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Name: 野村
Date: 2013/09/08(日) 05:04   No:5017
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Title: 両親の離婚に伴う姓変更・お墓の取り扱いについて    
こんにちわ。相談させてください。
前半は背景説明のために、私的な事情が存分に盛り込まれておりますが、何卒ご容赦ください。

〇背景
私が6歳の頃、母は実父と離婚しており、子供3人(長女(32歳)、次女(29歳)+末っ子長男(25歳)の私)を女手一つで育て上げました。(姉は二人とも既婚、私は独身)
その後、私が14歳のときに、母は義父と再婚しました。
そんな両親ですが、先日(2013/7)、離婚しました。(義父の浮気が原因)

以上を踏まえて下記2点、相談させてください。

〇質問
1.姓について
母から姓の変更を求められています。
具体的には、義父の姓(仮に野村とします)→母方の姓(仮に本村とします)に変更をしなさい、ということです。
どうやら、私が義父の姓を使い続けることについて、生理的に嫌がっているようです。尚、母も2013/7の離婚まで義父姓を使用していましたが、離婚と同時に旧姓(本村)に戻したそうです。

私としては、
・社会人の成人男性が婿に入るわけでもないのに、名字を変更することについては抵抗感がある。
・会社への説明が立たない(しなくても良い説明をすることになる)。
以上の点から、「義父とは戸籍上は独立させるが、名字は義父姓を使用する。」との妥協案を母に提案しました。
が、先祖継承?の観点から良くない、母から言われています。
先祖の霊?は人の姓に敏感に左右され、今回私が戸籍や姓を独立させることで、先祖からの血筋が途絶え、今後の子孫への説明がつかない、私及び子孫へ悪影響があると言って心配しています。
以上のような悪影響は何か起こりうるのでしょうか。

2.お墓について
私が「野村」として、姓を独立させた場合、母はどこのお墓に入ればよいか、悩んでいるようです。母方では「本村」の姓としてお墓はあるのですが、母はそこには入りたがっていない状況です。入ったとしても、私「野村」の子孫はいずれその墓には参らなくなってしまうだろうとの懸念があるからです。
私としては、当面は私が参ることに加え、母には兄とその子供(長男)がいるため、誰もお墓に参らないなどといった状況はないと思っています。
以上の解決策として、下記のように考えていますが、問題はないかご教示いただきたくお願い申し上げます。
1.母の死後は「本村」の墓に入ってもらう。
2.私(及び私の未来の配偶者)の死後は、「野村」姓ではあるものの、「本村」のお墓に入らせてもらう。その際、もちろん「本村」側の許可はとります。
→要するに異なる姓であっても、お墓の中にはいれるか、ということです。

また、姓の異なるお墓へ参ることについても、母は何らかの悪影響があるといっています。例えば「野村」の私が、「本村」のお墓に参るなど。以上のような悪影響は起こりうるのでしょうか。

非常に長くなりました。現在上記のような状況で母ともめており、苦しい状況にあります。どなた様かお知恵を拝借頂けると幸いに存じます。





Name: 天台沙門
Date: 2013/09/10(火) 09:56   No:5018
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Title: Re:両親の離婚に伴う姓変更・お墓の取り扱いについて    
某政令指定都市にある寺を預かる天台を宗とするものの立場から。

まずは、ご母堂に「では、なぜそう考えているのか?」と訊いてさしあげましょう。
ご母堂のお考えの基本は「同姓による祭祀が絶対善である」という点であり、それはそれで宗教的に合理的なのですが、しかし伝統的な日本の信仰習俗からははずれているとおもわれます。
おそらくは、ご母堂は義父さんとの離婚に対する貴兄の承認行為として、貴兄が同姓を名乗られることを望んでおられるのでしょう。



Q1:別姓の人物による先祖供養
A1:なにも悪影響は発生しません。ご安心ください。
もっとも、なにか悪いことが起きた場合に、別姓の人物が先祖供養をしたからだと判断することを妨げることはできません。ただし、仏教の本義である縁起説に基づけば、先祖供養の形式という事象は因縁の一部に過ぎず、例えば、もし貴兄が飲酒運転をして事故を起こした場合、その因果関係は別姓になったことなのか飲酒にあるのか、どちらに重きをおくべきかは合理的に考えよということです。
大切なことは、先祖という自分につながる人々を供養(記憶)するということであって、そのためには同姓であることは充分条件であるかもしれませんが必要条件ではありません。なぜなら日本人の習俗としては母方(異姓!)の祖父母も先祖と感じているはずだからです。
震災や戦災や、突発的な死を想像しましょう。ご母堂のお考えでは、家を継ぐべき一人息子を失った父母が、すでに婚家の姓を名乗る一人娘に供養をされてしまうと、「先祖からの血筋が途絶え、今後の子孫への説明がつかない、私及び子孫へ悪影響がある」ということになります。
なにかおかしくありませんか?

