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彩遊紀コミュニケーション

“彩遊紀コミュニケーション”掲示板が新しくなりました。掲示板への投稿は、自由にしました。
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 [1018]   彩遊紀の紀   .. 2025/08/09(土) 15:15 
◆ 広島の惨状の白黒写真
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皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
写真は何も語れませんが、見ているだけで何かが伝わってきます。しかもそれが白黒写真であれば、原爆の惨状などはより強いメッセージになると思いました。東京恵比寿の「東京都写真美術館」でやっている「ヒロシマ1945」の写真展の白黒写真は、白黒写真だからこその表現でした。もし原爆秘儀の惨状がカラー写真であればあの悲惨さはまた違った印象だったのではないでしょうか。今明治大正の白黒写真や映像をAIでカラー化することがNHKのテレビなどでよく放送されていますが、カラー化することで意味がある場合と、カラー化しないほうがいいのではないかと思うことがよくあります。映画の「七人の侍」も白黒映画ですが、あれがカラー映画だったら、あの戦いの悲惨さや泥水の中での戦いの迫力はまた違った印象になっていたのではないでしょうか。「ヒロシマ1945」の白黒写真を見ながらそんなことも考えました。

 
 



 [1017]   彩遊紀の紀   .. 2025/08/02(土) 15:39 
◆ 日本橋
[返信
皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
上野の「五大浮世絵師」展の帰りに、日本橋の老舗そば処「紅葉川」に行き、帰りにあの『日本橋』を久しぶりに見てきました。橋の上の高速道路がやはり鬱陶しい。その高速道路を地下に埋めて取り除いて、昔の日本橋に戻そうという計画が進んでいるとのことで楽しみです。前の第一回の東京オリンピックの時に土地買収の必要のない所として、あわてて首都高速を作ったのでこんな形になってしまいましたが、今は反省して高速道路のない日本橋に戻すそうです。日本全国の高速道路網は15年前の民主党の時代に「コンクリートから人へ」のキャッチフレーズで非難されましたが、高速道路や新幹線が通るとその地方の経済が発展することがわかり、今になって田中角栄さんの「日本列島改造論」が見直されています。やはり国土計画などは長期の視点が必要なのですね。

 
 



 [1016]   彩遊紀の紀   .. 2025/07/26(土) 15:53 
◆ 北斎の浪裏富士
[返信
皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
先日上野の森美術館でやっていた「五大浮世絵師展」で、葛飾北斎の「浪裏富士」の本物を見てきました。よくネットや本で見るきれいな版画より、紙の色も絵もちょっとくすんでいて江戸時代の名残のある絵で、でもそれが本物を見たという実感になりました。その際にショップで「葛飾北斎の生涯と作品」という画集を買ってきましたが、その中に、浪裏富士を描いた20年前に「賀奈川沖本杢之図」という作品があり、浪裏富士とよく似た砕ける大波の絵がありました。浪裏富士は左から大波が砕けていますが、この本杢の絵は右かろ大波が砕ける構図になっていますし、青い波ではなく黄色い波です。でも基本の構想は同じで、20年も前にこういう構図を考えていたのだと知り、驚きました。前にも書きましたが、ピカソの「ゲルニカ」の絵の本物をスペインで見た時には、その「ゲルニカ」を描くために、ピカソがその前に沢山の下絵や部分図を描いていることを知ることができました。一つの作品を描くために画家は努力をしているのです。

 
 



 [1015]   彩遊紀の紀   .. 2025/07/19(土) 11:26 
◆ おそれいりやの鬼子母神
[返信
皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
テレビで年配のタレントさんが「おそれいりやの鬼子母神」と言ったら、若いタレントさんが「なんですか、それっ」と言ったので、年配のタレントさんが「えっ知らないのか」と言い、大笑になりました。「おそれ“いる”」という言葉と「入谷の鬼子母神」の“入り”を掛けたこれらの掛詞(かけ言葉)はいわゆる「洒落言葉」と言われていますが、もう死言になっているのでしょうね。洒落言葉としてはこの「おそれいりや・・・」だけでなく、フーテンの寅さんが映画の中で「見上げたもんだよ屋根やんふんどし」や「田えしたもんだよ蛙のしょんべん」などの洒落言葉をよくしゃべっていました。昔からの洒落言葉としては「その手は桑名の焼きはまぐり」や、昔のテレビ番組「てなもんや三度笠」の中のCMで藤田まことさんが「あたり前田のクラッカー」と言っていたのもありますが、これらの洒落言葉はますます知らないものなのでしょうね。言葉というものは時代時代によって変化せざるをえないものなのでしょうが、ちょっと寂しく感じました。

 
 



 [1014]   彩遊紀の紀   .. 2025/07/12(土) 16:26 
◆ 新しい歌舞伎
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皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
七月の歌舞伎は新しい松本幸四郎の鬼平犯科帳で、新作歌舞伎でしたが、音楽はシンセサイザーで、やはり太鼓や笛の方がオーソドックスで歌舞伎らしいなと思いました。最近の歌舞伎にはアニメを原作とした「ワンピース」「鬼滅の刃」や「風の谷のナウシカ」あるいはゲームの「ファイナルファンタジー」を原作としたものなど、若手の役者が主演でしかも演出と、役者が自分のやりたいものを企画演出、主演をするというものが現れています。若い人が興味をもって歌舞伎を観に来てくれるということのためにはいいことなのかもしれませんが、オーソドックスな歌舞伎との調和が難しいですね。以前アニメではありませんが夢枕獏さんの「陰陽師」を原作とした新作歌舞伎を当時の市川染五郎のもので観に行ったことがありましたが、これはオーソドックスな歌舞伎調で楽しめました。新しい時代の新しい歌舞伎として、観客も新しい観客を呼び込みたいという気持ちはわかるのですが、昔のスタイルを残しながら新しくしていくというのは難しいですね。それは歌舞伎に限らず商品開発も時代に合わせてどのように進めるかということとも通ずることで、難しいですね。

 
 








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