藤村シシンぶろぐ


 

2010. 11. 7
      【座談会予告】誕生日・黒川掃討戦!
届け三脚台!アポロンのもとへ!

――紀元前500年、古代ギリシアの港町・ミレトス。 
ある日この町の海から、奇妙な物が引き上げられた。 
それは
三本の脚をもち、見事な装飾が施された黄金の鼎(かなえ)――。 
 
人々は一見して悟った、
 
 
「ヘパイストスの三脚台だ…。トロイア戦争の折、鍛冶神ヘパイストスが鋳造し、ヘレネによってトロイに持ち去られたという――あの、伝説の黄金の三脚台だ!」 
 
「…ああ…この見事な装飾…確かに人間の業ではない…!ヘパイストス神のものだ…!!」 
 
「すぐに捨てるべきだ!これは数々の争いの火種になってきた…トロイアの戦いもそうだ。それゆえにヘパイストス神おん自らが海中に投げられたのだ。すぐに海に戻そう!」 
 
「何を言う!…こんな見事な物を捨てるなどできるか…これは、俺のものだ!俺が引き上げた!」 
 
「いいや、俺のものだ!」 
 
 
――かくしてこの三脚台をめぐり、 
再び人々の間に終わりのない争いが起きた。 
そこでミレトスの人々は、 
最終的にアポロンの神託を仰ぐことにしたのだった。 
 
 
「アポローンの君、お答えください。この黄金の三脚台、一体だれが持つべきか。誰が所有すれば争いは収まるのか」。 
 
――アポロンの答えはこうだった。 
 
 
アポロン『ミレトスの子よ、 
    三脚台のことでお前はこのフォイボス・アポローンに訊ねるのか。 
 
    
誰であれ、知恵において万人にまさる第一の者―― 
    その者にこそ、三脚台は授けられるべきだと言おう。
 
 
――争いは止むことなからん。 
ヘパイストスが海に投ぜし三脚台を、そなたらが町から送り出して、 
現在・過去・未来、全ての事にわたって賢き者の家に、その三脚台が届くまでは―――。
 
 
 
〜【座談会予告】誕生日・黒川掃討戦! 
届け三脚台!アポロンのもとへ!〜
 
 
 
黒川
「――というわけで来る11月8日の藤村さんの誕生日には…三脚台を贈らせて頂く。ヘパイストスが海に投じた、最も賢き人が持つべき黄金の三脚台を!!」 
 
 
「何が『というわけで』だ。」 
 
――私事で恐縮ですが、11月8日は私の誕生日なので、 
恒例の黒川からのプレゼント言う名のメッタ刺しが来ると…! 
ここまでは分かった!しかし…! 
 
私「三脚台を贈るって…
お前は、知らないのか!?その三脚台が最終的に誰の手に渡ったのかを!?」 
 
黒川「もちろん、知っていますよ……その話の続きを!」 
 
――アポロンの神託が告げた、 
『知恵において万人にまさる第一の者』、 
『現在・過去・未来、全ての事にわたって賢き者』。 
 
これが誰なのか特定できないまま、 
三脚台はあらゆる賢者の手をぐるぐる回った。 
タレスからキロンの手へ、ミュソンの手へ、クロイソスからピッタコスへ。 
 
しかし、そのたびにアポロンは「全然違う。その者より賢い者がいる。」との答えを返すのだった。 
困ったギリシア人はというと、 
 
ギリシア人A『うーん、でも大体の賢者には渡したんだけどなー…困ったな…』 
 
B『タレスは違ったし…ミュソンも……、えーと、キロンではないんですよね、アポローンの君?』 
 
アポロン
『全然違うな。何度も言わせるな!もっと賢い者がすぐ近くにいるだろうが!』 
 
A『うーん……あ!分かった!スパルタのアリストデモス…!?』 
 
 
アポロン
『違うっ!もういい加減怒るぞ!!もっと全然頭いいのがいるだろう!?お前たちの目の前に!!ほら、目の前に!!』 
 
B『………ええぇ??』 
 
『ハッ!?も、もしや……それはアポローンの君ご自身の事ではありませんかッ!?』 
 
アポロン
『ようやく悟ったか、死すべき人の子よ』 
 
『エ!?そ、そうだったのですか!?欲しいなら早くそう仰って下さればいいのに!!ささ、この三脚台にどうぞお座り下さい!!』 
 
アポロン
『うむ。くるしゅうない。』 
 
 
 
――という会話があったかどうかは分からないが、 
そう、アポロンの神託が告げた『最も賢き者』は、 
 
黒川
「アポロン自身!!アポロンこそが!ヘパイストスが作り出した最高傑作の、最後の所有者…!『最も賢き者』!!」 
 
 
つまり
アポロンは自分で自分の事を 
『知恵において万人にまさる第一の者』とか言っちゃってる
わけだが(可愛いな)、 
この三脚台が、後にアポロンの象徴となっていくわけだ! 
アポロンの神託所では必ず三脚台が置いてあって、 
三脚台と言えばアポロン!っていうイメージに!! 
 
 
 
 
 
「だが、そのアポロンの三脚台を…私にくれるとはどういう事だ!?」 
 
黒川「言葉通りです。誕生日、あなたの家に三脚台をお届けします。」 
 
「……黄金の三脚台は、最も賢き者にしか所有できない。もちろん突き返す…!!」 
 
黒川「できますかねえ。
数々の争いの元凶となり、アポロンの眼さえ魅了したヘパイストス作の傑作を……あなた、拒めますかねえ…?」 
 
ゴクッ…。 
た、確かに見たい…! 
ヘパイストスが作った最高傑作だというのなら…!! 
 
黒川
「ただし、ごめんなさい、ヘパイストスじゃなくて僕が作りました。」 
 
 
はぁ!!???? 
ど、どういう事!!!?? 
急にランク下がったぞ!? 
急に
「今夜は帝国ホテルでフルコースよ」から、 
「道端に咲いてるサルビアの蜜吸いに行こーぜ!!」に落ちたぞおい!!
 
 
 
私「何!?『黒川さんが作った』…!?三脚台を…!!?」 
 
黒川「ええ。今僕、とっても
ヘパイストス気分です。」 
 
どんな気分!!??ヘパイストス気分って!? 
セブン・イレブン・ヘパイストス気分!!?
 
 
黒川「――ただし、『三脚台』が、三脚台の見た目をしているとは思わないことだ。」 
 
私「はあ!?ちょ、ちょっと…」 
 
ますます訳が分からない!! 
こんがらがって来た!! 
もう何もしゃべるな、黒川…!! 
 
 
黒川「……藤村シシンよ、
そなたにアポロンのみが持ちえる三脚台を!ヘパイストスが海に投じし三脚台を贈る!!」 
 
私「…!!」 
 
黒川「――楽しみにしてますよ、あなたがそれを見たとき、どういう反応をするのかがね!!」 
 
「もちろん、すぐに海に投じ返してみせます!争いを呼ぶ三脚台なんだから!」 
 
黒川「できないね。絶対に、気に入ります!!」 
 
「いいや、海に捨てる!!」 
 
黒川「捨てない!」 
 
私「じゃあ、
実況で証明してやろうじゃないか!」 
 
黒川「え?」 
 
「私のサイトの日記で、あなたのプレゼントを開ける所を実況する!!」 
 
もし、私が気に入る、という自信があるならば!! 
この勝負に勝てる、という自信があるならば!!
 
 
「お前も参加しろ、黒川巧!いや…ヘパイストスよ!!私の誘いに乗れ!!」 
 
黒川
「……後悔するな!!受けて立つッ!!!」 
 
 
――争いは止むことなからん。 
ヘパイストスが海に投ぜし三脚台を、そなたらが町から送り出して、 
現在・過去・未来、全ての事にわたって賢き者の家に、その三脚台が届くまでは―――!
 
 
 
 
――ということで、私事で恐縮ですが!予告させて頂きたい…!! 
黒川座談会・プレゼント開封編…!!! 
今週末くらいにこの日記でやらせて頂きたいと思います!!
 
 
そこで黒川からのプレゼントの実況をさせてもらいたい…!! 
もう、絶対ワクワクするものが入っているに違いないんだ!! 
絶対実況やったら面白そうじゃないかーっ!!
 
 
――しかし、黒川さん出て来すぎですみません。 
黒川本人も「僕、出すぎじゃないかなぁ…」とすごく気にしてましたが、 
でも、私は楽しいんだこれが…!黒川もそうであってくれ! 
そして、見て下さっている方もそうであって下されば嬉しいです。 
 
ということで、
今週末あたりの座談会をどうぞお楽しみに!! 
 
