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彩遊紀コミュニケーション

“彩遊紀コミュニケーション”掲示板が新しくなりました。掲示板への投稿は、自由にしました。
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 [973]   彩遊紀の紀   .. 2024/10/19(土) 12:50 
◆ 紅葉の時期を設計したのは誰なのか
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皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
猛暑に振り回されていた今年ですが、先日突然近くのけやきが紅葉しているのに気が付きました。やはりその時期になるとちゃんと紅葉してくれます。日照時間や温度によってけやきは自分が紅葉しなければと思って紅葉し始めたのでしょうか。彼岸花はお彼岸の前後にはちゃんと赤い花を咲かせ、その花を見る事で逆に「あゝお彼岸だな」と思います。けやきの紅葉の時期を支配するのは遺伝子のなせる技だとは理解できますが、ではそのように遺伝子を設計したのは誰なのか、あるいは何なのかが以前から疑問に思っていることです。遺伝子組み換えをして青いバラを作ったとかが話題になり、これは人間が青いバラを作ろうという意思で遺伝子設計をしたのでわかりますが、そもそもけやきの紅葉の時期や紅葉の色を設計したのは誰なのでしょうか。それが神なのか。昔大学の時に化学の先生で、生徒が難しい質問をして、遺伝子ではないですが、わからなくなると、「それ以上は神さまです」という先生がいました。よく生物の進化論で、環境に対応するために遺伝子が徐々に進化してきたと言いますが、遺伝子の設計だけでなく、そもそも遺伝子なるものを誰が作ったのか、それもわかりません。けやきの紅葉を見てそんなことを考えました。

 
 



 [972]   彩遊紀の紀   .. 2024/10/12(土) 20:58 
◆ 婦系図
[返信
皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
先週の日曜日に歌舞伎座で「婦系図」の歌舞伎を見てきました。湯島天神の境内でお蔦が「別れる切れろは芸者の時・・・」という、あの泉鏡花の名作です。話は大体わかっているので、お芝居も涙で見ましたが、歌舞伎の解説チラシを見ると、もともとの原作にはこの「湯島境内」の場面はなく、後に劇化されたときに泉鏡花自身によって戯曲化されたとのことです。でもそもそもの原作の「婦系図」は読んだことがありません。考えてみると、何となく知っていても原作は読んだことがないというのが多いですね。「婦系図」と同時代のあの「熱海の海岸散歩する・・・」の尾崎紅葉の「金色夜叉」の話も何となくわかっているのですが、原作を読んだことがありません。何年か前に、「有名な物語でも、学校の国語の時間に習っただけで、原作を読んだことがないな」と思って、原作を読み始めました。芭蕉の「奥の細道」や、樋口一葉の「たけくらべ」、そしてかぐや姫の「竹取物語」などなど。でも今年の大河ドラマになっている「源氏物語」や「枕草子」も、それぞれの小説の書き出し部分は、「いずれの御時にか・・・」とか「春は曙・・・」とかよく知っているのに原作を読んでいません。ましてや「紫式部日記」とか「蜻蛉日記」とかになるとになると書き出しも全く知りません。いつかやはり「婦系図」の原作も読んでみようと思います。

 
 



 [971]   彩遊紀の紀   .. 2024/10/05(土) 18:16 
◆ 夏祭りの危機
[返信
皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
先週の土曜日に私が住むマンション、といっても団地形式の50棟1000世帯のマンション群ですが、で、夏祭りが行われました。今までは7月下旬でしたが、今年は猛暑での熱中症を避けるため、9月に延期されました。私には孫もいなく、夏祭りを楽しみにしているものもいないのですが、ちょっと様子を見に行きました。会場はマンション群内の中央公園ですが、子供たちがいっぱいで、皆なお祭りを楽しんでいました。毎年この時期になるとお祭りを続けるか否か、自治会で議論になります。住民が高齢化してボランティアが難しく、かといって、若者は参加しないしということなのですが、でも結論はいつも「でも子供たちが楽しみにしているので続けよう」です。会場の子供たちが「わあわあ」と楽しんでいるのを見ると、何とか続けられないものかなとは思います。最近何百年も続いた地域のお祭りがやはり住民の高齢化で中止になるというニュースをよく聞きます、今までの参加者が高齢化したら、それを若者が代わってやればいいと思うのですが、若者はお祭りより、ゲームの方が楽しく、そういう地域のしがらみ付きのイベントにはなかなか参加しないようになっているとのこと。日本の伝統や地域のイベントに強制的に若者を参加させることには反論もあるし、どうしたらいいのでしょうか。

 
 



 [970]   彩遊紀の紀   .. 2024/09/28(土) 14:49 
◆ トンボも蝶々も見なくなりました
[返信
皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
お彼岸を過ぎ、やっと涼しくなりました。夏の間「ジイジイ、ミンミン」とうるさかった蝉の声も聞こえなくなり、散歩の途中で赤とんぼを見て、「あゝ、秋になったんだなぁ」と感じました。赤とんぼは秋のトンボですが、夏のシオカラトンボやムギワラトンボは見なくなりました。シオカラトンボやムギワラトンボなどというものは都会では昭和の時代のものなのでしょうか。今日もテレビで、今、昭和レトロが流行っていると言っていました。喫茶店でもドトールやスターバックスだけでなく、昭和レトロの純喫茶がまた流行っているということのようです。ドトールやスタバのようなファストフードなどのタイムパフォーマンス的なものばかりでなく、昔のようなちょっとゆったりした雰囲気がまた求められてきたのでしょうか。先日の中秋の名月に大きなお月様を見ました、でも十五夜にススキを飾り、お月見団子を飾ることもなくなってしまいました。そんなことは自分でやればやれることなのに。赤とんぼを見ながら「昭和は遠くなりにけり」と思いました。

 
 



 [969]   彩遊紀の紀   .. 2024/09/21(土) 15:17 
◆ それからの富樫
[返信
皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
今日も30度以上の暑さです。明後日が彼岸ですが、本当に彼岸を過ぎたら暑さが収まるのでしょうか。
先週、2ケ月ぶりに歌舞伎を見てきました。「勧進帳」と「妹背山婦女庭訓」でしたが、二つとも涙でした。歌舞伎を見るきっかけになったのは仁左衛門さんが演じる「菅原伝授手習鑑」の「寺子屋」をテレビで見て、涙を流したのがきっかけでした。それまで、妻は小さい時から歌舞伎を見ていて、買う気を見に行こうと誘われていたのでしたが、私は歌舞伎はセリフも義太夫や長唄もよく聞き取れず、見ていても面白くなかったのですが、この「寺子屋」を見て、「あっ歌舞伎でも泣くのだ」と思いました。このテレビで、セルフも長唄も何とか聞き取れ、歌舞伎を見直しました。それから夫婦で「都民劇場」の会員になり、歌舞伎を見るようになりました。今回は「勧進帳」でしたが、前に見た時は涙しなかった、弁慶の六方を踏んで退出する場面でしたが、今回はたまたま二階の花道の真上で、弁慶が良く見え、先に立ち去った義経と従者が遠ざかって行くのを安堵して見送ったり、義経一行だとわかっていて見逃してくれた関守の富樫に一例をして、そして安心して六方を踏んで退出していく弁慶の細かい仕草を始めてじっくり見て涙でした。前にこの安宅関の関守の富樫が、後々鎌倉の頼朝から義経を逃がしたかどで攻められ、家族とも別れる「それからの富樫」という芝居を観た時は、富樫の心境に本当に涙、涙でした。歌舞伎でも泣くのだと思った典型でした。

 
 








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