藤村シシンぶろぐ


 

2010. 12. 1
      理性の神 vs 愛の女神:アポロン×アフロディーテ…を推したい!
そしてまだ終わってなかった!誕生日テロ(予告)

※ちょっとアダルトです。 
 
――デルフォイのアポロン神殿。午前2時。 
就寝中のアポロンは、自分の上にのしかかる重みで目が覚めた。 
 
画像 
 
アポロン
「………。…アフロディーテ…お前…人の腹の上、スッポンポンで何をやっているのだ……?」 
 
アフロディーテ「…残念。もう起きちゃったのね。」 
 
アポロン「……こんな時間に何用だ…?すぐ出て行け、ここは私の神殿。巫女以外は女人禁制で…」 
 
アフロディーテ「…こうなったら単刀直入に言うわ…
アポロン、私のオッパイを揉んでちょうだい。」 
 
 
アポロン「……おっぱい?」 
 
アフロディーテ「そうよ。――ほら、こんな風に。どう?どんな感触がする?」 
 
アポロン「…あのな、アフロディーテ……確かに私は医術の神だが…、
乳がんの触診検査なら、息子の医聖アスクレピオスの所に行ってくれないか。夜間もやってるから。 
  
   ……では、おやすみ。」 
 
 
アフロディーテ「バカッ!あなたってホンット鈍いのねッ!!乳がん検査なわけないでしょ!?この私が、美の女神アフロディーテが、胸を触って欲しいって言ってるのよ!?」 
 
アポロン「美の女神だろうが何だろうが女なら乳がん検査はした方がいい。このアポローン、医神として助言する。年に一回は必ず行け。いいな。 
 
  …まあその話なら、明日アスクレピオスにゆっくり聞いてくr…」
 
 
アフロディーテ「美の女神がここまで誘惑してるのに何で分からないのよっ!!
セックスよっ!!私、あなたとセックスがしたいのっ!!」 
 
 
アポロン「は?…セックス?」 
 
 
アフロディーテ「分かったらホラ、さっさと揉みなさいよっ!!話はそれからよっ!レディにここまで言わせるなんて酷い男ね…!」 
 
アポロン「……すまん、話が全く見えないのだが…なぜ、私がそなたとセックスするのだろうか。」 
 
アフロディーテ「もおおーっ理屈ばっかりで嫌味な男!いいわ、あなたはそのまま寝てらっしゃい。私が勝手にやらせてもらうから!」 
 
アポロン「うわッ!?ちょ、ちょ、ちょっと待て!!どこ触ってるっ!?」 
 
アフロディーテ「…フフ、意外とウブで可愛いのね。大丈夫よ、3分で終わらせてあげるわ」 
 
アポロン
「バッ…私がそんな早いわけ…! 
 
   ――うあ…っ!?なッ…何してる、お前…ッ!?」
 
 
 
アフロディーテ「何って…あなたのを、なm…」 
 
アポロン「…落ち着こう!とりあえず落ち着こう!!;話せば分かるッ!!」 
 
 
アフロディーテ「もう!せっかく盛り上がって来たところなのに…!何よ、話って。」 
 
アポロン「――はあっ、いいか、アフロディーテ。私とそなたは、昨日までこれと言って仲良くも無い間柄だった。」 
 
アフロディーテ「そうね。」 
 
アポロン「饗宴で会っても、お互い
『今日も素敵な髪型ですね』的な社交辞令を交わす程度。年賀状も『今年もよろしく』一言のみだった…ここ1000年くらい。」 
 
アフロディーテ「その通りね。」 
 
アポロン『オリンポス十二神、全員言えるかなクイズ』では、お互い最後に名前を思い出せるか出せないか、という…そんな間柄だった。 
 
   ――ここまではいいな?」 
 
アフロディーテ「ええ。」 
 
アポロン「では、それがなぜ今日になっていきなりセックスという話になったのだろうか。」 
 
 
 
アフロディーテ「……。だって…。だって、ヘルメスが…」 
 
アポロン「…。……ヘルメス?」 
 
アフロディーテ「そうよ!ヘルメスが、昨日私に言ったのよ!!――」 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 
 
ヘルメス『…あなたって、こんな風に誰でも誘惑できますけど、アポロンは例外なんですか?』 
 
アフロディーテ『…何ですって?』 
 
ヘルメス『だってそうでしょう。僕やアレス、ヘパイストス、ディオニュソス、ゼウスの息子は全員味見してるでしょ?アポロン以外は。やはり、理性の神にはキュプリアの技は通じないんですか?』 
 
アフロディーテ『そ、そんな事…』 
 
ヘルメス『…ふうん?愛の女神にも、誘惑できない男が居るんですねぇ。』
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・ 
 
アフロディーテ「…
『愛の女神でも、理性の神は誘惑できないんだ。』…あのマセガキ、私にそう言ったのよ…!!この私に!こんな屈辱ってないわ!!」 
 
アポロン「……なるほど。あい分かった。あのクソガキは私の方からキツく叱っておくから、今日はもう帰……」 
 
アフロディーテ「何いってるのよっ!!分かったならさっさと続きをしましょうって言ってるの!分かんない男ねッ!」 
 
アポロン「エッ!?うわ、くっつくな!」 
 
アフロディーテ「確かに、私はあなたの好みのタイプじゃないかもしれないけど…でも、こっちは愛の女神としての沽券に関わってるの!!」 
 
アポロン「いや、ちょっと、」 
 
アフロディーテ「でも言っとくけど、私だってあんたなんか全然好みじゃないんだからね!アンタなんかただのナルシストの処女厨じゃない!!」 
 
アポロン「分かったから、止め…」 
 
アフロディーテ「いつまでも未練がましく初恋の女(月桂樹)なんて頭に戴いちゃってさ…!それで女が喜ぶとでも思うの!?そんなの、ただの自己満足よ!男のエゴよ!」 
 
アポロン「……おい、少し落ち着いて…」 
 
アフロディーテ「何よ!冷静ぶっちゃってさ!!男なんてみんなそうよね!普段冷静ぶるくせに、いざとなるとただの性欲のカタマリなのよねっ!!あんただってそうでしょ!!」 
 