Q2・1:私が「野村」として、姓を独立させた場合、母はどこのお墓に入ればよいか?
A2・1:大前提から言えば、その墓所を管理している人が許可すれば、たとえ血縁のない方であっても異姓の親戚であっても問題はありません。
私は貴兄がご母堂の墓所を確保なさり将来的には貴兄のご家族が管理なさることが最善と考えます。次善はご母堂ご実家の墓所を利用させていただくということです。
しかし貴兄のご質問の場合は「亡くなった親の墓所をどうしよう」ではありませんから、私は将来その墓所に眠るであろうご母堂のご意思を尊重なさることを第一とすべきと考えます。

Q2・2:姓の異なるお墓へ参ることについても、母は何らかの悪影響がある
A2・2:この件に関してもA1と同様です。
このご母堂のお考えでは、婚家の姓を名乗る女性が実家の墓参をすること、異姓の親戚の墓参をすること、さらにはお世話になった非血族の方の墓参をすること、それらすべてに悪影響があるということになります。失礼ながら、ご母堂ご本人はそういった墓参をなさらないのでしょうか?

私は異姓による先祖祭祀を是とします。なぜなら、最終的に死者を悼む行為は個人的なものであって、血縁や家名や「集団」というものから自由であるべきと考えるからです。
しかし事実として異姓での先祖供養を善しとしない方々が少なくありません。多数派といってもよいでしょう。ならば、異姓での祭祀をよしとしない理由はなにかを知ったうえで、その理由に基づいた判断・行為をすべきでしょう。

以上、ご参考までに。



以下は、余談です。



私見ながら、「同姓でなければ先祖供養はできない」という気分には社会的背景と文化的背景が存在すると考えられます。

社会的背景は、明治憲法における「家督」と現憲法における「世帯」の概念が同一視されていること、ならびに日本の文化において氏と姓と名字が同義として混用されてきていることがあると考えられます。
確かに、かつては先祖祭祀のために、親戚の男子を養子にしたり婿養子をとることが一般的に行われていました。しかし、これは「先祖祭祀の義務」が「家の相続の権利」と同値(家督相続した者が先祖祭祀をすべき)とみなされてきたためです。この感覚が、同姓でなければ先祖祭祀はできない、という「常識」の基底にあります。あくまでも家督のために祭祀も継ぐのであり、祭祀のために家督を継ぐのではありません。

文化的背景として、先祖祭祀は同姓が行うべきとする思想があります。厳密には、男系子孫が先祖祭祀を行うべきという思想です。
もともと氏神というものは血縁集団(氏・姓)の祖霊神であり他氏の者がみだりに参拝することはできないものでした。ご母堂の「異姓の者は他姓の先祖祭祀をすべきでない」というお考えと同様ですね。この思想の本質は男系による先祖祭祀にあります。大陸・半島における夫婦別姓(氏族からの異姓排除)の習俗もこの思想によると考えられますから、日本における婿養子という制度で女系相続を容認する点とは大きく異なります。儒教圏ではあくまでも「男系」を重視するに対し、日本で重視するのは「家名」です。
もともと、氏と姓と名字というものは、それぞれ血縁集団・天皇家との関係・氏族内の居住地による呼び分けでした。それが現代日本では、氏・姓・名字は同じものとしてとらえられています。日本社会が血縁集団より地縁集団を基礎とするようになると、氏姓という血縁集団の結束よりも居住地や本貫地を冠した名字が社会的に優勢となり、結果としての氏姓・名字の混用および名字の優勢が発生したわけです。この過程に並行して、血縁を象徴する「男系」よりも、血縁から自由になった「家名」を重視する意識が日本文化に根付いてきたと考えられます。
(氏・姓の実例:源朝臣家康=源氏に属する朝臣の家康)
(氏・名字の実例:熊谷次郎平直実=平氏に属し熊谷を領する者の次男の直実)


以上




Name: 南海
Date: 2013/06/18(火) 21:24   No:4986
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Title: 繰り出し位牌    
繰り出し位牌の件でお尋ねします。
仏壇屋に行って繰り出し位牌を注文したのですが、表の文字は金色と白色があるようです。当家は真言宗ですが、どちらの色がよいでしょうか?



Name: 天台沙門
Date: 2013/09/07(土) 09:33   No:5016
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Title: Re:繰り出し位牌    
某政令指定都市に所在する寺を預かる天台を宗とする者の立場から。

と、いうわけで真言宗さんのしきたりについてお答えのできる立場ではありませんので、一般論のみを。



まず「当家は真言宗」とのことですから、ご自身かご実家の菩提寺が真言宗寺院と推定できます。また、その新調したお位牌の開眼供養もなさるのでしょうから、そのお寺にご相談いただくことが最善です。

おそらくは面板が漆地の黒い物で、そこに記す「○○家先祖代々各霊位」の部分を金泥にするか銀泥にするか、というご質問と判断します。私が檀家さんにお答えするとしたら「位牌は身近に置いておく物だから、ご自分が気に入ったデザインの物を選ぶのが一番ですよ」と言います。繰出位牌の全体が金箔を使った厨子仕立であれば金泥字の方が、シンプルな艶消しの漆であれば銀泥字のほうが、それぞれ統一感があってよいでしょう。

以上、ご参考までに。




Name: ryu
Date: 2013/08/17(土) 08:38   No:5013
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Title: 仏事全般について    
妻と私の実家は、それぞれ長男夫婦が家を継いでおります。
私達夫婦は、田舎を離れ都会で暮らしています。
いずれは、仏壇・お墓・お寺(檀家)は自分達で準備しなくてはならないと思いますが、何から手を付けてよいか分からず投稿した次第です。漠然とした投稿ではありますがアドバイス頂けたら幸いです。



