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Name: ゆき
Date: 2022/03/11(金) 21:21
No:5723
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返信 引用 編集 |
Title: 観音経
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観音経の念念勿生疑の意味を教えていただけないでしょうか。 いろんな本を読みましたがあまり詳しく載っていません。 どうかよろしくお願い致します。
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Name: 通りすがり
Date: 2022/03/11(金) 21:47
No:5724
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Title: Re:観音経
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観音経を愛好している者です。 ゆめゆめ疑うこと無かれ、毛の先ほども疑うな、といった意味合いですね。
目の前に林檎があるとします。「ここにあるのは林檎だろうか?」と疑う人はいませんよね。明らかに目の前にあるのは林檎ですので、疑うという考えすら起こらないはずです。 それと同じです。観音様について疑いを抱くという発想すらない、そういう状態を指します。
「ゆめゆめ疑ってはいけない」となると、まるで禁止するかのような文ではありますが、私の場合、何度もお経を読んでいて、「全くもって何一つ疑う必要などないのだから、安心して任せなさい」といったニュアンスで教えを受け取っています。
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Name: 通行人
Date: 2022/07/28(木) 20:52
No:5729
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Title: Re:観音経
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もう見てないと思いますが、どういう状況で、この質問をされてますか? もしかして、学生さんで、レポート課題とかですか? (もしそうなら、ネットでググる前に、授業資料を見るのが先です。)
観音経は、大変、よく知られたお経です。 それだけ、オーソドックスであるということは、それだけ重要な経典ということで、重要な経典には、解釈がそれだけいっぱい付加されます。だいたいは、ありがたい方向へ、仰々しく、盛られる。
この経は、本来の成立は別に、法華経の一部分として流布していますから、法華経に関する教学や信仰のなかで、解釈がつきます(ある種の手垢ともいえます)。重要な経典のなかでも、とくに重要な語句、あるいは人口に膾炙するような語句は、その傾向が甚だしいです。本来の語義とは別に、解釈がいっぱいくっついていきます。
もし、個人的に学習してるなら、ゴタゴタとくっついた解釈にはほとんど意味がありません。言葉どおりの意味に受け取って問題ないです。 ゴタゴタとした解釈のほうが知りたいなら、お経の註釈を見ないとのってません。そういう註釈については、それを提示してくれた先生なり教科書があると思います。
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