。父の七代目菊五郎は梅幸にならず、そのまま七代目尾上菊五郎とのことで、同じ名前の役者が二人並び立つというのはめずらしいことのようです。七代目は前の梅幸さんの息子なのになぜ「梅幸」を継がないのか、ネットで調べてみましたが、前の梅幸が養子で本家筋でないからとか、はては七代目が梅幸の名跡は娘の寺島しのぶの子供の真秀君に継がせたいと言ったとか、色々な話があって、よくわかりません。確かにいままでの歌舞伎界では、いつどのように襲名をするのか、襲名の口上ではいつも「松竹さんのご了解を得て・・」と言う言い方がされます。襲名の権限を松竹が持っているように聞こえますが、そうともおもえません。よくわかりません。歌舞伎の大ファンにとっては重要なことかもしれませんが、私にとってはそれよりも歌舞伎そのものを楽しみたいと思います。
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