Name: 天台沙門
Date: 2013/08/17(土) 17:02   No:5014
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Title: Re:仏事全般について    
某政令指定都市にある寺を預かる天台を宗とする者の立場から。



とりあえず、信仰の対象というか心の平安を得るための道具立てとして、念持仏または御位牌を手元に置かれることをお勧めいたします。仏壇はそれなりの物理的空間を必要としますが、仏像・位牌ならば目線より高いところの狭いスペースで充分ですし、コスト面でも手軽といえます。

次いでお寺です。正確には信頼できる世に棲む僧ですね。こればっかりは「縁」としかいえませんが、ご近所にあるお寺に色々と散歩がてらお参りすることから始めましょう。境内や堂内の雰囲気が気に入ったうえで、なにかの機会に住職さんとお話ができれば機縁となります。それぞれの御実家の菩提寺の御宗旨と一緒かどうかは二の次でよいでしょう。

お墓は最後でかまいません。お寺が決まれば、そこの住職さんとの相談事で決めることになるでしょうし、なによりもコストがかかることですから。



以上、ご参考までに。


Name: ryu
Date: 2013/08/18(日) 09:19   No:5015
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Title: Re:仏事全般について    
天台沙門さま
アドバイス有難うございました。




Name: ひまわり(仮名)
Date: 2013/07/11(木) 21:31   No:4997
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Title: 最近の勧誘方法は過激?    
私の体験談をお伝え致します。私が19歳、親元離れて進学し、独り暮らしをしておりました。クラスメートから声をかけられ、一緒に勉強したり、食事したり、出掛けたり、お互いの部屋に行き来したり…
親しくなりました。ある日、その女性から、今日、友達を連れて遊びに行きたい…言われました。婦人部含め、女子部含め、十数人がアパートに押し掛けてきました。…創○○会の強引な勧誘に遭いました。アパートに入って来て「私達は創○○会です。貴女をすくいたいのです。貴女が幸せにになる為に祈ります」「御曼荼羅に向かって
祈れば命が綺麗になる」「貴女の為に貴女の紹介者は懸命に祈ってます。入会して共に活動しませんか?」「学会の御
曼荼羅に手を合わせると守ってくれる神や仏が増えて、危険な目に遭っても危機一髪で助かる」等の言葉攻めに遭います。
「学会は学会家族と
言う、学会だけに通じる言葉があるの、裸の付き合いみたいな、心通じる…団体」のとか、
「学会の思想は神仏一体を考えて創られた
宗教なんだ、だけど貴女の持っている御守りは邪気をを感じる」等の言葉攻めに遭い、私のへその緒が入っている御守り含め、他神社仏閣からお受けしたグッズ(御札/神棚等々)全てを焼いて処分したのです。「宗教問題だから血筋のある家族と相談させて欲しい」と言えば学会員からは「親に相談しなくていい
のよ、あなたは大人になる為のトレーニングよ」 …と言うように、
何かを言えば、学会員に言いくるめられる。勧誘する為ならば嘘をついても罪とも思わない。騙しを騙しと思えなくなるようです。罪を罪とも思わないように洗脳されてしまいます。最悪で最低な宗教ですね。 私の中では創○○会と日蓮○宗は宗教の中でも暴力団宗教ですね。何故日蓮○宗も特異なのか…あるサイトに「創○○会被害者の会」相談窓口があり、信徒さん数名の連絡先が記載されてます。連絡すると「このままでは経済苦、心身異常、全てにおいて苦しみます」「創○○会に入会していたのも仏罪である、家から近い日蓮○宗のお寺に行ってお祓いを受けて下さい」「偽物本尊をに手を合わせてこられた貴女には人の目に見えない、魔物が憑いてます。末寺に行って魔を祓って下さい。」…とお話しをいただきます。お寺に行けば「創○○会に入会した罪として、お寺で準備したビラを一般の御宅含め、学会員のお宅に投函しろ」との事。「あなたは頭が七つに割れている(精神おかしい人)」「日蓮○宗を崇拝すれば貴女が生涯を終える時に、顔つき含め、○○にみちあふれているはずです」…私は疑問を持った為に「創○○会被害者の会」に再度連絡しました。対応した信徒さんは「お祓いの方法は
実は末寺によってやり方が異なるんですよね〜」との事。また言葉攻めに遭います。明らかにどちらも信者集めに躍起になっているのが解ります。特異的ですね。みなさ
ん、気を付けて下さい。



Name: 誠邦
Date: 2013/07/28(日) 17:01   No:5010
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Title: Re:最近の勧誘方法は過激?    
「最近の勧誘方法は過激?」とのタイトルから、「気を付けて下さい」との文末までを読ましていただいたのですが、特に、質問があるということではなさそうですね。強いていえば意見ですね。創○○会と日蓮○宗とは創価学会と日蓮正宗だと思われます。名前を伏せる必要もないかと思います。文中に「学会の思想は神仏一体を考えて創られた宗教なんだ・・・」とありますが、もし、創価学会が本当ならば、そのように言う意味が分かりません。創価学会は法華経を信仰する集団(いわゆる講)です。また、創価学会は日蓮が起こした教団(日蓮宗)の巨大な檀家集団(正確な意味ではなく)であった訳であり、単なる仲違いであります。それ故に、学会(講)が思想を持つことは馬鹿げています。サッダルマ・プンダリーカ・スートラ(妙法蓮華経)の思想を信仰する母体が、それとは違う思想をお持ちならば、何をは況んや・・・です。妙法蓮華経は白い蓮の華のごとく美しく力強い完成された思想です。そのお題目『南無妙法蓮華経』と唱えるだけでも効き目があるといったのは日蓮です。それを信仰しているのが創価学会です。「創○○会」の勧誘を恐れるのならば妙法蓮華経の翻訳(岩波文庫)をまず読んで対することを押すすすめします。



