きのうは七夕。織姫と彦星の年一回の逢瀬の天の川も梅雨の空では見えませんが、多分晴れていても最近の我が家の近くの空では見えません。私の小さい頃、田舎、と言っても埼玉県の浦和ですが、ではよく天の川を見る事が出来ました。その頃は近所にあまり街の明かりはなく、よく空を見上げることがありました。でも今の我が家は東名高速の東京料金所のすぐそばで、料金所の明かりが空に反映し、星はほとんど見えません。以前旅行で上高地へ行った時には夜、満天の星ともいうべき星空を見て、こんな星空が毎晩見られたならと思ったことがありました。そしてもっときれいだったのは、海外旅行で中国のシルクロードを旅した時に、帰りが遅くなってシルクロードの途中でバスを止めてトイレタイム(と言っても道路脇での野天でのトイレですが)になって、真っ暗なシルクロードの脇で星を眺めた時の星はそれこそ本当に満天の星でした。文明が進化し、夜が明るくなったのはいいですが、時には明かりのない夜空を見上げて、天の川を見たいです。
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