 
もし、何か↑に書いた事で不足があれば、下のコメント欄で黒川が補足してくれる事になっております! 
 
ではでは、取り急ぎですみません。 
拍手&コメントありがとうございます!!
  
 

ヘパイストスこと、黒川です。まずはお誕生日おめでとう!!これからも君にアポロンの神慮があるように!!

黄金の三脚台は水曜日くらいに届くようにいたしましょう。
週末まで開封せずに置いておける理性が君にあればの話だが。

三脚台をお楽しみに、そしてそれ以外の物も!!
..11/8 0:01(Mon)

ヘパイストスこと黒川さん>ありがとうございます!!
すみません、今みんなでスカイプで「アポロンのオッパイポロン!」とか言って盛り上がってたので遅くなりました…!(言ったのは星彦さんとはなこさんです)

水曜日了解した。確かに週末までは待てそうにない…私の本能が告げている。
平日空いてる日があれば連絡されたし。水曜、木曜、金曜あたりで。

おう、アポロンの三脚台、本ッ当に楽しみにしております!!
そして「それ以外の物」とは…!?
..11/8 1:12(Mon)

〜業務連絡〜

アポロンのおっぱいに一番反応してたのはシシンさんです!


私たちは清廉潔白です!!
..11/8 1:22(Mon)

言ってねえ!(笑)
頼むから平穏にお前さんの誕生日祝わせてもらえないか!?
とにもかくにも、裏でも散々言ったけどお誕生日おめでとうシシン!!
今年も貴女と黒川さんの舌戦を楽しみに生きていきます!
..11/8 1:24(Mon)

 

2010. 11. 9
      アポロ計画!私を月に連れてって!
〜6人のアポロンと、アポロン神殿建築計画〜

――前回の日記の通り、私と黒川は海に投じられた三脚台の事であーだこーだ身のない議論をしていた。 
しかしその間に、
宇宙へと目を向けている連中がいた―――… 
 
星彦さん「お誕生日おめでとう、シシンよ…君に我々から渡したいものがある。」 
 
――11月8日、午後10時。 
星彦さんによってスカイプのグループ会話に呼び出された私に、一つの不審なファイルが投下された。 
 
 
 
――「アポロ計画.lzh」。 
 
……アポロ計画って…
「アポロン」から名前をとった、 
人類を月に送ろうという有人宇宙飛行計画
…のことか……? 
それが私の誕生日とどういう関係が…? 
 
「???……僕らの生まれてくるずっとずっと前にはもう…アポロ11号は月に行ったっていうのに…? 
 
本気で月に行こうって考えたんだろうね…? 
なんだか愛の理想みたいだね…?」
 
 
――思わずどこかで聞いた事があるフレーズが 
頭を過ぎるも、 
 
星彦
「ああ…お前に最高の愛の理想をみせてやろう!さあ、ファイルを展開するのだ!!」 
 
――その言葉を合図に展開すると、 
 
 
 
たくさんの画像ファイル、 
そしてその1枚目はこの画像で始まっていた―― 
 
 
 
――訳が分からない…。 
だが一つだけ分かる事は…… 
これは生半可な気持ちで見たら地球に帰還する事は不可能…! 
 
…僕らの生まれてくるずっとずっと前にはもう 
アポロ計画はスタートしていたんだろ――…
 
 
ああ今、思い起こそう!! 
「アポロ計画」…!その恐ろしい陰謀の全容を…!!
 
 
 
アポロ計画!私を月に連れてって! 
〜6人のアポロンと、アポロン神殿建築計画〜
 
 
 
――というわけで、誕生日の夜、私は「SECRET BASE」の星彦さんにスカイプへ呼び出された。 
そこで待ってくれていたのは、「Garden of Delights」のそらのはなこさん!「Gigi」の田中色居さん!「紙鉛筆」の川上くくさん!黒川さん……! 
 
…ん?黒川さんいたっけ…??もう興奮しすぎて記憶が飛んじゃって訳わかんないが!
 
とにかく、そこでみなさんから前述の謎のファイルを頂きました! 
 
 
…まずは結論から言おう、 
「アポロ計画.lzh」…このファイルの中身には、古今東西、「アポロン」と名のつくあらゆる画像が詰め込まれていた…。
 
 
「宇宙船アポロ11号」、「アポロチョコレート」に始まり、 
「ちょっとエッチなフレンチコメディ、『ヴィーナス&アポロ』」…! 
 
 
……しかし、そういったフザケた画像にまぎれて、 
私の心臓を止める画像が仕組まれていたのだった――! 
 
まずはこれ…!
 
 
<星彦さん画> 
 
 
うぉおおおぉおおおお星彦ォオオオーーーーHOSIHIKO〜〜〜お前ーーー!! 
お前っ…おまぇえぇえええこれは一体何だーー!!! 
このエロいアポロンは一体どういう事だーーーー!?
 
 
したたる水滴…瓶に落とされた視線… 
たくましい胸元…髪をかきあげるしぐさ…… 
 
あああ、星彦アポロンはいつもカッコイイ!! 
いつ見ても抱きつきたくなるくらいカッコイイ!! 
 
こ、この私の理想のアポローンの君は一体…!?
 
 
星彦「ふ…これこそが『アポロ計画』…!!お前の愛するアポロンをお前に贈る…!みんなからな…!!」 
 
みんなから…!? 
 
その言葉どおり、次に現れたのは…
 
 
<はなこさん画> 
 
出たぁああああーーー!!!! 
はなこアポロン出たーーー!!!! 
チン毛も出たーーー!!神ーーー!!!
 
 
すみません、アポロンのお言葉が全て黒塗りにされておりますが、 
これは私がさせてもらいました…! 
 
「チ、チン毛すら隠してないのに、言葉を隠すなんて…一体どんな卑猥な言葉が書かれていたんだ…!?」 
 
って感じですが、 
そうではなく、純粋に個人的な言葉だったからです…! 
どんな卑猥な言葉よりも、アポローンの君からのお言葉は私の心を震わせた、本当にうれしかったとだけ言わせてもらいたい…!! 
 
そして相変わらずはなこアポロンのなんという可愛さ…!! 
そのフワフワの髪をわしゃわしゃ〜ってやって、ギューーッ!ってしたいよぉおおお!!! 
 
はなこ「ふ…『アポロンから愛の言葉をシシンに』!!これがアポロ計画の第二の目的でもある…そんなわけで、この男にバトンタッチする…!!」 
 
 
――こ、「この男」って…!? 
まさか―――!!?
 
 
 
<黒川さん書>
(星彦さんデザイン) 
 
 
 「あの花はみな散ってしまった。 
  恐るべき北風に吹き荒らされて。 
 
  悲しい気持ちで星空を探しはするが、 
  月の女神――我が姉君よ、もうあなたは見当たらない。 
 
  森の奥へ、波の中へ、私は叫ぶ。 
  ああ、しかし虚しいこだまが返るだけだ。 
 
 
  それでも、 
  私はまだ世界が美しいと思い、 
  地上の魅力を求めてこの眼差しは逃れゆく、 
 
  遠くパクトルス川へ、スミルナの岸辺へ、 
  イリオンの森へと。 
 
  時にはまた懐かしきピュトへと上がり、 
  パルナソスに響くこだまに、 
  藤村シシンよ、そなたの愛をたずねたい。 
 
  あるいはまた朽ちた神殿に灯をともし、 
  物言わぬ我が三脚台で、 
 
  藤村シシンよ、そなたの声と憩いたい。」 
 
 
<シラー『ギリシアの神々』、ヘルダーリン『ネッカール川』よりパロディア(本歌取り)> 
・・・・・・・・・・・・・ 
 
 
………黒川アポロン………!? 
 
ちょ、ちょっと待って、何なのこの詩…!私、私っ胸が張り裂けそう…!! 
 
なんて悲しいアポロン… 
なんて寂しいアポロンなんだ…!! 
 
私、このアポロンを抱きしめたい…! 
このアポロンをそっと抱きしめたい…!!
 
 
 
そして、添えてある黒川さん自身の言葉が…! 
 
「藤村さんはいつもアポロンの姿を追っていますが、アポロンもまた貴女の姿を探していると思います。 
 
ところで、彼なら藤村さんを三脚台の上に座らせたがるでしょうが、貴女は頑なにピンダロスの椅子の方につきたがるでしょう――アポロンの恋人よりも、友人としての座に! 
 