Name: 青海波
Date: 2013/07/21(日) 13:31   No:5003
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Title: 位牌のこと    
 私は縁あって現在母方の祖父母の故郷の村に住んでいます。祖父の妹弟(ともに腹違いですが)は今も健在で同じ村に住んでいるのですが、直系は私のみで、私の母やその兄弟は隣の市に住んでおります。ちなみに祖父母の位牌は叔父が守っておりましたが、事情があって現在は私の母(嫁いで別の姓になっています)が守っています。お墓も私の家から車で行けば僅かなところにあるのですが、お恥ずかしいことに頻繁にお参りしていません。それなのに最近、何か身近によりどころを持ってお参りしたいと思っており、今のところ位牌を用意することが一番かなと考えております。ただ、祖父母は母方のみならず父方もありますので、片方ということではなく、できたら両方の祖父母に手を合わせられたらと思い、塗りの位牌にすべきか、または繰り出し位牌にすべきか迷っています。私の両親に相談すると、供養を行う人が決まっているので、それ以外に位牌を作るものではないと言われております。私が婿に出ていること、婿入り先が神式ということも心配してのことと思います。祖父母も含め、それより以前の先祖も含めて過去帳に記載をして手元で大切に保管し、位牌を作るということまでしない方がよろしいのでしょうか。
 長文にわたり申し訳ございません。率直なご意見を頂ければ幸いです。



Name: 天台沙門
Date: 2013/07/22(月) 06:57   No:5004
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Title: Re:位牌のこと    
某政令指定都市に所在する寺を預かる天台を秀とする者の立場から。



Q1:塗りの位牌にすべきか、または繰り出し位牌にすべきか
A1:位牌の構造については安置場所のスペースとのかねあいで決めるべきでしょうし、意匠については施主の好みで選択したほうが生活環境の中で無理が生じないと考えます。

Q2:婿入り先が神式ということも心配して
A2:仏式の位牌ではなく、神式の霊璽を神棚にお祀りしてはいかがでしょうか。
それはともかく、一世帯に神棚と仏壇があることが一般的であったり、仏式で神祀りをしたり神式で仏供養をしたりしていました(日吉大社と延暦寺の関係)から、祀る人が納得し合理性を感じるのであれば、あえて神仏の区別をする必要もないと感じます。
いわゆる「神仏分離」が行われたのは明治以降敗戦前の時代ですから、昭和後期でもその影響が色濃く残り一種の常識となりました。しかし現代では神仏習合の時代の行事を復興しようとする傾向が主流です。

Q3:以前の先祖も含めて過去帳に記載をして
A3:これは位牌の構造に関する回答と重複しますが、位牌という限られた物体に先祖各霊を個別に記載することは不可能です。よって私が檀家さんに質問された時には、モニュメントとして「○○家先祖代々」の位牌を、メモリウェアとして有縁の方々の戒俗名などを記した過去帳を、それぞれお持ちになることを勧めています。



余談ですが、「供養を行う人が決まっているので、それ以外に位牌を作るものではない」とも言い切れません。なぜなら嫁入り道具として実家の先祖牌を婚家に持ち込むという風習を持つ地域があるからです。また、天台宗では本堂に「天皇陛下宝祚万歳」の位牌を置くことになっています。この場合は各寺の住職が宝祚万歳のために日常勤行を本尊に供養するという構造ですが。
私は位牌は死者の象徴物であって、すると追悼をする人つまり供養の主体は複数人いたほうが自然と考えますから、先祖や個々人の位牌についても、まあ、そういうことです。


Name: 青海波
Date: 2013/07/22(月) 12:21   No:5005
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Title: Re:位牌のこと    
 天台沙門さま、さっそくご教示頂きましてありがとうございます。私は結婚する前から近くのお寺にお世話になっておりまして、どちらかといえば仏式でお祀りできればと考えていましたが、妻の実家(婿入り先)には神棚(祖霊舎)があり、繰り出しの霊璽がありますので、もうしばらく考えてみたいと思います。沙門様がお檀家さんに進めていらっしゃるように、過去帳に記録し、その日その日でめくって振り返るのもよいのかなと思っております。
 ついでになってしまい恐縮ですが、もし位牌を作ることになった時、魂入れは祖父母の菩提寺にお願いするものなのでしょうか。父方は真言宗智山派、母方は曹洞宗です。先に触れました私がお世話になっているお寺は、父方の菩提寺と同じ宗派ですが違うお寺です。父は分家に出ているため菩提寺とのつながりは今のところございません。また繰り出し位牌にする際、異なる宗派の札を一緒にしてもよろしいのでしょうか。
 またしても長文になってしまい恐縮です。お教え頂ければ大変ありがたいです。宜しくお願いいたします。


