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  直葬です、納骨させてくれるお寺について。

[4960] お願いします
[4962] 天台沙門
[4963] お願いします

Name: お願いします
Date: 2013/04/09(火) 18:51   No:4960
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Title: 直葬です、納骨させてくれるお寺について。    
貧困ゆえに先日病死した父を直葬しました。
父の実家のお寺さんに永代供養をお願いしたいのですが、可能で
しょうか?

生前の父は暴力ギャンブル三昧で母はストレスから娘の私を虐待し
ていましたが、のちに精神を煩い、現在は潰瘍性大腸炎の治療中で
す。
娘の私は暴力と虐待でうつ病になり24年間薬を飲みながら働いて
何とか生きています。
そういう父でしたので、実家とも縁が切れています。

母の希望は父と縁を切りたいから、と、介護施設で父が亡くなった
ら生活保護の無縁さんのようにして欲しい、と訴えてました。
私は認知になった父が「田舎に帰りたい〜」と何度も泣いて言うの
で、無縁さんではなく、父の実家のお寺さんに永代供養をお願いし
たいと思います。
ただ、母は、娘の私が父にそこまで配慮することを嫌がり、母も
「この裏切り者!あんなに酷い目にあったのに何故?!」と泣きな
がら私を罵りました。
私には妹が一人いますが、20年前に両親を嫌って家を出、縁が切
れているような状態です。
母も私も精神疾患が治らず、世間とも付き合いが全くありません。
父の実家にお墓やお寺について電話しましたが、お寺の名前は教え
てくれましたが、墓については世話が出来ないから断る、と言いま
した。

父の先祖を見ておられるお寺さんに納骨、永代供養をお願いしたい
のですが、母は父を思い出すと潰瘍性大腸炎が悪化しするので、写
真や位牌や仏壇はいらない!!と言います。
娘の私は男性恐怖症と強迫障害にもなってしまっているので、父の
仏壇の世話は出来ないです。
でも、認知で「田舎に帰りたい」を繰り返した父を見ていたら、知
らない土地のお寺さんよりは父実家のお寺さんに父をお願いしたい
と思うようになりました。
こういう考えはお寺さんに失礼でしょうか?
許されないでしょうか?

どうかよろしくお願いします。



Name: 天台沙門
Date: 2013/04/11(木) 16:29   No:4962
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Title: Re:直葬です、納骨させてくれるお寺について。    
まずは、そのご寺院に率直にご事情を述べ「永代供養」のご依頼をしてみてください。そのご寺院に遺骨を預かる場所(納骨堂など)が存在していれば可能かもしれません。



ただし問題が2点あります。
寺の立場からすると「遺骨を預かるだけ」ということは、まずしないという点。
もうひとつは「永代供養料または納骨堂の使用料」という金銭的負担が発生するという点。

「永代供養」というものは、自分自身が死んだ後に法要をする人がいる(いても法要ができる)保証がないので、生前に自分が寺に一定内容の法要の依頼をして、自分のための布施料を預けておくというものです。ですから「遺骨を手元に置けないし法要もしたくないから、寺に預けて故人とは縁を切りたい」ということですと本来の永代供養の主旨とは異なりますから、それを可能とするには色々な面でハードルは高くなります。

また残念ながら貨幣経済の世の中である以上、なんらかの形で金銭的負担は生じます。この金額については個別具体的なものですから、御遺骨を受け入れてくださるかどうを含め御実家の菩提寺さんにお問い合わせください。



大前提として、そのお寺に納骨堂があると仮定してのことですが、御父君その人に手を合わせることはできないが、最低限の礼儀として御父君のご実家への墓参とお寺への挨拶は欠かしませんというお約束のうえならば、遺骨のご安置と永代供養料に関するご相談にのっていただけるのではないでしょうか。

以上、御参考までに。



以下は余談です。

供養というものは神仏と食事を共にし加護を祈る儀式のことです。ですから、故人を供養するということは故人を記憶することにほかなりません。ということは、少なくとも御母堂は供養の本質をご存知ということです。
また葬儀というものは「死者が生者の世界に戻ってこられなくする」ことを目的のひとつにもちます。宗教者らしからぬ発言をしますが「少なくとも、死者になれば迷惑をかけられることはない」という安堵を得るためにでもなにごとかの儀式をなされればよろしいのですが。

ところで。

四苦八苦という言葉がありますが、その中に「怨憎会苦」というものがあります。恨み憎んでしまう者と会ってしまうという苦ですね。釈尊その人は、人生というものは四苦(=生老病死)をはじめとする雑多な「苦」と向き合わざるをえないことが人生の本質で、そうである以上は「苦」に会いたくないという願望こそが根源的な煩悩であると説きます。まずは「そういうものだ」と受け容れたうえで、それを乗り超えて自身の生をより良く生きることを考え実践しようとすることが釈尊その人の教えです。

中島みゆきの『空と君とのあいだに』に「憎むことでいつまでもあいつに縛られないで」という一節があります。

貴方の場合に即せば、「父=夫のせいで酷い目にあった」という事実は事実として認め、「だから父=夫を許さない」のでも「父=夫を忘れ去る」のでもなく、「色々と迷惑をかけられたが、それはそうとして、自分はどう生きていきたいのだろう」とご自身の将来を見つめ直す機会としていただければと考えます。


Name: お願いします
Date: 2013/04/11(木) 22:44   No:4963
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Title: Re:直葬です、納骨させてくれるお寺について。    
天台沙門様

教えていただいてありがとうございます。
永代供養で金銭がかかることはある程度は認識していたので、
そちらは確保できています。
お寺さんにも永代供養や納骨堂があることは確認しました。

お寺さんへの挨拶はしたいと思います。
ただ、父実家とは縁を切りたいので(父は軽度精神遅滞があり
騙されて相続放棄され、それ以降疎遠となりました)父実家への
墓参はしたくはありません。

とりあえず、お寺さんに連絡を取ってみようと思います。



私は今まで怒りや憎む心を生きる糧にしてきたところが多々ありま
す。
正直、自分自身があんまり生きていたいとは思いませんが、これを
機会にもう少し考えてみようと思います。

本当にありがとうございました。





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