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Name: ふるぽん
Date: 2017/06/07(水) 18:56
No:5510
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Title: 菩提寺になっているお墓のあるお寺ともめている
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教えてください。
昨年父が亡くなり、今年一周忌ですが、今、納骨に関して、実家の親が作ったお墓のあるお寺さんともめている状態です。 もめているというより、お寺さんの怒りを買ってしまったという方が正しいかもしれません。
そのお寺は、真言宗で関東にあり、実家の両親が若かった時に、当時住んでいた地域で、教えていただいたお寺です。 お寺自体はとても大きいです。 父は長男ですが、家を出てます。実は、私の子供のころに 私の実の弟が9歳で他界しました。その時に作ったお墓です。 そして、そこに、現在は、父の両親(私の祖父母)もが入っていて、昨年亡くなった父も入ります。 しかし、私の両親が、約30年前に家庭の事情で、やむなく、その地を離れ、今に至りますが、母が毎年、お寺にお布施を送って供養していただいて何も問題がなかったので、母はそれでよいと思っていたようです。しかし、昨年父が亡くなり、母は、仏教の事がわからず、そのうえ、夫が(私の父)亡くなったショックもあり、今の住居の近くにある葬儀社の会員だったため、父の葬儀をそこで依頼し、葬儀社が頼んだお寺の住職さんに来ていただき、葬儀から49日迄まで済ませました。 母は、父の葬儀後に関東のお寺に「夫が亡くなったので納骨したい」と連絡したところ、今現在の住職様(前の方から息子さんに代替わりされてます)が、激怒されたようです。 理由は 1、故人が亡くなった時点で、すぐに連絡してこなかったこと。 2.勝手に近くのほかのお寺に葬儀を依頼し、戒名まで作っていること。 3.今まで、関東のお墓はお寺任せにしてきたこと。
などのようです。
母は、ずっと、息子が入っいるお墓は、そのままその場所でよいと思っていて、何も問題はないと思っていたため、現住職の怒りの意味がわからず、おろおろしております。
私には、ほかに弟が2人おり、母も弟たちに、相談しましたが 何せ、初めてのことで皆が困っている状態のうえ、何をするにも、予算がないこと。 私は嫁に出ているのですが、母には、これを機に、お墓をこちらに移すが墓じまいして、予算がないのであれば、お墓はないという形もあると話しましたが、「仏教のことはわからない」というばかりで、話になりません。
お墓のあるお寺は、菩提寺になるようですが、墓じまいともなれば、檀家でもあるので、離壇料が発生するようで、お寺によっては何百万も言われるとか。 母も兄弟も私もだれもそんな予算はないです。 母は、「お金ないし、今のままでは納骨が難しいよね・・」と 嘆いてます。
近々、兄弟と母がこのお寺と話し合いに行きます。
一体、こういう問題はどうしたらいいのでしょう。
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Name: 求道者
Date: 2017/06/09(金) 15:27
No:5511
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Title: Re:菩提寺になっているお墓のあるお寺ともめている
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ふるぽん様
菩提寺様の言われることは、誠にその通りで、弁解の余地のないところでございます。 そこのところは頭を下げ、お話合いが上手く進むことを念じます。
これからの事も含め、菩提寺様に相談されますことをお勧めいたします。
何事も、菩提寺様を経なければ進まないことですので 今はこのようにしかアドバイスも出来ないことをお許し願います。
合掌
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Name: 天台沙門
Date: 2017/06/09(金) 16:40
No:5512
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Title: Re:菩提寺になっているお墓のあるお寺ともめている
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某政令指定都市に所在する寺を預かる天台を宗とする者の立場から。
正直なところ、間抜けな業者にあたってしまわれたとおもいます。 業者紹介の僧侶が葬儀をしてしまい、本来の菩提寺から納骨を拒まれるというトラブルは昔からあります。このトラブル回避は簡単なことで、単に通夜葬儀の打合せの際に「菩提寺やつきあいのある寺はありませんか?」と訊ねるだけのことです。それがなされなかったということは、この度の責任を葬儀社さんに負ってもらうことことを考えるべきでしょう。
私が預かる寺の場合でしたら、納骨の法要を葬儀とみなして行ない直します。また、その際には天台宗式の戒名をあらためて考えます。 当然ながら、葬儀布施料・戒名料などが発生することとなりますが、それは葬儀社さんから返金を求めるか葬儀社さんに負担いただくか、それだけの精神的負担を(貴方も菩提寺さんも)与えられたといって請求してよいでしょう。
以上、ご参考までに。
※
以下、菩提寺さんの『怒りの意味』です。 暗黙の了解のもとですが、檀家と菩提寺の間には以下の権利義務関係が存在します。
檀家の権利は、寺の墓所を永代使用でき寺院が主催する行事に参観できるというものです。 檀家の義務は、寺の維持管理にかかる費用を布施・付届などの形式で負担するというものです。 菩提寺の権利は、専権事項として檀家の通夜葬儀や年回法要を行なうということです。 菩提寺の義務は、檀家に対し供養や祈願を行ない、心の平安を与えることです。
要は、他所の僧侶が葬儀を行なった仏さまを預かるのでは、それは寺の仕事ではなく単なる霊園の仕事でないか、という職業的プライドの問題ということでs.
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Name: ふるぽん
Date: 2017/06/09(金) 17:45
No:5513
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Title: Re:菩提寺になっているお墓のあるお寺ともめている
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求道者さま、天台沙門 さま、 まとめてのお返事失礼したします。
やはり、そういう事ですか・・ しかし、これ、仏教の事に無知で、家族が亡くなった後に 動揺して、冷静に物事を考える余裕も無いと思います。 葬儀社に依頼した時点で、依頼した葬儀社が悪いとなれば、 葬儀社を訴えるしかないのでしょうか? こういう問題を抱えた方は、どうしておられるのでしょう。
母ももう、80近い高齢、本人は元気ですが、母自身、精神面で幼い面があり、話し合いをしても、「わからない」と逃げます。 そのうえ、80歳手前にして、自分が筆頭になって亡くなった家族を送り出すという経験もない人です。私も、母の立場になったら、同じことが起こるかもしれないです。 おそらく母は、葬儀社に「菩提寺はありますか?」と聞かれてるかも覚えてないと思います。 一度、母が依頼した葬儀社に聞いてみますが、お寺の言い分は正しいのですね。 経験が浅いというのは、本当に怖いです。
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