Name: 天台沙門
Date: 2013/07/23(火) 06:43   No:5006
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Title: Re:位牌のこと    
Q1:魂入れは祖父母の菩提寺にお願いする
A1:ある種の手間がかかりますが、その方がよいと考えます。その理由は戒名(法名)は住職を師僧として授かるものだからです。理論的には、釈尊/大日如来→宗祖→師僧→弟子、という関係で仏弟子になった証が戒名なので、それぞれのお寺の住職さんに位牌の開眼もお願いするのがスジというわけです。
また、戒名のつけ方も宗旨・住職によって変わってきますから、父方母方それぞれの菩提寺さんに依頼すべきでしょう。

Q2:繰り出し位牌にする際、異なる宗派の
A2:これは、なんともいえません。繰り出し位牌の最初に「父方家先祖代々」などと入れるのであれば、宗旨の区別以前にイエの区別として2種類を支度せねばならないわけですから。私なら、前述の「安置場所のスペース」を考えて、ご一緒でもいいですよとお答えしますが、この件についてもそれぞれの菩提寺さんのご意見を伺ったほうがよいと考えます。


Name: 青海波
Date: 2013/07/23(火) 13:07   No:5007
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Title: Re:位牌のこと    
 天台沙門様、連日早朝よりご丁重なる返信を頂き、ありがとうございます。
 魂入れのことはものすごく筋が通っていて、溜飲が下がった思いです。繰り出し位牌のこともわかりました。
 祖父母のことばかり考えていましたが、最近自分のルーツについて調べ始めていて、曾祖父母や高祖父母も記録し、お参りしていきたいという思いもあります。先日教えて頂いたように、過去帳にしていこうかと思います。その場合、過去帳も父方、母方とわけて、記入はそれぞれの菩提寺のご住職にお願いするものなのでしょうか。それとも自分で書き入れ、事情をそれぞれのご住職に説明した上でお経を上げてもらうようにした方がよろしいでしょうか。再三の質問で申し訳ございません。どうかよろしくご教示のほど、お願い申し上げます。


Name: 天台沙門
Date: 2013/07/25(木) 09:18   No:5008
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Title: Re:位牌のこと    
Q:過去帳も父方、母方とわけて、記入はそれぞれの菩提寺のご住職にお願いするものなのでしょうか。それとも自分で書き入れ、事情をそれぞれのご住職に説明した上でお経を上げてもらうようにした方がよろしいでしょうか。

A:私でしたら、ご自身で過去帳を記入なさる、という方法をお勧めします。繰り返しにはなりますが、それぞれの菩提寺さんのお考えというものもありますから事前にご相談なさったほうがよいとは考えます。「過去帳は位牌に準じるものだから同等に開眼すべき」とのお考えをお持ちかもしれませんし、逆に「位牌を開眼すれば過去帳に有縁の誰を記すかは施主の自由である」とのお考えをお持ちかもしれません。いずれかの菩提寺さんが前者の立場ですとイエ毎の過去帳ということになりますが、後者ならば一冊でよいということです。


Name: 青海波
Date: 2013/07/25(木) 10:30   No:5009
解決    削除 
Title: Re:位牌のこと    
 天台沙門様
 その度ごとにご丁重なるお答えを頂きありがとうございました。大変参考になりました。今のところ私自身、祖父母の菩提寺のご住職とは面識がございませんが、この機にご相談させて頂ければと考えております。位牌のことから過去帳へと話題が移ってしまいましたが、お尋ねしてよかったです。メールで恐縮ですが厚く御礼申し上げます。
 変かもしれませんが、これからのご活躍をお祈りいたしております。




Name: コスモス
Date: 2013/07/13(土) 18:49   No:5001
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Title: おしえてください    
8月に、お盆を迎えます
近所の人に、「家の中に、入らなくても玄関先で焼香してもらえればいいよ」といわれましたが、なにを用意すればいいのですか?
お線香、線香立て、ろうそく、ろうそく立て、テーブルは用意してしていますが、他はありますか?
お寺で、盆が終わったら、位牌と籠盛りを持ってくるように,言われましたがスーパー等で売られている籠盛りを持っていけばいいのですか?



Name: 盛岡青龍寺
Date: 2013/07/14(日) 10:32   No:5002
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Title: お盆のこと    
ご質問の内容から推測しますと新盆でしょうか。ご焼香者が大勢予想されるような場合は、玄関先ということもありますが、一般的には家に入っていただいて仏壇で拝んでいただくべきでありましょう。あなたの地域ではご近所の方はみなさんそのように玄関先で焼香しているのでしょうか。あなたが家に上がっていただけないような事情があって玄関先で焼香して頂くのであれば、用意は書いてあるくらいで結構です。
 お寺様にお持ちになる籠盛はスーパーで売っているもので構いませんが、前段のことも含めて仏事のことは地域やお寺様によっていろいろありますから、初めてのことであれば遠慮なくお世話になっているお寺のご住職様とご相談いただいた方がよろしいかと存じます。




Name: 困ったチャン
Date: 2013/07/11(木) 12:24   No:4993
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Title: 法事とは・・・を理解させるには・・・長文で失礼    
実家の父母と父の兄弟姉妹と仲が悪く・・・
娘ながら困り果てています。