“時にはまた、日頃の恨みつらみは忘れて、藤村シシンよ、そなたの気高さを讃えたい!”」 
 
 
――ちょっと泣いちゃったじゃねえかよ、バカヤロー 
 
黒川さん、お前のアポロンは後ろ向きでウジウジしててどうしようもないダメ男だ…… 
だが、謎の魅力がある…!! 
 
 
 
――しかし、「アポロ計画」はここで終わりではなかった…! 
 
ファイルの最後に詰め込まれていたのは、 
 
皆さんからの寄せ書き…!!!! 
 
 
左上から、 
星彦さん、色居さん、はなこさん、 
くくさん、「ルーズリーフ」のふたばさん、黒川…… 
 
何なんだっこの豪華な寄せ書きは……!!??? 
ちょっと最後に変な葬式の花輪みたいなのある(黒川…)けど、 
 
こんな豪華な寄せ書き見た事ある!? 
こんな豪華なアポロン勢……!! 
 
星彦さんのかっこカワイイアポロン、 
色居の小憎らしいドヤ顔アポロン(でも憎めない、愛してる)…! 
はなこさんの可愛いアポロン! 
 
くくさんの美麗アポロン(その林檎になりてえよ)…! 
ふたばさんの神々しいアポロン(ひざまずきたい)…!! 
黒川の浮きまくってるアポロン…!!
 
 
 
……これが全部私のもの…!? 
この6人のアポロンが…全部…私のものに…!!? 
 
……っ…♪僕っらの生まれてくるずっとずっと前にはもう… 
 アポロ11号はー月に行ったっていうのに〜
イェエエエエエイ!!!
 
 
ドオォォォォン
 
  
 ♪みんながチェック入れてる
光明の君の洋服はシースルー仕様〜 
 
 それって僕にはまったく見えないって本当かい?ただ裸なだけ〜 
 
 空を覆う巨大な神託所では 
 あなたが意味ありげな予言ー 
 青い青い眼差しでさぁ 
 
 
 僕らの生まれてくるずっとずっと前にはもう 
 アポロ計画はスタートしていたんだろ? 
 
 本気で月に行こうって考えたんだろうね 
 なんだか愛の理想みたいだn…
 
 
 
星彦「いや、お前…これで終わりだと思うなよ…
「アポロ計画」はまだ終わっていない…!!」 
 
 
 
――…………えっ…? 
…気持ちよく熱唱し終えようとしていた私に、 
星彦さんから待ったの声が。 
 
星彦
「本気で月に行こう!アポロンと一緒に!!」 
 
はぁ!?な、何、どういう事!!?
 
 
星彦
「月に新しいアポロン神殿を建てよう!!そのための土地はすでに買収してある!!」 
 
――月!?買収……!? 
何が何だかわからない私の手元に、一枚のカードが送られてきた… 
 
 
 
「このカードは『月の土地』とお取り換えできるギフトカードです」…。 
 
私「……まさか…お前…!買ったのか、月を!?」 
 
星彦「ああ、私から君に贈る…
そして驚くのはここからだっ!!」 
 
 
――そう、彼女は「月の土地」を私にプレゼントしてくれたのだった… 
そして間もなく届いた「月の権利書」と、「オーナーカード」。 
 
 
 
だが良く見てほしい!! 
その契約書に書かれていた名は……! 
 
 
 
APOLLON HYPER-SELENOS 
アポローン・ヒュペルセレーノス 
(月の上のアポロン)…! 
 
契約書の名前が…アポロンに…!?
 
 
 
星彦「そう今、月の『湿りの海』のあたりには、1エーカー(サッカー場くらい)のアポロンの土地がある…!」 
 
 
↑このあたり 
 
星彦「だから、月を見るたびに、思い出してほしい、そこにアポロンが権利者になっている土地ある事を…! 
 
私「……!!」 
 
星彦「そして月を見るたびに、語ろうじゃないか…
いつかそこに、デルフォイよりも、もっともっと偉大なアポロンの神殿を建てる夢を…!!」 
 
――何という事を……! 
お前は、何という事を考えるのだ、 
何という事を…!!ああ星彦…!! 
 
 
……一生、月を見上げるたびに、アポロンを思い出す…! 
そして、そこにアポロンの神殿を建てる未来を……君と一緒に語る…!
 
 
「ああ、友よ…!!これ以上のアポロンドリームがあろうか!これ以上の幸せがあろうか…!!!」 
 
 
 
―――かつて「アポロ計画」は、 
「月に
人類 を送りこむ」という計画だった… 
 
だがこの「アポロ計画」は!
 
 
 
私&星彦「「月に、アポロンを送りこむという計画…!!」」 
 
「本当にお前という奴は…お前と言う奴はぁああーー!!」 
 
 
 …♪このままのスピードで世界が回ったら 
 アポローンの君はどこまで行けるんだろ? 
 
 離ればなれになった悲しい恋人たちの 
 ラヴ・オラクル
(=神託)・フロム・アポロンなんて素敵ね…♪ 
 
 
――それではみなさん、ご斉唱下さいッ!! 
 
 
ドオォォォォン 
 
♪私の誕生日のちょっとちょっと前にはもう 
アポロ計画はスタートしていたんだろ? 
 
アポロンと月に行こうって考えたんだろうね 
なんだか愛の理想みたいだね 
 
 
 
僕らの存在するいつかいつか未来にはそう 
アポローンの君と月に行くっていうのに 
 
僕らはこの街がまだカオスだったころから 
変わらない愛の形さがしてる――…。 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
――最ッ高の誕生日を…ありがとう……!
 
そんな訳で、「アポロ計画」を企画してくれたみなさま…!! 
星彦さん、はなこさん、色居さん、ふたばさん、くくさん、黒川さん…!! 
本っ当にありがとうございました…!!
 
 
もう、こんな最高のプレゼント、最高の誕生日は体験したことがありませんでした…!ほんっとうに幸せでした…!! 
この嬉しさ、この興奮を!少しでもこの日記で表現できてますように!本っっ当にありがとうございます! 
 
 
ここまで読んで下さった方にも「アポロ計画」のすごさがお伝えできていれば幸いです! 
 
――そして、なんか裏では色々大変だったみたいだぞ! 
黒川のうっかりミスで、危うくこの計画が私にバレかかったり!!
 
 
字数オーバーなので、その裏話や補足は↓のコメント欄にて! 
  
 

<補足&裏話>

◆「黒川のうっかりミスで、危うくこの計画が私にバレかかった」
……せっかくみんなが口裏合わせて内密に事を進めてたのに、

黒川「藤村さん!僕、今から星彦さんたちとだけ話したい事があるんで!あなたスカイプから出てって下さい!」
黒川「藤村さん、あの寄せ書きもうもらいました!?僕にも見せて……あっこれまだ秘密なんだった!!」

――等、黒川の失言がありました。
(ほんと隠し事ヘタだな…)

◆誕生日の夜には、みなさんがスカイプに付き合ってくれて本当に楽しかったです!
特に、色居と黒川は朝の4時まで付き合ってくれて…!
黒川がハーデス×ヘカテーの良さについて語り、
色居がヘカテーを描いてくれ、
私はウハウハ!
という…!最高の夜でした!!ありがとう!!


「アポローン・ヒュペルセレーノス(月の上のアポロン)」というアポロンの添え名は、私と星彦さん、二人で考えさせて頂きました!
これすげー綺麗じゃね…!?
Apollon Hyper-selenos…!!

でも、登録書の本社がアメリカにあるので、
読み方としては「アポローン・ハイパーセレノス」になっちゃうかな…英語読みで…。

そんなわけで、みなさんも月を見上げた時はぜひアポロンの事を思い出して下さい!左下の方にアポロン神殿建築予定地がありますから!!(笑)アポローン・ヒュペルセレーノスのな…!!

◆あと星彦さんは、「月の土地を贈る」のを私のサイト名=「月を奪う」ともかけてくれました!本当にすごい…!!
..11/11 6:05(Thu)

(→つづき)
◆今私のお財布は、アポロンの月の土地のカードと、前にエレニさんにもらったアポロンのお札とで…


…もうこれ私の財布じゃねーよ!アポロンの財布だよ!!

◆寄せ書きのギリシャ語、
ふたばさんのは「いざ進め、ロゴスの光により汝の探究を導かん。」
黒川さんのは、「汝自身を知れ、そしてその通りに生きよ。」

◆一応、大丈夫だと思うのですが、文中で変え歌をさせてもらってるのは、「ポルノグラフィティ」の曲、「アポロ」です。この変え歌わりと上手くね…!?(笑)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

拍手いつもありがとうございます!そしていつもながらお返事遅くなっていてすみません!
また、誕生日のお祝いの言葉を下さった方々も嬉しかったです!

