Title: 祖母の迷い
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家は代々安芸門徒でしたが、終戦ごのいざこざで未亡人になった祖母は追い出され、かなり苦労をしたようです。そんな中、真言宗というかお大師様に信仰を持つようになり現在に至っております。 真言宗のお寺に詣でているのですが、先代様は拝み屋と言うと言葉は悪いけれど験があったのですが、二代目は全くのはったりで験もないし品もない。嘘で固めたような人です。
一時、祖母の影響からこの人に弟子入りしましたが、嘘ばかりで師匠としてもハリボテで、喧嘩別れしました。
現在、別の師の下で真言宗僧侶としておりますが、祖母の迷妄を覚まさせたい一心です。 嘘で固めた人であるのを知りながら、先代への義理からかついていく祖母。どうすれば切り離すことができましょうか。
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