今度近いうちに私の祖父の7回忌の法要があります。現在の状況では、お斎の際に大喧嘩になる光景が浮かんできます。

元々は新宅で祖父生前時に長男(私の父母)には仏壇・墓は見てもらわず、次男に継がせるといって、亡くなりました。葬儀は次男・長女(私の父の姉)が業者と話し合いをして喪主は長男(対面上)。
葬儀中「長男のクセにしっかりしてない」とか、掻き回して喪主を混乱させたりと・・・挙句私の弟が精進落としの際に親父を祭り上げてやることが汚い!葬儀をスムーズに協力して執り行うべきじゃないかといいよりました。が偉そうの一言。
結果、祖母が仏壇を見ていましたが、1回忌終了後から頭が可笑しくなり精神科に入院。寝たきりです。
財産は次男が祖父生前時は管理していましたが、祖父死後、姉妹が次男が親の金を使い込みしてるといい、父もその時は姉妹が管理すれば良いと納得していました。その後、次男夫婦が仏壇を見ると言っていましたが、女姉妹に口出しされ仏壇を守り続けるのは自信がないと放棄。結果仏壇を放っておくわけには行かないという事で、仏壇は実家の父母が見ています。
法事度に姉妹から最初はお金を預かり、やっていましたが、文句はいううが、いざとなったら「嫁に出た人間だから関係ないと責任を放棄・・・

私が幼少の時からこんな光景が続いています。
私も結婚し生活していますが、どう考えても普通の家系ではないと思います。因縁だと思います。
結果があるから原因ができる訳で・・祖母がある事ないこと娘たちに吹き込んだ結果恨み憎しみしか生まれてません。みんな欲深いと思いました。「言わぬが仏」だと思います。
事あるごとに実家の母たちは私に愚痴を言いたいのか、言ってきます。はっきり言って迷惑です。きつい言い方かもしれませんが、
自分たちがお互い尊重しあっていれば起こらない事。父はすぐ怒鳴り教養のない人間に見下されれています。直接本人にもそれが欠点とつたえました。

法事は何のために行うのか、日々健康で・・経済的には貧困ですが何事もなく暮らせてますと感謝を行う法事にもかかわらず、
今回も姉妹が祖母の面倒を押し付けて見ない!と息巻いているそうです。・・・・くだらない!!
実家の父母も法事度にお金を妹から預かっているから、自分が思い通りに采配ふれないといってます。
母たちにはお金を預かるな!采配ふってしたいなら何もかも自分たちですれば良い。と伝えました。が経済な事もあり・・・

今のままでは父母も今回限りで仏壇はみないといってます。また見たとしても父1代で私の弟は父母からの仏壇しかみないといっているので、遅かれ早かれ永代供養になると思います。

人間的感情を表に出して事を運ぼうとするやり方に実家の父母に対しても父の兄弟に対しても欲の塊にしか見えません。

おのおの法事の意味は受け取り方で違うと思いますが、
法事や日々の供養の意味を60.70代の叔父と叔母に理解させる良い知恵はないでしょうか?





Name: ごぶ
Date: 2013/07/12(金) 09:59   No:4998
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Title: Re:法事とは・・・を理解させるには・・・長文で失礼    
はじめまして。

私が寺院でカウンセリングの講習を受けていた時にも、相談者様と似たような話しをお聞きすることがありましたので、ここでは話せる範囲になりますが、相談者様の御相談内容を見ている限りでは、相談者様の御両親様と叔父様と叔母様方は、お互いを御自身の思った通りにコントロールしようとなさっておられるのではないかと思いますよ。

葬儀の時に身内同士が揉めるのは、とても辛いことだと思いますし、相談者様が幼少の頃からそのような光景を見ていたのも、辛かったのではないかと思います。

相談者様の弟さんがおっしゃられたことは最もなことで、それを生意気だと言われるのも理不尽なことではあると思いますが、弟さんが産まれた頃から見ている方たちからすれば、まだ子供にしか見えないところもあるのではないかと思います。

親子ほど歳が離れた方と話しをする時には、下から上に向かって話しをすると、弟さんのように上から押さえ付けられることもあるので、そんな時には縦の関係ではなく、出来るだけ横の関係になることを意識しながら、相手の方と横並びになるような伝え方をすると、相手の方にも伝わりやすくなると思いますので、これから相談者様と弟さんが御両親様と叔父様、叔母様方と話をする時には、子供として伝える時と、大人として横並びで伝える時を出来るだけ分けて伝えるようにすれば、相談者様と弟さんにとっても楽になると思いますよ。

それもなかなか難しいことではあるので、相談者様にとってもそれが難しいと思った時には、心理士のカウンセリングを受けに行くようにして下さい。

例えば、これは私の周りの話しになりますが、心の問題に携わっている者であったとしても、身内に対して横並びで話をすることが出来ない時には、「○○ちゃんはよく勉強してて偉いわね」と嫌味を言われることもあるので、その時には身内の言ったことを真に受けないように流すことも必要ですが、普段から横並びで話すことが出来るようになると、身内から生意気だと言われることもなくなるので、それまでは相談者様も御両親様と叔父様と叔母様方がおっしゃられていることを出来るだけ真に受けないようにした方が楽になると思いますよ。

