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彩遊紀コミュニケーション

“彩遊紀コミュニケーション”掲示板が新しくなりました。掲示板への投稿は、自由にしました。
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 [1029]   彩遊紀の紀   .. 2025/10/26(日) 21:45 
◆ 金比羅さん
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皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
785段の階段を上りま金比羅さんにお参りしてきました。今回の四国一周の旅行では、この金比羅さんに上ること、四万十川をみること、道後温泉の本館を見ることが一つの望みでした。その一つの金比羅さんに行きたかったのは、昔「二十四の瞳」の映画で小豆島の生徒たちが修学旅行で金比羅さんに行く場面で、そこで家庭の事情で学校をやめ金比羅さんのうどん屋さんで働く松ちゃんが先生に会い、友達が楽しそうに去っていく船を追いかけていく後ろ姿の場面で涙が出て、その金比羅さんに行ってみたかったのです。今の金比羅さんは音楽が鳴り、インバウンドの観光客の中国語や韓国語が飛び交い、とてもあの終戦後の二十四の瞳の雰囲気はありませんでした。でもあの金比羅さんまで来たのだという感慨はありました。観光も自分の映画や本で読んだイメージを踏まえて訪れるというのh楽しいことです。

 
 



 [1028]   彩遊紀の紀   .. 2025/10/18(土) 14:05 
◆ 上野の古いお蕎麦屋さん
[返信
皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
先日上野池之端の蓮玉庵さんという古いお蕎麦屋さんで美味しいお蕎麦を食べてきました。このお店、江戸時代創業の160年の歴史を持つお蕎麦屋さんで、明治時代には森鴎外や樋口一葉も訪れ、その作品にも蓮玉庵さんが出てくるという老舗のお蕎麦屋さんだそうです。上野の近辺やいわゆる谷根千という谷中、根津、千駄木にはそういう古いお店があったり、また文豪が住んでいた家が残っていたりで、そういう上野近辺の森鴎外や夏目漱石、正岡子規などの足跡を訪ねるのもいいかなと思っています。先日は台東区にある樋口一葉記念館を訪ねて、樋口一葉が書いた原稿や手紙の本物を見てきましたが、まだまだ行ってみたいところが沢山あります。

 
 



 [1027]   彩遊紀の紀   .. 2025/10/11(土) 16:41 
◆ ペルー会
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皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
25年前にペルー旅行に行った時のグループのお友達の生け花展に行ってきました。私がペルーに行ったのはもちろんマチュピチュやナスカの地上絵を見たいというだけでなく、もう一つの目的がありました。それは高校生の頃に読んだ本に出ていたことで、ペルーの石積みはとてもしっかりしていて、接着剤などなかったその当時、大きな石をきれいに削ってぴったりとくっつけて積み上げてあり、その石と石との間には「カミソリ一枚入らない」ということでした。本当なんだろうかと言う気持ちがずっとあり、その本を読んでから40年後に行ったペルー旅行に本当にカミソリの刃を持っていって、積み石の間にカミソリを入れてみました。本当でした。カミソリは石積みの間に入りませんでした。そのカミソリの刃を入れていた時、同じツアーのお仲間の女性が私の隣で同じことをやっていました。話をしてみると「私もカミソリ一枚入らないという話を聞いていて、確かめたかったのでカミソリを持ってきました」と言うことで、びっくりしました。同じことを考えていてしかもそれを確かめようと私と同じにわざわざペルーまでカミソリを持ってくるなんて。しかもその人と話をしてみると私の住んでいる駅の隣の駅に住んでいるとのことでますます意気投合し、その後、そのペルー旅行に行った10人ほどのグループを含めてのお付き合いをするようになりました。そのカミソリの女性はもう10年ほど前に亡くなってしまいましたが、ペルーへ行った人の集まりは「ペルー会」として今も続いており、色々なお付き合いをしており、ペルー会の一人である今回のお友達の生け花展には6人の人が見に行きました。

 
 



 [1026]   彩遊紀の紀   .. 2025/10/04(土) 16:41 
◆ ほっとする昭和レトロ
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皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
映画の「国宝」が大ヒットだそうです。歌舞伎を題材にした映画がヒットするとは監督も思っていなかったとのことですが、何かが若い人の心線に触れたようです。なぜ今歌舞伎なのか。それは今若い人の間で「昭和レトロ」への回帰の動きがあることと同じなのかもしれません。昭和が終わってから平成、令和と続いた「失われた30年」と言われる時代はエンタテインメントだけは音楽グループ主体の踊りと忙しい歌が中心で、でも国民生活は活気のない時代でした。そういう中で時々テレビやネットで伝えられる「昭和レトロ」はゆったりとした感覚があり、忙しさに追いかけられて過ごしてきた若い人もほっとした感覚を持てたのかもしれません。そこに現れた突然ゆったりとした歌舞伎は、若い人は「アッ、これもいいな」と昭和レトロに似た感じを受けたのかもしれません。それは今週の一週一絵に描いた「星乃珈琲」のような、スターバックスやドトールなどのファストフード的な喫茶店ではなく、昔の純喫茶的なコーヒー店が生まれてくる土台なのかもしれません。最近もうひとつ「昭和レトロ」を感じたことがありました。先日見に行ったジブリの高畑勲さんの展示会では、今のアニメのような活発な動きとキャーキャー言うセリフや音楽ではなく、「トトロ」や「火垂るの墓」ではゆったりしたものを感じました。出てくる家や風景はまさに「昭和レトロ」でした。エンタテインメントは何年か毎に、いろいろな揺り戻しがあります。「国宝」のヒットも「昭和レトロ」への揺り戻しの一つなんかもしれませんね。

 
 



 [1025]   彩遊紀の紀   .. 2025/09/27(土) 12:08 
◆ ほっとする音楽、ほっとする絵
[返信
皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
先週、退職した会社のお友達で、私より少し先に退職した方が趣味でコーラスをやっていて、その演奏会にご招待をしていただきました。ヨハン・シュトラウスの「美しき青きドナウ」や「皇帝円舞曲」などのクラシックの曲のコーラスもありましたが、いつもはオーケストラでガンガン聞いていたものよりは、何かほっとするものでした。先日ジブリの高畑勲の展覧会に行きましたが、それを機会に昔買ったジブリのアニメの背景を描いている男鹿和男さんの画集を読んでいたら、宮崎駿さんとの会話で、宮崎駿さんから「幸せな色を描いて」とよく言われていて、男鹿さんはその「幸せな色」というのを何だろうと考えていましたが、それは「温かい色とか突き刺すような生っぽい原色でなく、どこか柔らかい色とか、そういう観てほっとさせられる色かなと考え」たと思ったそうです。この「観てほっとさせられる色」という言葉を見て「はっ」としました。というのは私の個展を見て下さった方が良く私の絵について「見ていてほっとする絵だから好きなの」と言われていたからです。私も最近自分の絵についていろいろ考えていて、少し変化させて自分の色を確立したいと悩んでいたのですが、この男鹿さんと宮崎駿さんとの会話を見て、「自分の絵はほっとする絵なんだ」それでいいんだ、それが宮崎駿さんの言う「幸せの色」につながっているのだと思うようになりました。これからも今までの私の色、私の絵でいいのだ、と思っています。

 
 








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