アポロン「…落ち着いてくr…」 
 
 
アフロディーテ「あんたに男根がついてるんじゃなくて、男根にあんたが付いてるんじゃないの!?フンッ!!」 
 
アポロン「ああ、ああ、分かった分かった。そなたの言う通りだ。
私に男根が付いてるのではない、男根にこのアポロンが付いているのだ。 
 
  ……どうだ、これで少しは落ち着いてくれるか?」
 
 
 
アフロディーテ「…!ああっ…違うのっ!こんな話ししにきたんじゃないの…!!うわぁあああん!!違うのに〜〜〜!アポロン〜〜〜!!ごめんなさい〜〜〜!」 
 
アポロン「ああ、分かってる分かってる。 
 
     …はあ、あまりひっ付かないで貰いたいものだ…私の理性にも限度が…」 
 
 
アフロディーテ「…えっ?何か言った?」 
 
アポロン「いや別に。」 
 
 
アフロディーテ「…ねえ、私、あなたが愛したどの女よりもイイ女だと思わない?……ダフネーと私だったら、どっちが綺麗?」 
 
アポロン「……もちろん、そなただ。」 
 
アフロディーテ「じゃあ、コロニスと私だったら?」 
 
アポロン「…この世界にそなた以上に魅力的な女はおらん。」 
 
アフロディーテ「じゃあ、なんで私のおっぱいを揉もうとしないのよ!?言っとくけど私の胸、
Η(エータ)カップよ!?ねえ、ちゃんと見てる!?」 
 
 
アポロン「……っ、ああ。見てる。」 
 
 
アフロディーテ「…じゃあ、やっぱり、理性の神は愛なんかに屈しないって事なのね…?これだけ誘惑してもダメだもの。」 
 
アポロン
「いや、言っておくが私は愛には敗れっぱなしだぞ。皆さんご存じのとおり。愛の連敗街道驀進中だ。」 
 
アフロディーテ「そんなの嘘よ!さっきからおっぱいグイグイ押しつけてるのに、あなた全然じゃない!ねえ、私にムラムラ来ないの!?」 
 
 
アポロン
「…アフロディーテ。…私はな、 
 
    愛には負けっぱなしだが、性欲に負けた事は無いのだ。」
 
 
 
アフロディーテ「……」 
 
アポロン「フッ…どうだ。これが理性の神だ。」 
 
アフロディーテ「…なによ、それ。…変なの!フフ」 
 
 
アポロン「落ち着いたか。」 
 
アフロディーテ「うん…ありがと。…ねえ、今日はここに泊って行ってもいい?
何もしないから。」 
 
アポロン「それは普通男のセリフだと思うんだが。とにかく、そんな格好では冷える。私の布団の中に入れ。風邪でも引かれたらどうせ治すの私だしな。」 
 
アフロディーテ「そうするわ。……あなたって、近くで見ると本当に美男子よね。見た目だけは私、嫌いじゃないわ。」 
 
アポロン「よく言われる。」 
 
 
アフロディーテ「あと、中身はいけ好かない性格だけど、でも、私は、嫌いじゃないかもしれないわ。」 
 
アポロン「よく言われる。」 
 
 
アフロディーテ
「あと、オチンチンもすごく可愛いわ。」 
 
アポロン
「よく言われる。」 
 
 
アフロディーテ「…あと、今度
『オリンポス十二神、全員言えるかなクイズ』があったら、」 
 
 
アポロン「うん?」 
 
 
 
アフロディーテ「――あなたの事……10番目くらいに思い出してあげても、いいわ。」 
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
<翌朝> 
 
ヘルメス「――やあやあ、おはよう!アポローンの君!昨晩はアフロディーテとお楽しみでしたね!!」 
 
アポロン「表へ出ろ貴様。貴様のふざけた一言のおかげで、こっちは危うくアフロディーテに犯されかけたんだぞ!!?」 
 
ヘルメス「…ん!?
『犯されかけた』…!?って事は……何も無かったんですか!?まさか!」 
 
 
アポロン「私の母の名に誓って、何も無かった。多少なめられた程度だ。」 
 
ヘルメス「…嘘でしょ…!?だって僕の情報筋では、彼女、昨日あなたの神殿に泊った、って…!しかも全裸で…!」 
 
アポロン「それは真実だが、全裸で二人で夜通しディベートをしていただけだ。」 
 
ヘルメス「ディベートって…何の…!?理性の神と愛の女神が、一体何を話し合うっていうんです…!?」 
 
 
アポロン「そうだな…、まず最近の若い男女の性の乱れについて。それから、
女性専用車両は是か非かとか…。色々議論したぞ。」 
 
ヘルメス「し、信じられない…!!世界一の美女が一晩中全裸で隣にいて、あなた、一切手を出さなかった、と…!!?」 
 
 
アポロン
「フッ、見たか。これが理性の神だ。」 
 
 
ヘルメス
「変態ーーッ!!あんた筋金入りのド変態です――ッ!!」 
 
 
 - FIN - 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 
――私、この二人大好きです!! 
世界一の美男 × 世界一の美女、 
何者にも崩せぬ鉄壁の理性 × 誰もを誘惑できる魅力…!
 