御祖母様が御両親様や叔父様、叔母様方に、母親としての愚痴をこぼしてしまったことは、御祖母様としてはその時にどうしようもなかったのではないかと思いますが、それが積もり積もって、このような結果になってしまったことにしても、御祖母様が一番分かっておられるのかも知れませんね。

御祖母様が精神科に入院されたことについては、そのような状態から一時でも離れた方がいいという医師の判断もあったのではないかと思いますので、そのことについても余り気になさらない方がいいと思いますよ。

法要と仏壇のことは、もう少し様子を見た方がいいかも知れませんね。

御両親様に仏壇を見て貰えないと、叔父様と叔母様方も困ると思いますので、叔父様と叔母様方が困った時には御両親様に対する態度も変わるかも知れませんね。

相談者様が御両親様から愚痴をこぼされることについては、御両親様も御祖母様と同じように、どうしていいか分からないところもあるのではないかと思いますので、その時の御両親様からしてみれば、相談者様と弟さんに身内として味方になって貰いたいという思いもあると思いますが、相談者様がそのようなことを迷惑だと思われるのは、決して冷たいという訳ではないので、これからは出来るだけ相談者様のことに目を向けるようにして、御両親様と叔父様、叔母様方の問題は、御両親様と叔父様、叔母様方の問題として、お互いにお任せした方がいいと思いますよ。

お父様がすぐに怒鳴ってしまうのは、叔母様方から二重にも三重にも言われているように思えるからなのかも知れませんし、それがお父様の癖になっているのかも知れませんね。

また、叔母様方が二重にも三重にも言ってしまうようなことがあれば、それが叔母様方の癖になっているのかも知れませんので、お互いにそういうところがあるというのも、お互いがよく分かっているのではないかと思います。

仏事についても、私は出来るだけネットではなく、御家族でお寺に通って僧侶から直接法話を聞く方がいいと思いますので、相談者様が御両親様と叔父様、叔母様方に伝えようと思われていることにしても、それを御自身で抱えると疲れることもあると思いますので、これからは出来るだけ御自身のことに目を向けられた方がいいと思いますよ。

60代、70代の方にカウンセリングをお勧めすることもなかなか難しいとは思いますが、それとなく伝えていくことで、御両親様と叔父様、叔母様方がそのようなことも意識されるかも知れませんね。

それ以外は、出来るだけ相談者様と弟さんが、御両親様と叔父様と叔母様方の問題に巻き込まれないように距離を保ちながら生活をすることで、今よりも楽になっていくと思いますので、これからも相談者様が困るようなことがあれば、お近くのお寺を訪ねるようにしたり、カウンセリングを受けに行かれた方がいいと思いますよ。


Name: 困ったチャン
Date: 2013/07/12(金) 11:20   No:4999
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Title: ごぶ様    
早々のご返信有難うございます。
叔父、叔母とは幼少時代から殆ど付合いが無く、冠婚葬祭時にお会いすることしか無い状態のためなかなかコミュニケーションが取れていませんでした。両親も滅多に会う事のない兄弟に会うたびに小言を言われていることにうんざりしていたのだと思います。
ご指摘の通り尊重し合う事が無い状態ですので、私としては穏便に・・・と思います。菩提寺のご住職にも一度相談してみればと言って、両親が相談に行きましたが、家庭内のことは相談できないと断られました。

永代供養の件はご指摘の通り時期尚早ですね。
菩提寺の御住職様にもう一度相談させて戴こうと思います。

なるべく弟と2人渦に巻き込まれないように、深く考えず流れに任せてみようと思います。

ありがとうございました。


Name: ごぶ
Date: 2013/07/13(土) 16:18   No:5000
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Title: Re:法事とは・・・を理解させるには・・・長文で失礼    
こちらこそ、ありがとうございます。

お互いが家庭を持つと自然に距離が出来ると思いますので、相談者様の御両親様と叔父様、叔母様方とのお付き合いが冠婚葬祭の時のみになってしまうのも仕方がないと思いますよ。

その距離があることで、お互いの心を保つことが出来ることもあれば、その距離にお互いがジレンマを感じることもあると思います。

御両親様も相談者様と弟さんの前で、叔父様と叔母様方から小言を言われるのは辛かったのではないかと思います。

そのようなことから、相談者様と弟さんに御両親様が、つい愚痴をこぼしてしまったのかも知れませんね。

菩提寺の御住職様が御両親様に御家族の相談をお断りされたのは、御両親様に考えるための時間を与えて下さったのではないかと思いますよ。

例えば、これはカウンセリングの話しになりますが、家族療法の場合は一人で家族の対応をすると、目の前で家族の喧嘩が始まることがあるので、どちらからも味方になって欲しいと求められるのを避けるために、数人で対応をするように心掛けることもありますが、御住職様も長年の経験から、それをご存知だったのかも知れませんね。

お寺という場所は、一般的には非日常的な空間として見ることが出来るので、その空間の中にいるだけで、日常的に得るものとの違いというものがあるので、その空間から得られるものを日常の生活に活かすことが出来るように持って帰るつもりでお寺を訪ねると、今までとは違ったものを感じるかも知れませんね。

長くなりましたが、相談者様の御家族が、穏やかな日々を過ごすことが出来ますよう、祈っています。




Name: ぽんず
Date: 2013/07/11(木) 16:32   No:4994
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Title: お塔婆について    
私の主人の実家は先祖代々、真言宗の家でしたが、両親の代で事情があり浄土真宗に変えました。

しかしその両親が亡くなり、私どもの代になって再び以前の真言宗に戻しました。

先日、新しく檀家となった檀那寺で両親の年忌供養をした際、お寺から両親のお塔婆をいただき、お墓にもっていって立てるように言われましたが、立派な墓石はあるものの立てる場所がありません。

墓石の回りは砂利石ばかりで隣の墓との境もないお墓です。

砂利石の隙間に立てても風で飛んで行ってしまいそうで、神経質になっています。

お塔婆をどのように扱ったらよいのでしょうか?