では私は、黒川さんからの「三脚台」を静かに待つことに致します!(笑)
..11/11 6:38(Thu)

 

2010. 11. 15
      【黒川座談会】黒川からのプレゼント実況!
届け三脚台!アポロンのもとへ!〜

※11月7日の日記から続いてます。 
 
誰であれ、知恵において万人にまさる第一の者――  
その者にこそ、三脚台は授けられるべきだと言おう。 
 
  
争いは止むことなからん。  
 
ヘパイストスが海に投ぜし三脚台を、そなたらが町から送り出して、  
現在・過去・未来、全ての事にわたって賢き者の家に、 
その三脚台が届くまでは―――。 
 
 
 
 
――そのアポロンの神託どおり、私の家に届けられたこの「三脚台」…。 
 
さあ、開けさせてもらおうじゃないか!!黒川からの誕生日プレゼントを…「アポロンの三脚台」を!黒川さん立ち会いのもと!…たった今から実況でな!!
 
 
 
【黒川座談会】黒川からのプレゼント実況!  
届け三脚台!アポロンのもとへ!〜 
 
 
以下、コメント欄に続きます 
..22:34
  
 

――と、いうことで、前々回の日記(→)でご報告させていた通り、
私事で恐縮ではありますが――先週の木曜日、黒川さんから誕生日プレゼントが送られてきました。

「実況で開ける」と言った手前、今日まで開けてはならない、と頭では分かっていたのですが、やっぱりどうにもガマンができなかった私。
「ちょっとチラ見するくらいならバレなくね?」くらいの軽い気持ちで、宅急便の段ボールを解いたその瞬間、現れたのは……



 ΘΕΟΙ
 テオイ


――説明しよう。この「ΘΕΟΙ」とは直訳するとギリシャ語で「神々」の意だが、碑文等の上に書かれている場合、

「これは神々に捧げらし神聖なる物なり。破る者に神々の報復あれ」

「・・・・・・・・・。」

→続く
..11/15 22:55(Mon)

→つづき
裏面を見ると、この「ΘΕΟΙ」と書かれた紙は、なんかアロンアルファ的なものでピッタリ箱にくっつけられている模様…

ということは、この「ΘΕΟΙ」を破かない限り、箱を開ける事は不可能……

……『破る者に神々の報復あれ』……。


……つまり、物理的にも精神的にも、この箱を開ける事は不可能…中身をチラ見する事は不可能……


―――貴様、読んでいたな……黒川巧…

私が、我慢できずに箱を開けようとする事を…貴様、読んでいたなーーーッ黒川ぁーーーッ!!
..11/15 23:09(Mon)

御機嫌よう。黒川です。

当たり前。絶対我慢できないと思ってました。戦う前から僕の作戦勝ちですが、大丈夫なんですか貴女?
これから先はこんなものじゃありませんよ。

――では役者も揃いましたし、始めましょうか。
..11/15 23:29(Mon)

――そんな減らず口はここまでだ!

ああ、始めよう!!
私がこの箱の中身を今の今まで一切見ていないことは、



アポローンの君と、その左横のカレンダーと時計が証言してくれるだろう。

じゃあ、始めよう!!!
箱を開けてもいいんだな、黒川!!?
..11/15 23:48(Mon)

――その前に一言断らせて欲しい。

本当は僕はいつも通りの「謎かけ」をしたかったんですよ。ですが今回は貴女もお忙しいでしょうし、また体調もよろしくなさそうだったので、辞退させて頂いたのです。

本当は貴女とまた言葉遊びをしたかった。

ですが――どうぞ開けて下さい。
..11/15 23:53(Mon)

私の体調に気をつかって下さったなんて……!
感激です!
ありがとうございます…!!


――なんて言うと思うかこのクソ野郎!ぶっ殺す!!

何?謎かけ??
今この状況から何か謎かけができるというなら!やってみろ!


――と、私が言う事も読んでいただろう、お前…!!
私をあおって、勝負に持ち込むつもりだったんだろ!
そう言われて私が箱を開けない事も、分かって開けろと言っただろ…!!

なんという見事な作戦か!!


だが分かっていても私はお前の誘いに乗ろう、さあ、その謎とやらを聞かせてもらおうか!!
..11/16 0:07(Tue)

寝言なら寝て言ってもらいましょうか。
謎ならすでにかけてある。

本当の賢者ならば、その箱を開けずとも中身は分かるはず。
ヒントはもう十分に渡してありますよ。

――改めて僕の謎を言うとしたら、極めてシンプルです――「その箱の中身を当ててみよ」
..11/16 0:24(Tue)

――「箱の中身を当ててみよ、ヒントはもう出してある」………。

…良かろう、この私の機転と慧眼、そして着眼点に怖れおののけ!!黒川巧!!

……確か、箱の中身は「ヘパイストスの三脚台」…!!
お前は確かにそう言った…!!


―――まずは今、お風呂場に走って体重計で箱の重さを測って来た…!!



200グラム…!!!


――ヘパイストスの三脚台は黄金製だった。
でもこの軽さは黄金の重さではなさそうだ…!!

箱の大きさは16×14.5×5…!!
この数字にも意味はないだろう、

振ってみても、何の音もしない…


私に今分かったのはここまでだぜ……!!
..11/16 0:52(Tue)

愚者ですか貴女は―――見当はずれもいい所だ!

一体どこに目を付けてるんです!
体重計の数字よりも箱の文字を見なさい!!
..11/16 0:59(Tue)

ふ…愚者のふりをして相手からヒントを聞き出す…!!この私の作戦にまんまと引っ掛かったな、黒川よ…!!


 ΘΕΟΙ テオイ(=神々)

――この箱に書かれた言葉は、開けないようにするためのけん制だけでなく、他にも何か重要な意味があると…!そういう事だな!?

そして、今自分が書いた11月7日の日記を読み返して来たんだが、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「黒川「――ただし、『三脚台』が、三脚台の見た目をしているとは思わないことだ。」
黒川「ただし、ごめんなさい、ヘパイストスじゃなくて僕が作りました。」
黒川「……藤村シシンよ、そなたにアポロンのみが持ちえる三脚台を!ヘパイストスが海に投じし三脚台を贈る!!」」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

――この部分が重要なヒントに見える…!!
そしてもう一つ…!お前自身、予期しなかった重大なヒントを私は持っている!!
..11/16 1:17(Tue)

ほう?興味深い。
聞かせてもらおう。その「僕自身予期していないヒント」とは何か。
..11/16 1:20(Tue)

黒川さんと11月に誕生日座談会しよーぜ!という話は、10月19日ごろにすでに計画していた…。
だが、10月20日の夜になっていきなり、

黒川「やっぱり座談会は早めにしませんか、早めにプレゼント送ってもいいですか?」

と私に打診してきた――
私はあの時、どうして急にそんな事を言い出したのだろう、と思った。

そして考えた…19日から20日の間に何かあったのか、
何か計画外の事が起きたのでは
、と………

そして思いついた…!
そう、私…



日記を更新した!10月20日に!


あの時の日記に、何か計画に支障をきたす事が書かれていたんじゃないか、それをお前は見たんじゃないか、って!!

そして焦って座談会を早めようとしたんじゃないか、って!!


→続く
..11/16 1:43(Tue)

→つづき

――そして、ここで星彦さんの言葉を引用させてもらえるなら、

「獅子座の男は、突然のトラブルにめちゃくちゃ弱い。普段は余裕あるけど、トラブルの時はまったく融通が利かない」

私、まったく持ってその通りだと思う。
そして、あの日記で「座談会を早めよう」とした原因になる言葉といえば、この一節しかない!引用しよう、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「アポロンが集団リンチ云々の話ですが〜 この神話もさー!こんど死ぬほど脚色して書かせてもらいたいわ…!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

……これじゃないか?
この箱の中身……デルフォイでのアポロンの集団リンチ事件に関係があるだろ?
..11/16 1:52(Tue)

………これだから、貴女との言葉遊びは止められません…

見事だ、と申し上げたい。
本当に見事です。

口惜しいですが、貴女のご推察のとおりです。
あの日、貴女の日記を拝読して焦りましたよ……まさに僕がこれがやろうとしている事を「今度日記で書きたい」などと仰られては、焦るに決まっています。

――それで、そこまで推察できていたとすれば、箱の中身を何と予測する?
結論をお伺いしたい。
..11/16 2:08(Tue)

――結論から言おう。

箱の中には何も入ってないね。
..11/16 2:15(Tue)

……理由を聞こう。
..11/16 2:19(Tue)

まず第一の理由は、

「ΘΕΟΙ」


――この文字だが…良く考えたら、これが書かれるのは、下に神聖な言葉が続く時に限られる。
奉納碑文とか、法律とか、とにかくそういう神聖な言葉の頭に置かれる文字だ、「ΘΕΟΙ」は!!