 
逆にエロい事とか起きなさそうじゃね…!? 
アポロンの理性が焼き切れない限りは…!!
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 
――さて、と。 
 
それじゃあ、一体なぜ今こんな浮かれたセリフ小説を書かせてもらったのか…問題はそこだ。
 
 
まず何というかこう、私の中の理想の、「完璧な女性像」ってアフロディーテなんだ…!可愛いけど色っぽくて、ワガママだけど許せちゃうんだ!不二子ちゃんみたいな…! 
そして、私の理想の「アポロン像」って、拙いけどこんな感じなんだよ…!!
苦悩する理性の神なんだよ!!愛には屈するけど、性欲には屈しない、そんな男なんだよ!! 
 
――じゃあ、その理想の「アポロン像&女性像」が一体何に関係するのかというとだ…!!
 
 
…先日、私事ながら誕生日を迎えたのですが、 
先の日記にも描いた通り、「アポロ計画」とか、黒川さんからのTシャツとか、 
すっげえ嬉しいものをたくさん頂いたわけですけども…… 
 
 
……察しのいい方はもう感づいたかもしれませんが… 
 
 
…まだ終わってなかったぜ…!! 
 
 
 
色居+はなこ+黒川から、そして、「偽りの詩」の凍月さんから、もうひとつずつプレゼントを頂いた…! 
頂いたんだが!! 
それが、どんな言葉をもってしても言い表せないくらい凄まじいものだったのよ…!!
 
 
この一週間私は考えた! 
どう書いたら、あの恐ろしいプレゼントを、あの興奮を再現できるのか、どうしたら…この喜びを誰かに伝える事ができるのか…!! 
 
 
そして考えた結果がこれ…! 
まずは日記で「理想のアポロン像&女性像」を書くこと…! 
これが次の日記に繋がると私は信じる…!!
 
 
どうか覚えていてくれ…!! 
私の理想のアポロンは!!私が永久就職したいアポロンは… 
こういうアポロンなの…! 
こういうアポロンなのよーーーッ!!
 
 
 
そして今はただこう言わせてほしい! 
どうぞ次の日記をお楽しみに、と…! 
 
色居+はなこ+黒川から、凍月さんからの誕生日プレゼントをどうぞご期待下さい、と…! 
 
みんな、めっちゃ驚くぞ!!?
  
 

度々申し訳ない、黒川です。
どうしても一言言わせて欲しい!

「愛には負けっぱなしだが、性欲に負けた事は無いのだ。」

これ古代ギリシア語として言えば――というよりアポロンの言葉だとすれば、

「エロス(魂の愛)には負けっぱなしだが、アフロディーテ(肉体の愛)に負けた事は無いのだ。」

ということですよね?
貴女はそういう意味として使っていますよね?
――だとしたらこれは絶対にルビを振った方がいい!僕には確かにそのルビが見えた。しかしながら目に見える形で振るべき…話の流れとしても、アポロンの言葉としても!
..12/2 1:02(Thu)

黒川さん>――黒川…神。何それ…アポロンかっこよすぎだろ…!?

「エロス(魂の愛)には負けっぱなしだが、アフロディーテ(肉体の愛)に負けた事は無い」

これをアフロディーテ本人に言ったって事…!?
アポロンかっけええええーーー!!


すまん、自分で書いたのに、私にはそのルビ見えなかった…!!(笑)
だけど確かにそう!そうだ、そういう事だ!!

ただ私としては、「性欲」に「アフロディーテ」というルビを振るのはちょっと抵抗がある…。
これが「肉体の愛」とか、「性愛」ならいいけど、「性欲」となるとちょっとニュアンスが違う気がするのだ…。
アフロディーテに失礼っつーか…、そんな事ないかな…?


いずれにせよ、それはアポロン自身が性欲をどう定義しているかによるな!
つまり、アポロンが「アフロディーテ」をどう捉えてるかに!!
(笑)

でもそのルビは絶対振らせてもらいたいッ!!
ご指摘超ありがとうございました!
..12/2 1:35(Thu)

 

2010. 12. 22
      【前半】最高のアポロンドリーム!『アポロンと結婚!』
〜色居+はなこ+黒川、凍月さんからのプレゼントに涙〜

※とてつもなくドリームなのでご注意。 
 
――私の自宅。午前2時。 
 
私「はぁー今日も疲れた〜!早く自分の部屋戻って寝よっと…」  
 
学校から帰って、お風呂に入って、部屋に戻って寝る―― 
そんないつもと変わらぬ日常。 
 
しかし、自室の扉を開いた瞬間、 
 
  ガチャ… 
 
日常とは程遠い現実が幕を開けたのだった――。 
 
私「あれっ…電気付いてる!?誰か来てるの…!?」 
 
……異変に気づき、あわてて部屋に入った私! 
真っ先に目に飛び込んできたのは、 
 
 
 
床に無造作に脱ぎ捨てられた編み上げサンダル…… 
 
「……!?ちょっと…ここは土足厳禁…!だいたい、このご時世に編み上げサンダルって…!?古代ギリシャ人じゃあるまいし!一体誰が…っ」 
 
――が、次に目に入ったのは、 
 
 
 
脱ぎ落された深紅のマント…月桂冠のブローチ付き。 
そして、 
金色の竪琴――。
 
 
「…、え…?」 
 
まさか、と思って目線を移したベッドの上。 
 
そこに横たわっていたのは――。 
 
「…ア、 
 
  
 
アポローンの君!!どうして私のベッドに…!!?」 
 
―――今こそ語ろう!!
 