両親の代では浄土真宗だったので、お塔婆を取り扱った経験がなく困っています。



Name: 天台沙門
Date: 2013/07/11(木) 17:22   No:4995
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Title: Re:お塔婆について    
某政令指定都市に所在する寺を預かる天台を宗とする者の立場から。

とりあえずは、墓地に塔婆立てがないということを檀那寺さんにお話なさったうえで、卒塔婆の取り扱いをどうすべきかご相談いただくことが最善と考えます。

ご質問からすると、寺墓地ではなく霊園墓地または地域の共同墓地と推察します。
周囲のお墓に「塔婆立て」があるならば、石材店に注文すれば「塔婆立て」を作ってくれます。まったく「塔婆立て」がないならば、もしかすると卒塔婆・線香・生花・供物を墓所に置くことを禁止している公営墓地かもしれません。
墓地そのものの規則については管理者にお問い合わせください。

以上、ご参考までに。




Name: まな
Date: 2013/07/09(火) 20:56   No:4991
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Title: 仏壇・お墓について    
今、家の仏壇には父と弟の位牌があり、お墓は二人入っています。
喪主はそれぞれ、母と、義妹です。弟の位牌は、当時義妹の家が狭いので仏壇を用意できないと言われ、そのまま、家の仏壇に居ます。私は、喪主が義妹であり、家も別なので義妹の家で仏壇を用意すべきではないかと思いますが、如何でしょうか?また、お墓は一緒でも良いかと思いましすが、どの様にすべきでしょうか?



Name: 天台沙門
Date: 2013/07/10(水) 17:50   No:4992
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Title: Re:仏壇・お墓について    
某政令指定都市に所在する寺を預かる天台を宗とする者から。



Q1:喪主が義妹であり、家も別なので……
A1:位牌は義妹さんが持たれることが「正解」です。喪主が故人を象徴する物件の管理をすることは文化文明宗教を超えた常識といってよいのですが、なかでも配偶者の追悼の主体は配偶者であるべき(註)ですから、位牌は義妹さんのお手元に置かれるべきでしょう。
なお、仏壇という「箱」はあれば良いですがなくてもかまわない物です。神道さんでは「掃除の行き届いた場所に新しい半紙を置いて、そこに御札をお祀りすることで充分に神棚となりますから、まずは神様を祀りましょう」とお勧めになっておられます。要は「箱」の有無と位牌を祀る祀らないは別の問題ということです。

Q2:お墓は一緒でも良いかと……
A2:お墓が一緒ですと、日本の慣例や古典的なイエ制度とのかねあいから、弟さんの法要の施主は本家筋(御母堂〜貴君の夫君)がすべきという論理が成り立ちます。将来、墓地の管理を誰が行なうのかを含め、明白に(できれば文書化)するならば現状のままでもよろしいかとおもわれます。



註:向井万起男氏の著作に、NASAでは宇宙飛行士との面会は配偶者が親族より優先される、というエピソードが出てくる。アメリカ人の倫理では、血縁は選択できないが配偶者は個人の意志で選択したものだから優先されて当然、なのだという。日本語の「未亡人」は亡き夫に対して「未だ亡き人」という意味なので夫に先立たれた妻の務めは夫の追悼なのである。アメリカ的個人主義と日本の習俗に代表される古典的な意識とが似たものに収束するのは興味深い。




Name: 雲海
Date: 2013/05/21(火) 04:25   No:4976
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Title: 戒名について    
真言宗の戒名についてお伺い致します。

男性の場合は院殿号は付けていただけると思いますが、女性の場合は、院殿号を付けるのはおかしいでしょうか?
また、位号についてですが、清大姉というものがあると聞きましたが、これは大姉より上になるのでしょうか?




Name: 尊明 [URL]
Date: 2013/06/16(日) 15:33   No:4983
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Title: Re:戒名について    
真言宗ではございませんが、

女性に院殿号は、聞いたことがございません。
清大姉に関しては、一般的にそのように言われています。


Name: 墓参りヲタク
Date: 2013/06/19(水) 14:17   No:4988
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Title: Re:戒名について    
真言宗豊山派でしたが、女性の方で院殿号が付いている例もあります。世田谷の曹洞宗豪徳寺にある井伊家の奥方たちの墓にも「院殿号」が付いています。仰る通り清大姉は大姉の上で、さらに大変希ですが「大大姉」というのもあります。

Name: 勝運寺山主
Date: 2013/06/27(木) 12:41   No:4990
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Title: Re:戒名について    
院号は男女に区別無く付ける事は出来ます。
院殿号となりますと女性には稀になりますが無いわけではありません。参考に「篤姫 , 天璋院殿敬順貞静大姉」などです。





 
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