皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。 今沖縄、九州に近づいている台風10号は風速80メートルとのこと。私が小さい頃、戦前の室戸台風の風速60メートルが、これを越えられる台風はないといわれていました。しかしその後伊勢湾台風、第二室戸台風で瞬間最大風速75メートルと言われ、そんな台風が来るようになったのかとびっくりしましたが、それをも超える80メートルの台風となると想像がつきません。去年の千葉県を襲い、ゴルフ場のネットが壊れた台風19号でも瞬間不足57メートルだったとのことですから、風速80メートルというのは想像がつきません。去年の台風15号では千葉県で東京電力の鉄塔が約2000本倒れましたが、その鉄塔は風速40メートルまで耐えられるという設計でした。これまで水害でも一日300mmの雨量に堪えられる堤防とかでの設計というのも聞き、このような自然の猛威を計算した設計が本当にいいのでしょうか。西洋の考え方は自然の力を計算して、それを征服できるようするとのことですが、今のようになると、自然の力は計算できないというように考えた方がいいのではないでしょうか、昔の日本の考えはそういうものであって、計算できない自然の力に対してどう対応するかというもので、海の堤防も波に堪えられる堤防ではなく、その前に波の力を弱める由比ガ浜の和賀江の堤や武田信玄の信玄堤も水の力を弱めるというそういうものだったようです。
|
|