 
色居、はなこ、黒川、凍月さんが、私の誕生日に仕掛けてくれた、 
あの最高のサプライズを…!! 
そして、 
 
「…アポロン……あなたから来てくれたって事は……今夜はOKって事なの…!?ねえ、返事をして!黙っていたら分からないわ!!」 
 
――ああ!今夜、語ろう! 
みんなの尽力によって、いかにして私がアポロンを… 
 
そう、いかにして私が! 
アポローンの君その人を! 
この腕に抱いたのかを―――!!! 
 
 
最高のアポロンドリーム!『アポロンと結婚!』 
〜色居+はなこ+黒川、凍月さんからのプレゼント〜
 
 
――で、お前冒頭の自作自演のアポロンドリームみたいなの何なんだ? 
新しいジョークなら早く笑いどころ説明しろよ!! 
 
って話なんですけど……。 
―――まずは順を追って説明させて頂きたい…!! 
 
…話は先月、11月21日に遡る。 
あの日、私は黒川からもらったギリシャ語Tシャツを着て、うきうき気分で「パラダイス銀河」へと向かった。 
私を準備万端、虎視眈眈と狙っている連中がいるとも知らずに…――! 
 
・・・・・・・・・・・・・・・ 
私『…えっ…誕生日プレゼント…!?私に…!?』 
 
はなこ『うん。
私と色居からシシンに誕生日プレゼントがあるの。』 
 
――そう、日ごろ良くしてもらってる、 
「Garden of Delights」のそらのはなこと「Gigi」の田中色居が 
私にプレゼントを用意してくれていたとの事だったのだ。 
 
私『…で、でも、プレゼントなら前にもらったじゃん、ホラ、「アポロ計画」の時に…!(※過去の日記参照)』 
 
はなこ『あれで終わりと思ったら大間違いだ…!』 
 
「なんと!?」 
 
色居
『お前完全に油断してパラ銀来たろ。』 
 
あ、当たり前だろ…!? 
油断してなきゃ、 
 
 
こんな浮かれた格好してスキップで来るはずないでしょう!!? 
そんな攻撃があると知ってれば、迷彩服で暗視スコープにほふく前進で来てるわ!!
 
(※もちろんカツラとか竪琴は無く、コートの下にTシャツ着てただけです。笑) 
 
はなこ『――というわけでぜひ受け取って欲しい、』 
 
色居
『私とはなこからの、「アポロンとの初夜セット」を!!』 
 
――そう言って、二人から差し出された物――…!!
 
 
 
 
 
『……何っだ……これ……?』 
 
色居+はなこ
『 「アポロンのYES/NO枕」だ!!!』 
 
――イエス・ノー枕…! 
それは、夫の
「今夜は抱いてもいい?」に対して、妻が口には出来ない思いを枕に書かれた「はい」or「いいえ」に託すという例のアレ…。 
 
「……アポロンの…イエス・ノー枕……!?」 
 
 
 
表面には、はなこの美麗な絵と共に、 
ギリシャ語のYES、 
 
ΑΓΕ(【アゲ】=「来て、抱いて」の意)。
 
 
アポロン
『ばっ馬鹿者…!この私の月桂冠を散らすのは、貴様だけだなとど言わせる気か…?』 
 
「…ああ…っ」 
 
 
――そしてその裏面には、 
 
 
 
ΟΥ【ウー】。ギリシャ語でNO。 
 
そして色居のエロすぎる絵と共に、添えられた言葉、 
 
アポロン
『貴様、私にこのような真似をして許されるとでも…、…よせっ。何を……あぁっ!』 
 
「……あああ…っ……」 
 
色居「まあ、イエスの面だろうがノーの面だろうが、
どっちにしろお前アポロン抱けるんだけどな。」 
 
………!!? 
嫌よ…嫌よも…好きのうち…!!
 
ってやつですか…!! 
 
はなこ「加えて、真っ赤なバスタオルとザクロと薔薇の入浴剤も用意した。これでアポロンと一緒にバスタイムを楽しめる…」 
 
 
 
「……!!!」 
 
 
色居+はなこ「「……そしてその枕で、アポロンとの初夜を楽しんでくれ……!お誕生日おめでとう!!」」」 
 
 
―――かつてアポロンから神託を授かった哲学者ソクラテスも! 
アポロンから竪琴のバチを受けた詩人サッフォーも!! 
 
今の私ほどには嬉しくなかっただろう…!! 
今の私ほどには…!!
 
 
「――二人ともぉおおおお〜〜〜〜!!」 
 
――そしてソクラテスがアポロンの神託を信じて、毒杯を煽ったように! 
あるいは、サッフォーがアポロンの名を呼びながら崖から身を投げたように! 
 
 
 
私、死ぬ…!!この枕を抱きながら死ぬ!! 
アポロンの腹の上で死ぬ…!!
 
この枕を腕に抱きながら…!!死ぬ…!!
 
