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彩遊紀コミュニケーション

“彩遊紀コミュニケーション”掲示板が新しくなりました。掲示板への投稿は、自由にしました。
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 [1025]   彩遊紀の紀   .. 2025/09/27(土) 12:08 
◆ ほっとする音楽、ほっとする絵
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皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
先週、退職した会社のお友達で、私より少し先に退職した方が趣味でコーラスをやっていて、その演奏会にご招待をしていただきました。ヨハン・シュトラウスの「美しき青きドナウ」や「皇帝円舞曲」などのクラシックの曲のコーラスもありましたが、いつもはオーケストラでガンガン聞いていたものよりは、何かほっとするものでした。先日ジブリの高畑勲の展覧会に行きましたが、それを機会に昔買ったジブリのアニメの背景を描いている男鹿和男さんの画集を読んでいたら、宮崎駿さんとの会話で、宮崎駿さんから「幸せな色を描いて」とよく言われていて、男鹿さんはその「幸せな色」というのを何だろうと考えていましたが、それは「温かい色とか突き刺すような生っぽい原色でなく、どこか柔らかい色とか、そういう観てほっとさせられる色かなと考え」たと思ったそうです。この「観てほっとさせられる色」という言葉を見て「はっ」としました。というのは私の個展を見て下さった方が良く私の絵について「見ていてほっとする絵だから好きなの」と言われていたからです。私も最近自分の絵についていろいろ考えていて、少し変化させて自分の色を確立したいと悩んでいたのですが、この男鹿さんと宮崎駿さんとの会話を見て、「自分の絵はほっとする絵なんだ」それでいいんだ、それが宮崎駿さんの言う「幸せの色」につながっているのだと思うようになりました。これからも今までの私の色、私の絵でいいのだ、と思っています。

 
 



 [1024]   彩遊紀の紀   .. 2025/09/20(土) 16:07 
◆ 映画「国宝」人気
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皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
吉沢亮と横浜流星という当代の人気アイドルが歌舞伎の世界を舞台に繰り広げる映画「国宝」が大人気だそうです。テレビの街頭インタビューでは若い女性が「初めて歌舞伎と言うものを知りました。本物の歌舞伎座にも行ってみたいと思います」と言っていました。「都民劇場」の「歌舞伎サークル」の会員に入っていて、二ケ月に一回は歌舞伎座で歌舞伎を観ている身としては、最近歌舞伎の人気が落ちてきていて空席も目立つと言われているのを聞いていて、日本文化の一つである歌舞伎の人気の凋落を寂しく思っていましたが、思わぬところでの歌舞伎人気の復活に複雑です。でも今週見に行った歌舞伎座はやはり高齢者主体の観客でした。映画「国宝」が人気になる前にNHKテレビの「スイッチ」と言う番組で、吉沢亮くんが歌舞伎の中村鴈治郎さんに一年半にわたって歌舞伎の所作を教わったとの話をしていて、そんな短期間で人に見せられる歌舞伎のふりを習得できたのかと半分疑問に持ちながらその番組を見ていましたが、結果として映画が大人気であることを見ると、専門家がみたらどうかわかりませんが、一般の人にはそれなりの演技ができていたのだなと思いました。先日テレビのニュースで神田明神の夏祭りの盆踊りで、昔ながらの「炭坑節」よりもアニメソングの盆踊りが人気であるとの報道を見てびっくり。ビジネスの神様として1月4日だけが人気の神田明神の起死回生策が「アニソンの盆踊りかよ」とびっくりしましたが、歌舞伎にしろ神田明神にしろ当事者としては、生き残っていくためには今の時代に合わせた施策が必要なのでしょうね。日本文化である「歌舞伎」や「神社」が消滅してしまうよりも、時代にあったものに変化していくことで日本文化を残していくことも必要だなと思います。

 
 



