姉宅に度々訪れる黒猫母さんに子供が生まれたが 自然の中で生きていくにはあまりにも厳しい田舎の自然環境。 結局一匹の男の子のみが生き延びて元気に育っているそうだ。 その子がこの頃彼女を連れてやって来るという。 しかもそれをお母さんに見つかると、人間の様にオドオドするらしい。 なんとか母子、彼女とも家の中に保護してやって欲しいが なかなか気を許してくれなくて、とてもじゃないが捕まえられないと言う。 今のところ食べ物だけには困らないようにしているそうだ。 以前からやって来ているカラスのカー蔵(仮名)も、この頃は彼女を連れてやって来る。 カー蔵は決してナマモノを口にしない。 必ず火の通ったものを彼女と分け合いながら食べる。 2個与えても必ず彼女のために1個残すと言う。 カラスなんて同じに見えるけど、姉にはカー蔵がわかるそうだ。 そんな風に田舎の姉宅には色んな生き物が訪れる。 キツネやタヌキ、フクロウもやって来る。 山と人里の境界線が近くなっているのだろう。 この頃はテンも現れると言う。 今度ダー画伯のテンの絵を持ち帰って、真偽のほどを確かめなくては。
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