 
「うぉお〜〜〜〜ん!!!うぉおお〜〜ん!!二人ともぉおおお〜〜本当にありがとぉおおお〜〜!!!」 
 
――手放しで歓喜する私! 
しかし、二人の話はここで終わらなかった。 
 
 
はなこ「……いや、実は『二人』じゃないんだな。
実はもう一人いるんだ。この枕に携わったのは。」 
 
私「……えっ?」 
 
ど、どういう事…? 
 
色居「藤村君。英語の『YES』のようなオールマイティーな肯定の意を示す言葉は、ギリシャ語には無いそうだね?」 
 
私「……え?う、うん…」 
 
 
 
確かに、この枕の「アゲ」ってのは、 
ものすごい積極的な『YES』だ…。 
来て、とか、抱いて、とかいう意味の…! 
 
色居「うん。だよね。……じゃあ、どうしてそれをギリシャ語を知らない我々が知っていると思う?」 
 
私「……え…?ああ、それを誰かに聞いたって事?」 
 
――って待てよ… 
こんな専門的な表現がすぐに出てくるほどギリシャ語に堪能で、 
かつ我々の知り合いと言えば…… 
 
…たった一人しか… 
あの男しかいない…!!
 
 
「ま、まさか…!!?」 
 
色居
「――そう、黒川さんだ!!このアポロンのギリシャ語イエス・ノー枕は、あの男に協力を要請して実現したっ!!」 
 
 
――お前何て言ったんだよ黒川に!! 
「アポロンのイエス・ノー枕作るんで、
アポロンが『今夜抱かれてもいい』っていう意のYESをギリシャ語で下さい」つったのかよ!!!!
 
 
 
……すぐさま私は、黒川の元に電話!! 
ひとまず枕のお礼を言った後、 
私はどうしても彼に聞きたかった一つの疑問を口にした。 
 
私「――その、このギリシャ語、黒川さんが考えてくれたらしいけど…、」 
 
黒川『ええ、まあ。色居さんの要請で。』 
 
私「でもさ、
黒川さんにしてはずいぶん積極的な言葉選んだな?」 
 
黒川『――えっ?』 
 
 
 
私「この、
『アゲ(来て)』なんて積極的な言葉、アポロンは言わなそうじゃない? 
アポロンなら普通、 
 
 『ΕΩ【エオー】(構わん)』 
 
  とかじゃないかな〜?って…」
 
 
 
黒川『――君はシロウトか?』 
 
私「…、…なんだって?」 
 
黒川『君は生まれたての小鹿なのかと聞いたんだッ!!まったくもって嘆かわしい!! 
 
――ああ、確かに普段アポロンは『アゲ(来て)』などと言わないだろうさ!僕だってアポロンがアゲアゲ言っている所なぞ一度も見た事が無い!』
 
 
私「え!?だ、だったら……」 
 
っていうか、黒川さん、 
何をそんなにお怒りに…!? 
 
黒川
『だがいいかっ!!普段は「エオー【構わん】」しか言わないアポロンが、 
言葉には出せない思いを文字に託す……
それがイエス・ノー枕の意義ではないのか!?』
 
 
私<「!!??」 
 
黒川「――僕自身、色居さんから説明を受けるまではイエス/ノー枕の存在すら知らなかった… 
 
だが!普段は気高いアポロンが、枕の文字では「来て」と言っている… 
そこにこそ君はアポロンの愛を見るんじゃないのか!!
 
 
それこそが色居さん達が君に贈りたかったものではないのかッ!!』
 
 
 
――私の背に衝撃走る…ッ!!!
 
 
「……!!つ、つまり…普段はお堅いアポロンが…!!ベッドの上だけでは『アゲ(来て)』と言う…!!」 
 
黒川『ああ!!』 
 
「普段は『エオー(構わん)』くらいしか言わないアポロンが!ベッドの睦言では、 
 
アポロン『ペウ!ティ・レクセイス!?ミムネ・タラン…ナルコー…!パパイ…パパイッ、 
   
(うわっ!何する!?やめろ馬鹿ッ…おかしくなる…ッ、 ああ、あああっ、
 
 
…からの!! 
 
私+黒川
「『アゲ…!!』」 
      (来て…!)
 
 
「――そういう事かっ!!そういう事だったのかっ、黒川!!」 
 
黒川
『アゲ!』 
  【そういう事!】
 
 
――ああ、私…!危うく見失うところだったわ…!! 
色居とはなこが私に伝えたかった事を…!! 
 
「カーリン・エコー・ソイ!ホー・タン!」 
  
【ありがとう、友よ!】 
 
黒川『エオー!――カレーン・ニュクタ!…ヒュパッローニ!!』 
  
【構わん!――良い夜を!…アポロンと共に!】
 
 
 
……黒川との電話を切った後、 
こうしちゃおれん、とばかりに私は準備に取り掛かった! 
 
まずは翌朝、大学に行く前に、 
床にありとあらゆるアポロンの所持品を散らし、 
ベッドに枕とカツラをセット。部屋の電気もつけっぱなしで部屋を後にした…。 
 
――ここまでは冒頭の記述で見てもらった通りだ。
 
 
 
 
 
――そして私は壁に頭を打ち付け、今自分がやったことを全て忘れた後、大学へと向かった。 
 
………さあ、冒頭の話に戻ろう!!
 