 [1023]   彩遊紀の紀   .. 2025/09/13(土) 21:58 
◆ 火垂るの墓
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皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
今週の一週一絵は「火垂るの墓」の監督の高畑勲展を見に行った話です。この「火垂るの墓」は作家の野坂昭如さんの自伝小説で、太平洋戦争後に妹を飢えで亡くした話で、1967年、昭和42年に「オール読物」誌に発表されたものです。今回高畑勲展を見に行ってわかったことなのですが、この小説をその年に今はジブリのプロデューサーになっている鈴木敏夫さんが読み、「将来、映画にかかわるような仕事ができたら、ぜひ映画化してみたい」と思ったということなのだそうです。で、鈴木敏夫さんが高畑勲さんに温めていた「火垂るの墓」のアニメ化を打診したのは20年後の1986年で、その後映画化するまでにはいろいろな苦労があって、実際に「火垂るの墓」がアニメ公開されたのは1988年(昭和62年)のことです。20年間「火垂るの墓」の構想を温めていたということはすごいことです。何かやろうとしたことは決してあきらめずに心のどこかにとどめておくということ、いま定年になった時間ができて、私が永年温めているテーマである「中学校の教科書にでていた本を読みたい、本物の絵を見たい、本物の音楽を聴きたい、教科書に出ていたところに行きたい」という夢をかなえつつあります。ジブリの鈴木敏夫さんの話を読んで自信を持ちました。

 
 



 [1022]   彩遊紀の紀   .. 2025/09/06(土) 12:33 
◆ 生演奏
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皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
グレンミラーオーケストラの生演奏を聞いてきました。生演奏なんて久しぶり。でも今私がテーマとしている「中学生の時の教科書に出てきたものの本物の絵を見、古典の本物を読み、生の音楽を聴く」と言うことからすると、“生”を聴くというのはうれしいことです。中学の頃の教科書に出ていた曲で一番聴きたいと思ったのはベートーベンの交響曲第九番合唱付きです。大きくなってからレコードでは聞いていましたが、生で合唱の迫力がいつかは聞きたいと思っていました。その目標を果たしたのは3年前にお友達のご主人がホルン奏者で、年末の第九の演奏会で演奏するので聴きに来て欲しいとチケットをいただいて聴きに行き、その迫力に感激しました。そこで去年は自分でチケットを購入して再び生の第九を聴きに行き、再び感激しました。今年も年末に合唱付きの第九を予約しています。今回のグレンミラーのビッグバンドジャズもその金管楽器中心の生のサウンドの迫力に、弦楽器中心の普通のオーケストラとは違った迫力を感じ、これも感激でした。

 
 



 [1021]   彩遊紀の紀   .. 2025/08/30(土) 15:20 
◆ 樋口一葉の墓
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皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
「樋口一葉のお墓なんて見て何になるの」と妻に言われましたが、それは私の自己満足にしかすぎません。テレビで見た樋口一葉の手紙の流れるようなきれいな文字に見惚れて、こんなきれいな手紙は見たことがなく、一度本物を見てみたい、併せて「たけくらべ」などの原稿はどうだったのかを見てみたいと思っただけです。樋口一葉なんて中学の教科書で知っただけで、本物を読んでみたいと思っても中学の頃は読むすべもなく、後年「たけくらべ」などを読んでみましたが、文庫本の1ページに読点(、)ばかりで句点(。)がひとつという、あまりにも読みにくい文章で、何回も挫折でした。でもテレビで見た手紙のきれいな文字の本物を見てみたいということで、台東区にある「樋口一葉記念館」で本物が見られるという情報をネットで知って訪ねてみました。そして本当にきれいな手紙と、原稿も原稿用紙の升目をはみ出て流れるように書かれた原稿を見て感激しました。「定年後は何をやっていいかわからない」ということを聞きますが、私としては今は「中学校の教科書で習ったことの本物を見てみたい」という昔からの望みを加速しています。中学校で習った昔の古典で一度読んでみたいと思っていた本もやっと今読めるようになり、今「古事記」に挑戦しています。

 
 








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