つまり、この下(=箱の中)に入っているのは、「言葉」じゃないだろうか。

第二に、これが「三脚台」だという事。
三脚台と言えば、アポロンの神託…!そう、言葉だ!!

第三に、これが「アポロンの集団リンチ事件」に関わっているとしたら!
あれはアポロンがデルフォイの神託の神の座を継ぐ時に起こった事件…!

デルフォイのアポロンの神託が入ってるんじゃないか、この中には!?

箱の重さも200グラムしかない!振っても何の音もしない!
……何か入ってるとも思えない、そう、

この中に入っているのは、言葉…!!
黒川さんが書いた、デルフォイのアポロンの神託!!!
これが私の結論だ!
..11/16 2:41(Tue)

その己の考えを信じるなら、さあ開けてみろ!
..11/16 2:44(Tue)



言われなくともそうするわ!!
黒川…!勝負!!!
..11/16 2:55(Tue)

…見事だ、と申し上げたい。途中まではね。


貴女は一番大切なヒントを見逃した!

僕は何度も言いましたよ、『「海に投じられた」、「アポロンを支えし」、「三脚台」』をお贈りする、と!
..11/16 2:57(Tue)

あ、僕がいいと言うまでその中身の裏面は見ないで頂けると嬉しいです。
上になっている側だけをまずは見て欲しいです。

それはある意味「包装紙」みたいな物ですから!
..11/16 3:04(Tue)



…………なんか入ってる………。


すっごい嫌な予感がしてきた……

え……!?この、布でできてて、Tの形をしたものはまさか………

まさかお前……まさか、おまえーーーーーーーーーーーっ
..11/16 3:14(Tue)



お前…馬鹿だろ……



お前っ、お前……馬鹿だろーーーーっ!!!???
黒川さんの変なギリシャ語Tシャツ来たーーーーーーー!!!!

ちょっと待って、これ、え、これ…これ…
え、もう、意味が、分からない……!!!!
え、説明して!!!!!

しかも、ええっごめん、もう、この言葉…!!!!!
この言葉……!!!!どういう事なの!!説明して!!説明してくれ!!!


説明してくれえええええええええええ
..11/16 3:25(Tue)

さあ読みあげてもらいましょうか、その言葉をね!

大声で読み上げてもらおう!
そしてその意味も説明して頂こう、ここを見ている方々にね!
..11/16 3:30(Tue)



紀元前6世紀くらいの…古いギリシャ語の奉納碑文の定型でこう書いてある…

apolonos aiginata emi…!
アポロノス・アイギナタ・エミ…!!

「私の身は、故郷アイギナに座すアポロンのもの」…!!!



このTシャツを着ると…私自身がアポロンの奉納品になれる、
と…!?そういう事か…!!?

お前……馬鹿だろ…!!?


しかも、このシルエット…!!どこかで見た事あると思ったら、錨(いかり)…!!

イタリアのローマの海で実際に見つかった、アポロンに捧げられた錨だろ、これ…!!????
これが三脚台とどう関係がある!!!
..11/16 3:50(Tue)

その理由なら、裏面…というかTシャツの表側を見れば分かります!
遅くなりましたがお誕生日おめでとう!
..11/16 3:56(Tue)

(っす、すみません、今Tシャツ着て写真撮ったりしてるから時間かかります…!)
..11/16 4:40(Tue)

では貴女がもたもたしている間に僕がご説明しましょう。

「海に投じられた、アポロンを支えし三脚台」。

ということで、僕は海にまつわるアポロンを支えてきた3つの柱――神、英雄、人間からそれぞれ一人ずつをご用意させて頂きました。

「アポロンだって一人で立っているわけじゃない。」――これは貴女自身の言葉です藤村さん。

(続きます)
..11/16 5:01(Tue)

僕はその言葉がとても好きでした。

ですので背中側は、人間・ソストラトスが――彼はギリシア一の商人であり、海の冒険者です――故郷ギリシアから遠く離れたイタリアで、アポロンを懐かしんで捧げたこの錨を贈ります。

「わが身は故郷アイギナのアポロンに属す。」

彼の故郷アイギナが崇拝するアポロンと言えば、デルフォイの(ピュトの)アポロンです。そしてアイギナ人はアポロンの前で踊ることを許された数少ない民でもあった。

ソストラトスは様々な地に船を進めた。アポロンの神託に従って。彼のような船乗りのおかげでアポロンの神殿はどこにでもある。東はシリア、トルコ、西はイギリスまで。

「だけど、船乗りたちにとってアポロンは灯台。闇夜に輝く灯台!故郷のアポロンは心の漂着地!」――これも貴女の言葉ですが、本当に感動してたんですよ、僕!
(続きます)
..11/16 5:29(Tue)

――あとの二人は…今貴女にご確認頂いてる通りです。

まずTシャツの表側には、アポロンを最も助けた神の言葉を!
さあ、読みあげてもらおう!
..11/16 5:39(Tue)



お前は…馬鹿だ。大馬鹿だよ………!!!



「汝、デロスに住むも、カラウレイアに住むも、ひとしなみに変わらじ。
至福なるピュトに、はたまた風すさぶタイナロンに住みおらんとも」
……!!


ポセイドンの約束か…!!
アポロンとポセイドンが交わした約束か…!!!



――そしてすまん、もう朝だろうが!!
5時間ほど私に仮眠時間をもらおうか!!

眠すぎて何書いてるか分かんねえよ!

後でまたゆっくり話し合おうぜ!!10時にここ集合な!!!
(中途半端ですみません…でも今死ぬほど嬉しい…!)
..11/16 5:55(Tue)

ちょっと…僕待っているのですけど…もう5時間経ちましたよ!
10時集合ではないのですか!?
まさか夜の10時の事ですか!?

貴女今日大学休みでしょうが!起きて下さい!
僕、いくつかお詫びしたい事もあるのです!

..11/16 10:42(Tue)

電話に出なさい!!
いつまで寝てるんですか!
こんな中途半端な所で僕との勝負を投げるなら許しませんよ!!

もー…!なん言うたらええんかいねぇ…どんならんねぇ…。
..11/16 12:01(Tue)

すみません…今起きました……。

ちょっと待っててくだせえ……

今治弁で怒んないでくれ!!
新しい記事立てます…!本当にすまん!
..11/16 15:10(Tue)

しょうが無いですね、もう君は!!
待ってあげます。

いえ怒ってません!こちらこそ声を荒げてごめんなさい。
楽しみに待っております。
..11/16 15:13(Tue)

<現在の状況>
えーと…これ、まじでガチ実況なので、不測の事態(私が寝坊したり、私がうどん食いに出かけたり)が起きまくりです、すみません!

戦争状態なんだから国交は断絶してしかるべきとの見解の下、裏でもスカイプとかはしてない上、電話でも最低限の事しか連絡しておりません。

で、その黒川から先ほど電話があって言うには、
「夜10時に待つ。その間に僕は仮眠を取る。」

との事でしたので、その間に私はお風呂に入って新しい記事を立てておきたいとおもいます!テンポ悪くてすみません…。
しかしこれが本当の…ガチだぜ…!
..11/16 19:34(Tue)

くそっ興奮と怒りで結局一睡もできませんでした!
責任を取って下さい!
さっさと始めましょう!
..11/16 21:35(Tue)

まあ黙って見ていろ、面白い物を見せてやる!
..11/16 22:54(Tue)

 

2010. 11. 16
      【続・黒川座談会】黒川からのプレゼント実況!

※昨日の日記の続きです! 
※私が気持ちの悪いコスプレしてます 
 
――そんなわけで、前回の日記の通り、黒川さんから来たプレゼント、
『アポロンの三脚台』の正体…… 
 
 
 
――まずは、三脚台だとかアポロンだとか… 
そんな末端の話は後回しだ……! 
 
黒川からのプレゼントの中身…それは、そう…!!
 
 
 
黒川さんのトレードマーク…手作りギリシャ語Tシャツ…!! 
黒川がいつも着てる、気持ちの悪いギリシャ語黒Tシャツの白バージョン…!!!!
 