 
【後編へ続く!】  
 

 

2010. 12. 23
      【後半】最高のアポロンドリーム!『アポロンと結婚!』
〜色居+はなこ+黒川、凍月さんからのプレゼントに涙〜

※前回の日記の続きです。 
 
――さあ、冒頭の話の続きに戻ろう! 
 
大学から帰った私の目の前に突如として広がったのは、 
そう、この光景…!! 
 
 
 
「――アポローンの君!どうして私のベッドに…!!?」 
 
――しかし、アポロンは答えない。 
 
「…アポロン……あなたから来てくれたって事は……今夜はOKって事なの…!?ねえ、返事をして!黙っていたら分からないわ!!」 
 
――何度問いかけても、 
 
「今夜はOKなの!?ねえ、答えて!!」 
 
 
――アポロンは答えない…!! 
 
当然である。
 
いつも誇り高いあのアポロンが、
「今夜はOKなの?」などという 
私のぶしつけな問いかけに答えるわけがない…! 
 
私「…アポロン……、私が、いつも下ネタばっかり言ってるのがいけないんですか?」 
 
………。 
 
私「私が、陰で
『なんかアポロンってピアノの上でセックスしそうだよね』とか、『アポロンの股間のパルテノン神殿が…』とか、下らない事ばっかり言ってるから…!? 
 
だからダンマリ決め込んじゃってるの…?ねえ、そうなんでしょ!?」 
 
………。
 
 
私「分かった…私、アポロンのためなら、今後一切、下ネタ言わない!!今この瞬間から、下ネタは捨てる…!!だからっ、」 
 
今!あらん限りの言葉を尽くして!
 
 
「だから、アポロン…
あなたの股間のパルテノン神殿を私に下さいっ!!」 
 
私はアポロンを口説くッ…!!
 
 
「さあ、答えてちょうだいアポロン!!――YESか、NOか!!」 
 
――問い掛けつつ、アポロンのそばへと向かう私!! 
そして、その目に飛び込んできたのは……!! 
 
 
 
「………っ!!!?」 
 
 
 
ΑΓΕ = 来て、抱いて。 
  ア ゲ
 
 
「……言葉に乗せられない思いを、枕に託したということかっ――!!おおアポロン…!!」 
 
私は、ギシリとベッドをきしませ! 
その裸身をおおう布団へと手をかける!!
 
 
――そうしながら、私は、 
かつて「SECRET BASE」の星彦さんと語った会話を思い出していた…――。 
 
『――ねえねえ、私たちって「リア充」なのかな?』 
 
『どうなんだろ…「リア充」って、「リアルが充実してる人」の事だよねえ』 
 
『うん、でもその意味の中に「リアルの彼氏とイチャコラできてる人」というニュアンスも含まれてる気がするな…』 
 
『!!じゃあ私たちはリア充だよっ!だって、アポロンは私たちにとってリアルだもん!!(笑)』 
 
『アハハハ、何いってんの〜!!ワハハハ』 
 
『『ワハハハハ!!』』
 
 
 
―――ああ、あの時…冗談めかして言ったあの言葉を! 
今、もう一度!!大真面目な顔で言わせてもらいたい!!
 
 
 
「――私はリア充!!!なぜなら、 
 
 
 
アポロンは私にとってリアルだから!!」
 
 
リアルだから……っ!!! 
 
……………… 
………… 
 
 
 
 
 ↑※事後。 
 
 
 
――しかし、最高のプレゼントはこれだけではなかった。 
 
パラ銀で、もう一つ、「偽りの詩」の凍月レイさんから頂いたプレゼントをご紹介させて頂きたい…!! 
凍月さんは、自作の銀細工のアクセサリーを作って 
イベントに参加している方なのですが――……。 
 ・・・・・・・・・・・・・ 
 
 
 
――私は、事が終わった後、アポロンのあられもない裸身を横に、 
タバコ(※ココアシガレット)を一服ふかしていた。 
 
散らされたアポロンの月桂冠…… 
しかし、その中でそっと銀色に光っていたのは、 
 
 
 
「…えっ…!?」 
 
――見間違えか、と私は目をこすった、しかし…… 
 
 
 
――いや、確かにこれは……指輪だ…!! 
銀の月桂冠の指輪……!!
 
 
「……アポロン……まさか…これ……私に…!!?」 
 
 
 
アポロン、私うれしい!!!! 
私の指にピッタリ!!!
 
(凍月さんっ、本当にありがとうございます!!笑) 
 
ああアポロン、あなたさっきから一言も言葉を発してないけど!!終始無言だけど!! 
 
だけど、枕の言葉はYES! 
そして私にピッタリの銀の月桂冠の指輪…!! 
 
これはもう「結婚してくれ」の意よね!!!??? 
「Will you Marry me?」って事よね!!?
 
 
ああ、それに対する私の答えはもちろんこれよっ!!
 
 
 
ΑΓΕ !! 
ア ゲ
 
 
Y e s, I W i l l…!! 
 
 
 
――やばい、結婚するとなったら、こうしちゃおられない! 
すぐさま私はベッドから飛び起き、あの女を呼び出すことにした――。 
 
「星彦さん、今から会えない?
親友の君にしか頼めない大切なお話があるの」 
 
すぐに心配そうな顔でやってきてくれた、 
「あの女」こと星彦さん。 
 
星彦「――どうしたの、改まって…?何かあったの?大切な話って何?」 
 
――アポロンと婚前交渉は済ませた、 
結婚指輪ももらった、 
あとやるべき事と言えば決まってるでしょうっ!!?、 
 
そう、婚姻届!!
 
