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先日、私の友人(昆虫、特に蛾が専門)から、ヨーロッパにいる スミレ属を食草にしている蛾Pancalia leuwenhoekellaが日本国内に侵入しているのではないかと調べて欲しいと言ってきました。 もし、この虫を野外で見かけたら、ご連絡下さい。 特徴を簡単に書いておきます。
この蛾は、Cosmopterigida属の蛾。分布はヨーロッパが主で、 東は小アジア、コーカサス、南西Sibiriaとロシア極東まで分布。 翼幅は 10〜12ミリメートル。成虫は4月から6月までの間飛ぶ。 幼虫は、ビオラトリコロール、ビオラhirtaとビオラカニーナを食べる。 最初に宿主植物の葉茎にもぐり込む。その後、幼虫はトンネルの 中で靱皮繊維を食べて育ち、蛹化し、砂の中で繭になる。
..2013/01/25(金) 00:41 No.580
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