 
お前……馬鹿だろ…!!?? 
 
 
 
 
背中側は、
「私はアポロンのもの」という文句が描かれた紀元前6世紀の錨(いかり)のデザイン! 
 
――そして胸側は、かつてアポロンとポセイドンの間で取り交わされた約束―― 
 
 
 
「汝、デロスに住むも、カラウレイアに住むも、ひとしなみに変わらじ。 
至福なるピュトに、はたまた風すさぶタイナロンに住みおらんとも」
……!! 
 
かつて、アポロンが最初にギリシャにやって来た時、 
カラウレイアや(冥界の入口がある)タイナロンなどの僻地にしか神域を持てなかった。 
 
いうなれば、上京したての貧乏学生が、
1LDK風呂なし三畳のボロアパートにしか住めない状況… 
アポロンにもそんな学生時代が確かにあった。 
 
 
――しかし、その状況を見かねたポセイドン様が、 
自分の別荘・デルフォイ(ピュト)とデロス島を、 
アポロンのボロアパートと交換してくれた、という神話… 
 
ポセイドン様的には「おれ、そのボロアパートのがいいよ!!交通の便いいし!(=海に近いし!)」だったのだろうが、 
 
その時、神域を交換した二人が交わした言葉がこれ、 
 
 
 
 
「汝、デロスに住むも、カラウレイアに住むも、ひとしなみに変わらじ。 
至福なるピュトに、はたまた風すさぶタイナロンに住みおらんとも」
……!! 
 
=「あなたはどこに居ようが変わらない。 
億ションの最上階に住もうとも、トイレ・風呂なしのボロアパートに住みおらんとも…!!」
 
 
――そしてこのTシャツの右下を良くご覧いただきたい… 
 
 
 
 
やたら立体感のある金色の輪みたいなものがある……! 
 
そう、これはTシャツに描いてある絵じゃあない!! 
この質量、この重さ…!! 
 
これこそが第三のプレゼント、
 
 
 
 
金の月桂冠のブローチ…!! 
 
しかも、
メイド・イン・アルゴス!! 
 
ギリシャのアルゴス産の金の月桂冠……!! 
 
 
――時間が迫ってるので、詳しい説明は後で、黒川さんとしゃべりながらさせて頂きたい…!! 
 
とにかくギリシャ語のTシャツ! 
そして……このアポロンが付けていそうな金の月桂冠ブローチ……
 
 
 
つまり……… 
 
 
 
こういう事だろ…??? 
 
そうなんだろ黒川―――!?!
 
 
 
 
【続・黒川座談会】黒川からのプレゼント実況! 
プレゼント裏話とその他もろもろ(予定)〜 
 
 
..22:47
  
 

貴女…馬鹿じゃないですか…!?
ああ君は馬鹿だ!大馬鹿だ!


ええ、そうです!もちろんそういう事です!
しかしまさかお贈りしたTシャツをここで着て頂けるとは…あまつさえそんな格好をして頂けるとは…!!
…思ってもみませんでした…!君は馬鹿だ、ああ本当に!
..11/16 22:52(Tue)

あれ…?



ってかこれ、意外とアリじゃね…??

こういうカッコした人、原宿とかでよく見ねえ…?
原宿ぐらいならこれで行ってもOK出るんじゃね…!?
..11/16 23:02(Tue)

OKも何も、僕はその格好でラフォーレ原宿に行ったんですけど…。

池袋〜原宿界隈ならそれでも普通じゃないですか?
..11/16 23:05(Tue)

横レス失礼します。
そのTシャツとても素敵だと思いました。

アポロン・シシンさん、すごくお似合いですよー。
..11/16 23:09(Tue)

じゃあこのカッコでみんなでブクロ行こうぜ!!

10こ。さん>私もこのTシャツのデザイン素敵だと思います!そして、似合ってる、とのお言葉もありがとうございます…恥ずかしながら、勇気を出して写真撮ったかいがありました…!(笑))


――とまあ、冗談はさておき、黒川さんよ。
このTシャツを私に送ってくれるにあたって、
「SECRET BASE」の星彦さんにずいぶんご迷惑をかけたそうじゃないか…?
聞いたぞ。


お前、星彦さんに

「こんな事言うと変態かと思われないか心配ですが・・・藤村さんの服のサイズご存知ですか・・・?いえ、本当に変態じみたことではないんです!!女性のサイズを聞くなんてあああ」

――って相談しただろ!!!(笑)(笑)
星彦さんが「黒川さん、スゲエ苦悩してた。」って言ってたぞ!!

ありがとう、その苦悩のおかげでTシャツピッタリだぜ!!
..11/16 23:21(Tue)

ぎゃ―――――――!

ちょっと!ちょっと…!
すみませんでした…本当にすみませんでした…!
星彦さんには本当にご迷惑をお掛けしたと申しますか、色々と相談に乗って頂き、誠にありがたく思っております、でも、僕はそういった、なんと申しますか、変態じみた考えは無く…

いや、藤村さん嫌がるかな、とか、やっぱりトートバックにした方がとか、色々考えたんですけど、服を贈るのは善くないかな、と…でもとにかく…そうではないんです。僕にとって、ギリシャ語Tシャツは、そういう物ではないんです!
..11/16 23:35(Tue)

横レス、大変申し訳御座いませんm(__)m

シシンさん黒川謹製Tシャツ凄くお似合いです、
しかもアポロン神コス可愛ゆすvv

黒川さん会社作りましょう、今治土産に黒川印の製品を販売しましょ、
そして裏原や新宿池袋等に店舗出しませんか???
既に販売してるなら購入方法教えて下さいm(__)m
..11/16 23:38(Tue)

(申し訳ありませんが、僕は自分が心の底から信頼し愛する人のため以外にはTシャツは作れません。僕にとってギリシャ語Tシャツはそういう物です。(今回だけ横レスをお許し下さい))

――そんなわけで、藤村さんにはやはりトートバックやタオルでは駄目なんです、Tシャツなんです!僕にとってこれは誇りなんです!

そうです、僕は全く邪な考えは起こしてないし、後ろめたい事も一切ない!Tシャツで良かったんです!
..11/16 23:57(Tue)

さっきから一体何をあわててるんだよ、お前は…!!(笑)

――もし、私の勝ち、という事にしてくれたら、君がTシャツのサイズをどう知ったかについては、追求の手を緩めてやってもいい。

負けを認めろ。

Tシャツは純粋に嬉しいです、嬉しいに決まってるでしょうが!!
これは黒川さんの誇りじゃないか!
確かに良く見たら、いつも黒川さんが着てたのよかはファンシーというか、可愛いというか、グロくないから着やすいですしね!

(Oiiさん>レス後でお返しします、すみません!)
..11/17 0:12(Wed)

そんな物は脅しの材料にもなりはしません。

なぜなら貴女がご自分で僕に言ったんですからね。僕が聞いたら普通に答えましたよ。卑怯な手は何一つ使っておりません。(星彦さんがそうしろと仰いました。)

そう、僕は勝ったのです――貴女は僕の命令に従う義務がある。
手始めに、今週末の「パラギン」にそのTシャツを着て行ってもらいましょうか。
..11/17 0:20(Wed)

パ、パラ銀!!!???

パラ銀って…「パラダイス銀河」の事!?
いや、別にTシャツ着て行ってもいいけど、これは聖闘士星矢のイベントだから!

これを見て、




「なんだとーー!?その胸の文字はーー!!?

『汝、デロスに住むも、カラウレイアに住むも、ひとしなみに変わらじ。 至福なるピュトに、はたまた風すさぶタイナロンに住みおらんとも』……!!」

――ってツッコんでくれる人は誰一人いないから!!
意味無いよ!! 
..11/17 0:31(Wed)

え…そうなのですか。でも、みなさんアイオロスの遺言の前で号泣してたじゃないですか。
..11/17 0:35(Wed)

聖闘士に同じ技は二度通用しないから。あとお前はアイオロスじゃねえから。
(みなさん、というのは青銅の事か?笑)

――さて、話を戻して、この月桂冠のブローチの事なんだが…。


詳しく説明してもらおうか。
..11/17 0:38(Wed)

前にギリシアに旅行に行った時見つけたんです。
アルゴスでね。
アルゴス、そして月桂冠――もう答えは一つでしょう。

英雄ディオメデスです!