 
私「彦さん…。私!結婚する事にしたのっ、 
 
 
 
アポロンと!!」
 
 
星彦
「バカ――ッ!!あんな男やめとけってあれだけ言ったのに――っ!!!」 
 
「私…もう決めたの…!!」 
 
星彦「って事は、私に頼みたい事ってのは、まさか…!!」 
 
――そう、婚姻届には二人の「証人」が必要!! 
そして私と感覚だと、「証人」とは親友になってもらうもの!! 
 
「君にこの結婚の証人になって欲しい!!アポロンの親友のヘルメスにはもう名前をもらってある!!」 
 
 
ヘルメスの署名。 
 
星彦「……もぉ――!!ヘルメスも同じ事言ったと思うけどさあ!…絶ッッ対幸せになれないからね、この男とじゃ!!私、止めたからね!!」 
 
 
 
そう言いながらきっちり署名をしてくれる星彦さん… 
私、こんど結婚するときは、星彦さんみたいな人と結婚するんだ… 
包容力と寛容さのある、雄大な山のような人と……!! 
 
そしてさあ、見よ!完成した婚姻届! 
この豪華な証人を…!!
 
 
 
 
証人:ヘルメス&星彦…!! 
 
――今!結婚に必要なものはすべて揃った!!!
 
 
――はなこと色居がくれた、初夜で使うアポロンのYES/NO枕!! 
――黒川がくれた、アポロンのギリシャ語のYES! 
――凍月さんが作った、月桂冠の指輪! 
――そして、星彦さんに証人に立ってもらった婚姻届!!
 
 
無いのはアポロン本人だけ!!!! 
だけど、そんなもんは後からどうとでもなるでしょう!!??
 
  
 ”――汝、病める時も健やかなる時も、共に歩み、他の者に依らず、 
 死が二人を分かつまで、愛を誓い、アポロンを想い、 
 アポロンのみに添うことを、誓うか?”
 
 
――だから今、私は!大声でこう言わせてもらうわ!! 
 
「ΑΓΕ !!」 
 
アゲ…!!心の底からアゲ…!! 
 
♪ファ〜〜ンフォ〜ン〜〜ピロリロリラ〜〜♪ 
(♪『キャン・ユー・セレブレイト』) 
 
――♪Can you celebrate? Can you kiss me tonight? 
   We will love long long time〜♪ 
   二人きりだね〜 今夜からはー少し照れる〜よね〜♪
 
 
…みんな、ありがとう…!!私、幸せになるわ…アポロンと…!! 
それでは、最後に一緒にご唱和ください!!
 
 
♪――キャン・ユー・セレブレー〜♪ 
    ♪キャンユ・キスミー〜〜トゥナイ〜〜! 
    ウィーウィラ〜ローンローーンターイ♪ 
 
   アポロンていうー言葉なんて〜 知らなかったーーよね〜〜〜♪
 
 
 
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 
――とまあ、バカはこれくらいにして。 
そんなわけで、もー本当に最高のプレゼントをどうもありがとうございました、みなさん…!! 
もうさ、いい歳こいて自分がもらった誕生日プレゼントを恥ずかしげもなく書くのはさ…! 
それだけ嬉しかったからなんだ!!それだけ、感動したからなんだ…!!本っ当に最高のプレゼントをありがとうございました!!! 
 
ちなみに、 
 
これは本物の婚姻届です。 
ちゃんとアポロンの住所も調べたんだからな!!
(笑) 
 
そして前回の日記を書いた理由としては……まあ、お察し下さい、としか言えないのですが……。 
その、すみません、本当は、私、アポロンとああいうやり取りがしたかった…!(笑)ほんとすみません。でもとてもじゃないけど、無理で…その、私の夢をアフロディーテに託しました!! 
ほんとすみません、変な事言って!!(笑)クッソ、恥ずかしい!! 
 
 
最後に、これだけ好き勝手書かせて頂いたので、 
協力してくれたみんなのサイトもご紹介させて頂きますね!!(多少私信です。) 
 
そらのはなこさんのサイト。 
ミーノス×アイオロス中心。 
本当にこの絵柄がすごい!はなこにしか描けない独特のかわいらしさ! 
そして恥じらうアポロン枕も最高に可愛かったんだぜ!!! 
 
田中色居さんのサイト。 
羊中心。色気のある大人の絵柄!!嫌がるアポロンの表情も最高にエロかったんだぜ!! 
ちなみに、今シオン×ムウのアンソロの通販やってるよ! 
ほんっとうに二人とも枕ありがとう…!!今あれで寝てるんだからね!!ほんっとうに嬉しかった!! 
 
 黒川さんのツイッター。 
さっきスカイプがサーバダウンしてる間、「じゃあヒマだし一緒にツイッター始めちゃおうぜ!」の一言でおっ始めました。 
今、私と黒川と星彦さんしかいない状況なので、良かったら私ともども話しかけて下されば幸いです。 
アポロンの言葉をどうもありがとう!本当に黒川さんの言葉はアポロン自身の言葉のように響く! 
 
 凍月レイさんのサイト。 
星矢、ギリシャ神話関係の銀細工を作っていらっしゃいます。 
私が頂いた月桂冠のリングもまだありました。(私がイベントで見た時にはまだ残ってた!) 
本当に精巧な細工で素敵です!! 
素敵なリングありがとうございました…!!本当に私の理想の月桂冠そのもので毎日眺めて暮らしてます!! 
 
