Title: 葬儀が終わってからの気持ちの持ちよう
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先日祖母が急逝致しました。 私は1人暮らしのため、死に目には会えませんでした。 祖母が入院してから半年、会えたのは3度ほどだったと思います。 大好きな祖母ですが、恥ずかしい、という馬鹿な気持ちがあったためになかなか病床の祖母に話しかけることもできませんでしたし、亡くなったという一報を聞いても何故か涙一粒さえ出ませんでした。 自宅に戻ってからもやはり恥ずかしさからか祖母の亡骸に伝えたいこともうまく言えれませんでした。 自分がどれだけ愚かかわかりました。 しかし、祖母も記憶が怪しくなってきたころ、DVDプレイヤーと祖母が好きだった演歌歌手のDVDを送りました。祖父が見せると目を見開いて涙を流した、と聞いたときは送ってよかった、と思いました。
孫代表で祖母の亡骸に数珠を掛けたのですが、その時に我慢していたものが全て流れて大声で泣いてしまいました。 出棺の際には祖母の好きだったピンクの花を顔の周りに置けたことは本当に良かったな、と思っています。 あまり話しかけてあげれなかったのは事実ですが、祖母がピンクの花が好きだったことは私しか知らなかったと思うのでこのことがせめてもの償いでした。
葬儀が終わってから従兄弟が『亡くなる時間直前に目が覚めたし、葬儀中にはおばあの気持ちが自分の中に入ってきた気がする』と言っていましたが私は何も感じることができませんでした。 親族には『お前を1番可愛がっていた』と言われましたが、こんな自分が恥ずかしくてしょうがありません。
1人暮らし先に帰る際、祖母の遺品の一つである、祖母が作ったちぎり絵をもらいました。 この遺品を目印に祖母はまた会いに来てくれるでしょうか。 『いってきます』や『ただいま』のあいさつ、時にはこの遺品に手を合わせてもいいものでしょうか。
日常に戻ってから、祖母がいない、ということを考えると涙が止まりません。 気持ちの整理ができず乱文になってしまいました。 ここへ書き込みしていいものか迷いましたが、よろしくお願い致します。
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