..11/17 0:53(Wed)

――ディオメデスと言えば、アルゴス出身の英雄。

トロイア戦争の時、アレスを刺した人で、そのノリでアポロンも刺そうとして「コラッ!」って怒られた人です。

アポロン「鎮まれ、人の子よ!そなたら人間が神たる私と同格などと思うなよ!」

ってアポロンに一喝されてた人…!!

彼はトロイア戦争後、船で無事に故郷に帰った時、
「あれ、これアポロンのおかげで帰れたんじゃね」と思い直し、
故郷に「船客の神・アポロン」の神殿を建てた。

そして、オリンピア祭に次いで偉大な、アポロンの「ピュティア祭」…!!
これも彼が最初に創設した!!


トロイア戦争の時は激しく戦い合ったけど!!
でも、アルゴスの英雄ディオメデスは、アポロンに最初に月桂冠を授けた人、アポロンに最初に歌を捧げた人!!


――そういう事でしょ、黒川さん!?

..11/17 1:11(Wed)

そういう事です!

だから今回、僕は「海に投じられたアポロンを支えし三脚台」になぞらえ、以下のものを贈る。

デルフォイの土地をアポロンに贈った海神ポセイドン、
航海の無事を感謝し、デルフォイのアポロンの祭儀を創始した英雄ディオメデス、
デルフォイのアポロンを懐かしんで錨を捧げた人間ソストラトス。

アポロンを支えし彼ら三人の言葉を、あるいは月桂冠を、藤村さん、貴女に贈る。
..11/17 1:30(Wed)


――ああ、確かに受け取ったぜ…!!


お前が作って海に投じた三脚台を…!!



なるほど、10月20日の日記見てあわてたのはあれか、私が「アポロン集団リンチ事件」=アポロンがデルフォイにやってきた事件を書けば、

必然的にポセイドン様との取り決めの話も出るだろう、と思って焦ったわけか、黒川よ。
..11/17 1:38(Wed)

そういう事です。

人の二番煎じだけは僕のプライドが絶対に許さない!
貴女がサイトで既に記述した事、これを僕がなぞって贈るなど論外…

上の三つも、貴女が一度も記述した事がないものを狙って贈ったのです!もしそれを先に書かれたら僕のプライドが絶対に許さないでしょうが…!
..11/17 1:55(Wed)

――よし、これで全ての謎は解かれたと思うが、黒川さん、今あなたに言いたいのはだ……

今回は、私の負けだぜ………

というか、こんな事をやっている時点で両方とも負けなんだけどさ…!!

でも気持ちのいい負けをありがとう!!!!
このTシャツものすごく大切にいたします!!!
ありがとうございます!!!!
..11/17 2:38(Wed)

そんな嬉しそうに敗北宣言をされてもですね…。

もっと七転八倒して泣きわめいて頂きたいのですが…。
..11/17 2:41(Wed)

何いってんだ!!
昨日の夜、私がどれだけ七転八倒して、泣きわめいたか…!

両の目から噴水のごとく涙をほとばしらせ、
やがて濁流となった涙の海で溺れ流されながらも、

大海に投じられたただ一つの救いよ、とばかりに
必死でTシャツを握りしめ、

そのTシャツを心のいかだの帆としてはためかせながら、
幾千里もの海を越え、

君との座談会という灯台の元に、
私は今帰って来たんじゃないか…!!


ああ我が故郷の灯台よ、
いつか帰る場所を照らしてくれ!!
いつか帰るべき岸辺を!!


――そんなポエジーな状態だったよ!!
見れなくて残念だったな!黒川!!



さて、それじゃあそろそろ座談会をしめようと思うのですが、宜しいでしょうか。
黒川さん、ならびにここまでお付き合い下さった方、
またコメントを下さった方、本当にどうもありがとうございました!
私が最高に楽しかったように、みなさんにも楽しんで頂けていたら幸いです!

――最後に、遠い今治の空の下にいる好敵手にこの言葉を贈らせて頂きます。

『…黒川さん、汝、関東に住むも、四国に住むも、
 ひとしなみに変わらじ。
 首都なる東京に、はたまた風すさぶ今治に住みおらんとも!!』

..11/17 3:09(Wed)

『ああ、もう去るべき時が来た。僕は死ぬために、藤村さんは生きながらえるために。

しかし、我ら二人のうち、どちらがより良き運命に出あえるのか――それはアポロンより他に知る者が無い。』


――プラトン『ソクラテスの弁明』・最後の一節。(一部改)
..11/17 3:18(Wed)

そんな不吉な言葉で終わるなよ!!!(笑)
もうちょっと爽やかな言葉ないのか!
..11/17 3:20(Wed)

……『私は、彼女の知恵と高貴さを考えると、
   彼女のことを記憶しておかずにいはいられない。
   また記憶していて褒めないではいられない。

   そして、もし誰かある人が、
   かつて藤村シシンよりも有益なある者と付き合った事があるとすれば、
   その人は最も幸福とみなされるのに値する者である、と私は思う。』


――クセノポン『ソクラテスの弁明』・最後の一節。(一部改)。
..11/17 3:30(Wed)

泣かせるなよ…!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
――この場で申し訳ありませんが、拍手ありがとうございました。
お返事遅くなってて申し訳ありません!もう少々お待ち下さい!
..11/17 3:42(Wed)

うん。君は少しルーズすぎますよ。そういうのはきちんとしなさい。心配です。

大切な言葉を言い忘れておりましたが、
お誕生日おめでとうございます!
..11/17 3:52(Wed)

す、すみませんでした………気をつけます……。

それと、「お誕生日おめでとう」という台詞なら、この一週間で5、6回伺ったんですけど…黒川さんから……。
..11/17 3:58(Wed)

あれ!?そうでしたっけ、すみませんでした……。間違えました…!

戦いが終わって気が抜けてしまって……。
この2日間の文章を怖くて読み返す気になれませんよ…
極度の興奮状態で何を言ったか分かりません、変な事を申し上げた気がします。

もし藤村さんのサイトに不利益になる事を書いていたら本当に申し訳ありません…全て僕の責任です、と見ている方にお伝えさせて下さい。
..11/17 4:06(Wed)

それが…私も、なんか恥ずかしくて全然読み返せないので分からないんですが……
でも、ここは私のサイトなんですから、全ての責任は私にありますよ!

――ところで、今黒川さんから頂いたTシャツを見ていてしみじみ思ったんだが…


これって、黒川さんが描いたの!?
..11/17 4:46(Wed)

そうですよ!僕がフォトショップを使ってマウスで書いたんですよ!
左下のアポロンとポセイドンは違いますけども…。

ところで、その碑文のアポロンの綴り不思議です。
APOLON

になってますよね。Lが一つ足りません。
これはテッサリアの方言に近いと思いますが、
これを書いたのはアイギナ人…不思議じゃありませんか。
アイギナでもこの綴りを?
..11/17 5:22(Wed)

それ私も疑問!!
えーとまず、見ている方に説明させて頂きたいんですが、

アテナイだとアポロンを、
Apollon アポッローン 

と綴りますが、これは地域によって全然違くて、例えば
スパルタだと Apellon アペッローン
アルカディアだと Apeilon アペイローン
テッサリアだと、Aploun アプルーン

になります。
で、アイギナ島はスパルタと同じ方言のはずだから、アペッローンのはずなのですが…。
うーんでも、これが奉納されたのはイタリアのローマで、ギリシャじゃない。そっちの方言っていう可能性は…!?
くそッ…!ここにギリシャ語の方言辞書があれば…ッ!!
..11/17 5:37(Wed)

いや――でもこのアルファベットの字体は確かにアイギナのもの!

ちょっと!貴女アポロン好きなんでしたら、アポロンの方言ごとの綴りくらい全部覚えといて下さいよ!
..11/17 5:42(Wed)

黒川さんに読めないギリシャ語が私に読めるわけないだろ!!?

私、黒川さんのこと、いつか線文字Aを解読する男だと思ってるんだぞ!フンッ!!


..11/17 5:46(Wed)

それは恐縮ですが……でも、線文字Aはギリシア語かどうかも分からないじゃないですか…。
..11/17 6:08(Wed)

じゃあ賭けようぜ…

線文字Aがギリシャ語か否か!!


かつて解読された線文字Bはギリシャ語だった。
これによって、ミュケナイ文明がギリシア人の祖先が作ったものだと分かったわけだが!!

では、線文字Aもまたギリシャ語か!!
クレタ文明もギリシャ人の祖先が作った文明か!!

線文字Bには「ゼウス」や「アテナ」の名前を見いだせる。
線文字Aにもまたギリシアの神々の名が書かれているかどうか!!