星彦さんのサイト。 
ギリシャ神話中心。漫画が本当に面白くて好き!何度も読み返す! 
いつか将来的に私が本物の婚姻届を出す暁には、また証人になってくれ!友よ! 
 
そして最後に、アポローンの君、本当にすみませんでした。 
 
・・・・・・・・・・・ 
ああ〜この他に、パラ銀の後でギリシャ神話サイトの方々と飲み会して、アポロンとの新婚生活の話で盛り上がったり(詳しくは、『flowing flowers』の透子さんがサイトで纏めて下さっています)、「キンイロの日々」のぱおさんと遊んでディオニー描いてもらったり、色んな事があったのに…! 
全然描ききれない…!! 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 
拍手、コメントどうもありがとうございます!! 
お返事は
10月30日分まであります!  
 

異議あり!僕、黒川巧はこの結婚に異議を申し立てる!
これは呪われた結婚である!
聞かれよ、お集まりの諸兄!

エロスとはすなわち、絶対的な善と美を希求する力のこと!

しかし、新婦・藤村シシンがエロスを向けるは新郎・アポロンだけに非ず!
ハデスに、アイアコスに、あるいはペルセウスに!
そればかりか「ハリー・ポッター」のスネイプに、シリウスに同じものを向けている!

アポロンよ、僕はあなたの名に誓って証言する。
そして同じく誓って言わせて頂く、

――この結婚に異議あり!
..12/23 19:56(Thu)

――おい、なんで「聖闘士星矢」のサガ様が入ってないんだよ!!!???
バカッ、私、サガ様も同じくらい愛して…
――って、アッ……!!!!!


ち、違うのアポロン…!!あの招かざる客の妄言には耳を貸さないで…!!
私、本当にあなただけを……


……!?ア…アポロン、何なんですか、その「全て分かっていたよ」的な目は…!?
ぜんぶ、全部分かっていたの…!?分かって、私と結婚しようとしてくれたの…!!?

ああ、アポロン…!!ごめんなさい、私…!!

私、まだあなたの所には行けない…!
まだ、あなたの腕の中には行けない…!!
――だけど、いつか…いつかまた、あなたの腕の中に還る日が来る事を許してほしい…

ありがとう、アポロン…今は、お別れよ。
さよなら…!!

私、涙で頬をぬらしながら、バージンロードを逆走。
アポロンには振り返らずに、明日に向かって走り出す。

 ―FIN―
..12/23 20:15(Thu)

今すぐ世界の中心(デルフォイ)でバカと叫びたい。愛情たっぷりに。

バカなの?本当に…バカだよ皆…。私もだけどっ!

というか今一番のバカ者シシン!!黒川巧の奸計に乗せられて逃亡とはどういう事だ!?黒川さん正しいけど!

だけどアポロンは全てを知って君と結婚したんだろう!?
だったら君もそのアポロンの愛に応えるべきだ!!そうじゃないのか!!?
白鳥の馬車貸すから今すぐアポロンかっさらって北の国で蜜月過ごして来い!!話はそれからだ!!
別に「また『再婚する!』とか言って証人させられたらかなわんわ」とか思ってるわけじゃないぞ!?

幸せになれ藤村シシン…!私とヘルメスを証人にしたからにはな。
お前はやればできる子…!
..12/23 21:32(Thu)

アポローンの君に月桂冠、藤村さんには白いギンバイカもしくはセイヨウサンザシの花冠をご用意するべきだった!?

アポロンに「これから結婚する花嫁に、何考えて失われた初恋から生まれた月桂冠を渡したー!!」と絞められていたもので、やってくるのが遅くなりました(笑
日記の方では初めてお邪魔いたします、凍月です。
この度は全く自覚なしに、お誕生日のアポロンテロに便乗したようで申し訳ありませんでした。
しかし、これほどアポロンとの結婚まで一直線の道が整備されていたのなら、新郎新婦御二方に結婚指輪を用意すべきだったと、返す返すも残念です。
今から結婚指輪をご用意しますので、それを持って星彦さんの白鳥の馬車に乗って極北へ是非とも旅立って下さい!
アポロンが両手を広げて待っていますよ!!
黒川さんの策謀など、去年の12月に華麗に返り打ちにしたかの如く叩き潰してください!!
アポロンへの愛で。


黒川さん&星彦さんへ
すみません!初めての書き込みで、馴れ馴れしくて!!
 [URL] ..12/29 0:03(Wed)



藤村シシン
古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家。
高校で出会ったアニメ『聖闘士星矢』がきっかけでこの道へ。東京女子大学大学院(西洋史学専攻)修了。

◆著書『古代ギリシャのリアル』(実業之日本社)。◆ NHKカルチャー講座講師。◆2020年オリンピック採火式NHK生中継内、古代ギリシャ語同時翻訳。 ◆平成28年 東京国立博物館『特別展・古代ギリシャ』公式応援サポーター。 ◆UBIソフト『アサシンクリード・オデッセイ』公式コラボ ◆古代ギリシャナイト主催。 など。

お仕事のご依頼 euermo★gmail.com
(*をアットマークに変えて送って下さい)


書籍『古代ギリシャのリアル』発売中。




★よく出てくる宿敵「黒川君」については
【黒川wiki】をご参照下さい。



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2010. 12. 23 【後半】最高のアポロンドリー....
2010. 12. 22 【前半】最高のアポロンドリー....
2010. 12. 01 理性の神 vs 愛の女神:アポロ....

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