賭けよう!!
..11/17 6:27(Wed)

それはいい…!
向こう30年は解読されそうに無いですからね――…一生楽しめそうじゃないですか、この賭けをネタに!

じゃあ僕は――僕は、線文字Aはギリシア語だ、と思う。
..11/17 6:41(Wed)

じゃあ私は、線文字Aはギリシャ語じゃない方に賭ける!
..11/17 6:42(Wed)

賭けの結果が楽しみですね――言っておきますけど時効ないですからね。
死んで地獄に堕ちた後も生きですからね、この賭けは。


では、そろそろ本当に終わりにいたしましょう――星彦さんたちにもどうぞよろしく。
前回の日記のアポロ計画、本当に驚きましたよ。まさかあんな恐るべき陰謀の片棒を担がされているなどと知らずに書いたんですからね、あの詩!
後で知って震えました。
..11/17 6:52(Wed)

<あとがき>
というわけで、最後だらだらと雑談で締りが悪かったのですが、今回はこれにて終了とさせていただきます!

途中、ものすごく時間が空いたりしたのは、Tシャツの写真を撮ってアップロードしたり、Tシャツのギリシャ語を辞書片手に必死に訳していたり(笑)していてスゲー手間取っていたからです。本当に忙しい二日間でしたが、とても楽しかったです!(笑)

また年末…?クリスマス…?があれば!(笑)やらせて頂きたいと思っています。ここまで読んで下さってどうもありがとうございました!
..11/17 23:45(Wed)

 

2010. 11. 20
      お詫び + ハーデス様に叱られたいと思うも、
ハーデス様の下ネタがあまりにもパリジャン

――まずは、こんなシケた顔のハーデスの隣で申し訳ないのですが、お詫びをさせて下さい。 
 
 
「パラダイス銀河」で「キンイロの日々」の碧木ぱおさんと一緒に
コピー本出そう!と言っていたのですが、延期になってしまいました。 
 
でいて、
この延期の原因は完全に私です。私が1億パーセント悪いです。ぱおさん、そして楽しみにして下さった方がいらしたら本当にすみません…!! 
お叱りはもちろんお受したい次第です。 
 
 
ぱおさん、本当に申し訳ありません…! 
もう私は今からぱおさんの
性奴隷になりにパラ銀に行きます!! 
性奴隷…いや、性具です…!
聖闘士性具です私!! 
三角木馬のって行きます! 
デルタ・ホース座の藤村で行かせて頂きます!!
 
 
ほんとうにすみませんでした…!! 
 
 
 
――というわけで、そんな己の気を引き締めるため、ハーデス様の怒りのお言葉を右上に描かせて頂きました。 
歴史上、最も有名なハーデス様のご神託を…!! 
 
そう、かつてギリシャの北西の果て、アケローン川のほとりに 
ハーデス様の死霊神託所があった。 
 
 
 
そこにある日妻を亡くした男がやってきて言うには、 
 
「偉大なる冥界の神々よ、お答えください。先日、妻を亡くして以来、私の周りで不吉な事ばかり起こるのです。 
 
――私は妻に対して何か悪い事をしたのでしょうか?」
 
 
これに対して神託は告げるには、 
 
 
「お前は冷たいかまどに熱いパンを入れたではないか…!」 
 
 
――この曖昧な神託の意味を男は瞬時に悟って、震えあがった。 
 
そう、
男は死んだ妻を、秘密裏に死姦していたのだった。 
 
 
”お前は冷たいかまどに熱いパンを入れた。” 
  
(お前は死んで冷たくなった女性と交わった。) 
 
死者は冥王の財産であり、これを穢すことは例え夫であっても許されない。 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
――多分、この話、古代ギリシャの男が聞くと、 
「コエー!!やっぱハーデス様は見てんだな〜!悪い事できねえな!」オチンチンすくみあがる話だと思うんですけど、 
 
私がまず最初に思ったのは… 
ハーデス様…――男根をパンに例える男…!! 
 
私…私、
男根をパンに例えるのはフランス人くらいだと思ってたよ!! 
 
「よう、ピエール!見ろよ、俺の股間のフランスパンがエッフェル塔だぜ!」
 
 
みたいなのっしょ!?フランス下ネタって!? 
 
横浜市民が男根をランドマークタワーに、 
長崎市民が出島に、 
そして今治市民がうずしおパイ 
に例えるように!! 
 
パリっ子たちの男根メタファーは当然フランスパンでしょ…!? 
 
 
…この推論にのっとれば! 
ハーデス様の下ネタのセンスまじパリジャンじゃね!? 
その下ネタ、シャンゼリゼ通りでも通じるだろ…!!! 
 
「パンが無ければお菓子を食べればいいではないか。」とか言うんでしょ!? 
パンは男根、お菓子は乳首の暗喩で!!
 
 
ほれなおしたわ…! 
ほれなおしたわ、ハーデス様…!!
 
 
 
 
加えてハーデス様って、やっぱ奥さんの側に立って怒ってくれるんだな、というか…! 
まあ、ハーデス様が直接言っているわけではなく、間接的な神託だし、ただ単に、自分の財産が侵害された事に対して怒ってるんだと思うが! 
 
でもこう、冥界の法廷に立ったこの奥さんに、 
 
妻「――冥界の王よ、どうか私の訴えをお聞きください!…私の死体は夫に穢されたのです…!こんな悲しい事がありましょうか、こんな許し難いことがありましょうか!」 
 
ハーデス様「………」 
 
妻「お願いです、どうかあの男を裁いて下さい!」 
 
ハーデス様「………」 
 
「冥界の法廷はこんな暴挙を見過ごすのですか!冥王よ…あなたの法の下ではどんな人間も平等のはず…!!」 
 
ハーデス様「……我々の法は生者には適用されぬ。」 
 
「でも私は死者です…私はあなたの財産、あなたの家族です! 
 
   
どうか私を助けて…父なる冥王よ…!」
 
 
 
――という感じで泣きつかれ、 
ほだされてるハーデス様の図が容易に妄想できてしまう…!!(笑) 
 
ハーデス様が「自分の財産を侵害されるとすげえ怒る」っていうのは、 
守銭奴的な意味よりも、
自分の家族(=財産)を守ってる、 
って感じだといいなあと思います。 
 
 
男”――私は妻に対して何か悪い事をしたのでしょうか?” 
 
 
ハーデス様
「………妻に何か悪い事をしたか、だと…? 
 
お前は冷えたかまどに熱いパンを入れたではないか…。死んだ妻にひどい扱いをしたではないか…!」
 
 
 
ああーー!!ハーデス様まじパリジャンだ…これ…!!! 
 
 
 
――とまあ、馬鹿はこれくらいにして、 
いつかハーデス様の神託所には行ってみたいです!フランスにも!!(笑) 
…そして死後ハーデス様の前にひっ立てられる時にはこう、
「後ろめたい事は一切してません!そしてハーデス様、好きです!」と言える魂でいたいわ、ほんと!! 
 
 
後半どうしようもない話になってしまって申し訳ありませんが、コピー誌の件、本当に申し訳ありませんでした。 
ではパラ銀に行ってまいります! 
 
 
拍手ありがとうございます!!いつも励みになっております。 
そして、コメントもどうもありがとうございます! 
返信いつも遅くて申し訳ありませんが、一つ一つ大切に読ませて頂いております…嬉しさに何度も読みかえしつつ! 
本当にありがとうございます。 
 
お返事は9月23日分まであります!  
 

…取り敢えず、長崎市民は分身を出島には例えません(笑)
あれはどちらかというと、胸に例えることが多いですね。
..11/23 20:57(Tue)

はじめまして、いつも楽しく見させていただいています。
えと、こういうのあまりしたことないのでどうしていいやらわかりませんが...変なことになってたらすみません;←

ハデスさまはパリジャンだったんですね...!w←
ハデスさまはなんだか強そうなイメージもありますが
その裏にやさしさのある方だと勝手に妄想しています(笑)
..1/14 19:32(Sat)



藤村シシン
古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家。
高校で出会ったアニメ『聖闘士星矢』がきっかけでこの道へ。東京女子大学大学院(西洋史学専攻)修了。

◆著書『古代ギリシャのリアル』(実業之日本社)。◆ NHKカルチャー講座講師。◆2020年オリンピック採火式NHK生中継内、古代ギリシャ語同時翻訳。 ◆平成28年 東京国立博物館『特別展・古代ギリシャ』公式応援サポーター。 ◆UBIソフト『アサシンクリード・オデッセイ』公式コラボ ◆古代ギリシャナイト主催。 など。

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